第9週目 ファロ・マクルスの一週間
◆日記
「全く、どこもかしこも騒がしいですね」
「……」
「まあ、例のロケットに色々賭けていた方は多いでしょうし、衛星軌道上から先は虚無だったと言うのは私もぞっとしましたけど、逆に今までは問題なく過ごしていた訳で……リベルタ?」
反応がない。メニューから顔を上げると、私の向かいの席に座った彼はぼうっとどこかを見つめていた。私にも、食事のメニューにも、喫茶店の内装にも、紫のカメラアイの焦点は合っていない。
「リベルタ」
「……」
【……リオ、大丈夫ですか?】
内蔵無線に本名で呼びかけて、彼はようやく反応した。弾かれたように顔を上げ、周囲を見回してから私を確認して、罰が悪そうに目を伏せる。
「すまない、ぼんやりしていた」
「顔色が悪いですよ。……あまり、眠れなかったんでしょう? 今日は早めに帰って休みましょう」
小さくリオが頷くのを見て、私は息を吐いた。
リオはサイボーグだが、その不調は意外なほど外見に現れる。顕著なのが睡眠不足だ。彼の体内のナノマシンは睡眠中をメインに起動するため、睡眠時間が短くなるとその分ナノマシンによる体の補修が追いつかなくなる。そうすると生身の人間同様に目の下にクマができたりする。今日の彼は、完全に睡眠不足の症状を呈していた。
(……艦長が心配されるのも分かるな、これは)
そうひとりごちて、私は艦長から言われた言葉を思い出していた。
「モンテズマ君、今日の買い出しですが……」
艦長が私に声をかけたのは朝食後、リオとリビーさんが食器の片付けに席を立った時のことだった。このガレージは個室付きで台所もあるが、あまり広くはない。内緒話の声量で艦長は言った。
「午後まで別行動にしませんか? リビーは私が連れていきますから、あなたはリオ君と出かけて頂きたい」
「ふむ。……リビーさんと、何かお話し合いを?」
「リビーはもちろんなのですが……リオ君が気がかりで。あの様子では、ろくに寝ていないのではないですか?」
「……仰る通りだと思います」
昨晩、夜遅くまでリオとリビーさんは話し合っていた。
リビーさんの個室でのことだから詳細は分からないが、リオは今朝からずっとあの調子で憔悴しきっている。結果は芳しくなかったらしい。一方でリビーさんはいつも以上に「いつも通り」だった。今の状況にそぐわないそれがある意味の異常であることは、もう私達の誰も気がついていた。
「生真面目な彼のことだ、リビーに心配をかけまいと皆の前では話せないことも多いでしょう。でも、あなたなら問題ないはずです。二人きりで、少し話をしてみたらどうでしょうか」
朝から気を揉んでいた私にとっては願ってもいない提案だった。
私はすぐに了解して、今日は艦長達と別行動をとることになった。
注文したコーヒーが運ばれてきた。リオは俯いて反応しない。私が代わりに受け取って店員にチップを渡す。
「リオ、コーヒーが来ましたよ。ほら、あなたの」
「……ごめん。ありがとう」
泣き疲れた喉がまだ回復していないらしい。掠れた声で言って、リオがコーヒーに手を伸ばす。ちびりちびりと啜る姿を横目に、私もコーヒーを口に運んだ。この店のコーヒーは割とまともな味がする。楽しむ余裕が私にもリオにもないのが悲しいところだが。
普段彼と過ごしていて無言になることは多々あるが、基本的に苦痛ではない。私はリオの分身で、リオは私の親みたいなものだ。互いが良い意味で空気のような存在でいるのが私達の普通だった。
だからこんなにも重苦しい沈黙は、私にとっては耐えがたい。分かりきったことを聞いてしまうほどに。
「リオ」
「……ん」
「リビーさんのこと、心配ですか?」
「……ああ。あの人が、あんなに思い詰めていたのに気がつけなかったのが、情けなくて」
コーヒーカップを置いて、リオが沈痛な顔で続ける。
「無理だけはしないでくれって、言っていたつもりだったんだけどな……」
残像領域への漂流はリビーさんの精神に大きな影を落としていた
負傷した足は元より、ここには彼の切り札であり精神的支柱の一つでもある乗機『黒金乱眼』がいない。更に彼が誰よりも慕う艦長は最前線で戦っていて、私のカバー力不足も相まって何度か撃墜されてしまった。それをリビーさんは「自分が役に立てていないからだ」と思ってしまっている。
その結果が先日のサルガッソ行きだ。私達の目を盗んで彼は一人でサルガッソに向かい、いつの間にかエンサイクロペディア・フラグメントの情報を手に入れていた。今の我々には余分な資金もコネクションもない。そんな中で彼は最近発見されたばかりの技術についての情報を手に入れてきた。彼はそれこそ、自分の身を削るような対価を払ったに違いなかった。リオはそのことについて、昨晩遅くまでリビーさんと話をしていたのだ。
「おれがもっと、ちゃんと気を配って、少しでもリビーの不安を晴らせれば良かったのに」
リオの声に嗚咽が混じる。
「ミナスジェライス家の男は嫉妬深く執念深い」と、リオの父であるカブリールはよく中傷されていた。それはある意味では事実でもあった。彼らは嫉妬に限らずあらゆる感情の「量」が多い。喜怒哀楽も嫉妬も愛情も人一倍強い。生真面目な面もあるから外に出すことは少ないが……いや、少ないからこそ、その熱量は凄まじい。
勿論、現在のリオは自分の感情が強すぎることを理解している。多量な感情のコントロールを、あるいは感情が昂ってしまっても早まらないようにする自制心を学びつつあった。
だが、それにも限度はある。
今や彼の感情は雫になって両目から溢れ出し、やつれた頬の上を零れ落ちていた。
「どうして」血を吐くようにリオが言う。「どうして、信じてもらえないんだろう。おれが、おれが情けないから、あの人は……」
