第2週目 ファロ・マクルスの一週間
◆日記
不甲斐ない。
幾つもの折れた脚を引きずって帰投しながら、仮面の下で私は嗤う。
防衛には自信があった。リオと一緒に戦っていた頃はランキングにも載ったことがある。それに今回は予備偵察だ。深追いするわけじゃない。
手を抜いたつもりはなかったが、そんな奢りが私になかったかと言われると、いまひとつ自信がなかった。
事実として私は撃墜され、半壊状態でガレージに戻ることになった。
「モンテズマ、大丈夫か?」
リオの声で我に帰る。
彼は私が戻ってすぐに整備を始めてくれた。折れた脚も、ひしゃげた腕も、骨格部の修復はほぼ完了していた。私のことならリオは私と同じぐらい詳しい。
「おおまかな構造修復は済んだ。装甲の張替えはこれからだけれど……痛むか?」
【いえ、大丈夫です。ありがとうございます】
今の私に人間で言う痛覚はない。損傷率は「不快」の値で表されるが、それだって単なるパラメータの一つに過ぎない。けれど、そんな私でもリオは気遣ってくれる。私はそれが嬉しい。
【残りは明日以降でも大丈夫ですよ。あなたもオペレートで疲れているでしょうし、それに、艦長やリビーさんも……】
「無茶してんじゃねえ!」
鋭い声が飛んできて、はっとリオが顔を上げるのが見えた。パーテーションの向こう側、『雪華雪香』の方。リビーさんの声だった。
【リオ、着替えてきます】
短く彼に告げて、切り替える。
「目を開けた」時にはもう、私は自室のベッドの上にいた。状態は良好。機体に載せていたらこうはいかなかっただろう。やはりこちらに置いてきておいてよかった。そう考えながら部屋を出て、ガレージに駆け込む。
ガレージに併設されたシャワールームからほど近いところで、リビーさんが艦長に掴みかかっていた。……否、リビーさんが艦長を簡易服に着替えさせていた。艦長の怪我の状態も見ているんだろう、動きの荒々しさとは裏腹に手さばきは的確だ。両手を軽く上げた艦長が、困ったような顔で笑って言った。
「大丈夫ですよ、打ち身だけです。あとは、領域の急速離脱を繰り返したことによる疲労感くらいで……」
「煩え!!!!」
リビーさんが声を張り上げる。その声に滲む感情を認識して、一瞬私の知覚がフリーズする。私の前に立つリオの肩がびくりと跳ねた。恐らく私の体も似たような反応をしただろう。
艦長だけが、泰然とそこに立っていた。
「すみません。敵の戦闘力と、新規に積んだ装備の挙動を、少し甘く見積もりましたね」
「だから! 俺が出るって言っただろう!! ハイドラの手配はなんとでもなる、あんたは後方で、あんたが……」
「『万全な貴方と黒金乱眼』であればそれも一つの案ですが……、今、我々の出せる最大戦力は『私と雪華を、貴方がサポートする』1機、『モンテズマ君とバーントイエローを、リオ君がサポートする』1機、合計2機だと、散々話したでしょう?」
「そんなことは、関係ねえんだよ!!」
大きな音を立ててリビーさんが足を踏み鳴らした。ひゅっ、とリオが息を飲む音が聞こえる。
「リビー、足を痛めてはいけない」
「何回折れたって知ったことか!! 実際! 俺のオペレートで!! あんたと雪華雪香は撃墜されてる!! あんたと、雪華雪香だぞ!? ……俺が、俺がクソみてえな援護しかできなかったせいだ!!」
リビーさんが艦長に詰め寄る。リオが硬く両手を握りしめている。
ああ、だめだ。この空気は良くない。私の最優先事項に反する。
「いいえ、リビーさん」
だから私は二人の間に割って入る。
「私は自ら盾役を立候補したのに果たせなかった。結果、雪華雪香も撃墜されてしまった。私の援護不足です。申し訳ありません」
リビーさんは何も言わなかった。一言も私を責めずに、黙って首を横に振った。
彼が身の回りのトラブルを誰かのせいにすることはほとんどない。その代わり全てを「自分のせいだ」と抱え込んでしまいがちだ。それを看過できないから、私もリオも言葉を惜しむことはない。
