第9週目 CODE NAME - H∧Lの一週間
◆日記
ピピピ、キィキィとやかましい鳥の声が目覚まし代わり。ぱーとつー。
オモチャを転がしてガラガラとにぎやかに遊ぶ鳥を横目に
何時も通りの身支度をして、朝食を済ませた。
───────────────────────────
うちのインコたちの中で
オモチャの鈴をかわりばんこに突っつくのがブームらしい。
10羽だからやかましいことやかましいこと。
まあ、かわいいんだけどね。
───────────────────────────
なんてことない日誌を書きとめて。
身の回りにある荷物を整理し始める。
家を往来するようになるのだから、
多少は纏めておこうとせっせと動くのだった。
NEWS
本日のニュースです雨は降り続いています。もはや、我々になすすべはないのでしょうか
各地でヒルコ教団の一派が、船に乗って逃れられるとして、チケットを高額で販売しています
時折、地響きのような振動が、あちこちで発生しています
そのなかで、マテリアルベルトは声明を発表しました
「我々には、新しい世界を受け入れる用意がある」
「世界の中心に存在するタワー。何のために存在するのか。いま、それが――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……マテリアルベルトに先を越されたな……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ヒヒッ、世界の中心に存在するタワー……そこに登れば、世界の終わりを生き残ることができる」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……私のプランも似たようなものだ。月という操縦棺に人々を避難させ、残像領域を維持する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月に至る道も、操縦棺のアップデートも、全て未完成だが……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ああ、私はもうダメかもしれない。あらゆるものが未達のまま時は過ぎていく」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「夢の理論、夢の方程式、夢のシステム……空想の中では、全て叶えられた夢なはずなのに……ゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「私は、最後まであがくつもりだよ……ここで諦めたら、私の意味を喪失する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「予算も時間もないが、期待してくれたまえ……ヒヒッ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「ううむ、やはり今回も末端の者が勝手なことを……」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「チケットを高額で売ったとして、自分自身は船に乗れないのだが」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「せっかく賜ったチケットを売るようなものに、与える慈悲はないがね」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「まもなく、神は目覚める。神……そう、残像領域の主であり、意志だ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「全ては神である魔王『セワ』の見た夢……神が滅びた後もなお、走り続ける残像の夢」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する。こちらの捜査は続いている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』と戦うかもしれない。一部の情報を共有しておく」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「まず、『グレムリン』はこの世のものではない……いや、我々こそが、この世のものではない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「いわば、我々は誰かの見ている夢の中の存在であり、実体のない虚構だ。一方、『グレムリン』は実体がある」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「夢を見て現実に干渉しようとしても無駄なように、『グレムリン』には通常の方法で干渉することは不可能だ」 |
少年Eからの通信 「そう、僕らは夢」 |
少年Fからの通信 「だからと言って、僕らの存在は虚無じゃない」 |
少年Fからの通信 「僕らは考えている。喜んだり、悲しんだりしている。それこそが、僕らの存在を証明している」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「ドゥルガーは世界をコントロールしようとした。結果、世界から拒絶され、世界は深い眠りに落ち、荒廃した世界となった」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「そう、ドゥルガーは新しい世界の神となる存在だった。実際には、そうはならなかったが」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「残像領域は、様々な移民を受け入れた。それは、世界の見た記憶の断片だ。世界の記憶、経験、知識、そして、そこから導かれた来訪者」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「私も、そんな来訪者の末裔だ。本当の私は、実体の中で夢を見ているはずだ。そして、私はその夢を許容する」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「貴様は、なぜ死なない? なぜ、私の力を受けて、そんなにも……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「なぜ、貴様に触れる事すらできない? 追いつくことさえ……できないのか?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「仮にそうだとしても、私は諦めることはない。私は遺跡と共にある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そして、使命と……領域拡散精神遊離環と共にある。だから、私は無敵なんだ」 |
◆訓練
制御の訓練をしました制御が29上昇した
ハルカはたいやきエンジン5号機を585cで購入した!!
ハルカはCet- Flightunitを524cで購入した!!
ハルカはCet- Flightunitを524cで購入した!!
ハルカはAberrationAstrayを371cで購入した!!
ハルカは試製耐霊噴霧機B-0を396cで購入した!!