「リオ」
思わず鋭い声が出た。
「そんなこと、絶対にリビーさんに向かって言っちゃ駄目です。どれほどあの人を傷つけるか分からない訳じゃないでしょう?」
リオが、ひゅっと音を立てて息を呑んだ。口を噤み、悔しそうに俯く。
普段のリオなら絶対に言わないし思いもしないだろう。今は寝不足と精神的負担とで、極端に視野が狭くなってしまっている。仕方がないかもしれないが、言ってしまったら引き返せない線であることは明白だった。
私は彼を叱責したいのではない。だからできる限り柔らかい声を出して続ける。
「リオ、リビーさんはあなたが信用できないのではない。ただ……私達が目指す環境と、彼が長年強いられてきた環境にはあまりにも乖離がある。そのせいで、あなたの言葉をうまく解釈できないだけです」
5年前、リビーさんについて艦隊エウゲネに入隊した時、私達は彼を取り巻く状況のひどさに愕然とした。
リビーさんの小柄な体は入隊条件ぎりぎりで、スラム出身という事情も軍人として生きるには大きなハンデになっていた。それでも艦長の元で戦い続けるため、彼はありとあらゆる手段を使っていた。
しかしその「副作用」か、彼の周囲にはエウゲネの中でも特にタチが悪い連中がたむろすようになってしまっていた。奴らにとってリビーさんはストレス解消の捌け口で、事あるごとに彼を嘲笑し、侮辱し、嫌がらせという言葉では生ぬるいほどの仕打ちを加えた。
艦長は立場上、そしてリビーさんの性質上、介入ができないでいた。リビーさんは「艦長の名に泥を塗ってはいけない」と必死になっていた。艦長は自分が動くことでリビーさんが「艦長に迷惑をかけてしまった」と判断して身を隠してしまうことを懸念していた。だから、リオと私が動いた。
この5年、私たちは奴らを少しずつリビーさんから切り離した。奴らは横取りするなと言わんばかりに私達を攻撃して来たが、リビーさんの苦痛を思えば屁でもなかったし、何より私達の後ろには艦長がいた。面倒な連中がまだ幾らか残っているが、雑魚については大半を退治できたと考えている。
目下の問題は、リビーさんの認知の枠組みが変化に追いついていないことだ。
リビーさんは「自分は塵芥に等しいものだから役に立てなければ生きる資格がない」と信じ込んでいる節がある。彼を搾取する連中がリビーさんの自尊心を徹底的に砕き続けていたせいだ。私達はそれが嫌だったから必死に環境の浄化と彼のケアを試みた。その結果、少しずつではあるが改善の兆しが見えつつあった。
しかし、まだ足りない。
現在の状況によるものもあるが、そもそもリビーさんの世界観には「何もしなくても、ありのままで大事にされる自分」という概念が存在しなかった。無論、私達にとっては彼は「生きているだけで嬉しい人」だけれど、彼には自分が尊重されていい存在なのだというイメージができない。結果、私達の言葉は彼の認識の外からくるものとなってしまう。うまく飲み込めないのも無理はないだろう。
それでも。
「リビーさんが心配なのは分かります。けれどあの方の認識が一朝一夕でどうにかなるものではないことは、あなたも理解しているでしょう?」
「おれは諦めたりしない」
「ええ。でもその前にあなたが潰れちゃ元も子もありません。あなたが潰れたら、誰があの方を守るんですか」
私の言葉に、リオがぐっと唇を噛んで目を閉じた。溢れた涙を乱暴に手で拭い、私を睨み付けてくる。
「分かってる」
「それなら、今日はしっかり休んでください。リビーさんに会いに行ってもいいですが、ちゃんと寝るように」
小さくリオが頷いた。私も頷き返し、コーヒーを口に運ぶ。
すっかり冷めたその苦味はいつまでも、私の舌に染みついて離れなかった。
「……」
「まあ、例のロケットに色々賭けていた方は多いでしょうし、衛星軌道上から先は虚無だったと言うのは私もぞっとしましたけど、逆に今までは問題なく過ごしていた訳で……リベルタ?」
反応がない。メニューから顔を上げると、私の向かいの席に座った彼はぼうっとどこかを見つめていた。私にも、食事のメニューにも、喫茶店の内装にも、紫のカメラアイの焦点は合っていない。
「リベルタ」
「……」
【……リオ、大丈夫ですか?】
内蔵無線に本名で呼びかけて、彼はようやく反応した。弾かれたように顔を上げ、周囲を見回してから私を確認して、罰が悪そうに目を伏せる。
「すまない、ぼんやりしていた」
「顔色が悪いですよ。……あまり、眠れなかったんでしょう? 今日は早めに帰って休みましょう」
小さくリオが頷くのを見て、私は息を吐いた。
リオはサイボーグだが、その不調は意外なほど外見に現れる。顕著なのが睡眠不足だ。彼の体内のナノマシンは睡眠中をメインに起動するため、睡眠時間が短くなるとその分ナノマシンによる体の補修が追いつかなくなる。そうすると生身の人間同様に目の下にクマができたりする。今日の彼は、完全に睡眠不足の症状を呈していた。
(……艦長が心配されるのも分かるな、これは)
そうひとりごちて、私は艦長から言われた言葉を思い出していた。
「モンテズマ君、今日の買い出しですが……」
艦長が私に声をかけたのは朝食後、リオとリビーさんが食器の片付けに席を立った時のことだった。このガレージは個室付きで台所もあるが、あまり広くはない。内緒話の声量で艦長は言った。
「午後まで別行動にしませんか? リビーは私が連れていきますから、あなたはリオ君と出かけて頂きたい」
「ふむ。……リビーさんと、何かお話し合いを?」
「リビーはもちろんなのですが……リオ君が気がかりで。あの様子では、ろくに寝ていないのではないですか?」
「……仰る通りだと思います」
昨晩、夜遅くまでリオとリビーさんは話し合っていた。
