第2週目 ブラッド・メルヴィルの一週間
◆日記
ウォーハイドラは全て、九つの端子が付いた「操縦棺」という箱が基幹機構となっている。
操縦棺はハイドラのコアであると共に、ライダーが搭乗するコックピットでもある。成程、ハイドラに乗って戦死すれば、コックピットがそのままライダーたちの棺桶になるわけだ。「棺」と言うのは得てして妙である。
基幹機構である操縦棺には、ハイドラのコアとなるHCS(ハイドラ・コントロール・システム)が搭載されているが、それだけではハイドラは戦闘能力を有さない。棺の端子に、武器や銃器、種々の機能拡張機器など様々なパーツをアセンブルすることで、ハイドラは初めて高度な能力をもつ戦闘用の機体として完成する。
己のハイドラにどんなパーツをアセンブルするのかは、大体どの企業と契約しても、乗り手であるライダーに完全に一任されていることが多い。ライダーたちの大半が、金で雇われた傭兵であることと無関係では無いだろう。自分の命は自分で守れということだ。雇い主ですら、ライダーたちの死に一切の責任を負わない。報酬はその分、たんまりと弾まれる。
俺たちの命は金で買われる。そういうことだ。戦場では人の命より、金のほうがずっと重い。
機体のアセンブルは、ライダーによりまさしく千差万別だ。味方の援護、敵の妨害、火器による戦場の火力の担当や、索敵専門など、各々が選び取った戦闘スタイルに合わせて、ライダーたちはパーツを選び、機体を調整していく。
戦場に出る前の模擬線を経て、俺が選んだスタイルは、最前線で刃を振るう格闘機だった。敵の目の前に飛び出して、死にもの狂いで武器を振り回すのが、何故か一番性に合った。目の前の敵を倒すことだけに集中していると、頭が妙に冴え冴えとして、攻撃的な気分になった。
怖いくらいに意識がクリアになって、その代わり、本当に透き通らせておかなくちゃならない頭の底の大事な部分は、ハイドラに乗るたびにぐずぐずと澱んでいくようだった。
五年前にあらゆる戦争が終結したはずの残像領域で、再びハイドラの力が必要とされたのは、領域の北部で巨大な遺跡が発見されて以来である。戦いというものは、いつだって巨大な力が原因だ。五年前の戦争に深く関わる《ドゥルガー素体》が遺跡に眠っている、と判明するやいなや、その支配権を求めてあらゆる企業や勢力が、遺跡の調査団を組織し北部の未踏破領域に向かった。
ハイドラライダーのライセンスを手に入れた俺は、シルウェストリス航空という企業に、ひとまず傭兵として雇われた。そうして、初陣だとか戦闘はほとんど未経験だとか、そういうことは何もお構いなしに調査団の小部隊に編制され、北へと飛ばされた。
不思議なことに、遺跡には霧が満ちていた。俺が全てを失ったあの日に、この領域からまさに霧消するごとくに消え失せたあの霧だ。
懐かしさすら感じる、視界が覚束ないほど白く濃い、大量の霧。遺跡の内部に足を踏み入れた俺は、自分の機体――《フォグホーン》の棺の中で、まだ掌に馴染まぬ操縦桿を握りしめながらくらくらとした。時が巻き戻ったかのようだった。
『HCS、起動します』
無機質なAIの声が狭い棺の中に響く。《フォグホーン》の全身を震わせて、ミストエンジンの駆動音が谺する。孤独な恐竜の唸り声のようだ。恐竜なんて、そんなもの、「あの本」の中でしか見知らないのだけれど。
震える棺の下で、力を溜めた逆関節の脚が、大きく跳ねた。
その後俺は与えられた戦場で、好きなように突撃して、好きなように刃を振るった。配属させられた小部隊は、言ってしまえば俺と同じような奴らばかりの、急ごしらえの部隊だったのだろう。連携も何も無く、よく言えば各自が好きなように、悪く言えばてんでばらばらに戦った。
それでも戦果は悪くは無かった。敵が弱かったのかと言われれば、微妙なところだ。
今回与えられたミッションは、鎮圧行動だった。遺跡の中の妙な電磁波(五年前までは、残像領域中に漂っていたものだ)に当てられたのか、作戦中に気が狂って味方のハイドラ大隊に襲い掛かるようになってしまったライダーたちを、鎮圧、はっきり言ってしまえば殺すのが今回の仕事だった。
