第17週目 ブラッド・メルヴィルの一週間




◆日記


そのとき、宙に逃れようとした《フォグホーン》の脚を、巨大な蜘蛛の脚が搦め捕った。

「なッ……!?」

咄嗟に右手に雷球を発生させ、そのまま《フォグホーン》の左足に巻き付く蜘蛛の脚を掴む。酷い金属音がして、火花が散る。脚が灼き切れるまで、何故かハイドラは脚を離そうとしなかった。

蜘蛛の脚が千切れた瞬間、ブースターを最大出力で噴射する。ハイドラの棺の背中を踏み締めて跳躍し、回廊の壁を蹴る。

しかし、脚を一本失ったことなどものともせず、まるでそのことにすら気が付いていないかのように、黒い巨大な蜘蛛は脚を伸ばす。脚は鞭のように《フォグホーン》の胴体を打ち、吹き飛ばされた俺は壁に背面を強かにぶつけた。

「がッ……!!」
『避けて! ブラッド・メルヴィル!』

アンナが叫ぶ。壁を伝うように身を反転させて何とか避けるも、すぐ隣を光弾が直撃した。土壁が紙のように、めらめらと燃え上がる。

――焼夷機関砲。

『どう、して……!』

アンナが驚愕と絶望の混じった呻きを漏らす。霧の向こうから、ぬっと黒い蜘蛛の巨体が現れた。

『――《アラーネア》!』

第ニゲート戦で損失(ロスト)したはずのジェイの機体ーー八本脚の蜘蛛《アラーネア》は、もう既に脚を半分以上失って、棺もぐしゃぐしゃに潰れたまま、躊躇なく背中の焼夷機関砲を構えた。

奴の射程から逃れなければならない。アンナに声を掛けなければ。頭ではそう分かっているのに、俺の唇は別の言葉を口走っていた。

「ジェイ! おい! 生きていたのか!? ジェイ! 頼む! 返事をしてくれ! なあ!!」
『ブラッド・メルヴィル!! しっかりして! これは、あなたの友人ではないわ! 落ち着いて!!』

アンナに叱咤される。分かっている。あいつが生きているはずがない。だって、俺が殺したんだ。俺がこの手で、あいつの腹を切り裂いたんだ。

頭では分かっている。分かっているはずなのに、唇と手足が言うことを聞いてくれない。あろうことか俺は、幽鬼のような《アラーネア》に向かってよろよろと脚を踏み出していた。

「ジェイ……悪かった。俺、お前のことを殺したくなんかなかったんだ……お前に向かって引き金を引くのは本当につらかった。お前の夢を何度も見たよ。ああ、あれはきっと、全部夢だったんだよな? お前は、死んでなんかいなかったんだよな?」

違う。あれは、夢なんかじゃない。あれは現実だった。俺は腹を裂かれて虫の息のジェイに向かって、領域殲滅兵器の引き金を引いたんだ。

甘い夢を見ている場合じゃない。俺が、あいつを殺したんだ!

「ああああああ!!!」

何かを振り切るように腹の底から吼えると、手足の呪縛が解けた。死にものぐるいで左手にパルス砲を構え、右手に雷球を生み出し、《アラーネア》に向かって次々と攻撃を撃ち込む。何かの歯止めが壊れたかのように、喉の奥から自分のものとは思えないような獣の咆哮が溢れ続けた。《アラーネア》は攻撃を浴びて、紙が丸まるみたいにぐしゃぐしゃになっていく。

