第9週目 Nightingaleの一週間
◆日記
《ナイチンゲール》を再び改良する。
B型なのは変わらないまま、より高い索敵性能と旋回性能を実現し、培養能力も強化することができた。
戦場でもより役立つだろう。動かせれば、の話だけれど。
以前作製した時からひと月ほどしかたっていないのに、かなりの性能差があることに驚く。
素材自体の強度もそうだが、自分自身の能力も格段に上がっていることが実感できる。
それは戦闘状態が技術革新や成長を促進しているのか、この《遺跡》の不思議な力のせいなのか。
いずれにせよ特異な状況には違いないし、その恩恵があるなら最大限活用するだけだ。
ただそれは良いことばかりでもない。
《ナイチンゲール》が強化されれば、その侵襲性も――攻撃性も上がっていく。
いつか、わたしの《制御》能力が《ナイチンゲール》の力に負けた時、その時は――
B型なのは変わらないまま、より高い索敵性能と旋回性能を実現し、培養能力も強化することができた。
戦場でもより役立つだろう。動かせれば、の話だけれど。
以前作製した時からひと月ほどしかたっていないのに、かなりの性能差があることに驚く。
素材自体の強度もそうだが、自分自身の能力も格段に上がっていることが実感できる。
それは戦闘状態が技術革新や成長を促進しているのか、この《遺跡》の不思議な力のせいなのか。
いずれにせよ特異な状況には違いないし、その恩恵があるなら最大限活用するだけだ。
ただそれは良いことばかりでもない。
《ナイチンゲール》が強化されれば、その侵襲性も――攻撃性も上がっていく。
いつか、わたしの《制御》能力が《ナイチンゲール》の力に負けた時、その時は――
NEWS
本日のニュースです雨は降り続いています。もはや、我々になすすべはないのでしょうか
各地でヒルコ教団の一派が、船に乗って逃れられるとして、チケットを高額で販売しています
時折、地響きのような振動が、あちこちで発生しています
そのなかで、マテリアルベルトは声明を発表しました
「我々には、新しい世界を受け入れる用意がある」
「世界の中心に存在するタワー。何のために存在するのか。いま、それが――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……マテリアルベルトに先を越されたな……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ヒヒッ、世界の中心に存在するタワー……そこに登れば、世界の終わりを生き残ることができる」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……私のプランも似たようなものだ。月という操縦棺に人々を避難させ、残像領域を維持する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月に至る道も、操縦棺のアップデートも、全て未完成だが……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ああ、私はもうダメかもしれない。あらゆるものが未達のまま時は過ぎていく」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「夢の理論、夢の方程式、夢のシステム……空想の中では、全て叶えられた夢なはずなのに……ゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「私は、最後まであがくつもりだよ……ここで諦めたら、私の意味を喪失する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「予算も時間もないが、期待してくれたまえ……ヒヒッ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「ううむ、やはり今回も末端の者が勝手なことを……」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「チケットを高額で売ったとして、自分自身は船に乗れないのだが」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「せっかく賜ったチケットを売るようなものに、与える慈悲はないがね」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「まもなく、神は目覚める。神……そう、残像領域の主であり、意志だ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「全ては神である魔王『セワ』の見た夢……神が滅びた後もなお、走り続ける残像の夢」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する。こちらの捜査は続いている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』と戦うかもしれない。一部の情報を共有しておく」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「まず、『グレムリン』はこの世のものではない……いや、我々こそが、この世のものではない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「いわば、我々は誰かの見ている夢の中の存在であり、実体のない虚構だ。一方、『グレムリン』は実体がある」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「夢を見て現実に干渉しようとしても無駄なように、『グレムリン』には通常の方法で干渉することは不可能だ」 |
少年Eからの通信 「そう、僕らは夢」 |
少年Fからの通信 「だからと言って、僕らの存在は虚無じゃない」 |
少年Fからの通信 「僕らは考えている。喜んだり、悲しんだりしている。それこそが、僕らの存在を証明している」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「ドゥルガーは世界をコントロールしようとした。結果、世界から拒絶され、世界は深い眠りに落ち、荒廃した世界となった」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「そう、ドゥルガーは新しい世界の神となる存在だった。実際には、そうはならなかったが」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「残像領域は、様々な移民を受け入れた。それは、世界の見た記憶の断片だ。世界の記憶、経験、知識、そして、そこから導かれた来訪者」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「私も、そんな来訪者の末裔だ。本当の私は、実体の中で夢を見ているはずだ。そして、私はその夢を許容する」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「全ては、うたかたの夢」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「全ては、水泡となって消える」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「あなたはいつか、夢から覚めるはず」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「そして、全てを失ったことに気付くかもしれない。あるいは、忘れてしまうのかも」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「まぁ、わたしは虚構の民だから、忘れられる側だし、失ってしまう側だけど」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「そう、気付いてしまった人がいる。そして、一矢報いようとしている」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「消失を恐れては、叶える夢も叶えられませんわ」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』からのメッセージ 「わたしたちは……虚構の夢の全てを手に入れ、そして――」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「貴様は、なぜ死なない? なぜ、私の力を受けて、そんなにも……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「なぜ、貴様に触れる事すらできない? 追いつくことさえ……できないのか?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「仮にそうだとしても、私は諦めることはない。私は遺跡と共にある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そして、使命と……領域拡散精神遊離環と共にある。だから、私は無敵なんだ」 |
◆訓練
制御の訓練をしました制御が55上昇した
バイオ融合手術成功!!