誰かを守りたくてここに来たはずなのに。初陣では、ただ人殺しになっちまっただけだった。
「初仕事にしては、随分えぐいの持ってくるね……」
俺は深くため息をつきながら、操縦桿を手放し、コックピットのシートに深く体を沈めた。ミッションが終了して、後は帰投するだけだとわかっていても、なかなか機体にエンジンをかける気になれなかった。
その時だった。突然、短い悲鳴が聞こえたのは。
か細い、女の悲鳴だった。ハイドラの集音機構が無ければ、絶対に聞き逃してしまうような、抑えた悲鳴。声をあげて誰かに助けを求めることに、まるで慣れていないかのような弱い悲鳴。
急いで身を起こし、ハイドラの索敵機能を使って辺りをスキャンする。今回の戦場では、《フォグホーン》は格闘性能に振り切った機体に調整してあるので、レーダーなどの索敵機器は乏しい。しかしやがて遺跡の中、近くの回廊に、二つの反応を確認することができた。
「ハイドラ同士……か?」
計器上の反応を睨み、呟く。ということは、どちらか片方が友軍機の可能性が高い。俺はすぐさま、操縦桿を握り直した。
※
近付くと、二機は交戦中だった。
一機は俺と性能の似た、小型で軽量、軽逆関節の格闘機。もう片方は、こちらも軽量だがどことなく甲殻類を思わせる変わったフォルムの、足回りにタンクを採用した機体だった。
どうやら劣勢なのは、タンクのほうらしい。格闘機の振るう二つの刃を、必死に避けたり捌いたりしながらいなしているものの、何故か動きが鈍い。機動性は悪くないはずだが、却ってそれが仇となって、自分の機体に翻弄されているような趣がある。
対して格闘機の振るう刃の動きには、嬲るような残忍さが隠せなかった。このままではいずれ、その二つの刃がタンクの棺に届くのは明白である。
タンクは火器の類をろくに装備していないところを見ると、本来は後方での支援に徹する機体なのだろう。索敵機だろうか。作戦行動においては部隊の生命線ともいえる、自分たち前線の格闘機が何をおいても守らねばならない存在であるが、いかんせんその性質上、一対一では真価を発揮しない。
ともあれ、今、自分が味方するべきなのは――、
「来い! 俺が相手だ!」
ヴン、と《フォグホーン》のミストエンジンが唸る音に、相手の格闘機が反応するよりも早く、《フォグホーン》の脚が回廊の床を蹴る。高く跳躍する。不意を突かれた格闘機が体を捻り、デュアルブレードを一閃させるのより、俺の手にした電磁アックスの重い刃が、相手の棺を破壊するほうがほんの少し早かった。
搭乗するライダーごとHCSの機能を破壊された格闘機は、ガクガクと断末魔のように痙攣し、やがて稼働を停止した。
「おーい! あんた、大丈夫?」
ハッチを開けて顔を出し、タンクのライダーに呼びかける。返事はすぐには帰って来なかった。
待っても待っても、相手のライダーは沈黙を続けている。凍り付いて動かない、甲殻類のような手足(よくよく見れば、それはほとんどレーダーなどの索敵用の装備だった)が、警戒心の表れのように見えた。
「もしかして……怖かったの?」
こちらがそう問うと、一瞬。ほんの一瞬の沈黙の後。
「はいいいいいい!?」
先ほど悲鳴をあげたのとは同じ人物と到底思えないような、大音量の叫び声が響いた。
操縦棺はハイドラのコアであると共に、ライダーが搭乗するコックピットでもある。成程、ハイドラに乗って戦死すれば、コックピットがそのままライダーたちの棺桶になるわけだ。「棺」と言うのは得てして妙である。
基幹機構である操縦棺には、ハイドラのコアとなるHCS(ハイドラ・コントロール・システム)が搭載されているが、それだけではハイドラは戦闘能力を有さない。棺の端子に、武器や銃器、種々の機能拡張機器など様々なパーツをアセンブルすることで、ハイドラは初めて高度な能力をもつ戦闘用の機体として完成する。
己のハイドラにどんなパーツをアセンブルするのかは、大体どの企業と契約しても、乗り手であるライダーに完全に一任されていることが多い。ライダーたちの大半が、金で雇われた傭兵であることと無関係では無いだろう。自分の命は自分で守れということだ。雇い主ですら、ライダーたちの死に一切の責任を負わない。報酬はその分、たんまりと弾まれる。