『落ち着いて!! 違う……それは、ジェイ・バレットなんかじゃない!』

アンナはさらに叫んだ。『そこにはもう、何もいない!!』

ハッと我に返って目を凝らすと、そこはただの地面だった。本当に、何も無かった。確かにそこに在ったはずの《アラーネア》の巨体は、忽然と姿を消していた。

まるで、領域殲滅兵器で機体を吹き飛ばしたかのように。まるで、幽霊が夜のしじまに掻き消えてしまったみたいに。白い霧の中に、存在そのものが溶けてしまったみたいに。

『幽霊、ではない』

呟いたのは、《創造主》だった。歌うように、酔うように。全てを嗤って、奴は言う。

『ついでに言うなら、霊障でも無い。残像というやつだ。体験したのは初めてだったか?
この領域では、既に去った人間の痕跡や、その記憶の残滓がこうして姿を現わすことがある。知らないわけではなかったろう?残像は、特に戦場の霧によく馴染む。真っ白な濃霧のスクリーンの上に、人の想いが、記憶が、無意味に投射し続けられる……。世界は繰り返す。亡びた世界の残像の上に、残像が踊る。二次元が三次元の影であるかのように。三次元が四次元の影であるかもしれないように。影の上に落ちた影。夢の中で見る見果てぬ夢ーーだからこの世界の名前は、《残像領域》だ』

ごぽり、と頭の片隅で濡れた音がした。海の音だ。冷たい孤独な海が、頭の中に広がっていく。

キュルキュルと履帯を回して、《創造主》の機体が目の前にやって来る。ちっぽけなタンクの機体。これを破壊すれば、アンナは自由になれる。鎖を千切るように叫んで、パルス砲を構え、右手に雷球を生み出した。

意味を為しているのかいないのかも分からない、文意すら判然としない妄言を吐きながら――人の絶望を食む悪魔みたいに、《創造主》は笑った。

『いや、正直、これは予想外の出来事だったよ。些細ではあるが、面白かった。とてもとても面白い見世物だった。
私を仕留めるため、第六ゲートが開く瞬間を狙ったのも良かった。これ以上無いベストなタイミング。唯一無二の好機だ。とてもとても楽しかった。夢みたいな時間だったよ。……ああ、でも、それももう終わりだ。そら』

君の夢を終わらせに、君の大切な人がやって来たよ。そう、《創造主》は言った。俺は瞬きをして、モニターを見つめる。

《創造主》の機体があったはずの場所に、一人の女の子が立っていた。

「――あ、」

ごぽり、ごぽりと海の音がする。泡を吐き出して、空気を失いながらたった独りで深いところへ沈んでいく。

どこまでも続く暗い青。深くて澄んだ寂しい海。俺はずっとそこに居た。ずっと独りで、仲間を探していた。

独りは、もう嫌だったから。

『――女の、子……?』

アンナの掠れた声がする。モニターに映る青い髪の女の子――死んだ妹のマヤは、ゆっくりと顔を上げて、無表情のまま、確かに俺を見ながら口を動かした。

――ブラッド。

撃てない。頭の中でロックが掛かったみたいに、そう思った。たとえ残像だとしても、俺には、マヤを撃つことなんかできない。

『ブラッド・メルヴィル!!』

通信用のモニターの中で、もう一人の青い髪の女の子が叫んでいるのが聞こえる。俺の僚機が、必死に俺を呼び戻そうとしてくれている。俺はこの子のために、目の前にいる妹を撃たなくちゃいけない。分かっている。分かっているのに、操縦桿を握りしめたまま俺の手はどうしても動いてくれない。

『遅いよ、アンナ。君の決断は、いつだって遅い。やはり君には、自分で考えて自分で決断することなど、最初から向いていないのだ』

《創造主》が嘲笑う。そして、マヤはゆっくりと拳銃を構える。その後ろで、マヤと二重映しになった《創造主》の機体が、砲を構える。

『逃げて!!』

アンナが悲痛に叫ぶのと、《フォグホーン》の棺内に血が噴き上がるのはほとんど同時だった。

『……脆い、脆いなあ。こんな薄っぺらな装甲で君は、戦場を駆けずり回っていたのか。まるで狂気の沙汰だ』

憐れむような《創造主》の声が、やけに遠く聞こえる。奴の放った速射砲の一撃は、《フォグホーン》の棺の装甲をいとも簡単に貫通した。そして狙い澄ましたかのように、真っ直ぐに操縦者の――俺の左胸を貫いた。

