第2週目 フィガロ・ピースレイの一週間
◆日記
【1週目】
緑に覆われた道なき道を4輪のタイヤで駆ける、駆ける。
「クソが!走りにくいったらありゃしねえ!」
当たり前だが舗装もクソもないのでがたがた揺れるしそもそもなぜ走れているのかすらわからない悪路だ。
フィガロが悪態をつくと、短い電子音がスピーカーより鳴り響いた。
『マスター、本僚機は飛行ユニットアセンブルを搭載していますので、飛行モードに移行することも可能です』
「……は?軽トラだろ!?」
冷静すぎるアナウンスに思わずツッコミを入れるフィガロ。
しかしそんな言葉をものともせず、合成音声はスピーカーから流れ続けるのだ。
『本僚機は飛行が可能です。如何いたしますか?』
続けて、2回目。フィガロはこの時点で既に軽い頭痛を起こしそうだったが――簡単な小型の飛行機ならば運転の訓練はしている。しかしその場合操縦桿はどのようになるのか?と考えかけて、やめた。
最初からそうなのだが、この場所、中々自分の知っているないしは触れていた常識とはかけ離れているのだ。
なので減速しつつ、溜息、ひとつ。
「…………、お、オーケィ……」
『わかりました。簡易飛行ユニットアセンブル、展開します』
奇怪な駆動音と共に、地上から飛行機が飛び立つときと同じように、ぐん、と身体が奇妙に引かれる感覚。
窓から外を見てみると、確かに木々が伸ばした枝をへし折りながら、視界が上昇しているのを感じる。
「マジかよ……」
信じていなかったわけではなかったが、俄かに信じられない光景だった。
というか宙を舞う軽トラなんて代物、サメが襲うB級映画でもなかなかありえない状況だろう。
何よりシュールすぎる。
『飛行状況、安定。さあ、目的地までひとっとびですよ、マスター!』
何故かテンション高めなAIに、アクセルを踏んだら確かに前進してハンドルをきったら確かに旋回したものだから、フィガロはもうこれ以上考えるのを止めるのであった。
数分の飛行を無心で行っていると、ざわりと『何か』がフィガロを取り巻いた。
勿論フィガロはそれに驚くことは無い。それが何かを彼は知っているからだ。
「ん?どうした?急に飛んだから脅かせちまったか?」
彼等は何かをフィガロに対して囁き――フィガロが小さく返事をし、ああ、とうなづいた。
「探してくれてたんだな。……ありがとう。こっちからもコンタクトとれないかやってみる。……おい」
『マスター、私をお呼びの場合は『Yahoo!K.T!』とお声かけください。ご用件は何でしょう?』
「…………。ともかく、近くになんだ……僚機、はないか?小型の羽虫に似てる奴らしいんだが……」
フィガロは彼等に聞いたままの情報をAIに対して質問する。
『彼等』は何処にでもいて、何処にもいない存在だ。普段あまり何かを『視る』ような動作をしていないようだが、フィガロがこうして困っているのであれば、何かと進んで協力してくれる。
彼等がもたらした話は、単純だ。エマが僚機に乗っていたのを見た、ということ。
『索敵ですね。本僚機にはレーダーアセンブルを搭載しているので可能です――……OK。発見しました。
僚機名:『モスキート』。ここから5km程先に存在する施設内に格納されています。それと同じように格納されているいくつかの僚機も存在します。どの僚機も目立つ損傷はありません』
「……どういう状況だ?とりあえず、接近してみるか。……ある程度距離を縮めたら降りた方が良さそうだな」
フィガロは悩むような声を上げる。彼等の言葉からもそうなのだが、敵対勢力に何かを成されたような雰囲気ではない。加えて、空からならAIが感知した施設がすこしだけ見えたのだ。意外としっかりしてそうな近代的な建物であるということだけだが――……。何にせよ、救助ではなく、合流の2文字に変わらなさそうである。
最も、楽観視からくる油断だけには気を配り、警戒心を忘れないようにしなければならないが。
そのままアクセルを踏み続けて、しばらく。そろそろ下に降りようかとフィガロが考えていた時に、それは届いた。
『――Yahoo! Key To Luck!マスター、マノ・ボトリング社の方から此方に通信が届いています。返答しますか?』