私は艦長の方を見て続けた。
「すみません、艦長。私のデータ不足です。正直なところ5年前とは桁が違います。しばらくきつい戦いになるかと」
「作戦行動は最終的に私が判断したことですから謝る必要はありません。それに、敵の情報も《残像領域》での経験も、5年前のものと今のものを付き合わせることに意味がある」
「……ありがとうございます」
本来なら、私は彼とこうやって並び立って話すことも難しい立場だ。私のような存在ならば叱責では済まないところを、艦長は不問にしておいてくれる。そのことに密かに感謝する。
ぱたり、と、艦長の服を握っていたリビーさんの手が落ちた。やり場がない何かを押し込めるように、その手が硬く握り締められる。彼の隣にもう一つ、別の気配が立った。
「リビー」
柔らかな声でリオが言う。
「おれも予想できなかった。この5年の変化を、この場にいる誰もが把握しきれていなかった。リビー、誰も悪くない。艦長も、あなたも」
リオの言葉は穏やかだったけれど、それでもリビーさんには堪え難かったらしい。彼がすごい勢いで顔を上げた。小柄な体から立ち上る怒気は目に見えるようで、それでいてどこか、切り裂かれたばかりの傷口に似て痛々しかった。
「とにかく!! あんたは部屋にこもって安静にしてろ!! 飯は運ぶ!! 雪華雪香の整備も全部俺がやる!!!」
それだけ怒鳴ってから、彼は私たちに背を向けた。わずかに左足を引きずりながら居住区に向かう。リオは一瞬だけ私を見て、それからすぐにリビーさんを追った。居住区に続くドアの前で彼に合流し、小柄な背中に寄り添うようにしてガレージを出ていく。
後には私と艦長だけが残された。
傍に立つ艦長を見る。彼もまた、リビーさんとリオが去った方を見つめていた。
「……今後の観測作戦のための予備偵察行動だったというのに、失敗したな……」
艦長の言葉に、思わず唇を噛む。
リビーさんは元々不安定な面があるけれど、それを自力でカバーしきれてしまう人だ。普段の彼ならここまで取り乱すことはない。
けれど5年ぶりの残像領域はイレギュラーな事態の連続で、私たちはあらゆる点において迅速かつ正確な変化を迫られていた。人間は基本的に恒常性を重んずる性質があるから、変化の激しい環境は多大なストレスになる。
それに加えて、今回は彼にとって最も大事な人である艦長が撃墜されてしまった。ああいう反応をするのも無理はない。
「リビーさん、いつも以上に不安定ですね……」
リオのケアが追いつくといいのだけれど。自分の眉が情けなく下がるのが分かった。
艦長が溜息をついて、軽く肩を竦めた。打ち合わせ用のパイプ椅子に腰を下ろし、私に目配せをする。小さく頷いて、私も艦長の正面の席に腰を下ろした。
「ええ。リビーは、私が自分で言うのもおかしいけれど『私の世話をすること』に大層な喜びを感じているので、取り上げてしまうと酷く悲しむし……。何より貴方の言う通り、今は『私のそばに居られる喜び』と『自分が戦えない現状に対するストレス』『私たちの負傷を懸念してのストレス』などで、とにかく不安定です。あまり、さらなる負荷はかけたくない……のですが、失敗しました」
「……そうですね。しかし、あの方の精神状態に関してはこちらからの『緩和』の効きが鈍いように思います。現状を維持しつつ、改善の方向からは外れないようにしていくべきでしょう。艦長も、あまりご無理はなさらずに」
少なくとも今より悪い状況にしてはいけない。そのためには艦長の身の安全は必須だ。念を押すつもりで言った私に、艦長は苦く笑った。
「貴方やリオ君がいるので、そこまで心配はしていませんが……私がいくぶん羽目を外してしまったせいで、初手からリビーを緊張させましたからねえ。『ブラン』の姓を名乗らせたのは、少々、この状況に甘えすぎだったかもしれない」