ハルカはERISを461cで購入した!!
ハルカは霊障加速式水粒収束爆雷『ルッキオラ』を1027cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を10を投入した!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 54 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 54 増加!!
高速化プラン25と中逆関節A設計書を素材にしてハルシオン脚部機構-閃型を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にAberrationAstrayを装備した
脚部2にハルシオン脚部機構-閃型を装備した
スロット3にCet- Flightunitを装備した
スロット4にミカンの木を装備した
スロット5にたいやきエンジン5号機を装備した
スロット6にLib007[paqfidrag]を装備した
スロット7にCet- Flightunitを装備した
スロット8に霊障加速式水粒収束爆雷『ルッキオラ』を装備した
スロット9にERISを装備した
スロット10に玉虫栄養剤を装備した
スロット11に試製耐霊噴霧機B-0を装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
マノ・ボトリング残像領域支部の活動記録
ディスプレイはいつも通りデバステイターの情報を表示しているが、画面上の宿禰は物憂げな様子である。
「エマさん、心配ですよね、というか……」
少し言いよどむ
「えっと、先ほどモスキート…が帰投したのですが、その、なんというか……」
「う~~~ん、やっぱり本人から説明いただいた方がいいですね、よろしくお願いします」
画面は切り替わり、格納庫内のモスキートが映し出された。
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
許多 「………………。(←珍しく、朝から本社ではなく残像領域支社に来ている)」 |
アンフィニ 「……おはようございます、マックルランさん。ゆっくりお休みになられましたでしょうか。あいにく社宅では警備上の問題がありますため、仮眠室しかお貸しすることができず非常に申し訳ありませんでした。一刻も早く脅威を排除するために、本社上層部からも早速支援が始まっています。しばらくの間外出が制限されますが…どうか今は事態の沈静化を此処でお待ちくださいますよう、お願い申し上げます」 |
許多 「お久しぶりです。許多です。本社から指示があってしばらくアンフィニと一緒に俺も現場に出ることになりました。よろしくお願いします。機体もしばらく筏(ジャンガーダ)になります。僚機以外の皆さんに影響が出ることはほぼないと思いますが一応、伝達です。……さすがに瞳(バラル)は小さすぎて、俺が絶対乗れないんで」 |
許多 「……本社から支援品を持ってきました。結構な割合で食料です。全部英国から直接取り寄せた物なんで、マックルランさんのためですね。『我々が貴女をお父様の許に無事にお送りするまでは、せめて英国のお食事でお心を慰められますよう』っていう伝言付きです。『ご心配の点がありましたら、お気軽に従業員にお尋ねください』とも。…改めてよろしくお願いします、マックルランさん」 |
??? 「ザザザッ!!」 |
セディ 「いいえ。 これはハルカに関する話ではありますが、ハルカとの話ではありません。 故に、こちらに問い合わせた次第です」 |
セディ 「むしろ、そうですね。 今、彼が世話になっている方がいらっしゃると思います。 その方や、ハルカと縁がある方には……是非同席頂ければと」 |
言葉を切ると通信転送を待つ。
そして、改めて映像が繋がると、笑顔のままに頭を下げた。
通信先に誰がいようと、何人いようと、その対応は変わらない。