「……マノ・ボトリング社?」
軽快な音と共に通達された内容に、フィガロは目をぱちくりとしばたかせる。
なんてことがない、聞いたことが全く無い会社だったのだ。そりゃ吐いて捨てる程会社というものは存在しているから、別に知らない会社があっても何ら不思議ではないのだが。
『データベースによりますと、メインは食品や薬品を取り扱っている会社ですね。通信があったのは残像領域支部です。隠匿や変質している危険性はありません。返答しますか?』
「……あ、ああ。それと同時に降下もできないか?ヘリの二の舞はごめんだからな」
『了解しました。Key To Luck、通信接続と共に下降します』
アナウンス通りに奇妙な駆動音と共にゆっくりと地面に近づいていく。
それと同時に、短いビープ音が鳴り響いたのだ。
『えー……こちら、マノ社、残像領域支部の者です。未確認ハイドラを捉えたのでそちらに通信を行いました。此方に迎撃意思はありません。そちらの身の上を明かしてもらえるとありがたいんですが』
丁寧な声が車体中央部に取り付けられたスピーカーから流れ出す。
そういえばマイクはどこに、と一瞬考えたが別にそういうものが無くてもこのAIとは通話出来ているところを見る以上、おおよそ必要はないのだろう。フィガロは一瞬どこまで話すか考えて――そして決める。
エマニュエル・スミスがそちらにいるのは確実だ。そして此方から吹っ掛けない限りは敵対行動をとらなさそうである。ならば。
「こちら、フィガロ。フィガロ・ピースレイ。僚機名はKey To Luck。……そちらに、エマニュエル・スミスという人物はいないだろうか?私は彼の仲間である。何なら本人に確認を取ってもらっても一向にかまわない」
おおよそ誠実そうに聞こえるであろう他所行の声を出す。SAS特殊部隊において、他者とコミュニケーションを取るのは言語をいくつも覚えていたフィガロの役目だった。スピーカー向こうで、ああ、という声が響かせる。
『はい、エマニュエルさんはいらっしゃいます。無事ですよ!本人から仲間と逸れたという事情は聞いておりますし……先日よりマノ社に所属していただいております』
所属。と聞いて一つ息を吐く。ヘリコプターが同時に落ちたとはいえ、自分たちが降り立った時期にブレでもあったのだろうか。比較的早い合流だとおもったが、エマニュエルの方が数歩先を行ったような行動をしていて――……いや、もう何が不思議なのかは解らない。そういうこともあるだろう、と頭の端に片づけておく。
「……そうか。ならば私もそちらに行くことは可能だろうか?必要なら所属という形を取ってもらっても構わない。……エマニュエルから話を聞いたそちらも把握しているかもしれないが、私達は此処に流れ着いたようなもので、この僚機を手に入れたのも幸運に他ならない。できれば其方が所有している情報をいただけるとありがたいのだが」
中々無茶振りだろうか?と思いながらもフィガロは言葉を続ける。
最もエマニュエルは上手くやっているようだから、可能性は低くはないだろう。それに、フィガロの考えている通りにスピーカー向こうから明るい声が響いてきたのだ。
『ええ、勿論です。只今マノ社では北部未踏破領域の調査に乗り出すべく準備を進めているところです。専属の者はおりますが、やはり一人でも多いハイドラライダーが必要です。そちらも此方は確認していますよね?格納庫行きのハッチを開けさせていただきますので、どうぞおいでください』
「ありがとう。恩に着るよ。――では、此方は一度通信を切る。また後程に」
と、口に出したはいいが本当はどうやって切るかは解らないのだが。
が、このハイドラの万能AIを自称しているだけあったのか、そっちからうまい具合に切られたようであった。
「……意外と何とかなりそうだな」
ぼそり、呟く。といっても絶望的な状況から僅かに光明が漏れただけに過ぎないのだが。
それでもその光明こそが命綱に変わりない。フィガロはハンドルを改めて握り、そしてアクセルを踏みだした――
マノ社、ハイドラ専用格納庫にて。