灼けるような痛みは、一瞬遅れてやってきた。

「ッ、あ……」

自分の左胸から、勢いよく血が噴き上がる。心臓に直接ホースを刺したみたいだ。大量の血が、棺の中をびちゃびちゃと汚して――。

『――ブラッド・メルヴィル……!?』

アンナの声がした。棺内に鳴り響く各種のアラートがその声を搔き消す。モニターの中のアンナは、驚愕に目を見開いていた。

ごめんな、アンナ。

俺はそっと目を細める。今まで黙ってて、本当にごめん。

『おお』

《創造主》が、珍しく喜色を浮かべて声を弾ませる。

『あのときの子供か。いや、これは奇異な縁だ。やはり運命は私に味方している……』

《創造主》の声が、遠くなったり近くなったりする。アラートの音がうるさい。アンナが、必死に何かを叫んでいる。

『あなた……それ、どういう……! どういうことなの、ブラッド・メルヴィル…!?』

通信用モニターの中で、アンナがかぶりを振る。『それは、いったい何!』

俺は、彼女の問いに応えようとする。これは、俺が漂う海の色。マヤの髪の色。キミの、アンナの髪の色。そして、五年前のあの日、この目に灼きついた――、

――これは、あの日の空の色。

『ブラッド・メルヴィル!』

アンナの声を聞きながら、俺は今更のように、ゆっくりと操縦シートの上に崩折れた。

演出画像


左胸の傷口からは、目の醒めるような真っ青な血が、まだどくどくと溢れ続けていた。



(17週目①…後日アップします。http://chabobunko.jugem.jp/?eid=119
17週目②…本更新でアップした分の全文です。http://chabobunko.jugem.jp/?eid=120)



NEWS

本日のニュースです
白兎生体化学の遺跡探索チームは岐路に立たされています
チームを主導するブレア氏の死去に伴い、新たな人事を迫られています
しかし、次回のセクション攻略戦に向けて引き継がれる課題は多く
現場は混乱に――
白兎生体化学研究員『ブレア』?
「やぁ、わたしだ……ヒヒッ」
白兎生体化学研究員『ブレア』?
「ここはとても空気が澄んでいる。体が軽い」
白兎生体化学研究員『ブレア』?
「わたしは、ついにシルエット・レガリアにたどり着いた」
白兎生体化学研究員『ブレア』?
「ごらん、どこまでも行けそうだ。わたしの身体はこの影の一つとなって、どこまでも――」
白兎生体化学研究員『ブレア』?
「こんなに、こんなに近くにあったんだ。レガリアの力は――」
『フェフフェト』からのメッセージ
「(ザザーッ)……」
『フェフフェト』からのメッセージ
「(ザーッ)……(応答はない)」
――不明な電波の混線が感知されました
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫
「おねえちゃん……ずっと、近くにいたんだね」
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫
「旅を続けようよ」
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫
「……あなたはずっと旅をしてきた。そして、これからも」
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫
「いつもそばに領域拡散精神遊離環がある限り」
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫
「誰のためでもない、あなたには、あなたの武器と、力がある」
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫
「そうだ……私には……まだ、旅ゆく道がある」

◆訓練

格闘の訓練をしました
格闘が104上昇した
ブラッドは突撃更に隣の戦場!を1143cで購入した!!
ブラッドはWA2000『ワニセン・ライトラピッド』を1143cで購入した!!
ブラッドは機動^2重ブースターA『ゴールド』を1143cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!

◆作製

資金を30を投入した!!

作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 70 増加!!
噴霧強化!

ConstanceⅡと苔むした大岩を素材にしてGoldenAppleⅣを作製した!!


◆戦闘システム決定

バーサーク に決定!!


