第3週目 バルトロイ・クルーガーの一週間
霊障見舞金として300cの資金が送られました
◆日記
「……ふーむ、成る程ねえ」
セティが熱心に外した義手を分解しながら確認するのをバルトは不安げに見つめていたが、耐えきれず同伴していたシンジの方を見る。
「なあ、コイツ大丈夫なのかよ」
「ちょっと怪しいけど大丈夫だ。こっちのバルトは大分世話になってるからな」
「"こっちのオレ"、ねえ」
あの日、タカムラ整備工場に戻ってきたのは紛れもなくバルトロイ・クルーガーでありながら、今この世界にいるべき彼ではなかった。
シンジの事は知っていたが、チカはもっと小さな子供の頃の記憶しかなく、リタの事は知らない。そして、当然ミヅカ――ダイスの事もわからなかった。
非常事態を受け、こういう事象に多少は強いだろうと呼びつけられたセティ曰く
《残像領域から異世界に飛んだ世界線と、そうではない世界線がなんらかの影響で交わったようだ。しかも、その世界線は元々同一であり、だからこそシンジとバルトの過去はある程度一致しているのだろうね。》
というものだった。
原因については流石のセティもわからない。が、時空震等の影響などで特に異世界と繋がりやすいスポットは存在するかもしれない、という仮説は十分有り得る。
そして、なによりも元を同じくする"バルト同士が引き合った結果"という可能性も強く、おそらく彼らの存在が入れ替わったような状態だとセティは仮説をあげていた。
「……交易都市、だったかな。君の話を聞く限りは科学よりも魔法だと聞いていたが、これはまた、科学と魔術の見事な融合だ」
分解した義手を見つめながらセティは感心したように唸る。機械的な技術で言えば流石に見劣りするが、そのひとつひとつを確認すれば単純な機械技術だけではなく、魔術の波動を感じることが出来る。
その結果、見た目以上の働きをしている義手になっていた。
「そいつはどうも。科学だけじゃ限界があるからよ、こいつの管理を手伝ってくれてる奴は、錬金術も応用したとかって」
「……それは、例の同じ宿の仲間達かい?」
セティの言葉にバルトは頷く。
"外の世界のバルト"には、仲間がいる。そして、バルトはその仲間達がこの事態を打破する事を信じている。だからこそ、想定外の事態に陥った今でもほれほど動揺せずにいれるのだ。
「ところで、君の方では何も手掛かりはないのかい?あちらの世界から持ってきたものでもあれば、私も解析くらいはするのだが」
「特に何もねえんだよな。あの、北の遺跡とやらに確認しには行きたいんだが」
首を横に振るバルトにセティはそうか、と残念そうに呟いた。なんとも別の意思が透けて見えるそれにバルトは苦笑しつつシンジを見れば、軽く肩を竦めただけだった。
その時、不意にシンジの持つ携帯電話の着信音が響く。シンジはすぐにそれに反応した。
「もしもし……は?ほんとか?……ああ、うん、わかった。急いで戻る」
何事かと視線を向けてきたバルトにシンジはひとつ目配せするとすぐに歩き始めた。
「おい、どうしたんだよ」
「急げ、お前の知り合いが来た」
「は?"オレ"の知り合いって言われても、オレは知らねえんだぞ?」
「だから、"お前"の知りあいだよ!」
「はあっ!?」
喧々囂々となにかを言い合いながら去っていく男達の背中にセティは目をすっと細める。
「面白いことになったものだねえ……」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
タカムラ整備工場に戻ってきた二人をリタが駆け足で迎えに来る。
「バルト!」
「おう、リタ。……ホントにオレの知り合いなのか?」
「ええ、その、ブレイドって方……」
リタが名前を言うのとバルトが視界に見知った顔を納めるのはほぼ同時だった。
残像領域に残る"勇者"の物語。その勇者の物語で見るような、装飾のある布の服。床につきそうなほどのマントを身に纏い腰に剣を下げた、くすんだ銀髪と紫眼の男。
