第2週目 クロムノート・ウェルサキオンの一週間
◆日記
クロムノート・ウェルサキオン
43歳。独身。出身地不明。
14歳より傭兵として各地の傭兵団を渡り歩いている。ゲリラ戦の経験豊富。戦機の搭乗経験あり。鹵獲した旧型の軽二脚の戦機を使用。
傭兵団でも自発的な教育活動を度々行っていた。
柔軟性・想像力に欠けるため教師としての適性は薄いが、面倒見が良いため慕う者も多い。
目的達成のためなら非情な行動も取れるが、必要ならば躊躇しないだけであり、自身や仲間に影響がない範囲であるならば善意からの行動を取る傾向にある。
傭兵はあくまで仕事というスタンスであり、必要以上に戦闘行為・戦争そのものを賛美あるいは嫌悪する精神的傾向は見られず――
「……それでだ」
報告書をそこまで読んだ男は、書類をデスクの上に放りながら顔を上げて、それを持ってきた部下の顔を見る。
「君は、あくまでこの書類に不備は無いと、そう主張するのかね?」
部下は困惑と恐怖を混ぜたような表情を浮かべながらも、視線を男へとまっすぐに向けて答える。
「は、はっ。書類は当人の自己申告と、面接などを踏まえたうえでこちらで作成しています。手順は通常通り、滞りなく実行されており、改竄された形跡もありません」
「…嘘をついていた、という可能性は?」
「可能性はありますが、考え辛いと言わざるを得ません」
「なぜ?」
「理由は2つあります。1つは、面接を行った担当は私を含めて3人ですが、他の2人も、そして私自身も彼が嘘をついていたとは感じませんでした」
根拠としては弱い直感の話ではあるが、今報告している部下は何百という数の兵士に対して面接を行っているのだ。ある程度の信用はおけるだろうと男は判断した。
「もう1つは…。態度があまりにも急変な点です。
仮に面接時に偽ったとして、いくらなんでも本性を出すのが早すぎますし、あからさますぎます。アレはもう豹変という言葉ですら片付けられません。人が成り変わったとしか思えないほどです」
「…その可能性はあるのかね?」
「双子がいたという情報はありませんし、外見特徴は細かな傷も含めて一致しています。可能性は低いと見て良いでしょう」
「精神的な病は?」
「助言を求めたところ、上り幅も下がり幅もなく、平時からあの状態がずっと続いているのは考え辛いとの事でした」
「……では君の結論は? あの男の豹変を、どう思う」
「理由は分かりませんが…。文字通り、姿形はそのままに、中身が別人になる何かがあったのだと推測されます」
「何か、か。……言っては悪いが、実際に見た印象だと、あの男は戦争狂いにしか見えんぞ。とても部下を教育しようなどというたまには見えん」
洗脳ならやりかねないがな、という言葉を男は堪えて飲み込む。
「…ああいう手合いが当然のような顔をして戦場に出て、金を稼ぐ事は避けたい。今は良い。戦に困らないからな。だが、戦を失ったら奴はどうなる。奴は何をする?
いや、それ以前に。戦を失わせないためにヤツが何かしでかす可能性さえある…!」
「…仰る通りですが、彼だけを危険視するわけにはいきません。彼はあからさまですが、中には潜伏する者や潜在的な同志が紛れているかもしれないのですから」
「ではどうする…?」
「…幸い、彼の求める戦は、しばらく続くと見られています。要注意対象として監視を続けるのが最適かと」
「後手になるが。それしかないか」
苦々しい顔をしながら、男が頷く。
「…では貴官に命じる。この男を要注意対象として監視せよ。もしも危険人物であると貴官が判断した場合――」
「――然るべき処置を、ですね?」
そうだ、と目線だけで男は返し、部下もわかりました、と頷きを返す。
「では、さっそく部下に伝達を行ないますので、失礼いたします」
「頼んだぞ」
一礼し、部下が部屋から退室する。
部屋に一人だけとなり、男はきぃ、と椅子の背もたれに体を預けながら、机の上に投げ出した書類を見て。
「……まるで、何かに憑かれたみたいだな」
ぽつり、と呟いた。
43歳。独身。出身地不明。
14歳より傭兵として各地の傭兵団を渡り歩いている。ゲリラ戦の経験豊富。戦機の搭乗経験あり。鹵獲した旧型の軽二脚の戦機を使用。
傭兵団でも自発的な教育活動を度々行っていた。
柔軟性・想像力に欠けるため教師としての適性は薄いが、面倒見が良いため慕う者も多い。
目的達成のためなら非情な行動も取れるが、必要ならば躊躇しないだけであり、自身や仲間に影響がない範囲であるならば善意からの行動を取る傾向にある。
傭兵はあくまで仕事というスタンスであり、必要以上に戦闘行為・戦争そのものを賛美あるいは嫌悪する精神的傾向は見られず――
「……それでだ」
報告書をそこまで読んだ男は、書類をデスクの上に放りながら顔を上げて、それを持ってきた部下の顔を見る。
「君は、あくまでこの書類に不備は無いと、そう主張するのかね?」
部下は困惑と恐怖を混ぜたような表情を浮かべながらも、視線を男へとまっすぐに向けて答える。
「は、はっ。書類は当人の自己申告と、面接などを踏まえたうえでこちらで作成しています。手順は通常通り、滞りなく実行されており、改竄された形跡もありません」