リビーさんの個室でのことだから詳細は分からないが、リオは今朝からずっとあの調子で憔悴しきっている。結果は芳しくなかったらしい。一方でリビーさんはいつも以上に「いつも通り」だった。今の状況にそぐわないそれがある意味の異常であることは、もう私達の誰も気がついていた。
「生真面目な彼のことだ、リビーに心配をかけまいと皆の前では話せないことも多いでしょう。でも、あなたなら問題ないはずです。二人きりで、少し話をしてみたらどうでしょうか」
朝から気を揉んでいた私にとっては願ってもいない提案だった。
私はすぐに了解して、今日は艦長達と別行動をとることになった。
注文したコーヒーが運ばれてきた。リオは俯いて反応しない。私が代わりに受け取って店員にチップを渡す。
「リオ、コーヒーが来ましたよ。ほら、あなたの」
「……ごめん。ありがとう」
泣き疲れた喉がまだ回復していないらしい。掠れた声で言って、リオがコーヒーに手を伸ばす。ちびりちびりと啜る姿を横目に、私もコーヒーを口に運んだ。この店のコーヒーは割とまともな味がする。楽しむ余裕が私にもリオにもないのが悲しいところだが。
普段彼と過ごしていて無言になることは多々あるが、基本的に苦痛ではない。私はリオの分身で、リオは私の親みたいなものだ。互いが良い意味で空気のような存在でいるのが私達の普通だった。
だからこんなにも重苦しい沈黙は、私にとっては耐えがたい。分かりきったことを聞いてしまうほどに。
「リオ」
「……ん」
「リビーさんのこと、心配ですか?」
「……ああ。あの人が、あんなに思い詰めていたのに気がつけなかったのが、情けなくて」
コーヒーカップを置いて、リオが沈痛な顔で続ける。
「無理だけはしないでくれって、言っていたつもりだったんだけどな……」
残像領域への漂流はリビーさんの精神に大きな影を落としていた
負傷した足は元より、ここには彼の切り札であり精神的支柱の一つでもある乗機『黒金乱眼』がいない。更に彼が誰よりも慕う艦長は最前線で戦っていて、私のカバー力不足も相まって何度か撃墜されてしまった。それをリビーさんは「自分が役に立てていないからだ」と思ってしまっている。
その結果が先日のサルガッソ行きだ。私達の目を盗んで彼は一人でサルガッソに向かい、いつの間にかエンサイクロペディア・フラグメントの情報を手に入れていた。今の我々には余分な資金もコネクションもない。そんな中で彼は最近発見されたばかりの技術についての情報を手に入れてきた。彼はそれこそ、自分の身を削るような対価を払ったに違いなかった。リオはそのことについて、昨晩遅くまでリビーさんと話をしていたのだ。
「おれがもっと、ちゃんと気を配って、少しでもリビーの不安を晴らせれば良かったのに」
リオの声に嗚咽が混じる。
「ミナスジェライス家の男は嫉妬深く執念深い」と、リオの父であるカブリールはよく中傷されていた。それはある意味では事実でもあった。彼らは嫉妬に限らずあらゆる感情の「量」が多い。喜怒哀楽も嫉妬も愛情も人一倍強い。生真面目な面もあるから外に出すことは少ないが……いや、少ないからこそ、その熱量は凄まじい。
勿論、現在のリオは自分の感情が強すぎることを理解している。多量な感情のコントロールを、あるいは感情が昂ってしまっても早まらないようにする自制心を学びつつあった。
だが、それにも限度はある。
今や彼の感情は雫になって両目から溢れ出し、やつれた頬の上を零れ落ちていた。
「どうして」血を吐くようにリオが言う。「どうして、信じてもらえないんだろう。おれが、おれが情けないから、あの人は……」
「リオ」
思わず鋭い声が出た。
「そんなこと、絶対にリビーさんに向かって言っちゃ駄目です。どれほどあの人を傷つけるか分からない訳じゃないでしょう?」
リオが、ひゅっと音を立てて息を呑んだ。口を噤み、悔しそうに俯く。
普段のリオなら絶対に言わないし思いもしないだろう。今は寝不足と精神的負担とで、極端に視野が狭くなってしまっている。仕方がないかもしれないが、言ってしまったら引き返せない線であることは明白だった。
私は彼を叱責したいのではない。だからできる限り柔らかい声を出して続ける。
「リオ、リビーさんはあなたが信用できないのではない。ただ……私達が目指す環境と、彼が長年強いられてきた環境にはあまりにも乖離がある。そのせいで、あなたの言葉をうまく解釈できないだけです」
5年前、リビーさんについて艦隊エウゲネに入隊した時、私達は彼を取り巻く状況のひどさに愕然とした。
リビーさんの小柄な体は入隊条件ぎりぎりで、スラム出身という事情も軍人として生きるには大きなハンデになっていた。それでも艦長の元で戦い続けるため、彼はありとあらゆる手段を使っていた。
しかしその「副作用」か、彼の周囲にはエウゲネの中でも特にタチが悪い連中がたむろすようになってしまっていた。奴らにとってリビーさんはストレス解消の捌け口で、事あるごとに彼を嘲笑し、侮辱し、嫌がらせという言葉では生ぬるいほどの仕打ちを加えた。
艦長は立場上、そしてリビーさんの性質上、介入ができないでいた。リビーさんは「艦長の名に泥を塗ってはいけない」と必死になっていた。艦長は自分が動くことでリビーさんが「艦長に迷惑をかけてしまった」と判断して身を隠してしまうことを懸念していた。だから、リオと私が動いた。
この5年、私たちは奴らを少しずつリビーさんから切り離した。奴らは横取りするなと言わんばかりに私達を攻撃して来たが、リビーさんの苦痛を思えば屁でもなかったし、何より私達の後ろには艦長がいた。面倒な連中がまだ幾らか残っているが、雑魚については大半を退治できたと考えている。