◆アセンブル

操縦棺1に耐霊棺『コットー』を装備した
脚部2にナハトフリューグを装備した
スロット3にLotusLeafを装備した
スロット4に機動^2重ブースターA『ゴールド』を装備した
スロット5に突撃更に隣の戦場!を装備した
スロット6にカッ飛べ!飛田君を装備した
スロット7にパルス砲A[粒子]『歌姫の左手』を装備した
スロット8にWA2000『ワニセン・ライトラピッド』を装備した
スロット9にFLY004-Nestingを装備した
スロット10にConstanceⅢを装備した
スロット11にGoldenAppleⅣを装備した

◆僚機設定

アンナロッテとバディを結成した!!

◆意思表示設定

意志設定……生存優先

◆ミッション

ミッション設定……ミッションA

ユニオン活動

ジャンクバラック『ステュクス』の活動記録


壊れてしまった、もはや時代遅れ、彼氏にフラれた腹いせ。
あれこれの理由で積もったジャンク品の山の中。
打ち捨てられたようで、実はとても手入れの行き届いた三段櫂船型ハイドラが……無い。何処かへ消えてしまったかのようだ。
ある一人の幽霊が、それについて聞かれるとニヤリと笑う。




「どこだと思う?メテルカならわかんじゃねえかな。」


ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1100c
利子配当…………110c
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
ブラッド
「戦いが終わったら、か……。あんまり考えたことなかったな。」
ブラッド
「……この下宿も、出て行くことになるのかな。それは何だか寂しいなあ。」
 メテルカの質問に、ぴこぴこ、微妙なニュアンスで動く触覚。
 えびっこには飼い主がいるので、えびっこの身の振り方も、飼い主次第……なのだが。
 その、飼い主がどうするのかまで、えびっこには考えが及んでいない素振りである……

モーヴェ
「おう。メテルカの言うとおりだぜ。あと一人でも幽霊が出てみろ、死んでも殺してやる。」
モーヴェ
「んで…これからの話か?俺は…ここに残る。もし残像領域が海に沈んでもな。」
モーヴェ
「だって、遊びに来てくれるって言ってくれたやつもいるし……一人にするわけには行かない奴がいるからな。」
フレースヴェルカ
「あ、人参は受け取るんだね。よかったよかった」
謎の安心感があった。さんざんなエビの扱いをした後にこれである。こいつは何も考えていない。どっちかっていうと和み要員みたいな扱いなのだろう。
フレースヴェルカ
「というか、幽霊いっぱいいるんだったねそういえば。まぁおいておくとして、どうしようかなぁ。これから。まだ未定?」
フェティヤ・クェリフィート
「……戦いが終わったら、か」
フェティヤ・クェリフィート
「おれは家に帰って、かあさんのごはんがたべたいな」
(……それだけ言って黙り、えびっこを微笑ましく眺めていた)

メッセージ


メッセージを送信しました
>>Eno.130: >>Eno.51 >>Eno.130 >>Eno.193 >>Eno.311 

◆戦闘結果

*こちら*


戦闘報酬

戦闘収入  1850
追加収入  75
攻撃戦果補正5.24%
支援戦果補正3.93%
防衛戦果補正14.24%
撃墜数補正 0.4%
敵警戒値補正0.613%
追い上げ補正3.1%


合計現金収入2505
--弾薬費請求  0
--整備控除修正額520

整備請求額  0
ユニオン費 0
手当金   100
◆射撃値が1成長しました
◆格闘値が1成長しました
◆反応値が3成長しました
◆整備値が9成長しました
◆経験値が90増加しました……
◆素材が組織から支給されました……

ブラッドは3年保証書36を入手した!
ブラッドは天然ゴム36を入手した!
白兎生体化学は制裁を受け、貢献の3割を失った……(1 → 1
◆0cの返還金を受けました



明日の戦場

第3ブロック

セクション・6[ハッキング]