ワジオン・ブランとレグルス・ブラン。こちらでの艦長とリビーさんの偽名だ。彼らの本来の関係性を鑑みればおかしくはないが、リビーさんとリオはそれぞれに「ものすごい」反応をした。二人の様子を思い出す度、私はどこか遠くを見てしまいたくなる。
「艦長、こっちにきてからめちゃくちゃ羽伸ばしてますもんねえ。リビーさんの姓については、リオもすっっっっごく……」
そうして能天気に意識を飛ばしていたからだろう。艦長のスイッチを入れてしまったことに、若干気がつくのが遅れてしまった。
艦長が白い髪をかき上げる。垣間見える黒水晶の目に火が灯った。親しげな一方で滅茶苦茶な熱量を帯びているそれがまっすぐに私を射抜く。
「でも! あれと堂々と同じ姓を名乗れるなんて!」
ずい、と整った白い顔が詰め寄ってきて、思わず私は仰け反ってしまう。
「早々得られる機会ではありませんからね!?」
「そ、そうですね、千載一遇の機会だとは思いますよええ、ほんと!!」
艦長、かつ中佐という立場上、普段の彼はなかなか自由に身動きが取れない。艦隊から隔たれたこの状況は、彼にとっては間違いなく『千載一遇の機会』だろう。問題は、その認識の共有がリビーさんとうまくいっていないところにあるのだけれど。
(……リオは、うまいことリビーさんと話せているかなあ)
別室にいるであろう二人思う。今この場にリビーさんがいてくれたら、もう少し艦長のお考えも伝わるだろうか。あるいは、もっと時間が必要か。
そんなことを考えながら、私は密かにため息をついた。
幾つもの折れた脚を引きずって帰投しながら、仮面の下で私は嗤う。
防衛には自信があった。リオと一緒に戦っていた頃はランキングにも載ったことがある。それに今回は予備偵察だ。深追いするわけじゃない。
手を抜いたつもりはなかったが、そんな奢りが私になかったかと言われると、いまひとつ自信がなかった。
事実として私は撃墜され、半壊状態でガレージに戻ることになった。
「モンテズマ、大丈夫か?」
リオの声で我に帰る。
彼は私が戻ってすぐに整備を始めてくれた。折れた脚も、ひしゃげた腕も、骨格部の修復はほぼ完了していた。私のことならリオは私と同じぐらい詳しい。
「おおまかな構造修復は済んだ。装甲の張替えはこれからだけれど……痛むか?」
【いえ、大丈夫です。ありがとうございます】
今の私に人間で言う痛覚はない。損傷率は「不快」の値で表されるが、それだって単なるパラメータの一つに過ぎない。けれど、そんな私でもリオは気遣ってくれる。私はそれが嬉しい。
【残りは明日以降でも大丈夫ですよ。あなたもオペレートで疲れているでしょうし、それに、艦長やリビーさんも……】
「無茶してんじゃねえ!」
鋭い声が飛んできて、はっとリオが顔を上げるのが見えた。パーテーションの向こう側、『雪華雪香』の方。リビーさんの声だった。
【リオ、着替えてきます】
短く彼に告げて、切り替える。
「目を開けた」時にはもう、私は自室のベッドの上にいた。状態は良好。機体に載せていたらこうはいかなかっただろう。やはりこちらに置いてきておいてよかった。そう考えながら部屋を出て、ガレージに駆け込む。
ガレージに併設されたシャワールームからほど近いところで、リビーさんが艦長に掴みかかっていた。……否、リビーさんが艦長を簡易服に着替えさせていた。艦長の怪我の状態も見ているんだろう、動きの荒々しさとは裏腹に手さばきは的確だ。両手を軽く上げた艦長が、困ったような顔で笑って言った。
「大丈夫ですよ、打ち身だけです。あとは、領域の急速離脱を繰り返したことによる疲労感くらいで……」
「煩え!!!!」
リビーさんが声を張り上げる。その声に滲む感情を認識して、一瞬私の知覚がフリーズする。私の前に立つリオの肩がびくりと跳ねた。恐らく私の体も似たような反応をしただろう。
艦長だけが、泰然とそこに立っていた。