「バルト!」
頬に二本の傷を持つその顔は間違いなくバルトの仲間――ブレイドだった。
「ブレイド!お前……なんで!?」
「誰のせいだと……」
「そういやオレだな!」
軽口を叩きあう姿は確かに二人が仲間同士であることを示している。
今まで黙ってたシンジがその様子を確認すれば、二人のそばに歩み寄っていく。
「積もる話もあるだろうがよ、お前さんの知ってること、話してもらってもいいか?」
シンジの問いにブレイドは深くうなずいた。
「ええ、勿論。俺も、知りたいことが沢山ある」
鉄とコンクリートに囲まれた場所で、そのマント姿はとても浮いていた。
ブレイド本人もその事についてはよく理解している。ガレージの隅にあるベンチに腰かけているその姿はどうにも落ち着きがなかった。
見知った姿はバルト一人。とりあえず、数度バルトと視線を合わせたあと、一度深呼吸して口を開いた。
「ブレイド・アクエイン。昔は騎士をしていたが、色々あって今は冒険者をしている。バルトとは、ずっと一緒に冒険をしてる仲間だ」
その言葉も今だと不思議に聞こえる。目の前にいるリタやシンジもバルトの事はよくしっていて、シンジに至ってはバルトと旧知の仲でもあるらしい。
ここでは自分だけが異邦人なのだろうと感じる。
「俺達は冒険者稼業も長くて、変わった依頼や面倒な依頼なんかが回ってくることも少なくない。今回もそのうちのひとつだった。未踏の古代遺跡の調査……俺達の世界にも遥か昔には機械があった……と、推測される遺跡が少なからずあり、今回もそういった類の場所だった」
そして、ブレイドの口から出てくる言葉もまた、シンジ達には現実味のわかない、まさに全く世界の違う話。本当に住む世界が違うのだから当たり前ではあるのだが。
「古い遺跡の機械達は動かなくなってる事の方が多い。ただ今回は運が悪かったらしくて動いてしまった。俺達はそれに巻き込まれた……んだと、思う」
そこまで黙って聞いていたリタがふと首をかしげた。
「世界を渡る機械があったって事ですか?」
その問いにブレイドは軽くうなずく。
「……恐らく……と、いうか、改めて俺が話さなくてもバルトは先にここに来てたんだよな?」
ブレイドがバルトをみると、バルトは視線をわざとらしく逸らした。
嫌な予感と共にバルトからリタに視線を戻すと予想通り首を横に振っていた。
「バルト、全然詳しい話はしてくれなくて……それよりハイドラに乗るのが楽しいって……確かにバルトらしいんですけど」
「……お前なあ、時と場所を考えろよ」
視線が一気に自分に集中したのを見ればバルトうるせえよ、と悪態をつく。
いつも通りのバルトだとは思うのだが、いつも通り過ぎるのも問題があるような気もする。
「難しい話になるから、めんどくさかったんだよ。どうせ、その証拠になるものは俺は持ってねえし」
「え?」
「あん?」
証拠がないというバルトの言葉にブレイドは目を丸くした。一方のバルトはなぜブレイドがそんな顔をするのか分からず怪訝な顔でブレイドを見返す。
しばしの沈黙のあとブレイドがわざとらしく咳払いをして、隣においていた麻袋を探し始めた。
「えーっと……ああ、これだ。俺が気付いた時、近くに落ちてたんだけど……恐らくこれは、元の世界の遺跡のものだと思う」
そう言ってブレイドが出したのは手の平くらいの大きさの球体状の機械だった。みれば鉄のようなものでつくられたそれは、レンズのようなものや、それに繋がるように電源を入れた際には光るようにされた電気の線が巡らされている。
「へ?オレそんなの持ってねえぞ?」
「そりゃあ、お前が変なものに触るからって、俺が取り上げたからな」
覚えてないような物言いのバルトにブレイドは軽く頭を押さえたくなりながら、小さく息を吐くだけにとどめる。
そうしているうちに近付いてきたシンジが、ブレイドの手にある機械に手を伸ばしてきた。
「なあ、それちょっといいか?」
「ええ、どうぞ。俺はこういうのはわからないので」