セクション・6攻略戦を行う。ドゥルガーの素体中枢に潜りこみ、それぞれのコントロールユニットを破壊し、遺跡巨人を機能不全に陥らせると同時に、敵神経中枢にハッキングを行い、生命活動を停止させる。健闘を祈る

来週の霧濃度:116%
来週の電磁波:85%
来週の警戒値:631%

ネルン・O・イデア
御堂陸人
サリィ・スティラ
ウィステリア
西
白土ルネ
エレライナ・マーラジカル
ジゼル・ガミジーナ
ブラッド・メルヴィル
アンナロッテ
清香
リュゼ
アクロ
ファロ・マクルス
ワジオン・ブラン
Velgr/HræS
01
Er=Jr=Schaaf
Engelchen Eckhart
くもさん
操霊葬送WH『時世神』[霊障]
『シャドウ・ライトニング』[電子]
『シャドウ・ランタン』[火炎]
『シャドウ・ウィスパー』[霊障]
---
------- vs -------
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター]
ドゥルガー素体『D・アーム・コントロール』[デバステイター]
ドゥルガー素体『U・ボディ・コントロール』[アンセトルド]
ドゥルガー素体『R・レッグ・コントロール』[ランページ]
ドゥルガー素体『G・ヘッド・コントロール』[カルマ攻撃]
ドゥルガー素体『A・ハート・コントロール』[カルマ攻撃]
未確認機『エウリプテリダ』[粒子]
『火焔放射戦車』[火炎]
『電磁鉄線』[電子]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『火焔放射戦車』[火炎]
『電磁鉄線』[電子]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
未確認機『エウリプテリダ』[粒子]
『電磁鉄線』[電子]
未確認機『エウリプテリダ』[粒子]
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
未確認機『エウリプテリダ』[粒子]
『電磁鉄線』[電子]
『クーゲルパンツァー』[霊障]
『クーゲルパンツァー』[霊障]




キャラデータ

名前

ブラッド・メルヴィル

愛称
 ブラッド
機体名
 フォグホーン
ステータス
Eno37
累積報酬34704
RP0
射撃109 格闘1158
反応141 制御100
整備113 適性101
所持資金14636
経験値90
電池性能219
白兎生体化学への貢献度
画像データ
プロフ絵
プロフィール

ブラッド・メルヴィル(Brad Melville)
自称27歳の男性。正確な年齢は不詳、本人にもわからない。
僚機である年下の女性、アンナロッテを「守りたい」と口癖のように発言するが、戦闘中はどこか死に急ぐような行動が目立つ。本人も自分の意志をあまりよく把握していないのかもしれない。
ハイドラライダーになる前は、孤児だった。それより以前は、どこでどんな暮らしをしていたのか、何も覚えていない。何の記憶も持たない。何も持っていない。守るべきものだって、本当は何も無かったのかもしれない。



《フォグホーン》
軽量の格闘機。その駆動音は、どことなく孤独な恐竜の鳴き声を思わせる。

__0アイコン__1アイコン__2アイコン__3アイコン__4アイコン__5アイコン__6アイコン__7アイコン
__8アイコン__9アイコン_10アイコン_11アイコン_12アイコン_13アイコン_14アイコン_15アイコン
_16アイコン_17アイコン_18アイコン_19アイコン_20アイコン_21アイコン_22アイコン_23アイコン

