第30週目 insanelyの一週間
◆日記
(†メッセを先に読んで下さい。†)
インセイリー…今はまだリー・インを名乗っている…の返答は性急そのものだった。ベティ・ヴィーナスの提示したスケジュール上直近の空白、つまり今この時よりすぐを指定した。それは時間が経つにつれ、企業連によるライダー暗殺のリスクが高まるという切迫した問題意識もあるにはあったが、むしろこの男の気分に因るところが大きかった。
とにかく、ひと時に気分の切り替えをつけてしまいたかった。粟立つような気分を自覚的に抱えられるほど、彼の小児的な部分は耐久性を持ち合わせてはいなかった。
不幸だったのは話を持ちかけたベティ・ヴィーナスだった。口に出した手前、引っ込めるのも気が引けた結果、『白刃』から戻り落ち着けたばかりの腰を即座に浮かせる羽目に陥った。
********
いい加減斜陽も霧に遮られ切った頃。作業を切り上げ、Lamp of Iceへと向かう。
リスケジュールの結果わずかに生じた時間を膨大な取引の仲介で潰している内に、彼の喉よりも酷く擦れていた気分はいくらか湿度を取り戻していた。
市街部中心から離れるにつれ人が捌け疎らになっていく町辻を過ぎていくうちに、数ブロック先に見知った色彩を認めた。
頂部から地上までの過半を完全に覆うプラチナブロンドは、残像領域では実に珍しく(質にもよるが、めちゃくちゃに湿気てしまうからだ)以前目視した上背とも相違は無い。
急がせてしまったかな。今更に過ぎる感想を大した悪気もなく抱きながら、リーは横道に逸れ、彼我の距離を瞬時に踏破した。
遮るように横道から身を表し、正面から来るベティに笑いかける。
「こんばんは、ベティ・ヴィーナス。ご足労をかけたかな。リー・インだ」
お世辞にも明るいとは言えない顔色で歩いていたベティの表情は、凝固した。全く好意を感じさせない反応であった。
「あ……ど、どうも…」
この男の出で立ちを見た者の反応は大抵二つに絞られる。不審から来る警戒か、異物や害虫に示す類の嫌悪か。
ベティの示した硬直は、そのどちらとも取れるものであった。その態度を、むしろリーは好ましく受け止めた。望んでいた反応だった。
彼自身、このような格好をしているものは暗殺者か狂人のどちらかであることはよく知っていた。
知った上で、敢えてそのような警戒色に身を包むことを好んだ。自身の態度や容姿も一種の試験液だと決め付けていた。
であるからには、それを自然と思わないような人物こそ、今の彼が望む相手であった。
「どうももこうもも。礼を言うのは俺の方さ。人を誘うのは慣れてないんだ」
牙を剥いたような笑みを浮かべて、道を譲るように半身になる。
頬をかいて目を逸らすベティを見て漸く、それだけで察すると思い込んでいた愚に気付く。吹き出したい気分だった。とりわけ、己の愚鈍さに。
「どうした?Lamp of Iceでよかったんじゃないのか?」
さっ、行こうか。そう言って、勝手に歩き出してしまった。ベティの顔を見たまま嗤い出せば、彼女の機嫌を甚だしく損ねることくらいは、愚かなリーにも想像がついた。
********
「ハード・ヘレンって言ったっけ?あれをもう一つ頼む」
穏やかな笑顔のマスターは、無言のまま短剣状のホルダーが付いた開栓済みのボトル…の隣の新品を手に取った。
一片のロックアイスを落としたグラスに、一つはそのまま七分ほど注ぎ、もう一つは三分半ほど注いだところで水を加え、穏やかにシェイクする。
ロックをリーに、水割りをベティに。それぞれの分量を弁えたその心配りは、年を重ねた経験がそうさせるのか、空気のように主張することなくあっさりと執り行われた。
酒飲みであれば感慨の一つも覚え、酒が全てをあやふやにしてしまわない限りまた足を運んでみようとでも思うのだろうが、生憎リーにはそういった違いなど全くわからなかった。
酒に水を入れる行為は知っていても、その理由まではわからなかった。この店を選んだのも、他にベティが通っている店を知らないというだけの理由だった。
「名前のわかる酒はこれしか知らん」
そう言うと、当然のように饗されたグラスに戸惑うベティを尻目に、グラスを口に運んでしまう。あっという間にその容量の半分が失われた。
全く自然な所作ではあったが、相対的に一般的な人間の肝臓器と感性を有するベティにとり、リーの暴飲は手酷い衝撃を重ねて加えていた。
「…飲まないのか?好みじゃなかったらどれでも良さそうなのを頼」
「い、いえ、いただきます」
ベティが冷や汗と共に硬直しているうちに、リーは彼女の気分を完全に誤解したままカウンター台に立て掛けられたメニューに手を伸ばす。
慌てて制止し自分もグラスを傾ける。その目で見ていなければ水割りとは信じられないほど強烈な、しかし酷く繊細で豊穣な、そしてどこか懐かしい芳香が鼻腔を直撃する。
何故だろう、初めて口にするはずなのに。薄い琥珀色の液体が口元へと迫った時、ベティはあっ、と小さく声を上げていた。
潮の香りがするのだ。残像領域では全く嗅ぐことのない、あの潮風の香りが。
ぎょっとしてリーの方を見やる。一種の気配りの類なのか、その疑念はいつの間にか取り寄せていた硬質揚げパスタを齧るリーの姿の前に雲散霧消した。単に塩気を好んでいるだけなのだろうと結論づけた。
目に見えて脱力するベティに気づいたリーが、試験管のようなグラスを滑らせる。遠慮なく、ベティは容れられた硬質揚げパスタをつまんだ。
「そういや、2年前も話しかけてくれたのは君からだったな。あのブースターを買ってくれた時だったか」
ぽつりと、口を開く。いざ喋り始めると奇妙に愉しげに饒舌になるこの男にしては、些か珍しいただの事実への言及であった。
「ええ、そうですね。あの時は誰が自分の出品したパーツを購入したのか把握できませんでしたし、ただ単に取引が終了しただけ