渡された機械をまじまじとしばらく見てはうーん、とひとしきり唸ったシンジは改めてブレイドの方を見る。
「これはちょっと色々見てもらった方がいいと思うんだが、借りてもいいか?」
「……ええ、少しでもなにかわかるなら、むしろこちらからお願いします」
深く頭を下げるブレイドにシンジは、そんなのはいいと苦笑を浮かべる。
「じゃあ、ついでにしばらくはウチで世話してやるよ。服もそれじゃあ目立つしな」
「すみません、何から何まで」
ブレイドが再び頭を下げるのとほぼ同時にバルトは両手を伸ばして伸びをする。
「話ついたんなら、そろそろ飯にしようぜ。腹減っちまった」
「……変わらないなあ、お前は」
そう呟いたブレイドの言葉は呆れながらも、ようやく仲間に合えた安堵感が滲んでいた。
「……こちらの世界のバルトは、そちらの世界に入れ替わるように飛ばされた、のでしょうか」
ふと、リタがセティの言葉を思い出し、尋ねる。ブレイドは、リタを改めてみるとゆっくりと首を横に振ったうえで、ゆっくりと口を開いた。
「さすがにそれは、わからない――けど、今までの経験を踏まえるとその可能性は高い……と、思う」
「今までの経験?」
「ああ。過去の自分や未来の自分に会った仲間もいる。別の軸の自分が干渉しあうってのも、有り得ると思うよ……そうなればきっと、仲間が世話してるだろうから……安心してくれていいと思う」
確証はないんだけど、と苦笑を浮かブレイドは迷いなくそう告げ、今度は強く頷いて見せた。
「……そうですね。きっと、そうですよね」
強い信頼を感じる彼の仲間達を今は信じるしかない、そう思ったリタは希望を込めてその言葉に頷き返した。
セティが熱心に外した義手を分解しながら確認するのをバルトは不安げに見つめていたが、耐えきれず同伴していたシンジの方を見る。
「なあ、コイツ大丈夫なのかよ」
「ちょっと怪しいけど大丈夫だ。こっちのバルトは大分世話になってるからな」
「"こっちのオレ"、ねえ」
あの日、タカムラ整備工場に戻ってきたのは紛れもなくバルトロイ・クルーガーでありながら、今この世界にいるべき彼ではなかった。
シンジの事は知っていたが、チカはもっと小さな子供の頃の記憶しかなく、リタの事は知らない。そして、当然ミヅカ――ダイスの事もわからなかった。
非常事態を受け、こういう事象に多少は強いだろうと呼びつけられたセティ曰く
《残像領域から異世界に飛んだ世界線と、そうではない世界線がなんらかの影響で交わったようだ。しかも、その世界線は元々同一であり、だからこそシンジとバルトの過去はある程度一致しているのだろうね。》
というものだった。
原因については流石のセティもわからない。が、時空震等の影響などで特に異世界と繋がりやすいスポットは存在するかもしれない、という仮説は十分有り得る。
そして、なによりも元を同じくする"バルト同士が引き合った結果"という可能性も強く、おそらく彼らの存在が入れ替わったような状態だとセティは仮説をあげていた。
「……交易都市、だったかな。君の話を聞く限りは科学よりも魔法だと聞いていたが、これはまた、科学と魔術の見事な融合だ」
分解した義手を見つめながらセティは感心したように唸る。機械的な技術で言えば流石に見劣りするが、そのひとつひとつを確認すれば単純な機械技術だけではなく、魔術の波動を感じることが出来る。
その結果、見た目以上の働きをしている義手になっていた。
「そいつはどうも。科学だけじゃ限界があるからよ、こいつの管理を手伝ってくれてる奴は、錬金術も応用したとかって」
「……それは、例の同じ宿の仲間達かい?」
セティの言葉にバルトは頷く。
"外の世界のバルト"には、仲間がいる。そして、バルトはその仲間達がこの事態を打破する事を信じている。だからこそ、想定外の事態に陥った今でもほれほど動揺せずにいれるのだ。
「ところで、君の方では何も手掛かりはないのかい?あちらの世界から持ってきたものでもあれば、私も解析くらいはするのだが」