機体データ

機体構成
操縦棺:操縦棺
耐霊棺『コットー』
脚部:逆関節
ナハトフリューグ
1:飛行補助
LotusLeaf
2:ブースター
機動^2重ブースターA『ゴールド』
3:ブースター
突撃更に隣の戦場!
4:ミストエンジン
カッ飛べ!飛田君
5:粒子射撃
パルス砲A[粒子]『歌姫の左手』
6:ミストエンジン
WA2000『ワニセン・ライトラピッド』
7:飛行補助
FLY004-Nesting
8:腕
ConstanceⅢ
9:電子格闘
GoldenAppleⅣ
機体データ
AP2300
EN4027EN回復量544
機動力2328総重量2184
旋回速度1926跳躍力1566
最大火力3458
索敵範囲命中精度132
貯水量899噴霧量1561
物理防御
174
霊障防御
2100
粒子防御
906
火炎防御
298
電子防御
0
積載量1582/2100
機体状況濃霧領域可能
高速射撃可能
クイックドライブ可能
連動攻撃可能
精密飛行状態
マニュアル操作状態
付加発動!!
臂力!! 格闘ダメージ強化を64強化!
機動!! 機動を68強化!
機動!! 機動を68強化!
突撃態勢!! 薄装機動を102強化!
突撃態勢!! 薄装機動を102強化!
高機動!! 高圧機動を96強化!
高機動!! 高圧機動を96強化!
重変形!! 加重射撃を99強化!
変形!! 射撃を66強化!
突撃態勢!! 薄装機動を93強化!
突撃態勢!! 薄装機動を93強化!
高握力!! 高圧格闘ダメージ強化を79強化!
臂力!! 格闘ダメージ強化を66強化!
高握力!! 高圧格闘ダメージ強化を84強化!



デフォルトリスト
1
素材
3年保証書36 [36/重保証/---]

特殊B[400]
[素材]
▼詳細
2
雷球領域A
GoldenAppleⅣ [35/高握力/噴霧]《装備:11》

火力[503] 連撃数[20] 防御属性[物理] 防御値[324] 精度[169] 貯水量[158] 噴霧量[84] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[45]
消費EN[78] 金額[662] 重量[100] [電子格闘] *作者*

▼詳細
3
素材
避雷針34 [34/耐電/---]


[素材]
▼詳細
4
軽逆関節A
ナハトフリューグ [33/薄装甲/薄装甲]《装備:2》

機動[843] 跳躍[289] AP[321] 旋回速度[1156] 防御属性[粒子] 防御値[232] 貯水量[113] 積載量[2100]
消費EN[139] 金額[1129] 重量[602] [逆関節] *作者*

▼詳細
5
領域殲滅兵器A
試製出力領域殲滅兵器A-0 [24/出力/重量軽減]

索敵[143] AP[187] 防御属性[霊障] 防御値[96] 貯水量[468] 噴霧量[374]
消費EN[672] 金額[384] 重量[252] [領域殲滅兵器] *作者*

▼詳細
6
素材
限界軽量化プラン35 [35/薄装甲/---]


[素材]
▼詳細
7
蒸気アイマスク
蒸気アイマスク [35/超重装甲/---]


[素材]
▼詳細
8
エンジンB
カッ飛べ!飛田君 [32/高機動/高機動]《装備:6》

出力[1656] 防御属性[粒子] 防御値[339] 噴霧量[264]
消費EN[129] 金額[839] 重量[500] [ミストエンジン] *作者*

▼詳細
9
素材
天然ゴム36 [36/重減圧/---]

特殊B[400]
[素材]
▼詳細
10---------
11
重ブースターA
電結の働き手 [29/高機動/高機動]

機動[303] 跳躍[344] 防御属性[霊障] 防御値[207] 噴霧量[403]
消費EN[737] 金額[414] 重量[100] [ブースター] *作者*

▼詳細
12
重ブースターA
突撃更に隣の戦場! [34/突撃態勢/突撃態勢]《装備:5》

機動[378] 跳躍[392] AP[-136] 防御属性[霊障] 防御値[235] 噴霧量[459]
消費EN[706] 金額[1143] 重量[100] [ブースター] *作者*

▼詳細
13
エンジンB
WA2000『ワニセン・ライトラピッド』 [34/薄装甲/薄装甲]《装備:8》

出力[2152] AP[-136] 防御属性[粒子] 防御値[353] 噴霧量[275]
消費EN[1] 金額[1143] 重量[296] [ミストエンジン] *作者*

