ENo.0113　スタニスワフ・クビツァ

「……はっはっは！はっはっはっはっ！」
「大したもんだな、センチネルってやつは！」
「そして、オレたちも……まだまだイケるぞ。
マシン・オーバーロードとやら、気に入った。」

『……そんなものを試すために、私がウーランへ干渉できないように妨害して、撃墜されにいったのですか？』

「そう怒るな、ハンナ。
それに人聞きが悪いことを言うな。
撃墜されたのは、単に実力だ。」

『……なおさら問題です。
そんなことをしていたら、いずれ死にますよ？』

「幸い、死にかけるのには慣れていてな？
走馬灯もこの数週で飽きるほどに見た。」
「まぁデータは取れた。
それにこの感覚は、前にも味わったことがある。そうだろ？」

『……あの日、メルサリアさんとの戦い。
最も、データにも残っていない、白昼夢のようなものですが。』

「それに、記録にもあるだろ。
ほら、あいつだ。リー・イン？とかいったやつだ。」

『ブライトネイル。
確かに凄まじいまでの破壊を生み出しましたが……死んでいます。』

「とはいえな、実力じゃ勝ってねえんなら、このまんま戦ってもおっ死ぬだけだ。
そして、他に行く場所もねえ。俺も、おまえもな。
なら、なんでも使って戦うだけだな？
俺が死なないように、頼むぞハンナ。」

『……はぁ。
了解しました。』

「それでいい。」

頑張りましょう