目下の問題は、リビーさんの認知の枠組みが変化に追いついていないことだ。
リビーさんは「自分は塵芥に等しいものだから役に立てなければ生きる資格がない」と信じ込んでいる節がある。彼を搾取する連中がリビーさんの自尊心を徹底的に砕き続けていたせいだ。私達はそれが嫌だったから必死に環境の浄化と彼のケアを試みた。その結果、少しずつではあるが改善の兆しが見えつつあった。
しかし、まだ足りない。
現在の状況によるものもあるが、そもそもリビーさんの世界観には「何もしなくても、ありのままで大事にされる自分」という概念が存在しなかった。無論、私達にとっては彼は「生きているだけで嬉しい人」だけれど、彼には自分が尊重されていい存在なのだというイメージができない。結果、私達の言葉は彼の認識の外からくるものとなってしまう。うまく飲み込めないのも無理はないだろう。
それでも。
「リビーさんが心配なのは分かります。けれどあの方の認識が一朝一夕でどうにかなるものではないことは、あなたも理解しているでしょう?」
「おれは諦めたりしない」
「ええ。でもその前にあなたが潰れちゃ元も子もありません。あなたが潰れたら、誰があの方を守るんですか」
私の言葉に、リオがぐっと唇を噛んで目を閉じた。溢れた涙を乱暴に手で拭い、私を睨み付けてくる。
「分かってる」
「それなら、今日はしっかり休んでください。リビーさんに会いに行ってもいいですが、ちゃんと寝るように」
小さくリオが頷いた。私も頷き返し、コーヒーを口に運ぶ。
すっかり冷めたその苦味はいつまでも、私の舌に染みついて離れなかった。
NEWS
本日のニュースです雨は降り続いています。もはや、我々になすすべはないのでしょうか
各地でヒルコ教団の一派が、船に乗って逃れられるとして、チケットを高額で販売しています
時折、地響きのような振動が、あちこちで発生しています
そのなかで、マテリアルベルトは声明を発表しました
「我々には、新しい世界を受け入れる用意がある」
「世界の中心に存在するタワー。何のために存在するのか。いま、それが――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……マテリアルベルトに先を越されたな……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ヒヒッ、世界の中心に存在するタワー……そこに登れば、世界の終わりを生き残ることができる」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……私のプランも似たようなものだ。月という操縦棺に人々を避難させ、残像領域を維持する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月に至る道も、操縦棺のアップデートも、全て未完成だが……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ああ、私はもうダメかもしれない。あらゆるものが未達のまま時は過ぎていく」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「夢の理論、夢の方程式、夢のシステム……空想の中では、全て叶えられた夢なはずなのに……ゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「私は、最後まであがくつもりだよ……ここで諦めたら、私の意味を喪失する」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「予算も時間もないが、期待してくれたまえ……ヒヒッ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「ううむ、やはり今回も末端の者が勝手なことを……」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「チケットを高額で売ったとして、自分自身は船に乗れないのだが」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「せっかく賜ったチケットを売るようなものに、与える慈悲はないがね」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「まもなく、神は目覚める。神……そう、残像領域の主であり、意志だ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「全ては神である魔王『セワ』の見た夢……神が滅びた後もなお、走り続ける残像の夢」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する。こちらの捜査は続いている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』と戦うかもしれない。一部の情報を共有しておく」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「まず、『グレムリン』はこの世のものではない……いや、我々こそが、この世のものではない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「いわば、我々は誰かの見ている夢の中の存在であり、実体のない虚構だ。一方、『グレムリン』は実体がある」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「夢を見て現実に干渉しようとしても無駄なように、『グレムリン』には通常の方法で干渉することは不可能だ」 |
