ENo.0268　白土ルネ

ＩＦＸＡ　人事ファイル　一八九八二一一号【Ｂ機密】
白土零雄博士（Dr.Leo Sirado）

元IJA技本第八南洋秘匿研究所・所長。
■■■■年、母国の敗戦を前に研究成果である「核兵器」是八式とともに連合国側に亡命。
以降、西側諸国の核兵器開発に従事、主だった実験に参加。
東側諸国及びその支援を受けた新■■軍の襲撃を受け、
海上での凄惨な爆発事故を引き起こして終わったクロスロード作戦を境に失踪。

それより数年間の動向は定かではないが、本人の証言によれば、
原子力の平和利用研究に転じ、原子炉の完成のため非合法組織■・■に潜伏していたとのこと。

折しも国際社会では相次ぐ原子力事故・テロリズムの頻発から原子力の平和利用が求められていた。
研究の加速とイメージアップのため、国連によりＩＦＸＡが設立。Ｆ-Ｘエネルギーへと名称の統一が図られる。

ＩＦＸＡに突如としてコンタクトを取った博士は、
■・■にて完成した歩行原子炉ゼ八號を国連の手に委ねることを提案。
条件として自らの娘・白土ルネをゼ八號のオペレーターとして起動制限（生体セキュリティ・キー）をかけた。

しかし、ゼ八號と白土ルネをＩＦＸＡへと送り届けたものの博士本人の脱出は叶わず■・■のアラスカ基地爆発と共に行方不明。
白土ルネ及びゼ八號は現在ＩＦＸＡの保護下に置かれ、研究・安全保障・査察業務などに従事している。

（残像領域にて　エージェント・フェアメッサー追記）
遺跡最奥より白土博士のものと思われる通信を受け、ＩＦＸＡ保障措置局として確認行動中。
■・■も恐らく同じ目的を持ってか、頻繁に襲撃を仕掛けてきている。
博士と我々と■・■、残像領域という不安定な場所でこれだけ顔見知りが揃うなんてのは普通ではない。
あるいは博士こそが、我々の世界へと帰還するための手がかりを持つのではないか。
…希望的観測は置いておくにしても、博士の保護は優先される事項だ。

先行していると思われる■・■の本隊を一刻も早く叩き潰さねばならない。

民間練大隊Division:Dは禁忌戦争後に高まるウォーハイドラとライダー需要から設立された
軍事教育と目的とした民間軍事会社です。

教練を受ける資格はライセンスの所有
また教練を行う資格もライセンスの所有です。

また教育をうけたライダーに仕事を斡旋することも業務に含まれており
現在は訓練及び実地訓練、そして遺跡への威力調査及び収集を目的としています。

尚、現在探査の都合上いくつかの地上艦艇が派遣作戦指揮所となっています。
業務上全て公示されているわけではありませんが【ラングレー】【Ａヒッパー】【インディアナポリス】の所有を公表しています。

・セクション

【残像領域本部】━【派遣事業部】━【各派遣調査部隊】
　　　　　　　　━【基本教練部】━【各教練部隊】

※現在は制御訓練特化ユニオンです。