セディ 「改めましてこんにちは、初めまして。セディオレイスと申します。 ENo.084、ODE-30の名前で登録しているハイドラライダー…… と言えば、あるいは見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません」 |
セディ 「さて、本日の要件……の前に、少し背景事情を説明させて頂きますね。 私たちは、行方知れずだったハルカのことを二年に渡って捜索していました。 それがこの度ようやく無事を確認できたと、まあこういう次第でして」 |
セディ 「元より血の繋がらぬ家族ではありますが、それ故に色々と気になることも多く。 特に彼の身体は少々……まァ、きちんと面倒を見る必要のあるもので。 それが一人行方知れずとあっては、最悪の状況もあり得ると」 |
セディ 「そんな不安もあって、色々と捜査網を張り巡らせていたのです。 通信網も含めて、ね。人が動けばどこかに痕跡は残りますから。 ハイドラのメンテ記録や通院記録、果ては雑貨の購入ログまで……」 |
セディ 「勿論、法に触れるようなことはしておりませんが。 丁度、ウチのハイドラに載っているAIが、索敵・情報処理を主とした それなりに“使える”AIでして。可能な範囲であちこち探っていた訳です」 |
セディ 「………………。 ですが。 痕跡は、一切見つかりませんでした」 |
青年の表情から、笑みが消える。
二年もの間、張り続けた網に何もかからなかったという事実。
そこから導き出される仮定は二つ。
ひとつは最悪の事態。既にハルカが人知れず死んでいる、というものだが……
『そうではない』としたら。
『そうではない』のに『見つからなかった』のはなぜか。
人が……特にハルカが生きていくために必要な行為を、彼はどうやって行ったのか。
セディオレイスは、その問いに対する解を胸中に抱いていた。
【マノ社の中に、ハルカを匿っていた人間がいる】
だが。
通信先の誰かが口を開こうとした、それより一手早く。
青年は再び明るい声で話し始めた──笑顔を、再び貼り付けて。
セディ 「我々は確信しています。 あなた方の中に、ハルカに協力的な人物が少なからず居て、 ハルカの居場所があなた方の中にある、と言うことを」 |
セディ 「二年もの間、ハルカが生き抜くことができる環境がここにある。 これは実に喜ばしいことです。特に『この霧の中』では。 そして、同時にこのことが私からの、我々からの要件にも繋がるのですが」 |
セディ 「どうかこの居場所を『今後も維持して頂きたい』のです。 そのためには我々も協力を惜しみません。 戦力が必要な場面があれば、いくらでも招集に応じましょう」 |
セディ 「───いかがでしょうか?」 |
彼はカメラ越しに一同を見回し、にこりと笑って見せるのだった。
オルト・イスケー 「あれ、ファティマちゃん引っ越すんだ。サルガッソだと朝早くなくていいらしいから羨ましいなぁ……」 |
オルト・イスケー 「ああそう、向こうの事業所の人にでも声掛けとくから、そっちから食料とかは送るかもね。」 |
宿禰 「あれ?なんかネットワークの調子が……?」 |
本日も縄張り巡回に精を出すえびっこである。
「!!」
距離が開く。詰める。また開く。そして詰める。だが開く!
せかせか、忙しなく逃げるファティマを追うえびっこ。
遊んで貰っていると勘違いして居そうな勢いである。
……が、飴について言及されると。追いかけっこに必死で忘れていたのか、はたと動きを止め。
存外、素直に、その場で飴を食べ始めた。
尚、微妙にポリゴンめいた顔の何処に口があるのかは、正確にはよくわからない……
一方、なかま(ハルカ)が通信対応する様子に、勢いよく振るわれている触覚。
弟氏に思う所があるのか、なんだか挟む気満々である。主には、通信端末を。
帰投したと思われた『モスキート』に乗っていたのは、エマニュエルではなく一人の少女だった
ファレン 「ごきげんよう。私は英国国防大臣の娘、ファレン・マックルランよ。 ここが彼の言っていたマノ・ボトリング社ね。まあ悪くないじゃない」 |