少年Eからの通信 「そう、僕らは夢」 |
少年Fからの通信 「だからと言って、僕らの存在は虚無じゃない」 |
少年Fからの通信 「僕らは考えている。喜んだり、悲しんだりしている。それこそが、僕らの存在を証明している」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「ドゥルガーは世界をコントロールしようとした。結果、世界から拒絶され、世界は深い眠りに落ち、荒廃した世界となった」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「そう、ドゥルガーは新しい世界の神となる存在だった。実際には、そうはならなかったが」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「残像領域は、様々な移民を受け入れた。それは、世界の見た記憶の断片だ。世界の記憶、経験、知識、そして、そこから導かれた来訪者」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「私も、そんな来訪者の末裔だ。本当の私は、実体の中で夢を見ているはずだ。そして、私はその夢を許容する」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「貴様は、なぜ死なない? なぜ、私の力を受けて、そんなにも……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「なぜ、貴様に触れる事すらできない? 追いつくことさえ……できないのか?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「仮にそうだとしても、私は諦めることはない。私は遺跡と共にある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そして、使命と……領域拡散精神遊離環と共にある。だから、私は無敵なんだ」 |
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が43上昇した
ファロは随伴兵・補給行動【改】を585cで購入した!!
ファロはメロディーを461cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
旋回強化!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 54 増加!!
AP強化!
装甲式重多脚『くろがねのつまさき』と特殊合金22を素材にして装甲式重多脚改『アメジスト・ドロップ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
ティタンフォート に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に耐電装甲型操縦棺『イージスの贋作』を装備した
脚部2に装甲式重多脚改『アメジスト・ドロップ』を装備した
スロット3にイージスエンジンver.1.0を装備した
スロット4に水から水素燃料電池を装備した
スロット5にメロディーを装備した
スロット6にCrA-Turretを装備した
スロット7に随伴兵・補給行動【改】を装備した
スロット8に盾型装甲『シークレット・ボヤージュ』を装備した
スロット9に電湧を装備した
スロット10に試作狙撃砲『ディスコネクテッド』を装備した
スロット11に受容体遮断剤《ネルス》を装備した
◆僚機設定
ワジオン・ブランとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションB
ユニオン活動
ケツァールの止まり木の活動記録
大型多脚機体「バーントイエロー」が格納されているガレージ。
僚機「雪華雪香」とガレージを共有しており、それぞれの領域を簡単にパーテーションで区切って使用している。
広い、明るい、機能的、と整備には最適な環境。人数分の居住区もある。
機体の周りにはアンドロイドの青年とオペレーターであるサイボーグの青年がうろついており、時折僚機のライダーである白い男とそのオペレーターの金髪の青年が姿を見せる。
パーテーションの壁には緑の鳥、ケツァールを図案化したデカールが貼り付けられている。
僚機「雪華雪香」とガレージを共有しており、それぞれの領域を簡単にパーテーションで区切って使用している。
広い、明るい、機能的、と整備には最適な環境。人数分の居住区もある。
機体の周りにはアンドロイドの青年とオペレーターであるサイボーグの青年がうろついており、時折僚機のライダーである白い男とそのオペレーターの金髪の青年が姿を見せる。
パーテーションの壁には緑の鳥、ケツァールを図案化したデカールが貼り付けられている。
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
射撃の訓練をしました
射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
ENo.117からのメッセージ>>
頭痛や眼精疲労に似た症状もあるらしく、指先で軽く眉間を揉む。
考え込むように目を細めていたが、ルスキニア艦長と呼ばれて、はたと顔を上げ、
少し切なげに、しかし茶目っ気のある言い回しでそう締めくくると、にんまりと笑った。そして、こほん、と咳払いを一つしてから、