空挺攻撃要請成功!!
シルウェストリスと契約成功!!
レプリカ=ナイチンゲールは試製高機動エンジンD-0を0cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅡ』と自動修復装置27を素材にして侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
マグス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にa4ce式操縦棺B『J7RQV』を装備した
脚部2にa4ce式軽車輪『J7RU0』を装備した
スロット3に侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』を装備した
スロット4に殲滅型魔導砲-Entschädigungを装備した
スロット5に薄装型探査ユニット『セレナータ』を装備した
スロット6に抗魔型幻視ユニット『ファンタジア』を装備した
スロット7に機動型偵察ユニット『トッカータ』を装備した
スロット8にボタンウキクサを装備した
スロット9にボタンウキクサを装備した
スロット10に錆塊の卵を装備した
スロット11に錆塊の卵を装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
Nidus avisの活動記録
ユニオン設備……なし!!ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
ENo.116からのメッセージ>>
口を尖らせてぼやく男。僚機についての話には、うーん、と唸ってから答えた。
機械の男の顔に一瞬神妙な表情が浮かんだが、すぐにいつもの軽薄な笑みに戻る。
そう続けてから、少し考え込むような仕草。どうやら彼は、何かしらハンズフリーな手段でオペレーターと連絡を取ることができるようだった。
そうしてあなたに向き直った男は、あなたの言葉にひどく驚いたらしい。目を見開いてから、薄く笑って続けた。
そうしてあなたの小さな呟きに、今度は少し寂しそうな笑みに変わった。穏やかな声色で男は語る。
かすかに笑い声を立ててから、男は5年前の話に移った。
機械の男が、じっとあなたを見る。
やれやれ、と男は肩を竦めてみせた。
そうして、不意にふと表情を消す。いつになく静かな目線であなたを見た機械の男は、同様にひどく落ち着いた声で言った。
機械の男との会話がひと段落したあと、あなたに近づいてくる足音がある。重いそれと共に現れたのは赤毛の青年、リベルタだ。
二十歳を過ぎていないように見える一方、表情は奇妙に大人びている。彼はあなたの前までやってくると、ぱちりと紫のカメラアイを瞬かせた。
やや困惑した面持ちで話しつつ、青年が少し首を傾げながら側頭部をあなたに向ける。毛先に向けて色が白く褪せていく髪の束が、伏せた獣の耳か、広げた翼のように伸びている。
ENo.117からのメッセージ>>
喜ぶものはあまりいないと聞いて真顔で返事をするが、その内容はあさっての方向だ。金髪男の歯ぎしりが聞こえるような……。
手のひらで自分よりだいぶ低い位置を示す。背丈を表していると思しき仕草。レプリカの身長よりもさらに少し低い。
灰色の瞳から注がれる冷たい視線に首をすくめていたが、笑い出した少女に、ほっとしたというような仕草で大きく息をついてみせ、微笑んだ。
——真剣な眼差しが交差する。相手の言葉に聞き入り……
レプリカの話を聞いているうちに、だんだん眉根が寄って行く。苦しそうな、いわく言いがたい顔をして、片手を額に一度当て、少し俯く。
迷うように噛みしめるように、一度、口を閉じ……、思い切ったように開き、
低い声音でそう告げた。大きく息を吐いて顔を上げる。今はもう笑みを湛え、軽やかに話しかけてくる相手に頷き、笑みを返す。
* * *
金髪を荒っぽく掻き回していた手が、所在なさそうに降ろされた。そのまま、へどもどと言い訳めいた言葉を連ねていたが、少女の声音が段々小さくなるのに合わせ、男の声も消えて行き……
脚とか、と言われた瞬間、目線が己の左脚に向く。