「特に何もねえんだよな。あの、北の遺跡とやらに確認しには行きたいんだが」
首を横に振るバルトにセティはそうか、と残念そうに呟いた。なんとも別の意思が透けて見えるそれにバルトは苦笑しつつシンジを見れば、軽く肩を竦めただけだった。
その時、不意にシンジの持つ携帯電話の着信音が響く。シンジはすぐにそれに反応した。
「もしもし……は?ほんとか?……ああ、うん、わかった。急いで戻る」
何事かと視線を向けてきたバルトにシンジはひとつ目配せするとすぐに歩き始めた。
「おい、どうしたんだよ」
「急げ、お前の知り合いが来た」
「は?"オレ"の知り合いって言われても、オレは知らねえんだぞ?」
「だから、"お前"の知りあいだよ!」
「はあっ!?」
喧々囂々となにかを言い合いながら去っていく男達の背中にセティは目をすっと細める。
「面白いことになったものだねえ……」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
タカムラ整備工場に戻ってきた二人をリタが駆け足で迎えに来る。
「バルト!」
「おう、リタ。……ホントにオレの知り合いなのか?」
「ええ、その、ブレイドって方……」
リタが名前を言うのとバルトが視界に見知った顔を納めるのはほぼ同時だった。
残像領域に残る"勇者"の物語。その勇者の物語で見るような、装飾のある布の服。床につきそうなほどのマントを身に纏い腰に剣を下げた、くすんだ銀髪と紫眼の男。
「バルト!」
頬に二本の傷を持つその顔は間違いなくバルトの仲間――ブレイドだった。
「ブレイド!お前……なんで!?」
「誰のせいだと……」
「そういやオレだな!」
軽口を叩きあう姿は確かに二人が仲間同士であることを示している。
今まで黙ってたシンジがその様子を確認すれば、二人のそばに歩み寄っていく。
「積もる話もあるだろうがよ、お前さんの知ってること、話してもらってもいいか?」
シンジの問いにブレイドは深くうなずいた。
「ええ、勿論。俺も、知りたいことが沢山ある」
鉄とコンクリートに囲まれた場所で、そのマント姿はとても浮いていた。
ブレイド本人もその事についてはよく理解している。ガレージの隅にあるベンチに腰かけているその姿はどうにも落ち着きがなかった。
見知った姿はバルト一人。とりあえず、数度バルトと視線を合わせたあと、一度深呼吸して口を開いた。
「ブレイド・アクエイン。昔は騎士をしていたが、色々あって今は冒険者をしている。バルトとは、ずっと一緒に冒険をしてる仲間だ」
その言葉も今だと不思議に聞こえる。目の前にいるリタやシンジもバルトの事はよくしっていて、シンジに至ってはバルトと旧知の仲でもあるらしい。
ここでは自分だけが異邦人なのだろうと感じる。
「俺達は冒険者稼業も長くて、変わった依頼や面倒な依頼なんかが回ってくることも少なくない。今回もそのうちのひとつだった。未踏の古代遺跡の調査……俺達の世界にも遥か昔には機械があった……と、推測される遺跡が少なからずあり、今回もそういった類の場所だった」
そして、ブレイドの口から出てくる言葉もまた、シンジ達には現実味のわかない、まさに全く世界の違う話。本当に住む世界が違うのだから当たり前ではあるのだが。
「古い遺跡の機械達は動かなくなってる事の方が多い。ただ今回は運が悪かったらしくて動いてしまった。俺達はそれに巻き込まれた……んだと、思う」
そこまで黙って聞いていたリタがふと首をかしげた。
「世界を渡る機械があったって事ですか?」
その問いにブレイドは軽くうなずく。
「……恐らく……と、いうか、改めて俺が話さなくてもバルトは先にここに来てたんだよな?」
ブレイドがバルトをみると、バルトは視線をわざとらしく逸らした。
嫌な予感と共にバルトからリタに視線を戻すと予想通り首を横に振っていた。
「バルト、全然詳しい話はしてくれなくて……それよりハイドラに乗るのが楽しいって……確かにバルトらしいんですけど」