▼詳細
14
飛行ユニットB
LotusLeaf [30/薄装甲/薄装甲]《装備:3》

飛行[349] AP[-18] 旋回速度[378] 防御属性[粒子] 防御値[105] 貯水量[10] 噴霧量[10] 弾数[1]
消費EN[630] 金額[420] 重量[-130] [飛行補助] *作者*

▼詳細
15
重ブースターA
機動^2重ブースターA『ゴールド』 [34/機動/機動]《装備:4》

機動[374] 跳躍[392] 防御属性[霊障] 防御値[235] 噴霧量[459]
消費EN[706] 金額[1143] 重量[100] [ブースター] *作者*

▼詳細
16
操縦棺A
耐霊棺『コットー』 [32/耐霊/臂力]《装備:1》

迎撃[114] AP[1681] 防御属性[霊障] 防御値[969] 貯水量[336] 弾数[1]
消費EN[229] 金額[1114] 重量[300] [操縦棺] *作者*

▼詳細
17
腕部A
腕部A設計書 [24/---/---]


金額[600] [設計書]
▼詳細
18
飛行ユニットB
FLY004-Nesting [31/突撃態勢/突撃態勢]《装備:9》

飛行[368] AP[-19] 旋回速度[392] 防御属性[粒子] 防御値[108] 貯水量[10] 噴霧量[10] 弾数[1]
消費EN[651] 金額[496] 重量[50] [飛行補助] *作者*

▼詳細
19
重ブースターA
高速急行ブースター【アキレウス】 [30/突撃態勢/突撃態勢]

機動[316] 跳躍[349] AP[-120] 防御属性[霊障] 防御値[210] 噴霧量[409]
消費EN[630] 金額[420] 重量[100] [ブースター] *作者*

▼詳細
20
腕部A
ConstanceⅢ [33/高握力/臂力]《装備:10》

格闘補正[263] AP[607] 防御属性[火炎] 防御値[226] 精度[132] 貯水量[165] 弾数[1]
消費EN[292] 金額[645] 重量[150] [腕] *作者*

▼詳細
21
雷球領域A
Golden Apple Ⅲ [32/臂力/噴霧]

火力[450] 連撃数[20] 防御属性[物理] 防御値[308] 精度[161] 貯水量[150] 噴霧量[76] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[45]
消費EN[7] 金額[502] 重量[100] [電子格闘] *作者*

▼詳細
22
パルス砲A
パルス砲A[粒子]『歌姫の左手』 [33/重変形/変形]《装備:7》

火力[943] 発射数[4] 防御属性[粒子] 防御値[196] 精度[301] 貯水量[107] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40]
消費EN[82] 金額[438] 重量[116] [粒子射撃] *作者*

▼詳細
23---------
24---------
25
重ブースターA
高速急行ブースター【アキレウス改】 [31/突撃態勢/突撃態勢]

機動[321] 跳躍[354] AP[-124] 防御属性[霊障] 防御値[213] 噴霧量[415]
消費EN[639] 金額[426] 重量[100] [ブースター] *作者*

▼詳細
26---------
27
飛行ユニットA
試作型推進器『PopTartCat』 [26/旋回/跳躍]

飛行[150] AP[504] 旋回速度[210] 防御属性[電子] 防御値[164] 貯水量[201] 噴霧量[199] 弾数[1]
消費EN[369] 金額[585] 重量[100] [飛行補助] *作者*

▼詳細
28
エンジンB
KP-31『スオミ・モロトフ』V2.0 [30/出力/出力]

出力[1916] 防御属性[粒子] 防御値[335] 噴霧量[261]
消費EN[1] 金額[1085] 重量[500] [ミストエンジン] *作者*

▼詳細
29---------
30
雷球領域A
雷球領域A設計書 [22/---/---]


金額[600] [設計書]
▼詳細