ENo.0003　ささみ

「……変な夢を見た。見たこともない、メイドの女の子が、『電気』を推してくるの。」
『……。』
「不思議ね。私のこれと関係があるのかしら？」
『―――。』
「どうかな。そういう共通点はあるけど、こころちゃんとあの子は、全然似てない」
『――……』
「そうですの……不思議なこともありますのね。」
「せっかくだし、積んでみようかな。装備的に……狙撃を下ろすことになるから、代わりにこれかな。お試しだし、広域マーケットので我慢しよう」
『……――。』
「いい結果になるといいですわね」

『声は届けられず、か。』

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ささみちゃんメモ
・お告げに従って、電気系を探してみたら、コレを発見。他に良さそうなものが見つからなかったので、とりあえず使ってみようと思う。
・あっというまにセクションに来てしまった。前回みたいに、すんなり行けばいいのだけど……

形式上申請したユニオン。
個人の銃器工廠をベースにしており、パーツの整備が行える設備があるほか、
個人携行用の銃器の開発製造も行っている。らしい。
シューティングレンジや休憩スペースもあるよ。

朱い髪の技術主任が、勝手にブックメーカーを始めてしまった。