「……お前なあ、時と場所を考えろよ」
視線が一気に自分に集中したのを見ればバルトうるせえよ、と悪態をつく。
いつも通りのバルトだとは思うのだが、いつも通り過ぎるのも問題があるような気もする。
「難しい話になるから、めんどくさかったんだよ。どうせ、その証拠になるものは俺は持ってねえし」
「え?」
「あん?」
証拠がないというバルトの言葉にブレイドは目を丸くした。一方のバルトはなぜブレイドがそんな顔をするのか分からず怪訝な顔でブレイドを見返す。
しばしの沈黙のあとブレイドがわざとらしく咳払いをして、隣においていた麻袋を探し始めた。
「えーっと……ああ、これだ。俺が気付いた時、近くに落ちてたんだけど……恐らくこれは、元の世界の遺跡のものだと思う」
そう言ってブレイドが出したのは手の平くらいの大きさの球体状の機械だった。みれば鉄のようなものでつくられたそれは、レンズのようなものや、それに繋がるように電源を入れた際には光るようにされた電気の線が巡らされている。
「へ?オレそんなの持ってねえぞ?」
「そりゃあ、お前が変なものに触るからって、俺が取り上げたからな」
覚えてないような物言いのバルトにブレイドは軽く頭を押さえたくなりながら、小さく息を吐くだけにとどめる。
そうしているうちに近付いてきたシンジが、ブレイドの手にある機械に手を伸ばしてきた。
「なあ、それちょっといいか?」
「ええ、どうぞ。俺はこういうのはわからないので」
渡された機械をまじまじとしばらく見てはうーん、とひとしきり唸ったシンジは改めてブレイドの方を見る。
「これはちょっと色々見てもらった方がいいと思うんだが、借りてもいいか?」
「……ええ、少しでもなにかわかるなら、むしろこちらからお願いします」
深く頭を下げるブレイドにシンジは、そんなのはいいと苦笑を浮かべる。
「じゃあ、ついでにしばらくはウチで世話してやるよ。服もそれじゃあ目立つしな」
「すみません、何から何まで」
ブレイドが再び頭を下げるのとほぼ同時にバルトは両手を伸ばして伸びをする。
「話ついたんなら、そろそろ飯にしようぜ。腹減っちまった」
「……変わらないなあ、お前は」
そう呟いたブレイドの言葉は呆れながらも、ようやく仲間に合えた安堵感が滲んでいた。
「……こちらの世界のバルトは、そちらの世界に入れ替わるように飛ばされた、のでしょうか」
ふと、リタがセティの言葉を思い出し、尋ねる。ブレイドは、リタを改めてみるとゆっくりと首を横に振ったうえで、ゆっくりと口を開いた。
「さすがにそれは、わからない――けど、今までの経験を踏まえるとその可能性は高い……と、思う」
「今までの経験?」
「ああ。過去の自分や未来の自分に会った仲間もいる。別の軸の自分が干渉しあうってのも、有り得ると思うよ……そうなればきっと、仲間が世話してるだろうから……安心してくれていいと思う」
確証はないんだけど、と苦笑を浮かブレイドは迷いなくそう告げ、今度は強く頷いて見せた。
「……そうですね。きっと、そうですよね」
強い信頼を感じる彼の仲間達を今は信じるしかない、そう思ったリタは希望を込めてその言葉に頷き返した。
NEWS
本日のニュースです先日壊滅したシルウェストリスの最新鋭部隊について
続報が入っています
シルウェストリス社は、遺跡探索を一時中断することを決定しました
これは、自社部隊の再編までの時間確保であり、
次の大侵攻へ向けての準備と見られています
いっぽうヒルコ教団は――