Key To Luck……いや、軽トラを案内されるがまま格納、いや駐車してきたフィガロを一番に迎え入れたのは、エマニュエル・スミス、その人であった。
「生きてたか、フィガロ。良く此処が見つけられたな」
「そっちこそな、エマ。……見つけて貰ったからな」
お互いの姿を確認して、両者ともに幸運にもお互いに何とも言えない安堵の息を吐く。
けれどもそれも一瞬だ。すぐにエマの視線は厳しい色を含んだものになる。
「イジグロとミルドレッドは依然として連絡は取れない。解っているとは思うが、未だオペレーションは続行中だ。……それでも暫くは此処に身を寄せる事になる。ある程度は此方にも協力してもらえるように手配はしておいた」
「…………。相変わらず仕事が早いな。けど、全部任せた形になっちまったな……」
「この状況で早急な合流が出来ただけでも上出来だ。想定外の連続かもしれないが、死ぬ気でついて来いよ」
ぱん、とエマはフィガロの肩を一発叩いてから歩き出す。どうやら、ついて来いという所だろう。
フィガロは一つ拳を握ると、彼の後ろに続くのであった。
――『本番』と呼称するものがあるとするのならば、これからなのだから。
緑に覆われた道なき道を4輪のタイヤで駆ける、駆ける。
「クソが!走りにくいったらありゃしねえ!」
当たり前だが舗装もクソもないのでがたがた揺れるしそもそもなぜ走れているのかすらわからない悪路だ。
フィガロが悪態をつくと、短い電子音がスピーカーより鳴り響いた。
『マスター、本僚機は飛行ユニットアセンブルを搭載していますので、飛行モードに移行することも可能です』
「……は?軽トラだろ!?」
冷静すぎるアナウンスに思わずツッコミを入れるフィガロ。
しかしそんな言葉をものともせず、合成音声はスピーカーから流れ続けるのだ。
『本僚機は飛行が可能です。如何いたしますか?』
続けて、2回目。フィガロはこの時点で既に軽い頭痛を起こしそうだったが――簡単な小型の飛行機ならば運転の訓練はしている。しかしその場合操縦桿はどのようになるのか?と考えかけて、やめた。
最初からそうなのだが、この場所、中々自分の知っているないしは触れていた常識とはかけ離れているのだ。
なので減速しつつ、溜息、ひとつ。
「…………、お、オーケィ……」
『わかりました。簡易飛行ユニットアセンブル、展開します』
奇怪な駆動音と共に、地上から飛行機が飛び立つときと同じように、ぐん、と身体が奇妙に引かれる感覚。
窓から外を見てみると、確かに木々が伸ばした枝をへし折りながら、視界が上昇しているのを感じる。
「マジかよ……」
信じていなかったわけではなかったが、俄かに信じられない光景だった。
というか宙を舞う軽トラなんて代物、サメが襲うB級映画でもなかなかありえない状況だろう。
何よりシュールすぎる。
『飛行状況、安定。さあ、目的地までひとっとびですよ、マスター!』
何故かテンション高めなAIに、アクセルを踏んだら確かに前進してハンドルをきったら確かに旋回したものだから、フィガロはもうこれ以上考えるのを止めるのであった。
数分の飛行を無心で行っていると、ざわりと『何か』がフィガロを取り巻いた。
勿論フィガロはそれに驚くことは無い。それが何かを彼は知っているからだ。
「ん?どうした?急に飛んだから脅かせちまったか?」
彼等は何かをフィガロに対して囁き――フィガロが小さく返事をし、ああ、とうなづいた。
「探してくれてたんだな。……ありがとう。こっちからもコンタクトとれないかやってみる。……おい」
『マスター、私をお呼びの場合は『Yahoo!K.T!』とお声かけください。ご用件は何でしょう?』
「…………。ともかく、近くになんだ……僚機、はないか?小型の羽虫に似てる奴らしいんだが……」
フィガロは彼等に聞いたままの情報をAIに対して質問する。
『彼等』は何処にでもいて、何処にもいない存在だ。普段あまり何かを『視る』ような動作をしていないようだが、フィガロがこうして困っているのであれば、何かと進んで協力してくれる。
彼等がもたらした話は、単純だ。エマが僚機に乗っていたのを見た、ということ。