では寂しい。だから簡素でも買い手の顔がわかった方が互いの得になるかなぁと、そんな気持ちで始めたものでしたが」
水割りを口に含み、軽く転がしてからこくりと飲み込む。強烈な香りに反してやわらかい口当たりと、それで尚失われない強い味が舌と喉で穏やかに踊る。
「今はメッセージを送らなくても、誰が幾つ買ったのかが一目でわかる。便利になりましたねぇ」
ほぅ、と一息吐いて再び口を開く。余計な緊張が味覚と酒気の奔流に流されていく感覚が酷く心地よかった。
「ああ、ああいう情報が垂れ流しなのは本当にありがたいね。マーケットに流れるライダーの思考がよく見える。
面白そうな奴がすぐ見つかるのも、俺には全くありがたい」
ぼんやりと見詰めていたグラスを投げ込むように口に運ぶ。たちまち空になったグラスを迎えるようにマスターがボトルの内容物を注いだ。
ボトルをカウンターに置き去り、二人からいくらかの距離を取る。これが気配りであることはリーにも理解できた。感謝よりも羨望が先立った。自分にはとてもそのような働きができるとは思えなかったからだった。
ラベルを見ていたベティは度数の表示に目を剥いていたが、リーは逆に壁に並ぶ残るボトルの方を眺めたままマイペースにがぶりと飲み込んでいった。
「フクリンがデュアルエンジンを作ってくれた時なんかは大変だった。めちゃくちゃな売り上げを記録して、
誰がどう使ってるのかなんか後から記録を追っても未だに把握し切れない。
一人で複数買ったやつまでいたからな。俺は当時知る由も無かったが、随分な人数が声をかけてきてたと知って今更ながら
焦ったよ。彼女がいなけりゃ、今頃…きひひ」
あっという間に空になったグラスに手酌で替りを注ぎ、揚げパスタを4本ほど一度に摘み取る。
なるほど、確かにこんな飲み方をすれば、ベティが多少飲んだところで払いの上では誤差なのだろう。
「ははは…それまででは考えられないようなエンジンでしたからね。
フクリンさんのパーツだと、私は操縦棺にお世話になりました。
あの人今どうしてるのかなぁ…あっそういえば当時心配してたみたいでしたよ、リーさんのこ…あっ」
慌てて口をつぐむ。当時を知る者であれば、福鈴の名と彼女が作製したパーツ、そして彼女が気にかけた相手の話…となれば、リーが秘そうとしていたある人物の話に他ならないと気付いたからだった。
今度はリーも誤解しなかった。薄く笑い、50度の酒精で唇を湿らせる。
「もう心配はいらないよ。バ…なんだっけ、バルナース?の言を信じるなら企業連とハイドラ大隊の敵対は確実なものになった
し、もう俺個人を特別狙うような段階じゃあないさ。
これにて逃げ切り確定、時効成立。インセイリーのご帰還だ。…大隊数百名を巻き添えにしちまったけど、ね」
どうにも俺が何かしてると無駄に規模が大きくなるな。擦れた声で自嘲しながら、リーは潮の香りを存分に流し込んだ。
ボトルに手を伸ばそうとする前に、ベティが既に手に取っていた。
「メルサリアに巻き込まれた、という立場は皆同じですよ」
3分ほど自分のグラスに注ぎ、残りを全てリーの手中のグラスに注ぎ込んだ。丁度7分程でボトルが空になった。
「…じゃあ、この一杯は帰還祝いとしましょうか。おかえりなさい、インさん」
小さく笑い、小首を傾げてグラスを差し出す。ここまで振り回されてばかりの彼女は、全く無自覚のまま反撃に成功していた。
促されるがままにそれを真似て、リーもグラスを突き出す。硬い物同士がぶつかる硬質な音が響き、酒面が僅かに踊った。
示し合わせたように、二人で一息に呷る。即座にベティが噎せ、リーが呼ぶよりも早くマスターがチェイサーを差し出した。
インセイリー…今はまだリー・インを名乗っている…の返答は性急そのものだった。ベティ・ヴィーナスの提示したスケジュール上直近の空白、つまり今この時よりすぐを指定した。それは時間が経つにつれ、企業連によるライダー暗殺のリスクが高まるという切迫した問題意識もあるにはあったが、むしろこの男の気分に因るところが大きかった。
とにかく、ひと時に気分の切り替えをつけてしまいたかった。粟立つような気分を自覚的に抱えられるほど、彼の小児的な部分は耐久性を持ち合わせてはいなかった。
不幸だったのは話を持ちかけたベティ・ヴィーナスだった。口に出した手前、引っ込めるのも気が引けた結果、『白刃』から戻り落ち着けたばかりの腰を即座に浮かせる羽目に陥った。
********
いい加減斜陽も霧に遮られ切った頃。作業を切り上げ、Lamp of Iceへと向かう。
リスケジュールの結果わずかに生じた時間を膨大な取引の仲介で潰している内に、彼の喉よりも酷く擦れていた気分はいくらか湿度を取り戻していた。
市街部中心から離れるにつれ人が捌け疎らになっていく町辻を過ぎていくうちに、数ブロック先に見知った色彩を認めた。
頂部から地上までの過半を完全に覆うプラチナブロンドは、残像領域では実に珍しく(質にもよるが、めちゃくちゃに湿気てしまうからだ)以前目視した上背とも相違は無い。
急がせてしまったかな。今更に過ぎる感想を大した悪気もなく抱きながら、リーは横道に逸れ、彼我の距離を瞬時に踏破した。
遮るように横道から身を表し、正面から来るベティに笑いかける。
「こんばんは、ベティ・ヴィーナス。ご足労をかけたかな。リー・インだ」
お世辞にも明るいとは言えない顔色で歩いていたベティの表情は、凝固した。全く好意を感じさせない反応であった。
「あ……ど、どうも…」
この男の出で立ちを見た者の反応は大抵二つに絞られる。不審から来る警戒か、異物や害虫に示す類の嫌悪か。
ベティの示した硬直は、そのどちらとも取れるものであった。その態度を、むしろリーは好ましく受け止めた。望んでいた反応だった。
彼自身、このような格好をしているものは暗殺者か狂人のどちらかであることはよく知っていた。