「すみません。敵の戦闘力と、新規に積んだ装備の挙動を、少し甘く見積もりましたね」
「だから! 俺が出るって言っただろう!! ハイドラの手配はなんとでもなる、あんたは後方で、あんたが……」
「『万全な貴方と黒金乱眼』であればそれも一つの案ですが……、今、我々の出せる最大戦力は『私と雪華を、貴方がサポートする』1機、『モンテズマ君とバーントイエローを、リオ君がサポートする』1機、合計2機だと、散々話したでしょう?」
「そんなことは、関係ねえんだよ!!」
大きな音を立ててリビーさんが足を踏み鳴らした。ひゅっ、とリオが息を飲む音が聞こえる。
「リビー、足を痛めてはいけない」
「何回折れたって知ったことか!! 実際! 俺のオペレートで!! あんたと雪華雪香は撃墜されてる!! あんたと、雪華雪香だぞ!? ……俺が、俺がクソみてえな援護しかできなかったせいだ!!」
リビーさんが艦長に詰め寄る。リオが硬く両手を握りしめている。
ああ、だめだ。この空気は良くない。私の最優先事項に反する。
「いいえ、リビーさん」
だから私は二人の間に割って入る。
「私は自ら盾役を立候補したのに果たせなかった。結果、雪華雪香も撃墜されてしまった。私の援護不足です。申し訳ありません」
リビーさんは何も言わなかった。一言も私を責めずに、黙って首を横に振った。
彼が身の回りのトラブルを誰かのせいにすることはほとんどない。その代わり全てを「自分のせいだ」と抱え込んでしまいがちだ。それを看過できないから、私もリオも言葉を惜しむことはない。
私は艦長の方を見て続けた。
「すみません、艦長。私のデータ不足です。正直なところ5年前とは桁が違います。しばらくきつい戦いになるかと」
「作戦行動は最終的に私が判断したことですから謝る必要はありません。それに、敵の情報も《残像領域》での経験も、5年前のものと今のものを付き合わせることに意味がある」
「……ありがとうございます」
本来なら、私は彼とこうやって並び立って話すことも難しい立場だ。私のような存在ならば叱責では済まないところを、艦長は不問にしておいてくれる。そのことに密かに感謝する。
ぱたり、と、艦長の服を握っていたリビーさんの手が落ちた。やり場がない何かを押し込めるように、その手が硬く握り締められる。彼の隣にもう一つ、別の気配が立った。
「リビー」
柔らかな声でリオが言う。
「おれも予想できなかった。この5年の変化を、この場にいる誰もが把握しきれていなかった。リビー、誰も悪くない。艦長も、あなたも」
リオの言葉は穏やかだったけれど、それでもリビーさんには堪え難かったらしい。彼がすごい勢いで顔を上げた。小柄な体から立ち上る怒気は目に見えるようで、それでいてどこか、切り裂かれたばかりの傷口に似て痛々しかった。
「とにかく!! あんたは部屋にこもって安静にしてろ!! 飯は運ぶ!! 雪華雪香の整備も全部俺がやる!!!」
それだけ怒鳴ってから、彼は私たちに背を向けた。わずかに左足を引きずりながら居住区に向かう。リオは一瞬だけ私を見て、それからすぐにリビーさんを追った。居住区に続くドアの前で彼に合流し、小柄な背中に寄り添うようにしてガレージを出ていく。
後には私と艦長だけが残された。
傍に立つ艦長を見る。彼もまた、リビーさんとリオが去った方を見つめていた。
「……今後の観測作戦のための予備偵察行動だったというのに、失敗したな……」
艦長の言葉に、思わず唇を噛む。
リビーさんは元々不安定な面があるけれど、それを自力でカバーしきれてしまう人だ。普段の彼ならここまで取り乱すことはない。
けれど5年ぶりの残像領域はイレギュラーな事態の連続で、私たちはあらゆる点において迅速かつ正確な変化を迫られていた。人間は基本的に恒常性を重んずる性質があるから、変化の激しい環境は多大なストレスになる。
それに加えて、今回は彼にとって最も大事な人である艦長が撃墜されてしまった。ああいう反応をするのも無理はない。