俺たちの命は金で買われる。そういうことだ。戦場では人の命より、金のほうがずっと重い。
機体のアセンブルは、ライダーによりまさしく千差万別だ。味方の援護、敵の妨害、火器による戦場の火力の担当や、索敵専門など、各々が選び取った戦闘スタイルに合わせて、ライダーたちはパーツを選び、機体を調整していく。
戦場に出る前の模擬線を経て、俺が選んだスタイルは、最前線で刃を振るう格闘機だった。敵の目の前に飛び出して、死にもの狂いで武器を振り回すのが、何故か一番性に合った。目の前の敵を倒すことだけに集中していると、頭が妙に冴え冴えとして、攻撃的な気分になった。
怖いくらいに意識がクリアになって、その代わり、本当に透き通らせておかなくちゃならない頭の底の大事な部分は、ハイドラに乗るたびにぐずぐずと澱んでいくようだった。
五年前にあらゆる戦争が終結したはずの残像領域で、再びハイドラの力が必要とされたのは、領域の北部で巨大な遺跡が発見されて以来である。戦いというものは、いつだって巨大な力が原因だ。五年前の戦争に深く関わる《ドゥルガー素体》が遺跡に眠っている、と判明するやいなや、その支配権を求めてあらゆる企業や勢力が、遺跡の調査団を組織し北部の未踏破領域に向かった。
ハイドラライダーのライセンスを手に入れた俺は、シルウェストリス航空という企業に、ひとまず傭兵として雇われた。そうして、初陣だとか戦闘はほとんど未経験だとか、そういうことは何もお構いなしに調査団の小部隊に編制され、北へと飛ばされた。
不思議なことに、遺跡には霧が満ちていた。俺が全てを失ったあの日に、この領域からまさに霧消するごとくに消え失せたあの霧だ。
懐かしさすら感じる、視界が覚束ないほど白く濃い、大量の霧。遺跡の内部に足を踏み入れた俺は、自分の機体――《フォグホーン》の棺の中で、まだ掌に馴染まぬ操縦桿を握りしめながらくらくらとした。時が巻き戻ったかのようだった。
『HCS、起動します』
無機質なAIの声が狭い棺の中に響く。《フォグホーン》の全身を震わせて、ミストエンジンの駆動音が谺する。孤独な恐竜の唸り声のようだ。恐竜なんて、そんなもの、「あの本」の中でしか見知らないのだけれど。
震える棺の下で、力を溜めた逆関節の脚が、大きく跳ねた。
その後俺は与えられた戦場で、好きなように突撃して、好きなように刃を振るった。配属させられた小部隊は、言ってしまえば俺と同じような奴らばかりの、急ごしらえの部隊だったのだろう。連携も何も無く、よく言えば各自が好きなように、悪く言えばてんでばらばらに戦った。
それでも戦果は悪くは無かった。敵が弱かったのかと言われれば、微妙なところだ。
今回与えられたミッションは、鎮圧行動だった。遺跡の中の妙な電磁波(五年前までは、残像領域中に漂っていたものだ)に当てられたのか、作戦中に気が狂って味方のハイドラ大隊に襲い掛かるようになってしまったライダーたちを、鎮圧、はっきり言ってしまえば殺すのが今回の仕事だった。
誰かを守りたくてここに来たはずなのに。初陣では、ただ人殺しになっちまっただけだった。
「初仕事にしては、随分えぐいの持ってくるね……」
俺は深くため息をつきながら、操縦桿を手放し、コックピットのシートに深く体を沈めた。ミッションが終了して、後は帰投するだけだとわかっていても、なかなか機体にエンジンをかける気になれなかった。
その時だった。突然、短い悲鳴が聞こえたのは。
か細い、女の悲鳴だった。ハイドラの集音機構が無ければ、絶対に聞き逃してしまうような、抑えた悲鳴。声をあげて誰かに助けを求めることに、まるで慣れていないかのような弱い悲鳴。
急いで身を起こし、ハイドラの索敵機能を使って辺りをスキャンする。今回の戦場では、《フォグホーン》は格闘性能に振り切った機体に調整してあるので、レーダーなどの索敵機器は乏しい。しかしやがて遺跡の中、近くの回廊に、二つの反応を確認することができた。
「ハイドラ同士……か?」