知った上で、敢えてそのような警戒色に身を包むことを好んだ。自身の態度や容姿も一種の試験液だと決め付けていた。
であるからには、それを自然と思わないような人物こそ、今の彼が望む相手であった。
「どうももこうもも。礼を言うのは俺の方さ。人を誘うのは慣れてないんだ」
牙を剥いたような笑みを浮かべて、道を譲るように半身になる。
頬をかいて目を逸らすベティを見て漸く、それだけで察すると思い込んでいた愚に気付く。吹き出したい気分だった。とりわけ、己の愚鈍さに。
「どうした?Lamp of Iceでよかったんじゃないのか?」
さっ、行こうか。そう言って、勝手に歩き出してしまった。ベティの顔を見たまま嗤い出せば、彼女の機嫌を甚だしく損ねることくらいは、愚かなリーにも想像がついた。
********
「ハード・ヘレンって言ったっけ?あれをもう一つ頼む」
穏やかな笑顔のマスターは、無言のまま短剣状のホルダーが付いた開栓済みのボトル…の隣の新品を手に取った。
一片のロックアイスを落としたグラスに、一つはそのまま七分ほど注ぎ、もう一つは三分半ほど注いだところで水を加え、穏やかにシェイクする。
ロックをリーに、水割りをベティに。それぞれの分量を弁えたその心配りは、年を重ねた経験がそうさせるのか、空気のように主張することなくあっさりと執り行われた。
酒飲みであれば感慨の一つも覚え、酒が全てをあやふやにしてしまわない限りまた足を運んでみようとでも思うのだろうが、生憎リーにはそういった違いなど全くわからなかった。
酒に水を入れる行為は知っていても、その理由まではわからなかった。この店を選んだのも、他にベティが通っている店を知らないというだけの理由だった。
「名前のわかる酒はこれしか知らん」
そう言うと、当然のように饗されたグラスに戸惑うベティを尻目に、グラスを口に運んでしまう。あっという間にその容量の半分が失われた。
全く自然な所作ではあったが、相対的に一般的な人間の肝臓器と感性を有するベティにとり、リーの暴飲は手酷い衝撃を重ねて加えていた。
「…飲まないのか?好みじゃなかったらどれでも良さそうなのを頼」
「い、いえ、いただきます」
ベティが冷や汗と共に硬直しているうちに、リーは彼女の気分を完全に誤解したままカウンター台に立て掛けられたメニューに手を伸ばす。
慌てて制止し自分もグラスを傾ける。その目で見ていなければ水割りとは信じられないほど強烈な、しかし酷く繊細で豊穣な、そしてどこか懐かしい芳香が鼻腔を直撃する。
何故だろう、初めて口にするはずなのに。薄い琥珀色の液体が口元へと迫った時、ベティはあっ、と小さく声を上げていた。
潮の香りがするのだ。残像領域では全く嗅ぐことのない、あの潮風の香りが。
ぎょっとしてリーの方を見やる。一種の気配りの類なのか、その疑念はいつの間にか取り寄せていた硬質揚げパスタを齧るリーの姿の前に雲散霧消した。単に塩気を好んでいるだけなのだろうと結論づけた。
目に見えて脱力するベティに気づいたリーが、試験管のようなグラスを滑らせる。遠慮なく、ベティは容れられた硬質揚げパスタをつまんだ。
「そういや、2年前も話しかけてくれたのは君からだったな。あのブースターを買ってくれた時だったか」
ぽつりと、口を開く。いざ喋り始めると奇妙に愉しげに饒舌になるこの男にしては、些か珍しいただの事実への言及であった。
「ええ、そうですね。あの時は誰が自分の出品したパーツを購入したのか把握できませんでしたし、ただ単に取引が終了しただけ
では寂しい。だから簡素でも買い手の顔がわかった方が互いの得になるかなぁと、そんな気持ちで始めたものでしたが」
水割りを口に含み、軽く転がしてからこくりと飲み込む。強烈な香りに反してやわらかい口当たりと、それで尚失われない強い味が舌と喉で穏やかに踊る。
「今はメッセージを送らなくても、誰が幾つ買ったのかが一目でわかる。便利になりましたねぇ」
ほぅ、と一息吐いて再び口を開く。余計な緊張が味覚と酒気の奔流に流されていく感覚が酷く心地よかった。
「ああ、ああいう情報が垂れ流しなのは本当にありがたいね。マーケットに流れるライダーの思考がよく見える。
面白そうな奴がすぐ見つかるのも、俺には全くありがたい」
ぼんやりと見詰めていたグラスを投げ込むように口に運ぶ。たちまち空になったグラスを迎えるようにマスターがボトルの内容物を注いだ。
ボトルをカウンターに置き去り、二人からいくらかの距離を取る。これが気配りであることはリーにも理解できた。感謝よりも羨望が先立った。自分にはとてもそのような働きができるとは思えなかったからだった。
ラベルを見ていたベティは度数の表示に目を剥いていたが、リーは逆に壁に並ぶ残るボトルの方を眺めたままマイペースにがぶりと飲み込んでいった。
「フクリンがデュアルエンジンを作ってくれた時なんかは大変だった。めちゃくちゃな売り上げを記録して、
誰がどう使ってるのかなんか後から記録を追っても未だに把握し切れない。
一人で複数買ったやつまでいたからな。俺は当時知る由も無かったが、随分な人数が声をかけてきてたと知って今更ながら
焦ったよ。彼女がいなけりゃ、今頃…きひひ」
あっという間に空になったグラスに手酌で替りを注ぎ、揚げパスタを4本ほど一度に摘み取る。
なるほど、確かにこんな飲み方をすれば、ベティが多少飲んだところで払いの上では誤差なのだろう。
「ははは…それまででは考えられないようなエンジンでしたからね。
フクリンさんのパーツだと、私は操縦棺にお世話になりました。
あの人今どうしてるのかなぁ…あっそういえば当時心配してたみたいでしたよ、リーさんのこ…あっ」
慌てて口をつぐむ。当時を知る者であれば、福鈴の名と彼女が作製したパーツ、そして彼女が気にかけた相手の話…となれば、リーが秘そうとしていたある人物の話に他ならないと気付いたからだった。