わざと命令のような口ぶりで告げて、片目をつぶってみせた。
怒涛の親馬鹿攻撃にたじろいだモンテズマを何故か微笑ましそうに見つめつつ、うんうんと何度も頷き、
ふふふふとなんとか誤魔化しているが、軍の艦載用のPSFSブースターなど、ブースターの中でも最高度に近い出力を誇る。それを『ちょいちょいと』使ったというあたり、蛇の道は蛇だし、この男はちゃんと蛇であるらしい。——しかし、口を尖らせてむくれるモンテズマの様子に和んだのか、素直に頷く。
思わず、緑色の頭をなでなでと撫でる。艶やかな髪を指で一度梳き、するりと離れて……。
——茶碗蒸しの話をもっとしたかったのに、ふう、とこぼれた溜息は重い。
そう。『結局』、リビーは一人でサルガッソに行ってしまった。そして必要なデータを手に入れ、慌てて追いかけたモンテズマとすれ違いに、一人で帰ってきた。揃って行き違いになってはいけないからと、今にも駆け出したい気持ちを抑えつけて堪えながら悶々と待っていたリオの表情を思い出し、もう一度溜息を吐く。
怜悧で不敵な笑みに浮かべ、相手の決意に堪えるように、名を告げた。
メッセージを送信しました
>>Eno.302 >>Eno.120 >>Eno.30
ワジオン 「はい、リビーの懸念は正直、大変に的を射ていた……。それでも、必要だと思ったから押し通しましたが、……正直、いささかの後悔もあります。黒金乱眼がないのは本当に痛い。」 |
ワジオン 「ふふふ、サイコメトリストとしても三流ですが……。ええ、雪華との回路構築にも、エンパスとサイコメトリ、両方が関係しています。『雪華雪香』も『黒金乱眼』も、形態・形式は全く違いますが、『搭乗者を選ぶ』という一点においては超一級ですねえ。」 |
ワジオン 「エンサイクロペディア・フラグメント状態にも少しずつ慣れてきましたが、それでもやはり、溺れそうになります。先日から『調整』の時間を多く取らせてもらっているから、助かりますよ。みなには迷惑をかけますが……。」 |
ワジオン 「ええ、そうなんです。酷い矛盾だ。あちこちの企業の連中も、研究機関も、宗教派閥も、言っていることはどれも、どうにも納得が行かないか、奥歯にものが挟まったような言い方ばかりです。『言えないこと』が多いだろう。それは最初から分かっていた。……が、『言っていいこと』の選択が、奇妙だ。とても奇妙だ……。」 |
ワジオン 「……ありがとう。分かっていますよ。私の命は私だけのものではない、というのを、あれほど体現されては、泥を啜ってでも生き延びようという気になる。それに、『そうなって』しまえば、リオくん、モンテズマ君。あなた方のことも、辛い目にあわせてしまうでしょうからね。大丈夫、私は案外、図太いのです。」 |
ワジオン 「……しかし、『私あってのあなた達』というのには、反対です。覚えておくように。」 |
ワジオン 「」 |
ワジオン 「——モンテズマ君。あなたの成り立ちを、わたしは伝聞と記録でしか知りません。あなた方が『元々いた場所』についても、5年前の《残像領域》についてもです。……だからこそ、何か、話したいことがあれば、いつでも言うといい。なあに、部下から『秘密に』『内密に』と相談を受けるのは、上司の役目のうちでも花形です。それに私はあなた方から見れば、ずいぶんな年上なのだから、なんでもぶつけておけばいい。」 |
ワジオン 「そうですね。艦隊では黒金に恒常的に乗れるのはリビーくらいで、だからこそ専用機として勝ち取ったわけですが、それは『私のそばにいるための手段』で、『私の役に立つための手段』で……。つまり『自分が役に立っている状態を確立し、維持してくれるもの』なんでしょう。実際の意味と、象徴的な意味、両方の意味合いで。そして、あなたの言うとおり、黒金を十全に活躍させられるのがリビーなら、リビーに『自分が役に立っている』と実感させられる数少ないものが黒金です。……なんにつけても、あれに『実感』を持たせることが難しくその機会が稀有なのは、モンテズマ君、あなたも知っての通りで、苦労をかけます……。黒金がないのは、本当に悔やまれる。」 |
ワジオン 「あれの性質は、基本的に優しいのだと思います。まあ喧嘩っ早いし、やるとなった手も足も口も武器も全部出ますけれど……。あ、ええと、ふふふふ……ええ、使ってしまいました。サイ・シンギュラリティ・フィールドのシステムにブーストをかけないと流石に足りなくて、それだったらいっそ、出力がある、艦載機の方が、良いなあ……って。あ、もちろん最大出力では使っていませんよ? ばれてしまうから……ふふふふ……。」 |
ワジオン 「はい、わかりました。ちゃんと気をつけます。皆で帰りますよ、勿論です。」 |
——茶碗蒸しの話をもっとしたかったのに、ふう、とこぼれた溜息は重い。
ワジオン 「……結局、あれは、やると決めたら、やるんですねえ……。」 |
ワジオン 「……ありがとう。ありがとう。モンテズマ君。……そうですね、私が、あれの生き様に対して、伝えるべきは感謝と愛と心配だけなのだから。……ふふふ、頼もしいですねえ、「ミナスジェライスの男」は。けれど、私も負けませんよ? 私の『S』がなんだか、知っていますか? ……ソルダード。『戦うもの』です。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.302 >>Eno.120 >>Eno.30
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1450
追加収入 75
攻撃戦果補正1.86%
支援戦果補正4.23%