「…嘘をついていた、という可能性は?」
「可能性はありますが、考え辛いと言わざるを得ません」
「なぜ?」
「理由は2つあります。1つは、面接を行った担当は私を含めて3人ですが、他の2人も、そして私自身も彼が嘘をついていたとは感じませんでした」
根拠としては弱い直感の話ではあるが、今報告している部下は何百という数の兵士に対して面接を行っているのだ。ある程度の信用はおけるだろうと男は判断した。
「もう1つは…。態度があまりにも急変な点です。
仮に面接時に偽ったとして、いくらなんでも本性を出すのが早すぎますし、あからさますぎます。アレはもう豹変という言葉ですら片付けられません。人が成り変わったとしか思えないほどです」
「…その可能性はあるのかね?」
「双子がいたという情報はありませんし、外見特徴は細かな傷も含めて一致しています。可能性は低いと見て良いでしょう」
「精神的な病は?」
「助言を求めたところ、上り幅も下がり幅もなく、平時からあの状態がずっと続いているのは考え辛いとの事でした」
「……では君の結論は? あの男の豹変を、どう思う」
「理由は分かりませんが…。文字通り、姿形はそのままに、中身が別人になる何かがあったのだと推測されます」
「何か、か。……言っては悪いが、実際に見た印象だと、あの男は戦争狂いにしか見えんぞ。とても部下を教育しようなどというたまには見えん」
洗脳ならやりかねないがな、という言葉を男は堪えて飲み込む。
「…ああいう手合いが当然のような顔をして戦場に出て、金を稼ぐ事は避けたい。今は良い。戦に困らないからな。だが、戦を失ったら奴はどうなる。奴は何をする?
いや、それ以前に。戦を失わせないためにヤツが何かしでかす可能性さえある…!」
「…仰る通りですが、彼だけを危険視するわけにはいきません。彼はあからさまですが、中には潜伏する者や潜在的な同志が紛れているかもしれないのですから」
「ではどうする…?」
「…幸い、彼の求める戦は、しばらく続くと見られています。要注意対象として監視を続けるのが最適かと」
「後手になるが。それしかないか」
苦々しい顔をしながら、男が頷く。
「…では貴官に命じる。この男を要注意対象として監視せよ。もしも危険人物であると貴官が判断した場合――」
「――然るべき処置を、ですね?」
そうだ、と目線だけで男は返し、部下もわかりました、と頷きを返す。
「では、さっそく部下に伝達を行ないますので、失礼いたします」
「頼んだぞ」
一礼し、部下が部屋から退室する。
部屋に一人だけとなり、男はきぃ、と椅子の背もたれに体を預けながら、机の上に投げ出した書類を見て。
「……まるで、何かに憑かれたみたいだな」
ぽつり、と呟いた。
STORY
本日のニュースです先日発生した企業連盟の基地爆破事件について、連盟は熾天使旅団を名指しで批判しています
熾天使旅団はリソスフェア要塞を支配する西方辺境最大の軍閥であり、素直に賠償を受け入れるとは思えません
各地の勢力は、企業連盟、または熾天使旅団を中心とした辺境軍閥か。いずれかの勢力への支持を迫られています
一方、ハイドラ大隊の総指揮を執る≪霧笛の塔≫関係者は企業連盟に対し不信感をあらわにしています
証拠こそないものの、基地爆破事件は絶妙なタイミングであり、辺境軍閥は苦しい立場に立たされ……
◆訓練
反応の訓練をしました反応が10上昇した
反応の訓練をしました反応が11上昇した
反応の訓練をしました反応が12上昇した
反応の訓練をしました反応が13上昇した
反応の訓練をしました反応が14上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
クロムは簡易操縦棺を破棄した!!
クロムは簡易軽二脚Aを破棄した!!
クロムは簡易腕部を破棄した!!
クロムは簡易速射砲を破棄した!!
◆購入
クロムはよくあるレッグパーツを360cで購入した!!
クロムは試作型エネルギー変換器『AR-001』を360cで購入した!!
クロムはカルキノスコフィン・ザ・ファーストを360cで購入した!!
◆戦闘システム決定
アサルト に決定!!
◆アセンブル
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット6に簡易粒子ブレードを装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に簡易レーダーを装備した
スロット9にオールドエッジを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
終わらない戦火をの活動記録
戦争! 戦争! 戦争だ!
喜べよ下種畜生ども。地獄のラッパが響いてきたぞ。
俺達が呼ばれている。
多くの血を流すため、多くの命を踏み潰すため、多くの死を広げるために。地獄の戦鬼が。
よう戦友! アンタが求めるのは血か? 金か? 闘争か? 栄誉か? はたまた正義なんて求めてるのか?