『索敵ですね。本僚機にはレーダーアセンブルを搭載しているので可能です――……OK。発見しました。
僚機名:『モスキート』。ここから5km程先に存在する施設内に格納されています。それと同じように格納されているいくつかの僚機も存在します。どの僚機も目立つ損傷はありません』
「……どういう状況だ?とりあえず、接近してみるか。……ある程度距離を縮めたら降りた方が良さそうだな」
フィガロは悩むような声を上げる。彼等の言葉からもそうなのだが、敵対勢力に何かを成されたような雰囲気ではない。加えて、空からならAIが感知した施設がすこしだけ見えたのだ。意外としっかりしてそうな近代的な建物であるということだけだが――……。何にせよ、救助ではなく、合流の2文字に変わらなさそうである。
最も、楽観視からくる油断だけには気を配り、警戒心を忘れないようにしなければならないが。
そのままアクセルを踏み続けて、しばらく。そろそろ下に降りようかとフィガロが考えていた時に、それは届いた。
『――Yahoo! Key To Luck!マスター、マノ・ボトリング社の方から此方に通信が届いています。返答しますか?』
「……マノ・ボトリング社?」
軽快な音と共に通達された内容に、フィガロは目をぱちくりとしばたかせる。
なんてことがない、聞いたことが全く無い会社だったのだ。そりゃ吐いて捨てる程会社というものは存在しているから、別に知らない会社があっても何ら不思議ではないのだが。
『データベースによりますと、メインは食品や薬品を取り扱っている会社ですね。通信があったのは残像領域支部です。隠匿や変質している危険性はありません。返答しますか?』
「……あ、ああ。それと同時に降下もできないか?ヘリの二の舞はごめんだからな」
『了解しました。Key To Luck、通信接続と共に下降します』
アナウンス通りに奇妙な駆動音と共にゆっくりと地面に近づいていく。
それと同時に、短いビープ音が鳴り響いたのだ。
『えー……こちら、マノ社、残像領域支部の者です。未確認ハイドラを捉えたのでそちらに通信を行いました。此方に迎撃意思はありません。そちらの身の上を明かしてもらえるとありがたいんですが』
丁寧な声が車体中央部に取り付けられたスピーカーから流れ出す。
そういえばマイクはどこに、と一瞬考えたが別にそういうものが無くてもこのAIとは通話出来ているところを見る以上、おおよそ必要はないのだろう。フィガロは一瞬どこまで話すか考えて――そして決める。
エマニュエル・スミスがそちらにいるのは確実だ。そして此方から吹っ掛けない限りは敵対行動をとらなさそうである。ならば。
「こちら、フィガロ。フィガロ・ピースレイ。僚機名はKey To Luck。……そちらに、エマニュエル・スミスという人物はいないだろうか?私は彼の仲間である。何なら本人に確認を取ってもらっても一向にかまわない」
おおよそ誠実そうに聞こえるであろう他所行の声を出す。SAS特殊部隊において、他者とコミュニケーションを取るのは言語をいくつも覚えていたフィガロの役目だった。スピーカー向こうで、ああ、という声が響かせる。
『はい、エマニュエルさんはいらっしゃいます。無事ですよ!本人から仲間と逸れたという事情は聞いておりますし……先日よりマノ社に所属していただいております』
所属。と聞いて一つ息を吐く。ヘリコプターが同時に落ちたとはいえ、自分たちが降り立った時期にブレでもあったのだろうか。比較的早い合流だとおもったが、エマニュエルの方が数歩先を行ったような行動をしていて――……いや、もう何が不思議なのかは解らない。そういうこともあるだろう、と頭の端に片づけておく。
「……そうか。ならば私もそちらに行くことは可能だろうか?必要なら所属という形を取ってもらっても構わない。……エマニュエルから話を聞いたそちらも把握しているかもしれないが、私達は此処に流れ着いたようなもので、この僚機を手に入れたのも幸運に他ならない。できれば其方が所有している情報をいただけるとありがたいのだが」
中々無茶振りだろうか?と思いながらもフィガロは言葉を続ける。