「リビーさん、いつも以上に不安定ですね……」
リオのケアが追いつくといいのだけれど。自分の眉が情けなく下がるのが分かった。
艦長が溜息をついて、軽く肩を竦めた。打ち合わせ用のパイプ椅子に腰を下ろし、私に目配せをする。小さく頷いて、私も艦長の正面の席に腰を下ろした。
「ええ。リビーは、私が自分で言うのもおかしいけれど『私の世話をすること』に大層な喜びを感じているので、取り上げてしまうと酷く悲しむし……。何より貴方の言う通り、今は『私のそばに居られる喜び』と『自分が戦えない現状に対するストレス』『私たちの負傷を懸念してのストレス』などで、とにかく不安定です。あまり、さらなる負荷はかけたくない……のですが、失敗しました」
「……そうですね。しかし、あの方の精神状態に関してはこちらからの『緩和』の効きが鈍いように思います。現状を維持しつつ、改善の方向からは外れないようにしていくべきでしょう。艦長も、あまりご無理はなさらずに」
少なくとも今より悪い状況にしてはいけない。そのためには艦長の身の安全は必須だ。念を押すつもりで言った私に、艦長は苦く笑った。
「貴方やリオ君がいるので、そこまで心配はしていませんが……私がいくぶん羽目を外してしまったせいで、初手からリビーを緊張させましたからねえ。『ブラン』の姓を名乗らせたのは、少々、この状況に甘えすぎだったかもしれない」
ワジオン・ブランとレグルス・ブラン。こちらでの艦長とリビーさんの偽名だ。彼らの本来の関係性を鑑みればおかしくはないが、リビーさんとリオはそれぞれに「ものすごい」反応をした。二人の様子を思い出す度、私はどこか遠くを見てしまいたくなる。
「艦長、こっちにきてからめちゃくちゃ羽伸ばしてますもんねえ。リビーさんの姓については、リオもすっっっっごく……」
そうして能天気に意識を飛ばしていたからだろう。艦長のスイッチを入れてしまったことに、若干気がつくのが遅れてしまった。
艦長が白い髪をかき上げる。垣間見える黒水晶の目に火が灯った。親しげな一方で滅茶苦茶な熱量を帯びているそれがまっすぐに私を射抜く。
「でも! あれと堂々と同じ姓を名乗れるなんて!」
ずい、と整った白い顔が詰め寄ってきて、思わず私は仰け反ってしまう。
「早々得られる機会ではありませんからね!?」
「そ、そうですね、千載一遇の機会だとは思いますよええ、ほんと!!」
艦長、かつ中佐という立場上、普段の彼はなかなか自由に身動きが取れない。艦隊から隔たれたこの状況は、彼にとっては間違いなく『千載一遇の機会』だろう。問題は、その認識の共有がリビーさんとうまくいっていないところにあるのだけれど。
(……リオは、うまいことリビーさんと話せているかなあ)
別室にいるであろう二人思う。今この場にリビーさんがいてくれたら、もう少し艦長のお考えも伝わるだろうか。あるいは、もっと時間が必要か。
そんなことを考えながら、私は密かにため息をついた。
NEWS
本日のニュースです北の遺跡に対し、霧笛の塔は再びハイドラ大隊を招集しました
各地のライセンス保持者たちが、無作為に選ばれて、大隊を結成します
企業連盟から再び独立した霧笛の塔、その全貌はいまだ謎に包まれています
一説では、企業連盟が握る『禁忌』の力を手に入れるために
わざと合併し、内部に入り込んだとも言われています
いまや企業連盟は――
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「マテリアルベルトの目的は、遺跡の完全破壊。以上だ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「協力の対価は、戦闘システム『モータージフーガ』。期待してくれ」 |
◆訓練
ファロはりゅうのいきを360cで購入した!!