計器上の反応を睨み、呟く。ということは、どちらか片方が友軍機の可能性が高い。俺はすぐさま、操縦桿を握り直した。
※
近付くと、二機は交戦中だった。
一機は俺と性能の似た、小型で軽量、軽逆関節の格闘機。もう片方は、こちらも軽量だがどことなく甲殻類を思わせる変わったフォルムの、足回りにタンクを採用した機体だった。
どうやら劣勢なのは、タンクのほうらしい。格闘機の振るう二つの刃を、必死に避けたり捌いたりしながらいなしているものの、何故か動きが鈍い。機動性は悪くないはずだが、却ってそれが仇となって、自分の機体に翻弄されているような趣がある。
対して格闘機の振るう刃の動きには、嬲るような残忍さが隠せなかった。このままではいずれ、その二つの刃がタンクの棺に届くのは明白である。
タンクは火器の類をろくに装備していないところを見ると、本来は後方での支援に徹する機体なのだろう。索敵機だろうか。作戦行動においては部隊の生命線ともいえる、自分たち前線の格闘機が何をおいても守らねばならない存在であるが、いかんせんその性質上、一対一では真価を発揮しない。
ともあれ、今、自分が味方するべきなのは――、
「来い! 俺が相手だ!」
ヴン、と《フォグホーン》のミストエンジンが唸る音に、相手の格闘機が反応するよりも早く、《フォグホーン》の脚が回廊の床を蹴る。高く跳躍する。不意を突かれた格闘機が体を捻り、デュアルブレードを一閃させるのより、俺の手にした電磁アックスの重い刃が、相手の棺を破壊するほうがほんの少し早かった。
搭乗するライダーごとHCSの機能を破壊された格闘機は、ガクガクと断末魔のように痙攣し、やがて稼働を停止した。
「おーい! あんた、大丈夫?」
ハッチを開けて顔を出し、タンクのライダーに呼びかける。返事はすぐには帰って来なかった。
待っても待っても、相手のライダーは沈黙を続けている。凍り付いて動かない、甲殻類のような手足(よくよく見れば、それはほとんどレーダーなどの索敵用の装備だった)が、警戒心の表れのように見えた。
「もしかして……怖かったの?」
こちらがそう問うと、一瞬。ほんの一瞬の沈黙の後。
「はいいいいいい!?」
先ほど悲鳴をあげたのとは同じ人物と到底思えないような、大音量の叫び声が響いた。
NEWS
本日のニュースです北の遺跡に対し、霧笛の塔は再びハイドラ大隊を招集しました
各地のライセンス保持者たちが、無作為に選ばれて、大隊を結成します
企業連盟から再び独立した霧笛の塔、その全貌はいまだ謎に包まれています
一説では、企業連盟が握る『禁忌』の力を手に入れるために
わざと合併し、内部に入り込んだとも言われています
いまや企業連盟は――
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……ヒヒッ……遺跡探索が始まったな……ゴホゴホッ……さて、我々の目的を話そう」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ゴホゴホッ……われわれは遺跡に遊び来たわけではない……遺跡に眠る知識が必要なのだ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……素晴らしき科学は、われわれに道を指し示している……やがて、われわれ科学者は手にするだろう」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「われわれは、新たなる力を求める。われらの夢が叶うころ……もし、協力を続けてくれたのなら」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「きみに、戦闘システム『シャッテンフェー』の力を……ゴホゴホッ……ヒヒッ」 |
◆訓練
格闘*3の訓練をしました格闘*3が28上昇した
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
格闘*3の訓練をしました経験値が足りない
ブラッドはアステロイドホッパーを360cで購入した!!