防衛戦果補正11.73%
撃墜数補正 0.1%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1873
--弾薬費請求 -788
--整備控除修正額-238
整備請求額 -238
ユニオン費 -100
手当金 100
ユニオン利子400
◆整備値が3成長しました
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 75
攻撃戦果補正1.86%
支援戦果補正4.23%
防衛戦果補正11.73%
撃墜数補正 0.1%
敵警戒値補正0.414%
追い上げ補正3%
合計現金収入1873
--弾薬費請求 -788
--整備控除修正額-238
整備請求額 -238
ユニオン費 -100
手当金 100
ユニオン利子400
◆整備値が3成長しました
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ファロはフィルター28を入手した!
ファロは対魔呪符28を入手した!
明日の戦場
第8ブロック
地下空間探索[侵入]
遺跡内部に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい。入り組んだ洞窟になっている。索敵を重視してくれ
来週の霧濃度:92%
来週の電磁波:95%
来週の警戒値:430%
ウィルマ・ウォーカー |
ギベオン |
夜明けの口笛吹き |
イワクラ |
フィフェリさん |
ジョン・F・B |
アキ・ニタドリ |
ストラドル |
f/f/f |
グリストリム・ギルドホルン |
ファロ・マクルス |
ワジオン・ブラン |
水無枷 逢理 |
グレイ・アルストロメリア |
DD-E3R |
Claudia Claudius |
ジグラ・ジグラ・マルテトト |
GrinBoy |
Naito.asbelt |
エヴァルト デ・ゾルド |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
『電波塔』[霊障] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
重装甲DR『ルーク』[物理] |
キャラデータ
名前
ファロ・マクルス
愛称
ファロ
機体名
複合体計画第四世代機『バーントイエロー』
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プロフィール
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長く尾を引く翠の髪、見目よく造られた機械の体、駆るのは半人半蟲の機体。 靴音を鳴らし笑いながら歩く、ひとではないもの。 ◆ライダー ファロ・マクルス (モンテズマ=B・ミナスジェライス) ウォーハイドラ『バーントイエロー』を操る、青年の姿をしたハイドラライダー。 不自然に鮮やかな翠の髪とカメラアイが特徴。ハイヒールのブーツを履いているせいで身長が2mを超えており、とにかく目立つ。 アンドロイドを自称し、実際にボディは人工物であるようだが妙に人間臭い。 礼儀正しいものの物言いは軽薄。好奇心旺盛で食事とお喋りと散歩が好き。 子供じみた行動をすることもある一方、時折機械的な冷徹さも垣間見せる。 僚機・雪華雪香のライダーであるワジオン・ブランを「艦長」と呼び付き従う。が、態度は馴れ馴れしい。 ワジオンとそのオペレーターであるレグルス・ブラン、自身のオペレーターであるリベルタ・カザールと行動を共にする。 諸事情により偽名を使っている。 本来の名前は「モンテズマ」だが、上記の3名以外にその名を名乗ることはない。 ◆オペレーター リベルタ・カザール(画像左) (リオ・B・ミナスジェライス) ファロのオペレーターを務めるサイボーグの青年。紫のカメラアイに、赤から金に変わる奇妙な色の髪が特徴。 一見ファロより年下に見えるが、彼の兄のような態度をとる。 ファロと同様、ワジオンの部下の一人。 雪華雪香のオペレーター、レグルス・ブラン(画像右)とはパートナー関係にあり、常に彼を気にかけている様子が見られる。 諸事情により偽名を使っている。 本来の名前は「リオ」だが、ファロ達以外にその名を名乗ることはない。 かつて残像領域でライダーをしていたことがある。 ◆機体 複合体計画第四世代機『バーントイエロー』 ファロが操縦する大型多脚機体。人のような上半身にムカデに似た下半身を持つ。 射撃を得意とする機体だが、最近ウイルスを積み始めたらしい。 ファロはこの機体を自身の体のように操る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 狙撃砲A | 試作狙撃砲『ディスコネクテッド』 [23/旋回/旋回]《装備:10》 火力[2707] 発射数[1] 旋回速度[46] 防御属性[火炎] 防御値[423] 精度[618] 貯水量[78] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[201] 金額[921] 弾薬費[160] 重量[1100] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | FCSA | 誘導弾制御装置『莫告藻の海をゆくもの』 [22/旋回/旋回] | ▼詳細 |