ファレン 「突然ドック内にあの男が乗り込んできた時は驚いたわ。周りにある機体と同じ見た目だったから、てっきり私を攫った不届き物の仲間だと思ってビンタしちゃったくらいよ」 |
ファレン 「彼……エマニュエルだったかしら?とにかく彼は『もう一台のモスキート』を鹵獲して、私だけを乗せて逃がしてくれたわ。『エイレンスキアナハ』は私が載っていると勘違いして、エマニュエルの『モスキート』を追っている…… 彼がマノ・ボトリングに帰投しなかったのは、逆探知されてあなた達へ飛び火する事を懸念しての事よ」 |
未確認機『エイレンスキアナハ』 「ご機嫌なネズミに告ぐ……一度しか言わねえから耳の穴刳り貫いてよく聞いておけ」 |
未確認機『エイレンスキアナハ』 「テメエらがどこの誰なのか、そんなことは興味がない。娘を連れて北上した先のC戦場へ来い。 さもないと俺はあの雄ネズミが『Red-Purge[火蜂]』を解除できずに、 無補給で死ぬまで戦うところを、執拗に、どこまでも、追跡してやる」 |
未確認機『エイレンスキアナハ』 「決して逃がしはしない。喚くな、逆らうな、妙な気を起こすな。 俺は冷静さを欠こうとしている。軽々しく命を懸けやがって……自分をカワイソウだと思ってやがるな?」 |
未確認機『エイレンスキアナハ』 「そんなに仲間を哀しませたいなら……へへ、俺が俺よりも少しは『マシ』にしてやる」 |
ストラフ 「おーそうか…そうか引越しか。いつ行く?私も(引越し祝いに)同行する。 >ファティマ」 |
ストラフ 「なんなら私が大々的に迷子のご案内的に戦場で触れ回ろうか? なんかこの2週間で一気に有名になったみたいでな…。 >ジュネリア」 |
ストラフ 「そろそろ毒舌を聞かないと落ち着かなくなってきたな……帰ってこねぇかね、早く。まあアレは死なんだろ。根拠は無いがそんな気がする。」 |
もしもセキュリティが破られるようなら、大量の料理画像が送られるだろう。電子署名に「Quasar」と記されたものだ。
ストラフ 「そういえば。 か わ い い こ が 増 え た と 聞 い て 。」 |
メッセージ
ENo.67からのメッセージ>>
ENo.84からのメッセージ>>
青年の言葉は、確かに全て聞いた。聞こえた。頭の奥に届いた。
その筈だったが、けれど、思考回路は何の答えも弾き出してくれない。
理解できない。共感もできない。なのに彼の行動を否定する気も、なぜか起きない。
二年間の焦燥を埋め合わせるには到底足りない言葉。
いや、どんな理由だったとしても、それを埋めることはできなかったろう。
問いたいことも沢山ある。何故一人で。せめて書置きくらい。誰かに相談は。
だが、同時に追及が何も生まないことも理解している。
全ては過去のことで、過去は何をしても変えられない。
かつて兵士として『今』を生き続けてきたキリカ、その根底に染み付いている思考。
だから何も答えられない。
良かったね、と全てを飲み込み受け入れることはできないが、
お前はもう出ていったのだから帰ってくるな、と突き放すこともできない。
こんな時──
本当の『母親』なら、もっと何かできるのだろうか。
何も言わず、彼を受け入れることができるのだろうか。
もしかしたらそうなのかもしれないし、あるいはそんなことはないのかもしれないが。
どれだけ頭の中を探し尽くしても、擦り切れた『母親』の思い出は解を出してくれない。
自分には結局、自分のできる形の『母親』を演るしかないのだ。
だから── 正直に、告げることにした。
抑揚の薄い声で告げ終えると、青年に背を向ける。
そうして一歩、二歩と歩み出すが……
三歩目でぴたりと足を止め。
長く、ゆっくりと息を吐き出すと、振り返らずに口を開いた。
ENo.128からのメッセージ>>
えびっこは、喜んでいる。
兎角、花を喜んで貰えた事に、誇らしげな雰囲気を漂わせつつ。
なかまが元気になるまでは、足しげく通ってくる謎甲殻類。
或いは、ここも、えびっこ主観では縄張りなのかも知れないが。
そんな中の、お礼のもろこし。
もろこしである。
つぶつぶ。このつぶつぶは……
毟るしかない!!