ファロはHEAD「琥珀」を360cで購入した!!
ファロは雷棺を360cで購入した!!
ヒルコ教団と契約成功!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
AP強化!
旋回強化!
装甲板20と簡易FCSAを素材にして盾型装甲『シークレット・ボヤージュ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
ノーマル に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に雷棺を装備した
脚部2に簡易重多脚Aを装備した
スロット3に簡易エンジンBを装備した
スロット4に簡易エンジンBを装備した
スロット5にHEAD「琥珀」を装備した
スロット6に簡易FCSAを装備した
スロット7にりゅうのいきを装備した
スロット8に簡易砲塔Aを装備した
スロット9に簡易エンジンBを装備した
スロット10に盾型装甲『シークレット・ボヤージュ』を装備した
スロット11に簡易狙撃砲Aを装備した
◆僚機設定
ワジオン・ブランとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
ケツァールの止まり木の活動記録
大型多脚機体「バーントイエロー」が格納されているガレージ。
僚機「雪華雪香」とガレージを共有しており、それぞれの領域を簡単にパーテーションで区切って使用している。
広い、明るい、機能的、と整備には最適な環境。人数分の居住区もある。
機体の周りにはアンドロイドの青年とオペレーターであるサイボーグの青年がうろついており、時折僚機のライダーである白い男とそのオペレーターの金髪の青年が姿を見せる。
パーテーションの壁には緑の鳥、ケツァールを図案化したデカールが貼り付けられている。
僚機「雪華雪香」とガレージを共有しており、それぞれの領域を簡単にパーテーションで区切って使用している。
広い、明るい、機能的、と整備には最適な環境。人数分の居住区もある。
機体の周りにはアンドロイドの青年とオペレーターであるサイボーグの青年がうろついており、時折僚機のライダーである白い男とそのオペレーターの金髪の青年が姿を見せる。
パーテーションの壁には緑の鳥、ケツァールを図案化したデカールが貼り付けられている。
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
射撃の訓練をしました
射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第16ブロック
セクション・1[ハッキング]
セクション・1は誰にでも開かれた、地獄の釜の、飛び込み台――
来週の霧濃度:110%
来週の電磁波:99%
来週の警戒値:238%
サディアス・ベッドフォード |
CODE NAME - H∧L |
ジークリンデ・フォーゲル |
萌え声の女 |
ボンゴレロッソ赤塚 |
ラムバー |
マンノウォーシステム |
ハレ |
クレイ・サーストン |
ユスボフ |
ウルフィング・スモーク |
i |
プラズマ砲研究開発担当『メリーベル』 |
アバッツ |
ブレイヴアクト |
ファロ・マクルス |
ワジオン・ブラン |
ジャバロスとオプロトポ子 |
Rache |
灰桜 |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
『霊場』[霊障] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
キャラデータ
名前
ファロ・マクルス
愛称
ファロ
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| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
長く尾を引く翠の髪、見目よく造られた機械の体、駆るのは半人半蟲の機体。 靴音を鳴らし笑いながら歩く、ひとではないもの。 ◆ライダー ファロ・マクルス (モンテズマ=B・ミナスジェライス) ウォーハイドラ『バーントイエロー』を操る、青年の姿をしたハイドラライダー。 不自然に鮮やかな翠の髪とカメラアイが特徴。ハイヒールのブーツを履いているせいで身長が2mを超えており、とにかく目立つ。 アンドロイドを自称し、実際にボディは人工物であるようだが妙に人間臭い。 礼儀正しいものの物言いは軽薄。好奇心旺盛で食事とお喋りと散歩が好き。 子供じみた行動をすることもある一方、時折機械的な冷徹さも垣間見せる。 僚機・雪華雪香のライダーであるワジオン・ブランを「艦長」と呼び付き従う。が、態度は馴れ馴れしい。 ワジオンとそのオペレーターであるレグルス・ブラン、自身のオペレーターであるリベルタ・カザールと行動を共にする。 諸事情により偽名を使っている。 本来の名前は「モンテズマ」だが、上記の3名以外にその名を名乗ることはない。 ◆オペレーター リベルタ・カザール(画像左) (リオ・B・ミナスジェライス) ファロのオペレーターを務めるサイボーグの青年。紫のカメラアイに、赤から金に変わる奇妙な色の髪が特徴。 一見ファロより年下に見えるが、彼の兄のような態度をとる。 ファロと同様、ワジオンの部下の一人。 雪華雪香のオペレーター、レグルス・ブラン(画像右)とはパートナー関係にあり、常に彼を気にかけている様子が見られる。 諸事情により偽名を使っている。 