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「我々は、あえて遺跡探索で慎重に駒を進めてきた。理由は、知っての通りだ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「先日、シルウェストリスの部隊が壊滅的被害を受けた。やり過ぎたんだ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「敵は、こちらの動向を探っている。そして我々が動こうとすると……例えば国境に兵を立たせるような」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「そういう脅威を察知して、先手を打ってくる。だから、深く探索をしつつも、目立ってはいけない」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「貢献を積むのは嬉しいが、そういうわけがある。その時は、君の貢献の3割を返金で対応させてもらう」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「さて……まいったな。ニュースは見ているかい? そう、僕たちの部隊が壊滅的被害を受けた」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「出る杭は打たれるってやつなんだ。他の勢力は黙って僕たちが勇み足を踏むのを待っていたんだ。意地が悪いよ」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「でも、犠牲になった仲間の残した、貴重な情報を逃すわけにはいかない」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「君に話せるくらいの情報としては……そうだね。デバステイター・センチネルは、セクションを進むごとに倍の強さになる」 |
シルウェストリス航空担当『フィズ』からのメッセージ 「セクション・5では、予測としておよそ半分の力になる。つまり、もう一回覚醒を残している。つまり、セクション・6があるかもしれないんだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「まずは、君の力を見させてもらう。もし、脅威となるならば……世界を救命する、脅威となるならば――」 |
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が17上昇した
格闘の訓練をしました格闘が17上昇した
射撃の訓練をしました射撃が19上昇した
格闘の訓練をしました格闘が19上昇した
バルはボロットアームを360cで購入した!!
バルは重ブースターおじさんを360cで購入した!!
バルはIP-Well-01を360cで購入した!!
バルはSONIDO超軽を360cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
粒子吸着材21と簡易軽逆関節Aを素材にして***を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺Bを装備した
脚部2に簡易軽車輪Aを装備した
スロット3にボロットアームを装備した
スロット4に簡易軽ブースターBを装備した
スロット5にたい焼き餡無しを装備した
スロット6にIP-Well-01を装備した
スロット7に重ブースターおじさんを装備した
スロット8に粒子爆雷《リヴァイアサン》を装備した
スロット9に***を装備した
スロット10にSONIDO超軽を装備した
スロット11にPK-001を装備した
◆僚機設定
ローデット・ダイスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
タカムラ整備工場の活動記録
タカムラ整備工業は霧の世界にわりと古くからある整備工場です。親切丁寧がモットーで丹念に整備された機体は命中精度がよくなったと評判があるとか。
そんなタカムラ整備工場では現在割引サービスを実施中。当ユニオン参加の方には整備料を一割引を行っております。
ドリンクサービスも行ってますので整備のさいは是非タカムラ整備工場まで!