最もエマニュエルは上手くやっているようだから、可能性は低くはないだろう。それに、フィガロの考えている通りにスピーカー向こうから明るい声が響いてきたのだ。
『ええ、勿論です。只今マノ社では北部未踏破領域の調査に乗り出すべく準備を進めているところです。専属の者はおりますが、やはり一人でも多いハイドラライダーが必要です。そちらも此方は確認していますよね?格納庫行きのハッチを開けさせていただきますので、どうぞおいでください』
「ありがとう。恩に着るよ。――では、此方は一度通信を切る。また後程に」
と、口に出したはいいが本当はどうやって切るかは解らないのだが。
が、このハイドラの万能AIを自称しているだけあったのか、そっちからうまい具合に切られたようであった。
「……意外と何とかなりそうだな」
ぼそり、呟く。といっても絶望的な状況から僅かに光明が漏れただけに過ぎないのだが。
それでもその光明こそが命綱に変わりない。フィガロはハンドルを改めて握り、そしてアクセルを踏みだした――
マノ社、ハイドラ専用格納庫にて。
Key To Luck……いや、軽トラを案内されるがまま格納、いや駐車してきたフィガロを一番に迎え入れたのは、エマニュエル・スミス、その人であった。
「生きてたか、フィガロ。良く此処が見つけられたな」
「そっちこそな、エマ。……見つけて貰ったからな」
お互いの姿を確認して、両者ともに幸運にもお互いに何とも言えない安堵の息を吐く。
けれどもそれも一瞬だ。すぐにエマの視線は厳しい色を含んだものになる。
「イジグロとミルドレッドは依然として連絡は取れない。解っているとは思うが、未だオペレーションは続行中だ。……それでも暫くは此処に身を寄せる事になる。ある程度は此方にも協力してもらえるように手配はしておいた」
「…………。相変わらず仕事が早いな。けど、全部任せた形になっちまったな……」
「この状況で早急な合流が出来ただけでも上出来だ。想定外の連続かもしれないが、死ぬ気でついて来いよ」
ぱん、とエマはフィガロの肩を一発叩いてから歩き出す。どうやら、ついて来いという所だろう。
フィガロは一つ拳を握ると、彼の後ろに続くのであった。
――『本番』と呼称するものがあるとするのならば、これからなのだから。
NEWS
本日のニュースです北の遺跡に対し、霧笛の塔は再びハイドラ大隊を招集しました
各地のライセンス保持者たちが、無作為に選ばれて、大隊を結成します
企業連盟から再び独立した霧笛の塔、その全貌はいまだ謎に包まれています
一説では、企業連盟が握る『禁忌』の力を手に入れるために
わざと合併し、内部に入り込んだとも言われています
いまや企業連盟は――
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「シルウェストリス航空の示す旅路。君に教える義務がある」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「僕たちは、遺跡内部に眠る遺産によって、失われた技術を取り戻そうとしている」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「それは、『時空学』と呼ばれる学問だ。僕たちの創始者が得意だったと言われている」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「それによって、僕たちは時を越える。それが、最終目標だ。そして、失われた領域への空路を開くのだ」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「もし、協力してくれるのなら、シルウェストリスは君の力に応える用意がある。それは……戦闘システム『フィネデルシェロ』さ」 |
◆訓練
制御*3の訓練をしました制御*3が28上昇した
制御*3の訓練をしました経験値が足りない
制御*3の訓練をしました経験値が足りない
フィガロ・ピースレイは女王陛下の原動機を360cで購入した!!