治りかけとはいえ不自由の続く患部は、まるで足手纏いの象徴のように見えて、眉間にきつく皺が寄る。無意識のうちに目付きを鋭くしていた男は、続くレプリカの言葉に、ぽかんとした表情になり、思わず顔を上げ……
言葉が途切れた。数度、口を上げては閉じ開けては閉じ、迷う。——戸惑いの色が濃い様子で薄い唇が開かれ……
メッセージを送信しました
>>Eno.53 >>Eno.302
ファロ 「いやはや、本当にそれは疑問ですね。何で『スポンサー』なのに我々がお金出してるんでしょ? そりゃいっぱい払えばそれなりの恩恵はあるそうですけど……実は結構、どこもお金に困ってるのかも?」 |
ファロ 「戦闘スタイルや戦場に何を求めるかは人それぞれですから、その辺りはやはり調整が必要でしょうねえ。おっしゃる通りマグス仲間と組んでみるとか、あるいはあなたが一時的に他のことをしてみるとか……ははは、我々はまあ、それなりに付き合いが長いですから」 |
ファロ 「とはいえ、我々とて『色々ある』状態だ、というのはレプリカさんもご存知の通りなのですが……」 |
ファロ 「ワジオンさんにとってもリベルタにとってもレグルスさんは大事な人ですし、私もあの方が大好きです。私の人間性はレグルスさんに育てていただいたようなものですから、こう言っちゃなんですが、お兄さんみたいだって思ってるんですよ」 |
ファロ 「しかし、レグルスさんに関しては今の環境も影響していますし、艦長をうまく補佐できないでいる私の責任でもある。私にできることは、あの方が少しでも心穏やかに過ごせるよう全力を尽くすことだけです」 |
ファロ 「話を聞いてくれる方がいる、それだけで元気が出ることもあります。ワジオンさんにとって、あなたとの会話はそういうものになっていると思いますよ。無論、私にとってもね!」 |
ファロ 「ううう、キノコの話についてはご容赦くださいな……!」 |
ファロ 「そうそう、リベルタはサイボーグです。外からじゃ分かりませんが生身の部分がありまして。……ははは! あのピロンって出てる部分、やっぱり気になっちゃいます? お願いすれば、多分ものすごく不思議な顔はすると思いますけど、きっとオッケーしてくれますよ。せっかくですし、後でこっちに来るように言っておきましょうか」 |
そうしてあなたに向き直った男は、あなたの言葉にひどく驚いたらしい。目を見開いてから、薄く笑って続けた。
ファロ 「はは、それは光栄です。実際、そうですね、そのように私は振舞っているのかもしれない。この姿でいると、どうにも自分が何なのか忘れてしまいがちでして」 |
ファロ 「実の所、今の我々は一種のイレギュラーです。元の世界に帰ったらまた、それぞれの課題が待っている。けれどあなたに我々がそう見えているということは、とても嬉しいです。私達とて、ここまでの道は平坦ではありませんでした。何かが違えば出会うこともなかったはずです。つまるところ、タイミングも大きいのです」 |
ファロ 「レプリカさん、あなたにもきっとそんな相手が現れる。そう思ったっていいんですよ。可能性は無限大なんですから!」 |
ファロ 「そりゃあレプリカさんはお話仲間ですからね! あとはまあ、我々の世界に戻った時にこちらに変な形で記録が残らなければそれで良いわけです。あなたのされた『準備』がどのようなものかはちょっと気になりますけどね、ふふふ」 |
ファロ 「その辺りについてはお役に立てず申し訳ない限りで。ただ、そうですね、あの時の我々は『避難先』を思い浮かべた状態で時空震に巻き込まれ、その結果ちゃんと『避難先』に到達して生き延びました。そして……」 |
ファロ 「5年前のあなたと今のあなたには一種の断絶がある。それを埋めるためにあなたは、遺跡のドゥルガーの力を探している。……あなたの、レプリカ、という名前は、もしかして……いや、これは失言でした。申し訳ありません」 |
ファロ 「過去のことが曖昧だという辛さは、私もそれなりに分かっているつもりです。そういうことでしたら、できる限りご助力いたしましょう。でも、無理はなさらないでくださいね!」 |
ファロ 「ふむ、我々が遺跡を探索する目的ですか? そうですね……これは私の考えなので、微妙にワジオンさんとは異なるかもしれませんが、私としては情報収集と時間稼ぎのつもりですね」 |
