ENo.0325　Дмитрий Сергеевич Перестройков

　【第15週目】

　我々はついにセクション5ゲートを突破した。無数の電波塔やクーゲルパンツァーからの霊障攻撃、そしてその隙間を縫うように歴戦のドラグーン『ヘッジホッグ』の小隊が奇襲攻撃を仕掛け、その奥からの『エウリプテリダ』の一斉攻撃。あの瞬間、まさにかつての禁忌戦争の最終局面を思い出すような激戦が繰り広げられた。私の所属した部隊はティタンフォート6機による分厚い防御を構え、これを防いだものの、多くの部隊はこの猛攻に耐えられず壊滅したらしい。他方面でもこれと同等の激戦が繰り広げられ、エース部隊にも少なからぬ損害が出ていると聞いた。まさしく、最重要防衛ラインの攻防戦といった様相を見せたこのセクション5突破戦は、多大な犠牲をもたらした者の、命運を決した。

　ここで失ったものは決して小さくないが、もはや我々は止まることはできない。あとは敵の文字通り中枢に踏み込み、この戦争に終止符を打つ。



　という、企業の目論見なのだろう。その時、何が起こるのか——実に楽しみだが、私はその光景を見れないだろう。

　我らがユニオンに残されていた『遺物』を見つけた。未完成だが、幸い設計図はある。あとは時間と、足りない部品、金さえあれば——私の目的は達成される。

整備ユニオン
ユニオン購入は素材+1様子を見てAP+10%

かつて残存領域に存在した兵器研究開発機関。ドゥミートゥリの記憶が戻ったことで名前こそ取り戻したものの、人員も物資も失われたままなので、結局内実は変わらないままだ。すなわち、残存物資をばら撒き、残されたわずかな資料を元にパーツを再現する。