本来の名前は「リオ」だが、ファロ達以外にその名を名乗ることはない。 かつて残像領域でライダーをしていたことがある。 ◆機体 複合体計画第四世代機『バーントイエロー』 ファロが操縦する大型多脚機体。人のような上半身にムカデに似た下半身を持つ。 射撃を得意とする機体だが、最近ウイルスを積み始めたらしい。 ファロはこの機体を自身の体のように操る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺A [20/旋回/---] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 重多脚A | 簡易重多脚A [20/旋回/---]《装備:2》 機動[171] 跳躍[35] AP[2983] 旋回速度[331] 防御属性[霊障] 防御値[720] 貯水量[526] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[810] 金額[360] 重量[1700] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | エンジンB | 簡易エンジンB [20/旋回/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | エンジンB | 簡易エンジンB [20/旋回/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | エンジンB | 簡易エンジンB [20/旋回/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
6 | 出力低下誘発A | 簡易出力低下誘発A [20/旋回/---] 出力低下誘発[26] AP[702] 旋回速度[20] 防御属性[粒子] 防御値[360] 貯水量[263] 弾数[1] 消費EN[270] 金額[360] 重量[200] [出力低下誘発] *作者* |
▼詳細 |
7 | 照準障害誘発A | 簡易照準障害誘発A [20/旋回/---] 照準障害誘発[26] AP[702] 旋回速度[20] 防御属性[電子] 防御値[360] 貯水量[263] 弾数[1] 消費EN[270] 金額[360] 重量[200] [照準障害誘発] *作者* |
▼詳細 |
8 | 砲塔A | 簡易砲塔A [20/旋回/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 素材 | テスラコイル21 [21/霊障/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
10 | FCSA | 簡易FCSA [20/旋回/---]《装備:6》 | ▼詳細 |
11 | 狙撃砲A | 簡易狙撃砲A [20/旋回/---]《装備:11》 火力[2374] 発射数[1] 旋回速度[20] 防御属性[火炎] 防御値[378] 精度[542] 貯水量[70] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[180] 金額[360] 弾薬費[160] 重量[1100] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
12 | ウィルスB | 試作感染源『リターンオブモンテズマ』 [20/旋回/---] 培養[8] 特殊B[351] 旋回速度[553] 防御属性[霊障] 防御値[90] 貯水量[87] 噴霧量[8] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[540] 金額[360] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
13 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [20/耐火/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
14 | 素材 | 保証書21 [21/保証/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
15 | --- | --- | --- |
16 | ウィルスA | りゅうのいき [20/装甲/---]《装備:7》 培養[8] 特殊B[351] AP[50] 旋回速度[394] 防御属性[物理] 防御値[810] 貯水量[526] 噴霧量[137] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[720] 金額[360] 重量[700] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
17 | 頭部C | HEAD「琥珀」 [20/出力/---]《装備:5》 | ▼詳細 |
18 | 操縦棺C | 雷棺 [20/装甲/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
19 | 物理装甲A | 盾型装甲『シークレット・ボヤージュ』 [20/装甲/旋回]《装備:10》 | ▼詳細 |
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