今度はリーも誤解しなかった。薄く笑い、50度の酒精で唇を湿らせる。
「もう心配はいらないよ。バ…なんだっけ、バルナース?の言を信じるなら企業連とハイドラ大隊の敵対は確実なものになった
し、もう俺個人を特別狙うような段階じゃあないさ。
これにて逃げ切り確定、時効成立。インセイリーのご帰還だ。…大隊数百名を巻き添えにしちまったけど、ね」
どうにも俺が何かしてると無駄に規模が大きくなるな。擦れた声で自嘲しながら、リーは潮の香りを存分に流し込んだ。
ボトルに手を伸ばそうとする前に、ベティが既に手に取っていた。
「メルサリアに巻き込まれた、という立場は皆同じですよ」
3分ほど自分のグラスに注ぎ、残りを全てリーの手中のグラスに注ぎ込んだ。丁度7分程でボトルが空になった。
「…じゃあ、この一杯は帰還祝いとしましょうか。おかえりなさい、インさん」
小さく笑い、小首を傾げてグラスを差し出す。ここまで振り回されてばかりの彼女は、全く無自覚のまま反撃に成功していた。
促されるがままにそれを真似て、リーもグラスを突き出す。硬い物同士がぶつかる硬質な音が響き、酒面が僅かに踊った。
示し合わせたように、二人で一息に呷る。即座にベティが噎せ、リーが呼ぶよりも早くマスターがチェイサーを差し出した。
NEWS
本日のニュースです企業連盟の支配下にあったイオノスフェア要塞に突如として現れた巨人は、防衛部隊を壊滅させた後、沈黙を保っています氷に包まれたイオノスフェアはこの未確認巨人に奪われたまま、奪還のめどすら立っていません
企業連盟の光と影の禁忌でさえも、この巨人には……
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。メフィルクライアからのメッセージを受け取った。どうやら、あいつは禁忌では貴公らを止められないと悟ったようだ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「HCSの進化にも失敗し、禁忌による共倒れにも失敗した。残されたのは、プランC。自らの力でもって、ハイドラのシステムを更新する……らしい」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「俺は均衡や世界の仕組みには興味はない。たとえその鍵を握っているとしてもだ。俺は戦う。俺が終わるまで歩みを止める必要はない」 |
メルサリアからのメッセージ 「HCSは制御不能に陥っている。君たちはHCSのアップデートにより、その力を250%にまで引き出している」 |
メルサリアからのメッセージ 「友人からのメッセージを受け取ったよ。どうやらあいつは君たちにお熱なようだ。私のことはそれほどにも思わないようだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「ドゥルガーは不完全なシステムだ。できそこないだ。全てが破壊された後の残骸だ。正直、君たちのハイドラには敵わないな」 |
メルサリアからのメッセージ 「自らの夢が……不完全だった、そんなとき、君たちならどうする? 夢を追っても、誰にも追いつけないまま取り残されてしまう」 |
メルサリアからのメッセージ 「ドゥルガーは私の夢なんだ。たとえそれがハイドラの足元にも及ばなくとも。恐らくハイドラは無限の力を手に入れるだろう」 |
メルサリアからのメッセージ 「……私はどうやったら夢を信じられる? 答えは一つしかない。私のドゥルガーが、ハイドラを超えて、無限を超えて……初めて、ドゥルガーは……」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「風のシステム、風のユニット。剣のシステム、剣のユニット。そして、狼のシステム……狼のユニット」 |
メフィルクライア 「わたしはこの世界に新たな秩序とシステムを生み出します。3つの力を組み合わせた、新たなコントロールシステム」 |
メフィルクライア 「フロストエンジンの開発は完全に成功しました。この力によって、残像領域全土を永久凍土で覆います」 |
メフィルクライア 「わたしはこの時をずっと待っていました。氷点下に『種子』を晒し、完全に死滅させます」 |
メフィルクライア 「わたしはイオノスフェアでこの力を行使します。あなたたちと未確認機を戦わせ、フロストエンジンを進化させ続けた成果が出ました」 |
メフィルクライア 「そして、ついに完成したのです。この、フィンブルヴェト・コントロール・システムが……」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「わ、わたしも……出ます! わたしのハイドラの力で……ミッションBで、共に!」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる歓声)『ヒルコ様!』『我々も共に!』『どこまでもお供しますぞ!』『ヒルコ様、お弁当は忘れていませんか?』『馬鹿ッ!ヒルコ様がそんな初歩的なミスを……えっ、お忘れに?』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「フーーーーーーーッ、どいつもこいつも馬鹿にして……もういい。私が、次なる禁忌、『大地の禁忌』を開放するしかないようだな……言っておくが、これのロックはかなり頑強で、できれば開放したくはなかったのだが……仕方がない。仕方がないということだ!」 |
少女のような謎の声の混線 「ルオシュ、あなたは……どうして、立ち止まってくれないの……?」 |
◆訓練
適性の訓練をしました適性が208上昇した
◆破棄
リーは\u88dc\u4f50を破棄した!!
544c相当の資材を手に入れた
544c相当の資材を手に入れた
リーはBN-MIRAGEMISTを破棄した!!
617c相当の資材を手に入れた
617c相当の資材を手に入れた
リーは反動吸収機構48を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
リーはロケットモーター48を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
リーはコンプレッサー46を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
◆送品
リーは【削除済み】にBN-BRIGHTNAIL-D.O.B.を送品した
リーは泥の獣達にBN-SCREAMを送品した
リーはカラーガタにミスト・ジンⅢを送品した
◆送金
リーはミクローナ・ミジンに7200money送金した
リーは天ヶ瀬 澪に400money送金した
リーは『偽りの幸運』エイビィに2000money送金した
◆受品・入金ログ
ニーユからミリアサービス式発動機『マントファスマ』が届いた13号-3からPA-Arkhai-06-HM2が届いた
カラミティからBN-UNCHAINEDCREATUREが届いた
ファンタから心霊写真48が届いた
【削除済み】からPARADISE LOSTが届いた
◆購入
リーは夜展レーダーB『Greenwich』を927cで購入した!!
リーは軽逆関節『ピルチャーズ』を605cで購入した!!
リーは試製幻想噴霧榴弾砲A-0を522cで購入した!!
◆作製
資金を300を投入した!!
作成時補助発動! 薄防!! 防御値が 48 減少!!
噴霧強化!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 48 増加!!
試製幻想噴霧榴弾砲A-0と心霊写真48を素材にしてBN-SCORCHERを作製した!!
◆戦闘システム決定
オーガアーム に決定!!
◆アセンブル
脚部2に軽逆関節『ピルチャーズ』を装備した
スロット3にミリアサービス式発動機『マントファスマ』を装備した
スロット4にPA-Arkhai-06-HM2を装備した
スロット5にブラック・マジックⅢを装備した
スロット6にBN-SCORCHERを装備した
スロット7に夜展レーダーB『Greenwich』を装備した
スロット8にBN-UNCHAINEDCREATUREを装備した
スロット9にBN-UNCHAINEDCREATUREを装備した
スロット10にグラス・スリッパーを装備した
スロット11にPARADISE LOSTを装備した
◆パーツ改名
PARADISE LOSTをBN-EXILEに改名した!!
◆パーツアイコン変更
BN-EXILEをアイコン変更した!!
◆僚機設定
リゼット・フォーレとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
霧中のワンデイパスポートの活動記録
残像領域ではおよそ全てが霧に覆われる。濃淡の差はあれど、ハイドラ乗りたちは皆『それ』を纏って戦いに臨む。望むと望まざるとに関わらず。
時に袖の触れ合う距離すら見通せなくなり、逸れたはずの銃弾が襲い掛かり、甚だしいケースでは時の流れすら大きく食い違う。
戦場は霧という渾沌に包まれる。戦士は霧を纏う八又の怪物に包まれる。怪物は己と全く異なる姿の怪異に囲まれる。
全てが貴方に牙を剥く。そこでは人の認識は酷く脆く、疑うことと信じることは同じ価値しか持たない。それは貴方の心を守りはしても、貴方の命までもは守れない。不安の山を切り崩したところで、戦場で人が死ぬという自然現象から逃れることは誰にもできない。
では、全ては無駄なのか。それは有り得ない。
理に適い技術の粋を尽くしたパーツアセンブル、敵機を把握し所持火器に対応した装甲の備え、機影を捉え行く先を見切り未来に向けて引鉄を引く訓練は必ず貴方の戦果と生還率を高めるだろう。
それでも尚足りないのだ。漸近すれども到達することは永遠にない。その差は理や経験では埋まらない。最後のピースは必ずすり抜け、或いはつっかえる。
何が貴方を生かしてきたのか。ある者は幸運と言うだろう。ある者は歌が。ある者は業、技術、呪い…何者かに守られていると言う者さえいるだろう。同じことを謳い、今は霧のどこかに消えた者もいるのに?
彼らを分けたあやふやな何か。どこにでも収まる、しかし意識的には到達しえない何処かにある何か。あらゆる積み重ねを足がかりにただただ霧の中に伸ばした手だけが掴める何か。
それこそが霧中のパスポート、戦場への適性そのものなのだろう。
おかえり、怪異の戦士たち。でも忘れないで、今日帰ってきた貴方が明日霧のしじまに消えていかないとも限らないことを。
パスポートの有効期限は当日限り。貴方は馬車馬のように戦い、他に何の役にも立たない殺しのライセンスの更新手数料を払い続ける。望むと望まざるとに関わらず。
時に袖の触れ合う距離すら見通せなくなり、逸れたはずの銃弾が襲い掛かり、甚だしいケースでは時の流れすら大きく食い違う。
戦場は霧という渾沌に包まれる。戦士は霧を纏う八又の怪物に包まれる。怪物は己と全く異なる姿の怪異に囲まれる。
全てが貴方に牙を剥く。そこでは人の認識は酷く脆く、疑うことと信じることは同じ価値しか持たない。それは貴方の心を守りはしても、貴方の命までもは守れない。不安の山を切り崩したところで、戦場で人が死ぬという自然現象から逃れることは誰にもできない。
では、全ては無駄なのか。それは有り得ない。
理に適い技術の粋を尽くしたパーツアセンブル、敵機を把握し所持火器に対応した装甲の備え、機影を捉え行く先を見切り未来に向けて引鉄を引く訓練は必ず貴方の戦果と生還率を高めるだろう。
それでも尚足りないのだ。漸近すれども到達することは永遠にない。その差は理や経験では埋まらない。最後のピースは必ずすり抜け、或いはつっかえる。
何が貴方を生かしてきたのか。ある者は幸運と言うだろう。ある者は歌が。ある者は業、技術、呪い…何者かに守られていると言う者さえいるだろう。同じことを謳い、今は霧のどこかに消えた者もいるのに?
彼らを分けたあやふやな何か。どこにでも収まる、しかし意識的には到達しえない何処かにある何か。あらゆる積み重ねを足がかりにただただ霧の中に伸ばした手だけが掴める何か。
それこそが霧中のパスポート、戦場への適性そのものなのだろう。
おかえり、怪異の戦士たち。でも忘れないで、今日帰ってきた貴方が明日霧のしじまに消えていかないとも限らないことを。
パスポートの有効期限は当日限り。貴方は馬車馬のように戦い、他に何の役にも立たない殺しのライセンスの更新手数料を払い続ける。望むと望まざるとに関わらず。
ユニオン金庫……1000c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
ENo.4からのメッセージ>>
深い溜め息。
(暗にお前にはそういうことはできやしないんだろうと牽制をし、それから出された名前に興味を示した。)
届いたエンジンには、男の言ったとおりに使った跡があった。
ENo.101からのメッセージ>>
oO(そう考えれば、自分は三人の中で一番過酷な状況に置かれていないよな。
一番甘ったるい環境を過ごしてライダーになったんだよな……)
一分も経たないうちに、ブライトネイル宛にテキストだけの通信が送られてくる。今度の出撃予定日時までのベティのスケジュールだ。基本的に自由に暮らしているのか、空いている時間が多いように見える――リーに合わせる、ということだろうか。
ENo.107からのメッセージ>>
ENo.134からのメッセージ>>
ENo.329からのメッセージ>>
ENo.534からのメッセージ>>
――しばしの沈黙。
ENo.574からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.295 >>Eno.580 >>Eno.187
深い溜め息。
ニーユ 「あの子に付き合う人間の見極め方でも教えるべきでしょうか。」 |
ニーユ 「私は年長者としてあの子のことを見ている、それだけです。」 |
ニーユ 「……ベティ・ヴィーナス。白刃の。」 |
ニーユ 「……あの子は一体どこまで他人を巻き込んでいるんだ。とんだ台風の目だな」 |
ニーユ 「はい。受け取ったように作製しましたし、こちらにも都合が良かったので一度使わせていただきました。」 |
ニーユ 「故に多少の使用感はありますが、動作には何の問題もないことを保証します」 |
ENo.101からのメッセージ>>
oO(そう考えれば、自分は三人の中で一番過酷な状況に置かれていないよな。
一番甘ったるい環境を過ごしてライダーになったんだよな……)
ベティ 「ええ……年齢が関係なくなるのも同感です。こうしてハイドラ大隊の中に組み込まれてしまった以上、我々はただの『ハイドラライダー』とだけ見られているかもしれない」 |
ベティ 「……そうなんですよ。皆を守る守ると言ったって、自分の行いを顧みずにやられてしまったら、もうどうしようもないじゃないですか……! 下手したら、それはジルに前を任せることを承諾した私にも責任がのしかかってくる。最悪の場合、立ち直れないかもしれない」 |
ベティ 「なのに、なのにジルは、他の人の命は勿論、自分の命も守ると言った。 生きていないと誰も守れない、と言った。 それがあの子なりの覚悟であることはわかっているし、無理に否定するつもりもないんですけど、どうも不安を振り切ったというよりは、誰にも見えないよう笑顔の下に押し留めている気がして。 止めたいけど、止めてはいけない――私はジルに対して、この二つの感情が鬩ぎ合っています」 |
ベティ 「――とまあ、感情の整理がてら私の気持ちを述べると、こんな感じ……なのですが。 Lamp of Iceも場所はわかるし異論はありません。けど、とにかく、悲観的な単語が飛び交います。それでもよかったら。ちょっと待ってくださいね」 |
ENo.107からのメッセージ>>
カラミティ 「首輪か……ああ、首輪は外れているのかもしれない」 |
カラミティ 「戦う理由なぞ、我は兵器だから――そして、それを使役する、指示する者がいるからに過ぎぬ それが存在意義なのだ、それ以外の生き方を知らないからな ――貴様も、似たような奴だと認識しているが?」 |
カラミティ 「貴様も厄介な経歴を持っているようだな 深くは知らぬが――もしや貴様も、兵器として育てられていたのか? 人の身でありながら、哀れなものだ」 |
ギルデンロウ 「俺の可能性ね。何様のつもりだ、お前は?世捨て人か何かか?」 |
ギルデンロウ 「……いや、わかる。お前は戦闘用のカタワで、よほど俺より引き返せない位置にいる。 戦いの価値が知りたいか?」 |
ギルデンロウ 「だがそれにしても、俺なんかより、他にもっと可能性の高いヤツがいる……って、たぶんお前も思ってるよな?」 |
ギルデンロウ 「俺が仮に戦いの中で価値を掴めたとしても、もしくは他の”適任”がそうできたとしても、それはお前を満たすものではきっとないよ」 |
ギルデンロウ 「どっかのガキにご執心なんだろ?他人に頼っても何にもならんぞ、インセイン。」 |
ギルデンロウ 「ただの野次馬のつもりなら、俺から言うことも特にないがね」 |
ギルデンロウ 「俺が戦場にかける願いは、戦場にいないマトモな連中たちと同じだ。特別なことじゃない」 |
ギルデンロウ 「俺は俺だけの役割《ロール》が欲しいだけさ。そして老いすぎた。他でそれを見つけるにはね」 |
篠崎生体総合研究所 内燃課 「この度は弊研究所の試作研究にご協力頂きまして、誠に有難う御座います。試作棺の方を送付いたしますので、御検収の程宜しくお願いいたします。」 |
篠崎生体総合研究所 内燃課 「先日発表された『生体部品』は産業界にパラダイムシフトを引き起こしました。当研究所ではかつてより生体部品に関する研究を進めておりましたが、カワサキ・ハイテック様のご尽力と世の潮流により大幅な進歩を遂げるでしょう。誠に感謝致します」 |
篠崎生体総合研究所 内燃課 「また、当研究所に対するあらゆる攻勢勢力からの防衛に関する契約に関しましても誠に感謝いたします。我々にとって『資金』というものは何の意味も持たないタダの数値でしかありませんが、代わりに『情報』を提供して頂けるとのことで。そちらの方につきましては弊研究所一同大いに期待しておりますので、是非ともご尽力の程よろしくお願い申し上げます。」 |
篠崎生体総合研究所 内燃課 「…………ただし、我々にも資金の限界はございます。貴方以外にも昨今は各種支援のチャネルが構築されており、この数値の使い道など腐るほど御座いますので。其の事を努々お忘れなきよう……」 |
篠崎生体総合研究所 内燃課 「…それでも貴方が未だに何かを欲するのであれば、お気軽にご連絡くださいませ。本家の承認さえ頂ければ、貴方が利用しきれない程度の支援は可能でしょう。勿論相応の『代償』は頂きますが…」 |
――しばしの沈黙。
ジル 「カラミティさんにも、似たようなことをいわれました。 人を守るためには、人を……殺さなければならない、って」 |
ジル 「でも、言われてから気付いたんです。 私は、”誰か”を守りたいわけじゃなかったんだ、って」 |
ジル 「私は、私の……大切な人を守りたい」 |
ジル 「企業とか、宗教とか……本当は、どうでもいいんです。 そこに大切な人がいなければ、意味はありませんから……」 |
ジル 「だから、私は――――」 |
ジル 「大切な人を、守るためなら」 |
ジル 「世界を敵に回しても、守り抜いて見せます。 ……もちろん、自分の命も含めた上で」 |
ジル 「ふふ……なんて」 |
ジル 「でも、企業はもうああなってますし 実際のところ……あまり変わらないと思うんです」 |
ジル 「私ももう、企業に狙われる側の人間ですから」 |
ことのはのアリー 「また儲け話を持ってきてくれたんだね! ありがとう!」 |
ことのはのアリー 「依頼品にはかっこいいアイコンをつけたいところだけど、時間的に厳しいか。まあ自己満足だから気にしないで」 |
ことのはのアリー 「依頼主や購入者のアセンにアイコンが組み込まれる……そういうのを見ると、なんとなくワクワクするんだ。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.295 >>Eno.580 >>Eno.187
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2500
攻撃戦果補正15%(MAX)
支援戦果補正6.46%
防衛戦果補正3.24%
撃墜数補正 0.1%
未確認機補正5%
サブクエスト0.5%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3471
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額114
整備請求額 0
ユニオン費 -96
◆適性値が3成長しました
◆経験値が155増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正15%(MAX)
支援戦果補正6.46%
防衛戦果補正3.24%
撃墜数補正 0.1%
未確認機補正5%
サブクエスト0.5%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3471
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額114
整備請求額 0
ユニオン費 -96
◆適性値が3成長しました
◆経験値が155増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
リーは反応スプリング49を入手した!
リーは保証書49を入手した!
明日の戦場
第30ブロック
企業間闘争[目標物破壊]
いわゆる代理戦争だ。こちらがハイドラ大隊だからと油断するな。敵も最新式の兵器を集めている。敵企業の倉庫を破壊してくれ。報酬も出そう
来週の霧濃度:197%
来週の電磁波:183%
lily of the valley |
イート・ミートサンド |
Picayune |
リゼット・フォーレ |
insanely |
ECD |
ドーリス |
ブリッジビルダー |
ササクレ |
Sieglinde |
周波数60.27 |
『至極の悪夢』ハンブルグ・ダーウェン |
アユー・ドルイド |
エンゲルヒェン=エックハルト |
発明家ニトロ |
ジュリアン・アッセルマン |
レオンハルト |
ラシアス・マグラウド |
メル・ログ |
サグ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
『ルミナス・テンプル』[攻撃不能] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
キャラデータ
名前
insanely
愛称
リー
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プロフィール
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ハイドライダー インセイリー insanely. 今日ではリー・インを名乗る。 細身。年齢不詳。やや丸くなりこそしたものの、楽観的、刹那的。 稚気を孕みながらも薄く冷えた笑い。 後天性四肢欠損。椎弓のひとつを脊髄直結端子に置換しており、ハイドラ技術を流用した義肢を備える。 人体と機械の疎通、漸近を強く念じたその技術者達は既に喪われ、今では彼と彼の専用ハイドラ、そして一人の女性にのみその原型を伝えている。 ミストアヴェンジャーⅡ襲来事件と前後して、その技術は意図的に巷間へと流され、やがて少しずつ新たな技術の流れに組み込まれていった………はずだった。 「…ああ、もちろん損はさせないよ。お互い、いい感じにならないかい?」 ハイドラ ブライトネイル BrightNail. この度インセイリーが駆ることになった試作品。どことなく野生的なフォルムの人型ハイドラ。 費用面、運用面から脊髄直結操縦用の機材はスペースこそ設けられているもののオプションとなっており、現在はオミットされている。 デチューンこそされているものの、複層装甲、それを生かした広い可動域、良好なサステンションは攻防両面において高い水準を満たしている。 特徴的な両腕側面を覆う可動式のツインクローと頭部の形状は、前傾姿勢を取るとどことなく袖付きの猫。にゃーん。 アンリーシュドファイア UNLEASHEDFIRE. 全身の中間装甲と置換されたマルチプルブースター及び、肩部・背面ハードポイントに増設された外装エンジン・ブースターユニットにより構成される、限界機動カスタムプラン。 量産、戦略的運用を前提に設計されたブライトネイルの性格とは真っ向から反する、劣悪過ぎる燃費と整備コスト、脆過ぎる装甲、高過ぎる操縦難度。各ブースターはオーバーロードにより櫛の歯が抜けるように損壊し、異常燃焼を起こしたエンジンが一度の交戦で焼け落ちる。 ナンセンスそのものだった筈のカスタマイズだが、設計者はライダーの希望通り構築し、その図面を託して送り出した。 斯くして実戦に投入されたそれは、機体を構成する全てのパーツが定格を大幅に上回る性能を出力、単機で戦況を一変させる打撃力を発揮した。 崩壊寸前のまま飛び回る、貯水量を明らかに超えた大量の霧を吐き出す等数々の異常事象は、技術的説明をつけられないまま一種の霊障として記録されている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 術導肢A | ブラック・マジックⅢ [42/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
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2 | 術導肢A | ブラック・マジックⅢ [42/高圧霊障/高圧霊障]《装備:5》 | ▼詳細 |
3 | 飛行ユニットA | BN-UNCHAINEDCREATURE [46/高圧霊障/高圧霊障]《装備:8》 | ▼詳細 |
4 | 重ブースターA | BN-SCREAM [45/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
5 | エンジンB | BN-EXILE [47/高圧霊障/高圧霊障]《装備:11》 | ▼詳細 |
6 | 重ブースターA | BN-UNLEASHEDFIRE [47/重保証/重保証] | ▼詳細 |
7 | 硬質ダガーA | GD-09[ブーステッド・マンⅡ] [43/出力/幻想機動] 火力[971] 連撃数[3] 防御属性[粒子] 防御値[285] 精度[246] 貯水量[197] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[16] 金額[578] 弾薬費[10] 重量[50] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
8 | 重多脚A | BN-GRAVEYARDSHIFT [42/重出力/重出力] 機動[237] 跳躍[48] AP[5762] 旋回速度[280] 防御属性[霊障] 防御値[1001] 貯水量[1016] 積載量[5400] 消費EN[1126] 金額[571] 重量[1784] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
9 | FCSB | コロッセオおじさん [43/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
10 | 軽逆関節A | BN-BLINK&NECKHUNT [41/重霊障/重霊障] 機動[1015] 跳躍[301] AP[482] 旋回速度[1205] 防御属性[粒子] 防御値[247] 貯水量[120] 積載量[2100] 消費EN[148] 金額[564] 重量[882] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
11 | エンジンA | ピニャ・コラーダ [45/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
12 | 重ブースターA | 白鴉幻想推力増幅機関弐(付録無 [44/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
13 | エンジンA | ミリアサービス式発動機『マントファスマ』 [47/高圧霊障/高圧霊障]《装備:3》 | ▼詳細 |
14 | 操縦棺B | ノンアルコールビール [39/重保証/重保証] | ▼詳細 |
15 | 重ブースターA | ミスト・ジンⅢ [44/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
16 | 重ブースターA | ミスト・ジンⅢ [44/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
17 | 術導肢A | PA-Arkhai-06-HM2 [45/高圧霊障/高圧霊障]《装備:4》 | ▼詳細 |
18 | 重ブースターA | BN-SCREAM [45/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
19 | 重ブースターA | BN-UNLEASHEDFIRE [41/高噴霧/高噴霧] | ▼詳細 |
20 | FCSB | コロッセオおじさん [43/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
21 | 飛行ユニットA | BN-UNCHAINEDCREATURE [46/高圧霊障/高圧霊障]《装備:9》 | ▼詳細 |
22 | 重ブースターA | BN-UNLEASHEDFIRE [42/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
23 | FCSB | コロッセオおじさん [43/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
24 | 重ブースターA | グラス・スリッパー [46/高圧霊障/高圧霊障]《装備:10》 | ▼詳細 |
25 | 重ブースターA | グラス・スリッパー [46/高圧霊障/高圧霊障] | ▼詳細 |
26 | レーダーB | 夜展レーダーB『Greenwich』 [47/薄装甲/薄装索敵]《装備:7》 | ▼詳細 |
27 | 重ブースターA | BN-SCORCHER [48/幻想噴霧/高圧霊障]《装備:6》 | ▼詳細 |
28 | 軽逆関節A | 軽逆関節『ピルチャーズ』 [47/幻想機動/幻想機動]《装備:2》 機動[1052] 跳躍[406] AP[519] 旋回速度[1626] 防御属性[粒子] 防御値[171] 貯水量[129] 積載量[2100] 消費EN[159] 金額[605] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
29 | 素材 | 反応スプリング49 [49/跳躍/---] 特殊B[660] [素材] |
▼詳細 |
30 | 素材 | 保証書49 [49/保証/---] 特殊B[660] [素材] |
▼詳細 |