3 | ウィルスA | 受容体遮断剤《ネルス》 [24/旋回/旋回]《装備:11》 培養[9] 特殊B[403] 旋回速度[575] 防御属性[物理] 防御値[924] 貯水量[601] 噴霧量[150] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[822] 金額[998] 重量[700] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
4 | ウィルスB | 改良感染源『潜在的懸念についての考察』 [26/変形/装甲] 培養[10] 特殊B[412] AP[130] 旋回速度[629] 防御属性[霊障] 防御値[105] 貯水量[103] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[634] 金額[1027] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
5 | 素材 | フィルター28 [28/減霧/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
6 | 重多脚A | 装甲式重多脚改『アメジスト・ドロップ』 [27/旋回/重装甲]《装備:2》 機動[203] 跳躍[42] AP[3753] 旋回速度[426] 防御属性[霊障] 防御値[858] 貯水量[628] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[965] 金額[1041] 重量[1754] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
7 | 素材 | 対魔呪符28 [28/耐霊/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
8 | 粒子爆雷A | エネメラ [23/旋回/旋回] 火力[249] 発射数[25] 旋回速度[46] 防御属性[電子] 防御値[173] 精度[9] 貯水量[46] 弾数[30] 武器属性[対地] 異常追加[30] 消費EN[15] 金額[441] 重量[100] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
9 | --- | --- | --- |
10 | 素材 | 衝撃吸収板26 [26/耐物/---] [素材] |
▼詳細 |
11 | 物理装甲A | 椀型装甲『茶碗蒸しはプリンではない』 [25/耐電/変形] | ▼詳細 |
12 | 操縦棺E | 操縦棺E設計書 [25/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
13 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [20/耐火/---] 特殊B[80] 防御属性[火炎] 防御値[16] [設計書] |
▼詳細 |
14 | 中多脚A | 試作4号 [23/跳躍/貯水] 機動[336] 跳躍[88] AP[2423] 旋回速度[710] 防御属性[霊障] 防御値[405] 貯水量[342] 弾数[1] 積載量[4200] 消費EN[405] 金額[983] 重量[1200] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
15 | 素材 | 消火装置21 [21/耐火/---] [素材] |
▼詳細 |
16 | 素材 | 粒子吸着材25 [25/耐粒/---] [素材] |
▼詳細 |
17 | 頭部C | HEAD「琥珀」 [20/出力/---] | ▼詳細 |
18 | 火炎放射器A | 試製耐物火炎放射器A-0 [25/耐物/耐霊] 火力[772] 発射数[1] 防御属性[霊障] 防御値[665] 精度[237] 貯水量[237] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[19] 金額[390] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
19 | 物理装甲A | 盾型装甲『シークレット・ボヤージュ』 [20/装甲/旋回]《装備:8》 | ▼詳細 |
20 | 操縦棺A | 耐電装甲型操縦棺『イージスの贋作』 [24/耐電/装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
21 | 砲塔A | CrA-Turret [20/旋回/旋回]《装備:6》 | ▼詳細 |
22 | 粒子装甲A | トレヴィス [25/装甲/装甲] | ▼詳細 |
23 | 砲塔A | 随伴兵・補給行動【改】 [26/旋回/旋回]《装備:7》 | ▼詳細 |
24 | エンジンB | イージスエンジンver.1.0 [21/耐霊/機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
25 | 物理装甲A | メロディー [26/重変形/重変形]《装備:5》 | ▼詳細 |
26 | 操縦棺A | 鋼棺 [22/重装甲/重装甲] | ▼詳細 |
27 | エンジンB | 水から水素燃料電池 [22/機動/機動]《装備:4》 | ▼詳細 |
28 | --- | --- | --- |
29 | エンジンB | 電湧 [23/---/耐電]《装備:9》 | ▼詳細 |
30 | 霊障装甲A | 試製旋回霊障装甲A-0 [23/旋回/霊障] | ▼詳細 |