ファロ 「我々がこちらにいるのは、実は事故のようなものでして。元の世界に戻るにも時間がかかりそうなのです。となれば、我々はそれまでこちらで生き抜かねばならない」 |
ファロ 「こちらではハイドラライダーが一定の力を持つのは現在も変わりないでしょう? 幸い、我々には二機の機体がありました。となれば、ハイドラライダーとして生活するのが一番手っ取り早いし、情報も多く集められる。生き延びるなら、情報は多ければ多いほどいいですからね。まあ、そしたらスポンサー契約だ何だで遺跡に行く羽目になっちゃったわけですが……」 |
そうして、不意にふと表情を消す。いつになく静かな目線であなたを見た機械の男は、同様にひどく落ち着いた声で言った。
ファロ 「レプリカさん。あなたですからついでに白状してしまいますが、私のオペレーターのリベルタ。彼こそが私の前任者で、本来の『バーントイエロー』のライダーです。5年前のことについては、彼にも聞いてみるといい」 |
ファロ 「それから……あなたがご自身を『人間ではない』と語っていらしたのが、私には少し気にかかる。その事について何かお悩みでしたら……もしかしたら、リベルタなら何かしら、あなたの参考になれるかもしれません」 |
ファロ 「……はは、お節介が過ぎましたかね。ご気分を悪くされたら申し訳ありません。戯言と思って、ご容赦頂けると幸いです」 |
機械の男との会話がひと段落したあと、あなたに近づいてくる足音がある。重いそれと共に現れたのは赤毛の青年、リベルタだ。
二十歳を過ぎていないように見える一方、表情は奇妙に大人びている。彼はあなたの前までやってくると、ぱちりと紫のカメラアイを瞬かせた。
リベルタ 「はじめまして、レプリカ。オペレーターのリベルタ・カザールだ。いつもファロが世話になっている。ファロの奴、あなたに何か失礼な事を言っていないだろうか? 何かあったら遠慮なくおれに言ってくれ」 |
リベルタ 「あいつから『あなたがおれの髪の毛に興味があるらしい』と通信があったんだけれど……そんなに面白いものではないと思う、すまない」 |
ファロ 「でも気になっているのなら、どうぞ。こうした方が見えやすいかな」 |
ENo.117からのメッセージ>>
ワジオン 「知られたくないというより、『記録されなければいい』と思っています。我々がここにいたことまでは隠せない。誰かが何かをしたという行動も、全てを隠蔽するのは不可能だ。——それならば『誰が』『何をしたか』を結びつかないようにしてしまえないい。ですから、登録や申請が『ワジオン』であれば、『レグルス』であればいい。正式な記録があったほうが、誤魔化すのは逆に楽なんです。『あの時、白髪で背の高い男が……』と言われた時に、『それはワジオン・ブランだった』と言える。」 |
ワジオン 「確かに、望んできたわけではありません……が、それでも、ここに来れて良かったと思うことも多くあります。あなたとも、こうしてお話しできていますしね? ええ、本当に。もし戦場でなければ、せめてこんなにも切迫した状況でなければ、野掛けにでも行きかった。どこか風変わりな景色の見えるところへ。その時は、レプリカ、あなたも招待させてください。」 |
ワジオン 「えっ……!? 可愛いに年齢は関係ありませんし、リ、っ、いえ、レグルスは大変にいい子なんですよ!?」 |
ワジオン 「……まあ、私とレグルスは四十近く歳が離れていますからねえ。出会ったころは、小さくて……。」 |
ワジオン 「だから、いつまでたっても可愛いのかもしれません。ええ、ええ。自慢の息子です。鬱陶しがられない自信はあります。ちなみに困らせている自信もあります。」 |
——真剣な眼差しが交差する。相手の言葉に聞き入り……
ワジオン 「そうでしたか……。確かに、私も『禁忌戦争』の情報は幾つか手にしておりますゆえ、メルサリアと、彼女が起こした《時空震》、そしてそれらが引き起こしたとされる事象の幾つかは承知しています。……過去から見れば未来、現在から見れば過去、それらが交差したのではないか、という記録も、確かにありました。しかし……。」 |