ブラッドは高速機動輪『ラフィ』を360cで購入した!!
ブラッドは虚無腕部B-臂力を360cで購入した!!
ブラッドはナハトフリューグを360cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
対象の素材Bは存在しません
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺Cを装備した
脚部2にナハトフリューグを装備した
スロット3に高速機動輪『ラフィ』を装備した
スロット4に簡易エンジンAを装備した
スロット5に簡易エンジンAを装備した
スロット6に簡易頭部Bを装備した
スロット7に簡易軽ブースターBを装備した
スロット8に簡易軽ブースターBを装備した
スロット9に簡易補助輪Aを装備した
スロット10に簡易パルス砲Aを装備した
スロット11に虚無腕部B-臂力を装備した
◆僚機設定
アンナロッテとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
ジャンクバラック『ステュクス』の活動記録
壊れてしまった、もはや時代遅れ、彼氏にフラれた腹いせ。
あれこれの理由で積もったジャンク品の山の中。
打ち捨てられたようで、実はとても手入れの行き届いた三段櫂船型ハイドラが一機。
ある一人の幽霊が、そこで暮らしているのだ。
「メシと寝床?必要なら出すけどオレあんま料理上手くねえよ」
あれこれの理由で積もったジャンク品の山の中。
打ち捨てられたようで、実はとても手入れの行き届いた三段櫂船型ハイドラが一機。
ある一人の幽霊が、そこで暮らしているのだ。
「メシと寝床?必要なら出すけどオレあんま料理上手くねえよ」
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
三段櫂船型ハイドラの操縦棺の中から、薄青色をした影が飛び出す。モーヴェ 「あ。なんだなんだ?ここをあてがわれたって?」 |
モーヴェ 「ただの瓦礫の山にか?座標間違ってねえか?…いやまあ、雨風凌いでやるしメシも必要ならあるけどな…」 |
モーヴェ 「…で、お前はあの時の…」 |
モーヴェ 「よろしくな、兄ちゃん!」 |
モーヴェ 「あー、っと。ここに来た奴ら皆にも改めて自己紹介させてくれ。 オレはモーヴェ、半人半カモメのモーヴェ・カロンだ。…死んでるのはこの際気にすんな。」 |
モーヴェ 「ここに来たってことは少なくとも住む場所と食いもんが必要だったんだろ?『お供え用』に作っといたカレーが余ってんだ。好きな時に食ってけよ!どうせオレ食えないもん!」 |
……──……────…………………────
ジャンクヤードの隅、静かに一機のハイドラが着陸する。
次第に大きくなる電子音、ノイズ。それらはやがて人の声を象り──
メテルカ 「やあやあ みなさま ごきげんいかが よろこばしくもはっぴーなひとも ざんねんながらそうじゃないひとも よろしくよろしく わたしのなは めーてるめてるか これからきたいおきばとして おせわになるよ! ▼」 |
突然の長文を吐き出した。電子音声とはいえ、休みなく繰り出される言葉の物量はどこか人間的なものを感じさせる。
メテルカ 「わたしは いわばぼうれいのようなもの だから きねんしゃしんとか しごとあとのいっぱいとか そういうのは むずかしい ごめんね!!」 |
一気に言い終えるなり、音声はぶつりと途切れてしまった。
ハイドラからは、微かな金属音にロボットアームの駆動音、果ては溶接のアーク放電の音まで聞こえてくる。
次の戦場に向けて、自己修復に勤しんでいるのだろうか。
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第1ブロック
セクション・1[ハッキング]
セクション・1は誰にでも開かれた、地獄の釜の、飛び込み台――
来週の霧濃度:110%
来週の電磁波:99%
来週の警戒値:238%
シェリー |
さんかく |
エレライナ・マーラジカル |
アグロヴァル・エッフェンベルグ |
ミロク・イツコ |
赤目 |
ブラッド・メルヴィル |
アンナロッテ |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
有澤 零砂 |
アリーシャ |
ティー |
和装の人形と蒸気の蛙 |
ジグラ・ジグラ・マルテトト |
夜明けの口笛吹き |
イワクラ |
エイジ・アサヒ |
アキラ・ハリアエトゥス |
ODE-30 |
闇 |
--- | --- | --- | --- |
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デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
キャラデータ
名前
ブラッド・メルヴィル
愛称
ブラッド
|