……斯様な塩梅に。
ご丁寧にも、ひとつぶひとつぶ、何故か躍起になって、鋏でもろこしの実を毟り倒すえびっこの姿が、暫く見られた事であろう……
勿論、毟った実は後で全部食った。おいしい。
ENo.328からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.32 >>Eno.128
サダメ 「わ、おいあんまりジロジロ見つめんな。恥ずかしいだろ!」 |
サダメ 「話題を変えよう。お前は家族とかいるのか?」 |
サダメ 「私はいないがな」 |
キリカ 「……………… そう、 か」 |
その筈だったが、けれど、思考回路は何の答えも弾き出してくれない。
理解できない。共感もできない。なのに彼の行動を否定する気も、なぜか起きない。
二年間の焦燥を埋め合わせるには到底足りない言葉。
いや、どんな理由だったとしても、それを埋めることはできなかったろう。
問いたいことも沢山ある。何故一人で。せめて書置きくらい。誰かに相談は。
だが、同時に追及が何も生まないことも理解している。
全ては過去のことで、過去は何をしても変えられない。
かつて兵士として『今』を生き続けてきたキリカ、その根底に染み付いている思考。
だから何も答えられない。
良かったね、と全てを飲み込み受け入れることはできないが、
お前はもう出ていったのだから帰ってくるな、と突き放すこともできない。
こんな時──
本当の『母親』なら、もっと何かできるのだろうか。
何も言わず、彼を受け入れることができるのだろうか。
もしかしたらそうなのかもしれないし、あるいはそんなことはないのかもしれないが。
どれだけ頭の中を探し尽くしても、擦り切れた『母親』の思い出は解を出してくれない。
自分には結局、自分のできる形の『母親』を演るしかないのだ。
だから── 正直に、告げることにした。
キリカ 「ハルカ。私には、お前を素直に受け入れることができない。 ……この二年間抱いてきた覚悟を、『最悪の想定』を、 直ぐに引き剥がして無かったことにすることができない」 |
キリカ 「お前が無事であってほしいとずっと願っていたけれど、 それと同じ分だけ、ずっと覚悟を胸に刻み続けた。 お前に何かあったのなら、それは私の責任なのだと……」 |
キリカ 「……………………」 |
キリカ 「今私が何を言っても、きっと嘘になる。 お前を肯定する言葉も否定する言葉も、どちらでも、だ。 だから、今は……私はお前の行為に対し、何も言わない」 |
キリカ 「ただ。 『直ぐに二年前に戻ることはできない』。それだけは──許容しろ。 それが、お前のしたことの結果だ。お前の負うべき、責任だ」 |
そうして一歩、二歩と歩み出すが……
三歩目でぴたりと足を止め。
長く、ゆっくりと息を吐き出すと、振り返らずに口を開いた。
キリカ 「それはそうと、時間があるなら買い出しに付き合え。 夕飯のリゾット用のコメが足りないんだ。 五体満足だって言うなら、荷物持ちくらいはできるだろ」 |
えびっこは、喜んでいる。
兎角、花を喜んで貰えた事に、誇らしげな雰囲気を漂わせつつ。
なかまが元気になるまでは、足しげく通ってくる謎甲殻類。
或いは、ここも、えびっこ主観では縄張りなのかも知れないが。
そんな中の、お礼のもろこし。
もろこしである。
つぶつぶ。このつぶつぶは……
毟るしかない!!
……斯様な塩梅に。
ご丁寧にも、ひとつぶひとつぶ、何故か躍起になって、鋏でもろこしの実を毟り倒すえびっこの姿が、暫く見られた事であろう……
勿論、毟った実は後で全部食った。おいしい。
ENo.328からのメッセージ>>
ヘンリー 「ああ、機体を何回か粉々にされてるから危険なのはわかってるさ。」 |
ヘンリー 「しかし生きるために先立つものは必要だし、なんとなく、今企業の連中が進めている調査に参加してれば何かわかる気がしてな。」 |
ヘンリー 「……よければ、上手く戦う方法を教えて欲しい。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.32 >>Eno.128
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1450
追加収入 45
攻撃戦果補正7.81%
支援戦果補正4.89%
防衛戦果補正6.51%
撃墜数補正 0.3%
販売数補正 0.2%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1871
--弾薬費請求 0
--装甲費請求 -50
--整備控除修正額465
整備請求額 0
ユニオン費 -80
手当金 100
ユニオン利子400
パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>67 >>163
◆射撃値が1成長しました
◆格闘値が1成長しました
◆整備値が1成長しました
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 45
攻撃戦果補正7.81%
支援戦果補正4.89%
防衛戦果補正6.51%
撃墜数補正 0.3%
販売数補正 0.2%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1871
--弾薬費請求 0
--装甲費請求 -50
--整備控除修正額465
整備請求額 0
ユニオン費 -80
手当金 100
ユニオン利子400
パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>67 >>163
◆射撃値が1成長しました
◆格闘値が1成長しました
◆整備値が1成長しました
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ハルカはブラックボックス28を入手した!
ハルカは強力回転機構28を入手した!
ハルカは巨大培養卵28を入手した!