ワジオン 「……いいえ。いいえ。馬鹿ではない。馬鹿みたいだなどと、そんな風に言ってはいけない。レプリカ、あなたの『望み』なのでしょう? ……ただ、……それは多分、とても危険で、とてもあやふやで、おそらく、望むだけで、求めるだけで、揺らぐものがあるのも、確かです。私の個人的な考えでは、場が《残像領域》であったことと、メルサリアの存在や彼女が関わってきた諸々全てが、複雑に絡み合って起こった事象であるだろうし……。」 |
ワジオン 「……あなたの望むものは、あなたを望むものは、この時空には……、本当に、ないのですか?」 |
ワジオン 「我々の目的は、あなたのお察しの通り『帰ること』です。より正確に言うならば『帰る手段を整えること』『整うまで、無事であること』。そして『可能ならば《残像領域》の情報を集めること』。我々は事故でここにきました。ほぼ、漂流の果ての不時着のように。一応、元いた場所との連絡は取れているので、必要な情報を集めつつ、相応しい『時』を図り、その時にむけて待機している状態です。」 |
ワジオン 「《残像領域》から飛び立っても宇宙空間に出ることはできない、というのは、驚きでしたし、……直接亜空間突破するにしても、まだまだ座標データが足りない。そういったデータを含め、なんらかの情報が得られる可能性にかけて、エンサイクロペディア・フラグメント状態を機体に付与しているところです。帰還のために必要なデータさえ揃ってしまえば、あとは……バカンスだってなんだって、できるのですがねえ。」 |
* * *
レグルス 「ああ、まあ、その、……ワジオンの提案じゃ、あるんだが……。あ、いや、それはその方が理にかなってるって判断であって、それは正しいんだ。俺がごねてるだけで……。」 |
脚とか、と言われた瞬間、目線が己の左脚に向く。
レグルス 「あ、ああ。ありがとよ。もう随分いいんだぜ。なのに、なかなか上手く動かねえのが忌々しいが……」 |
レグルス 「は? 大切ってか、ちゃんと体のメンテナンスはしてるぜ? いつでも使えるようにしておかねえと、それこそ役立たずだ。……、……、……。」 |
レグルス 「……俺が、俺を、『大切』にしねえと、孤独になる? 心配で?」 |
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>>Eno.53 >>Eno.302
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1450
追加収入 60
攻撃戦果補正1.92%
支援戦果補正4.44%
防衛戦果補正3.29%
販売数補正 1.6%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1744
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
ユニオン利子400
パーツ販売数 16個
今回の購入者-->>26 >>26 >>26 >>26 >>32 >>32 >>38 >>63 >>63 >>153 >>153 >>219 >>302 >>302 >>302 >>436
◆経験値が69増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 60
攻撃戦果補正1.92%
支援戦果補正4.44%
防衛戦果補正3.29%
販売数補正 1.6%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1744
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
ユニオン利子400
パーツ販売数 16個
今回の購入者-->>26 >>26 >>26 >>26 >>32 >>32 >>38 >>63 >>63 >>153 >>153 >>219 >>302 >>302 >>302 >>436
◆経験値が69増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
レプリカ=ナイチンゲールはウィルスB設計書を入手した!
レプリカ=ナイチンゲールは限界軽量化プラン28を入手した!