フィガロ・ピースレイはエンジンB『コルレオニス』を360cで購入した!!
フィガロ・ピースレイはスタートダッシュグルーサーを360cで購入した!!
フィガロ・ピースレイはスタートダッシュグルーサーを360cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
旋回強化!
旋回強化!
簡易エンジンEと機械油20を素材にしてロッキー犬を作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺Dを装備した
脚部2に簡易重タンクAを装備した
スロット3に女王陛下の原動機を装備した
スロット4にエンジンB『コルレオニス』を装備した
スロット5にスタートダッシュグルーサーを装備した
スロット6にスタートダッシュグルーサーを装備した
スロット7に簡易レーダーAを装備した
スロット8に簡易レーダーAを装備した
スロット9に簡易レーダーAを装備した
スロット10に簡易レーダーAを装備した
スロット11にカイルくんを装備した
◆僚機設定
エマニュエル・スミスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
マノ・ボトリング残像領域支部の活動記録
――作戦会議室、あるいは各々の端末に通信が入る――
「みなさん!休暇はどうでしたか?」
「僕は本社とのデータ同期の通信確立に手間をとられて…こほん」
「休暇気分もそこそこに、今回は初めての実戦になる方も多いと思います」
「戦闘サポートこそできませんが、こういった情報の共有はお手伝いさせていただきますよ!」
「各大隊、さまざまなルートで北進するのですが、どうやら今回は会敵する相手はおおむね似たような構成のようですね」
「こちらの『戦闘ヘリ』と『テンペスト』という敵個体が強敵のようです。気を付けてくださいね」
「あ!あと連日暑い日が続いています!みなさん…とくに残像領域出身の方は日差しに気を付けましょう!帰ったら新作のアイスが待ってますよ!」
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
ヴィンス 「大規模デモ戦闘――まさかあそこまでのものだとは思いませんでしたよ。機体の操縦テストの時とは全然違う……」 |
ヴィンス 「アイス……苺味があったら欲しいかもしれないですね……ああいえ、この際食べられそうな味ならなんでも」 |
ヴィンス 「ところで……その生き物は……?」 |
アンフィニ 「皆様、どうぞよろしくお願いし……あっ! えびっこさん!!? 兄さん、えびっこさんですよ…!!大きくなりましたね…!これは5回ぐらい脱皮を経てますよっ!」 |
許多 「あ、ああ……。えびっこだ…デカいな。どうやって入ったんだ? また飼い主のとこから逃げ出したのか? 実は飼い主と仲悪いのか? 困ったことがあれば…言えよ。(?) …あ、失礼しました。皆さんよろしくお願いします。」 |
oO(わたしだけ北進とは関係のないコロッセオ……)
oO(い、いいのかな、敵部隊と戦わないで……アイス、もらっても……)
ハルカ 「……。」 |
モフられてもされるがまま、尻尾をゆらゆらさせているだけだろう。
ハルカ 「……新作アイス、買おうかな。」 |
この青年、アイスには目がないようだった。
ハルカ 「…………ところで、何故えびっこが居るの?」 |
カオリン 「ほええ……アイスとか出るんですね……あ!私はオルトさんのオペレーターの華王琳です!私もここに雇われたのは最近なので、新入り同士よろしくお願いしますね!」 |
オルト・イスケー 「こっちじゃメジャーじゃないけど、元々食品会社だからね、ウチ。社食も美味しいよ〜」 |
(謎の甲殻類は様子を見ている……)
エマニュエル 「霊場……『霊場』か。そうか、そう言う名前だったのか」 |
エマニュエル 「俺は戦場に行った時、真っ先に奴らとコンタクトを取ろうとした。モスキートに積載した無線は快調だ。あんたらにも届いているように、索敵範囲であれば連中にも聞こえるはずだった」 |
エマニュエル 「俺はこう言った。『此方エマニュエル。シルウェストリス航空のライダーだ。貴官は作戦行動の領空を侵犯している。恐縮だが、速やかに離脱せよ。オーバー』ってな具合にね」 |
エマニュエル 「答えは……まあ、見ての通りだ。しこたま弾丸を浴びせられたよ。何とか躱せたがね。俺は要求を繰り返した。だが、仲間が被弾した時点で俺は奴らを撃墜する事にした」 |
エマニュエル 「あれらは……撃墜される際まで歌っていたさ。俺の知らない歌をな。俺は知らなかったんだ。心底恐ろしいと思ったよ──俺らもこのしみったれた霧に呑まれれば、ああなっちまうのかとな」 |
ストラフ 「本社からの奴、外部からの奴、それぞれ事情も違うのがこんだけ集まったってのもなかなかすげぇよな。私は外部側だが…。」 |
ストラフ 「まぁ、ここにいる時点である程度は協調してやってくからな。よろしくな。 ここでの常識ってもんはわかってねぇ。こっちに悪気はなくとも迷惑かけてるようなら、容赦なく言ってくれよな?」 |
*ふざけてるわけではないが、まぁそう見えても仕方ない。
ストラフ 「ところで縁起でもねぇが遺書って書いてたりするか?」 |