ERISが耐え切れず破壊されてしまった……
明日の戦場
第14ブロック
抵抗存在排除[目標物破壊]
通路を塞いでいる残像を排除してくれ。邪魔なものは消えてもらう。バリケードが多い。破壊してくれ
来週の霧濃度:92%
来週の電磁波:95%
来週の警戒値:430%
CODE NAME - H∧L |
『Phantom Beast』 |
人生のハンドルを切りすぎた女 |
ニール・E・C・A・ウエザラル |
B.M.Bros. |
ラスティ・ネイル |
ランブリーネ |
ヒコーキ・タニヤマ |
ハインツ・ホロウルーク |
インシオン |
アマレット |
ココロ持つ機械『ドラーゲ』 |
Change |
エイプリル・ストーン |
ツギハギのマ王 |
CHARGE |
ヴェニット・ハムデン |
リーブラ |
ヨシャファート |
レーシュライン |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
『電磁鉄線』[電子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
『電磁鉄線』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電磁鉄線』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
キャラデータ
名前
CODE NAME - H∧L
愛称
ハルカ
機体名
斥候機竜『Halcyon』
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【タジマ ハルカ】 CODE NAME - 『H∧L』 性別:男 年齢:19 身長:165 体重:54 黒と銀のツートーンの髪、赤と青の双眸が特徴の青年。 長い髪は後ろで纏められていて、全身に傷跡が残されている。 両足は義足で、歩くと金属音がする。 クールで冷静に振る舞い、一人を好む人見知り。 ……なのだが、最近はちょっぴり人と関わりを持つようになった。 満月の日に狼耳や尾が生える体質を持ち、分類としては半人狼にあたる存在。 普段は人間として振る舞っている。 戦場ではブレードを利用した高速戦闘を好む。 好物は冷えたコーラと母の作るチーズリゾット。 趣味で青色のマメルリハインコを10羽飼育している。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 素材 | ブラックボックス28 [28/誘発/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 素材 | 強力回転機構28 [28/重旋回/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
3 | 素材 | 巨大培養卵28 [28/重卵/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
4 | --- | --- | --- |
5 | エンジンB | たいやきエンジン5号機 [26/高圧軽量/薄装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
6 | 飛行ユニットB | Cet- Flightunit [26/旋回/旋回]《装備:3》 | ▼詳細 |
7 | 軽二脚A | ハルシオン脚部機構-閃型 [27/高機動/高機動]《装備:2》 機動[829] 跳躍[201] AP[500] 旋回速度[754] 防御属性[物理] 防御値[410] 貯水量[100] 積載量[1900] 消費EN[415] 金額[468] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
8 | エンジンA | 玉虫栄養剤 [21/出力/出力]《装備:10》 | ▼詳細 |
9 | エンジンA | ミカンの木 [20/出力/出力]《装備:4》 | ▼詳細 |
10 | 飛行ユニットB | Cet- Flightunit [26/旋回/旋回]《装備:7》 | ▼詳細 |
11 | --- | --- | --- |
12 | --- | --- | --- |
13 | 軽ブースターB | 軽ブースターB設計書 [20/機動/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
14 | --- | --- | --- |
15 | ヒートソードA | ハルシオン火炎機構-紅雀 [26/臂力/耐粒] 火力[1676] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[895] 精度[162] 貯水量[284] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[41] 金額[772] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
16 | 重ブースターA | 冥界の門V3 [25/高握力/高握力] | ▼詳細 |
17 | --- | --- | --- |
18 | 腕部B | Lib007[paqfidrag] [25/高握力/高握力]《装備:6》 | ▼詳細 |
19 | --- | --- | --- |
20 | 操縦棺E | AberrationAstray [22/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
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24 | 操縦棺A | パソコン用デスク [24/耐霊/AP回復] | ▼詳細 |
25 | エンジンD | ラスティハート [24/臂力/臂力] | ▼詳細 |
26 | 噴霧機B | 試製耐霊噴霧機B-0 [26/耐霊/誘発]《装備:11》 | ▼詳細 |
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30 | 粒子爆雷A | 霊障加速式水粒収束爆雷『ルッキオラ』 [26/出力/出力]《装備:8》 火力[282] 発射数[25] 防御属性[電子] 防御値[189] 精度[11] 貯水量[51] 弾数[30] 武器属性[対地] 異常追加[30] 消費EN[16] 金額[1027] 重量[100] [粒子射撃] *作者* |
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