明日の戦場
第19ブロック
防衛システム排除[侵入]
通路を塞ぐゲートと防衛部隊が確認された。進路を確保するため、敵を排除してほしい。通路はいくつも分岐している。索敵を重視してくれ
来週の霧濃度:92%
来週の電磁波:95%
来週の警戒値:430%
灰星 |
リスティル |
HyD汎用接続子『北斗Ⅲ型』 |
有澤 零砂 |
アリーシャ |
Lupth |
霧崎サダメ |
航空小隊『スケルトンキー』 |
マンノウォーシステム |
プラズマ砲研究開発担当『メリーベル』 |
エンセイル・フェノメノン |
Nightingale |
灰桜 |
MilkyWay |
ミスティア・ローエンブルク |
エゼクエル |
F=エアリー |
クロザトウ |
カヴネル・レビン |
セシリアとニーベ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
キャラデータ
名前
Nightingale
愛称
レプリカ=ナイチンゲール
機体名
WH『Nightingale』
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プロフィール
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過去を望むものは少なくない。 この少女もその一人だ。 彼女が求めるのは亡き《父》に届ける弔歌。 《模倣》ではない《本物》の記憶。 ---- 《レプリカ》 長い赤毛に灰色の目を持つ少女。 よく通る澄んだ声で戦況を告げる。 ---- 《Nightingale》 ウィルス/培養/索敵機体。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
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|
1 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [20/変形/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/AP回復/---] 特殊B[140] [設計書] |
▼詳細 |
3 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [28/重装甲/---] 特殊B[240] [設計書] |
▼詳細 |
4 | レーダーB | レーダーB設計書 [22/重精密/---] 特殊B[120] 精度[30] 重量[22] [設計書] |
▼詳細 |
5 | レーダーC | レーダーC設計書 [24/高圧軽量/---] 特殊B[160] [設計書] |
▼詳細 |
6 | 飛行ユニットB | 飛行ユニットB設計書 [21/臂力/---] 特殊B[100] [設計書] |
▼詳細 |
7 | 素材 | 限界軽量化プラン28 [28/薄装甲/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
8 | 軽車輪A | 軽車輪A設計書 [25/重変形/---] 特殊B[180] [設計書] |
▼詳細 |
9 | 素材 | 限界軽量化プラン26 [26/薄装甲/---] [素材] |
▼詳細 |
10 | 重ブースターA | 重ブースターA設計書 [24/貯水/---] 特殊B[160] [設計書] |
▼詳細 |
11 | --- | --- | --- |
12 | レーダーB | 薄装型探査ユニット『セレナータ』 [26/薄装甲/薄装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
13 | 重ブースターA | ゴキダッシュ [24/保証/保証] | ▼詳細 |
14 | 操縦棺B | a4ce式操縦棺B『J7RQV』 [23/AP回復/AP回復]《装備:1》 | ▼詳細 |
15 | 素材 | 限界軽量化プラン27 [27/薄装甲/---] [素材] |
▼詳細 |
16 | レーダーB | 抗魔型幻視ユニット『ファンタジア』 [25/耐霊/保証]《装備:6》 | ▼詳細 |
17 | レーダーA | 機動型偵察ユニット『トッカータ』 [24/高機動/高機動]《装備:7》 | ▼詳細 |
18 | --- | --- | --- |
19 | --- | --- | --- |
20 | ウィルスB | 侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』 [27/AP回復/AP回復]《装備:3》 培養[10] 特殊B[467] 旋回速度[627] 防御属性[霊障] 防御値[107] 貯水量[104] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[643] 金額[1041] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
21 | --- | --- | --- |
22 | 領域殲滅兵器A | 殲滅型魔導砲-Entschädigung [22/保証/保証]《装備:4》 | ▼詳細 |
23 | エンジンB | ボタンウキクサ [20/卵/卵]《装備:8》 | ▼詳細 |
24 | エンジンB | ボタンウキクサ [20/卵/卵]《装備:9》 | ▼詳細 |
25 | 重ブースターA | 本質の散乱 [25/高機動/高機動] | ▼詳細 |
26 | 軽車輪A | a4ce式軽車輪『J7RU0』 [25/機動/機動]《装備:2》 | ▼詳細 |
27 | エンジンD | 試製高機動エンジンD-0 [26/高機動/重装甲] | ▼詳細 |
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29 | 培養装置B | 錆塊の卵 [20/卵/卵]《装備:10》 培養[18] 特殊B[133] AP[181] 防御属性[電子] 防御値[378] 貯水量[633] 噴霧量[-87] 弾数[2] 消費EN[270] 金額[360] 重量[650] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
30 | 培養装置B | 錆塊の卵 [20/卵/卵]《装備:11》 培養[18] 特殊B[133] AP[181] 防御属性[電子] 防御値[378] 貯水量[633] 噴霧量[-87] 弾数[2] 消費EN[270] 金額[360] 重量[650] [培養装置] *作者* |
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