フィガロ 「テス、テス、テス。......よう、1週あいてしまったけど調子はどうだ? ……最近めっきり暑くなってきた気がするが、休暇明けの体調不良なんて笑い話にもなりゃしない。 せいぜい気をつけような」 |
ディー 「しっかしこうして見ると、随分と賑やかなこった。 人手があるのは色々安心だな、動きに幅が出来る。」 |
ディー 「ま、この先の皆さんの働きに期待、を……、……。……?」 |
(言葉を紡ぎかけていたがふと、何かに気付けばしゃがみ込んで)
ディー 「……なんだァ?コレ。 (そこにいる『何か』……甲殻類をしゃがみながらじっと観察して)」 |
メッセージ
ENo.136からのメッセージ>>
ENo.160からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.96: >>Eno.136 >>Eno.160 >>Eno.81
エマニュエル 「エイプリルフールだって?そいつはお前の持ってきたあのハイドラだろ。何のジョークかと思ったぜ」 |
エマニュエル 「言っとくが前回のは不運なブービートラップだ。そして今回のは破産じゃあない。安全を得るための必要経費と言ったとこか」 |
エマニュエル 「この調子で稼いで捜索の効率を上げたいところだが、奴さんの警戒度は跳ね上がっている。突然懐に手突っ込まれて物資掠めとられたんだ、誰だってそうなるってもんだ」 |
エマニュエル 「これからはこれまで以上に連携を取って、確実に稼いでいくぞ。ミリー達を捜すにも、オペレーションを遂行するにも、これはマストな要件だ。オーバー」 |
ストラフ 「えーと、フィガロだったか。いらないパーツ、そっちで使うだろうと思って送っといたぞ。どうせ送るならユニオン内でな。役立ててくれ。 もしいらなかったら、そのまんま送り返してもいいからな。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.96: >>Eno.136 >>Eno.160 >>Eno.81
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第10ブロック
セクション・1[ハッキング]
セクション・1は誰にでも開かれた、地獄の釜の、飛び込み台――
来週の霧濃度:110%
来週の電磁波:99%
来週の警戒値:238%
ホッパーマン |
Rix.C |
ブラウ・シュライフェ |
シータ・キンデン |
ステラ=アレグレット |
アニマ |
ニッシュ・グラスター |
フランキスカ・テレドール |
らゔぁちゃんねる |
ルフ・イクス |
狂った刀鍛冶 |
ドレミ・ファソラシ |
『Phantom Beast』 |
クォーツ=Z |
R |
スカラバエウス |
エマニュエル・スミス |
フィガロ・ピースレイ |
人生のハンドルを切りすぎた女 |
ニール・E・C・A・ウエザラル |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
キャラデータ
名前
フィガロ・ピースレイ
愛称
フィガロ・ピースレイ
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プロフィール
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【Key To Luck マスター登録内容】 氏名:フィガロ・ピースレイ 性別:男性 歳:27歳 独身 所属:SAS特殊部隊 ※現在はユニオン:エマ社にて活動中 性格: やや粗暴ながらも、運転技術は90点(※優秀) 初対面の人間にはにこやかに話しかけるが、ある程度親密になると語彙が荒っぽくなる模様。 言語や態度から友人をおざなりに扱っているのではなく、むしろ一定水準を超える気配りを見せる。 が、先述の通り心情と言動の著しい不一致により他者から気付かれている事が少ない。 口癖なのかよく『クソが』と悪態をついている姿が見られるものの、人格による危険性は薄い。 【Key to Luck】マスター適性...... 80% 私を運用するにあたり人格面において問題はなく、運転技術も最高水準であることから適性は高いものと思われる。 ただし、【何物か】には十分に気を配ること。 特記事項 マスターは通常の人間では感知できない【何物か】の姿を見、声を聴くことが出来る。 【何物か】はマスターに対して悪意はなく、ある程度の好意と興味を持ち彼に良き隣人として接しているようだ。 過去のデータベースを洗ったが【何物か】は霊障の類ではなく、また、残像領域にも関連がないとされる。 推奨:非関与、非接触。此方の世界のものではない。 SAS特殊部隊というものは5人一組のチームで活動しているもののようだ。 今メンバーは離れ離れになっているものの、同チームの人間であるエマニュエル・スミスと合流できた模様。 本機はマスターの意向により、機体【モスキート】を援護すべくに索敵や装甲を重視した支援形態に変異するものとする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 操縦棺D | 簡易操縦棺D [20/装甲/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