まあ、いいさ。どれだって。御大層な理由だろうがクソみたいな理由だろうが、やる事も同じなら逝く場所も同じなんだからよ。
どうあれ、ここにいるって事は俺と同じく戦争をより盛り上げたいってイカレ共だ。
死体と涙と恨みと鉄屑を空高く積み上げたいって、死んだら地獄行き間違いなしの畜生共だ。
同じ死体を漁る野良犬同士、せいぜい仲良く分け合っていこうぜ、なあ?
--------------------------------------------------
格闘反応な命が葉っぱ勢のあなたに。
ユニオン活動は格闘×3 反応×2 → 格闘×2 反応×3の順で更新毎に変更していきます。
10人の状態で死亡者が出た場合、また2更新以上行動しない場合は参加許可を外す可能性があります。ご了承ください。
ユニオン購入は序盤は経験値+1、中盤以降は素材+1を予定しています。
喜べよ下種畜生ども。地獄のラッパが響いてきたぞ。
俺達が呼ばれている。
多くの血を流すため、多くの命を踏み潰すため、多くの死を広げるために。地獄の戦鬼が。
よう戦友! アンタが求めるのは血か? 金か? 闘争か? 栄誉か? はたまた正義なんて求めてるのか?
まあ、いいさ。どれだって。御大層な理由だろうがクソみたいな理由だろうが、やる事も同じなら逝く場所も同じなんだからよ。
どうあれ、ここにいるって事は俺と同じく戦争をより盛り上げたいってイカレ共だ。
死体と涙と恨みと鉄屑を空高く積み上げたいって、死んだら地獄行き間違いなしの畜生共だ。
同じ死体を漁る野良犬同士、せいぜい仲良く分け合っていこうぜ、なあ?
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格闘反応な命が葉っぱ勢のあなたに。
ユニオン活動は格闘×3 反応×2 → 格闘×2 反応×3の順で更新毎に変更していきます。
10人の状態で死亡者が出た場合、また2更新以上行動しない場合は参加許可を外す可能性があります。ご了承ください。
ユニオン購入は序盤は経験値+1、中盤以降は素材+1を予定しています。
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1100
攻撃戦果補正4.39%
支援戦果補正4.94%
防衛戦果補正4.91%
撃墜数補正 0.1%
販売数補正 0.1%
合計現金収入1266
整備費 -148
ユニオン費 -100
パーツ販売数 1個
◆経験値が16増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.39%
支援戦果補正4.94%
防衛戦果補正4.91%
撃墜数補正 0.1%
販売数補正 0.1%
合計現金収入1266
整備費 -148
ユニオン費 -100
パーツ販売数 1個
◆経験値が16増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
クロムは粒子吸着材21を入手した!
クロムは貯水タンク21を入手した!
明日の戦場
第1ブロック
企業間闘争
いわゆる代理戦争だ。こちらがハイドラ大隊だからと油断するな。敵も最新式の兵器を集めている
来週の霧濃度:40%
来週の電磁波:40%
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キャラデータ
名前
クロムノート・ウェルサキオン
愛称
クロム
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プロフィール
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43歳。独身。14の頃から傭兵稼業を続けて来たとは本人の談。世界中の戦場を巡りに巡って、最終的にこの地へ辿り着いた。 夢も情熱も枯れ果てた男であり、戦がもたらす不幸と理不尽は嫌というほど味わってはきたものの、明日を夢みる若い兵士が死ぬ当たり前の不幸については未だ折り合いをつける事ができず、危なっかしい新兵を見つけると世話を焼かずにはいられない。 基本的にぶっきらぼうで説教臭い。従順ではあるが柔軟性や独創力に欠ける、悪人ではないのだが不器用が災いして全年代からやや煙たがれてしまうようなおっさん。 乗騎機体『軽二脚 DA25 "レイジングヴァイパー"』 軽量の二脚型ウォーハイドラ。 機動力に重点を置いてチューンナップされた機体であり、少しでも重量を軽くし、動作性を上げるために射撃よりも近接戦闘向き。 速度の反面装甲は脆く、コックピットの防御性能も低いため搭乗者は他の機体以上に命の危険に晒される。 クロムは重装甲の機体に比べると安価であり、修理も容易なためこういった機体を好む傾向にある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 軽二脚A | よくあるレッグパーツ [20/機動/---]![]() 機動[598] 跳躍[157] AP[438] 旋回速度[658] 防御属性[物理] 防御値[180] 貯水量[87] 積載量[1900] 消費EN[270] 金額[360] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
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2 | エンジンA | 試作型エネルギー変換器『AR-001』 [20/重量軽減/---] | ▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 操縦棺B | カルキノスコフィン・ザ・ファースト [20/重量軽減/---] | ▼詳細 |
5 | 素材 | 粒子吸着材21 [21/耐粒/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---]《装備:6》 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 硬質ダガーA | オールドエッジ [20/機動/---]《装備:9》 火力[412] 連撃数[3] 防御属性[粒子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[140] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[12] 金額[360] 弾薬費[10] 重量[50] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
10 | 素材 | 反動吸収機構20 [20/変形/---] | ▼詳細 |
11 | 素材 | 機械油20 [20/旋回/---] | ▼詳細 |
12 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] | ▼詳細 |
13 | 素材 | 貯水タンク21 [21/貯水/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
14 | --- | --- | --- |
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