ENo.0145　ニール・E・C・A・ウエザラル

ニール「さて・・・・コレで上手い感じに行くかなぁ？」

ノア「行けば良いけど・・・・如何せん、ここの『技術』もとい『システム』がちゃんと『俺達の体』に適合してくれるのかねぇ？」

ネイ「でもやらないよりも、やった方がましだろ・・・・ダメ元でもさ・・・・まぁシステムの起動するぞ？」

何やらハイドラの操縦棺の中に入って何やら弄っている多頭、有翼、植物混じりの青年達。

ニール「・・・・どうかな？」

色々な表示がされる画面をのぞきこむ青年・・・・すると。

ニール「う・・・・くっ・・・・」

ノア「コレは・・・・」

ネイ「・・・・落ち着け・・・・『システム』が少し違うだけだ・・・・『制御』するぞ？」

ニール「・・・・ふぅ・・・・何とか僕等と『適合』してくれたかな・・・・？」

画面を再び覗き込む・・・・システム的にはオールグリーンのようだ。

ノア「ちょっと、びっくりしたけどね・・・・」

ネイ「まぁ・・・・びっくりするのも仕方ないさ、でもコレで『やり方』も分かったし俺達の一部として動いてくれるだろうよ？」

ニール「そうだね・・・・まぁ僕等みたいに体の方が先に『弄られている』ってのは珍しいっぽいし手間取ったと言えば手間取ったけどね？」

彼等が何をやっていたのかと言うと自らを生体部品としてハイドラへと繋げる改造を行い、その起動を行っていたのだ・・・・ただ彼等は既に生れつき特殊な体をしており機械などを『自らのシステム』として組み込む事が出来た。

実際は・・・・組み込むと言うより『自らの意識』を『システム内へ飛ばす』と言った方が正しいのだが・・・・まぁ、その改造を今回、自機に漸く施す事が出来たのだ。

ネイ「後は、ちゃんと俺達の指示通りに動いてくれるかだな・・・・」

ノア「だね・・・・まぁ時間が無いから、そのまゝ実戦で試すしかないのが痛い所だけどね？」

ニール「そうだね・・・・とは言え気をつけなきゃ・・・・この間のような『暴走』をさせないためにもね？」

そう・・・・先週、彼らの機体はかなりの打撃を受けたのだが・・・・その時、暴走をし逆に何とか事無きを得る事ができのだ。

ノア「だな・・・・まぁ・・・・気をつけようぜ・・・・俺達自身にも、どんな影響が出るか分からないしな？」

ネイ「確かにな・・・・でも上手く制御が出来れば、それはそれで強いかもな？」

ニール「何れにせよ、今回は無茶はしないようにしよう・・・・本当に何があるか分からないからね？」


と・・・・極力、サポートに徹する気満々のニール達。

彼等が施した、この改造が吉となるか凶となるかは今はまだ分からない。

一応立ててみた・・・・方向性は決まってないかもね？