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2 | 重タンクA | 簡易重タンクA [20/装甲/---]《装備:2》 機動[44] AP[3560] 旋回速度[526] 防御属性[火炎] 防御値[1440] 貯水量[702] 弾数[2] 積載量[5600] 消費EN[360] 金額[360] 重量[2200] [タンク] *作者* |
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3 | 素材 | テスラコイル21 [21/霊障/---] 特殊B[100] [素材] |
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4 | 素材 | 反動吸収機構21 [21/変形/---] 特殊B[100] [素材] |
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5 | 素材 | バッテリー21 [21/出力/---] 特殊B[100] [素材] |
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6 | 飛行ユニットA | 簡易飛行ユニットA [20/装甲/---] 飛行[137] AP[488] 旋回速度[131] 防御属性[電子] 防御値[144] 貯水量[175] 噴霧量[175] 弾数[1] 消費EN[324] 金額[360] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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7 | 飛行ユニットA | 簡易飛行ユニットA [20/装甲/---] 飛行[137] AP[488] 旋回速度[131] 防御属性[電子] 防御値[144] 貯水量[175] 噴霧量[175] 弾数[1] 消費EN[324] 金額[360] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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8 | レーダーA | 簡易レーダーA [20/装甲/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | レーダーA | 簡易レーダーA [20/装甲/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
10 | レーダーA | 簡易レーダーA [20/装甲/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
11 | レーダーA | 簡易レーダーA [20/装甲/---]《装備:10》 | ▼詳細 |
12 | 補助輪B | カイルくん [20/装甲/---]《装備:11》 | ▼詳細 |
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14 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] [素材] |
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15 | 素材 | 噴霧ノズル20 [20/噴霧/---] [素材] |
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16 | 素材 | 消火装置20 [20/耐火/---] [素材] |
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17 | エンジンB | 女王陛下の原動機 [20/装甲/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
18 | エンジンB | エンジンB『コルレオニス』 [20/装甲/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
19 | 飛行ユニットA | ロッキー犬 [20/旋回/旋回] 飛行[148] AP[471] 旋回速度[181] 防御属性[電子] 防御値[154] 貯水量[188] 噴霧量[188] 弾数[1] 消費EN[348] 金額[939] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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21 | 重ブースターA | スタートダッシュグルーサー [20/装甲/---]《装備:6》 | ▼詳細 |
22 | 重ブースターA | スタートダッシュグルーサー [20/装甲/---]《装備:5》 | ▼詳細 |
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