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プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブラッド・メルヴィル(Brad Melville) 自称27歳の男性。正確な年齢は不詳、本人にもわからない。 僚機である年下の女性、アンナロッテを「守りたい」と口癖のように発言するが、戦闘中はどこか死に急ぐような行動が目立つ。本人も自分の意志をあまりよく把握していないのかもしれない。 ハイドラライダーになる前は、孤児だった。それより以前は、どこでどんな暮らしをしていたのか、何も覚えていない。何の記憶も持たない。何も持っていない。守るべきものだって、本当は何も無かったのかもしれない。 《フォグホーン》 軽量の格闘機。その駆動音は、どことなく孤独な恐竜の鳴き声を思わせる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
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1 | 操縦棺C | 簡易操縦棺C [20/臂力/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 素材 | テスラコイル21 [21/霊障/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
3 | 素材 | 粒子吸着材21 [21/耐粒/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
4 | エンジンA | 簡易エンジンA [20/臂力/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | エンジンA | 簡易エンジンA [20/臂力/---]《装備:5》 | ▼詳細 |
6 | 頭部B | 簡易頭部B [20/臂力/---]《装備:6》 | ▼詳細 |
7 | 軽ブースターB | 簡易軽ブースターB [20/臂力/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | 軽ブースターB | 簡易軽ブースターB [20/臂力/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | --- | --- | --- |
10 | パルス砲A | 簡易パルス砲A [20/臂力/---]《装備:10》 火力[329] 発射数[4] 防御属性[粒子] 防御値[162] 精度[210] 貯水量[87] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[67] 金額[360] 重量[50] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
11 | 電磁アックスA | 簡易電磁アックスA [20/臂力/---] 火力[2287] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[270] 貯水量[122] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[15] 消費EN[1260] 金額[360] 重量[250] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
12 | デュアルブレードA | greenshadows [20/臂力/---] 火力[1568] 連撃数[2] 防御属性[電子] 防御値[612] 精度[43] 貯水量[201] 弾数[16] 武器属性[衝撃] 異常追加[50] 消費EN[360] 金額[360] 重量[250] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
13 | デュアルブレードA | デュアルブレードA設計書 [20/変形/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
14 | --- | --- | --- |
15 | 素材 | 装甲板20 [20/装甲/---] [素材] |
▼詳細 |
16 | --- | --- | --- |
17 | 重ブースターA | アステロイドホッパー [20/機動/---] | ▼詳細 |
18 | 補助輪B | 高速機動輪『ラフィ』 [20/機動/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
19 | --- | --- | --- |
20 | 補助輪A
| 簡易補助輪A [20/旋回/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
21 | 腕部B | 虚無腕部B-臂力 [20/臂力/---]《装備:11》 | ▼詳細 |
22 | 軽逆関節A | ナハトフリューグ [20/機動/---]《装備:2》 機動[579] 跳躍[219] AP[351] 旋回速度[877] 防御属性[粒子] 防御値[180] 貯水量[87] 積載量[2100] 消費EN[108] 金額[360] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
23 | --- | --- | --- |
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