そんなタカムラ整備工場では現在割引サービスを実施中。当ユニオン参加の方には整備料を一割引を行っております。
ドリンクサービスも行ってますので整備のさいは是非タカムラ整備工場まで!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
ENo.55からのメッセージ>>シンジ 「店の事なんて気にしなくていいからよ、存分に好きなようにやってきてくれよ!まあ、無事に帰ってくるのは当たり前だけどな!」 |
シンジ 「ルゼは大丈夫かもしれねえけど、一緒に乗るお坊ちゃんの方は無理しすぎるなよ。ダメだって思ったらオレが無理やり下ろしちまうぜ?」 |
シンジ 「えーっと、あとなんかあったような……」 |
リタ 「購入についてじゃないです?」 |
シンジ 「ああそうだ、うちからの購入は暫く経験値か素材になる。もう少しあとになれば様子見て別の購入も検討するけど序盤だからなってことで。アイテム枠には気をつけろよ」 |
エイジ・アサヒ 「こんちは~~~。あの、俺エイz……エイジって言います。こういうのって、やっぱりプロの方に任せた方がいいと思って来ました。よかったらコイツのメンテナンスについてアドバイスお願いします~」 |
メッセージ
ENo.11からのメッセージ>>
ENo.53からのメッセージ>>
(ずるい、卑怯だ。
あのおっさんはこっちのこと何も知らないくせに
そんな風に その面で見るのは、その声で話すのは)
メッセージを送信しました
>>Eno.55: >>Eno.7:
グロリア 「バルト、ね! なら、あたしのこともグロリアって呼んで!」 |
グロリア 「わあ! やっぱり! すごいな。あたし、前のハイドラ大隊に所属していた人に、話を聞きたいって思ってたの! あたし、バイオスフェアとイオノスフェアの話が好きでね! あの時はシェルターに入ってたから、あとから話を聞いたんだけど……」 |
グロリア 「?(なんか間があったような)」 |
グロリア 「フフ、それは言われなくたってやっちゃうわ。 正直なところ、まだ緊張はちょっと残ってるけど……」 |
グロリア 「あたしと『ゲフィオン』のこと、戦場で見てて頂戴ね、バルト!」 |
グロリア 「あ、いや、別にずっと見ててねってわけじゃないけど…… でも、そのうち活躍して、嫌でも視界に入るようになる予定だから!」 |
ダイス 「……そう、か。知らないなら……仕方ない」 (仕方ないとは言うものの声色はどこか落胆の色を示していた)」 |
ダイス 「別に与太話に興味がないわけじゃないさ ただ、私が知っている『バルト』からアンタの昔話は聞いたことがある、それだけ おっさんが違う話をしてくれるっていうなら話は別だがな」 |
(ずるい、卑怯だ。
あのおっさんはこっちのこと何も知らないくせに
そんな風に その面で見るのは、その声で話すのは)
ダイス 「……そうかよ、そりゃよかったな」 |
ダイス 「……別に迷惑じゃねえよ、私が此処に邪魔してただけだ。 今はあんまり来るの見たことねえけど、その、一応私を訪ねる奴が来たら知らねえって言えよ?」 |
ダイス 「戦場じゃ頼む。愛想は……元々こんなんだ、悪いな」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.55: >>Eno.7:
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1150
追加収入 55
攻撃戦果補正4.12%
支援戦果補正3.54%
防衛戦果補正8.28%
敵警戒値補正0.238%
合計現金収入1410
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額575
整備請求額 0
ユニオン費 -92
賞金 1000
ユニオン利子100
◆反応値が3成長しました
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 55
攻撃戦果補正4.12%
支援戦果補正3.54%
防衛戦果補正8.28%
敵警戒値補正0.238%
合計現金収入1410
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額575
整備請求額 0
ユニオン費 -92
賞金 1000
ユニオン利子100
◆反応値が3成長しました
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
バルは衝撃吸収板22を入手した!
バルは消火装置22を入手した!
バルは噴霧ノズル22を入手した!
バルはレイドーム22を入手した!
明日の戦場
第10ブロック
抵抗存在排除[フラッグ]
通路を塞いでいる残像を排除してくれ。邪魔なものは消えてもらう。敵のエースを見つけた。優先的に破壊してくれ
来週の霧濃度:89%
来週の電磁波:93%
来週の警戒値:260%
緋色の狐 |
叢雲 |
動物園のゴリラ |
ホッパーマン |
シータ・キンデン |
ステラ=アレグレット |
アニマ |
ナーリス |
アンフィニ&許多 |
オルト・イスケー |
ミロク・イツコ |
赤目 |
ローデット・ダイス |
バルトロイ・クルーガー |
ルフ・イクス |
夜明けの口笛吹き |
イワクラ |
狂った刀鍛冶 |
シャルル |
『Phantom Beast』 |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
キャラデータ
名前
バルトロイ・クルーガー
愛称
バル
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バルトロイ・クルーガー Bartloy Kruga 男 185cm 赤髪、緑目の中年男性。50歳はとうに過ぎている。 過去の事故で片目と片腕を失い一時期は戦場を退いていたが色々あって義手を獲得。現在もハイドラライダーとして第一線で戦い続けているベテランライダー。 豪放磊落で酒と戦場を愛する男。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 _24_25_26_27_28_29_30_31 _32_33_34_35_36_37_38_39 _40_41_42_43_44_45_46_47 _48_49_50_51_52_53_54_55 _56_57_58_59_60_61_62_63 _64_65_66_67_68_69_70_71 _72_73_74_75_76_77_78_79 _80 |
機体データ |
|
|
12 | 粒子爆雷A | 粒子爆雷《リヴァイアサン》 [20/機動/---]《装備:8》 火力[223] 発射数[25] 防御属性[電子] 防御値[162] 精度[8] 貯水量[43] 弾数[30] 武器属性[対地] 異常追加[30] 消費EN[14] 金額[360] 重量[100] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
22 | パンツァークリンゲA | PK-001 [20/臂力/---]《装備:11》 火力[1634] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[810] 貯水量[333] 弾数[8] 武器属性[衝撃] 異常追加[46] 消費EN[18] 金額[360] 弾薬費[20] 重量[170] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
21 | 軽ブースターB | 簡易軽ブースターB [20/臂力/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
20 | --- | --- | --- |
7 | 補助輪B | 簡易補助輪B [20/機動/---] | ▼詳細 |
6 | 補助輪B | 簡易補助輪B [20/機動/---] | ▼詳細 |
19 | エンジンB | たい焼き餡無し [20/重量軽減/---]《装備:5》 | ▼詳細 |
3 | エンジンC | 簡易エンジンC [20/機動/---] | ▼詳細 |
2 | 軽車輪A | 簡易軽車輪A [20/機動/---]《装備:2》 | ▼詳細 |
1 | 操縦棺B | 簡易操縦棺B [20/機動/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
4 | エンジンC | 簡易エンジンC [20/機動/---] | ▼詳細 |
5 | エンジンC | 簡易エンジンC [20/機動/---] | ▼詳細 |
8 | 補助輪B | 簡易補助輪B [20/機動/---] | ▼詳細 |
9 | 素材 | 衝撃吸収板22 [22/耐物/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
10 | パルス砲B | 簡易パルス砲B [20/機動/---] 火力[446] 発射数[3] 防御属性[火炎] 防御値[234] 精度[169] 貯水量[131] 弾数[15] 武器属性[対空] 異常追加[35] 消費EN[96] 金額[360] 重量[120] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
11 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレードA [20/機動/---] 火力[1532] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[594] 精度[89] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[70] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
13 | 素材 | 消火装置22 [22/耐火/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
14 | 素材 | 噴霧ノズル22 [22/噴霧/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
15 | 素材 | アンテナ20 [20/索敵/---] [素材] |
▼詳細 |
16 | 素材 | レイドーム22 [22/広域索敵/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
17 | 素材 | ロボットアーム20 [20/臂力/---] [素材] |
▼詳細 |
18 | 補助輪B | *** [21/耐粒/出力]《装備:9》 | ▼詳細 |
23 | 腕部B | ボロットアーム [20/臂力/臂力]《装備:3》 | ▼詳細 |
24 | 重ブースターA | 重ブースターおじさん [20/出力/出力]《装備:7》 | ▼詳細 |
25 | --- | --- | --- |
26 | エンジンB | IP-Well-01 [20/重量軽減/臂力]《装備:6》 | ▼詳細 |
27 | 補助輪B | SONIDO超軽 [20/重量軽減/重量軽減]《装備:10》 | ▼詳細 |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |