第7週目 リョウゴ=サクラバの一週間
霊障見舞金として400cの資金が送られました
◆日記
『私はね、貸し借りとかなるべく作りたくないの』
自室に一人。
リョウゴ=サクラバは写真が入れられるロケットを片手に、佇んでいる。
頭の中で繰り返されるのは、霧中ネネが自分に言ったその言葉。
そして、自分が過去を伝えたときの彼女の表情だ。
信じられない物を見て、何かに失望するような目で、大切なことを諦める視線。
その視線に、リョウゴは一度だけ見覚えがあった。
自分が除隊となる原因となった戦場から帰ったあの日。
ありのまま、自分の体験した事実を、中隊を率いていた中隊長の娘に報告した、あの時。
あの時のあの子と――霧中は同じ目をしていた。
小さく、息を吐き。
リョウゴはロケットを片手に、部屋を出た。
☆ ★ ☆ ★ ☆
――どれくらい、そうしていただろうか。
気が付けば、ベッドに突っ伏して寝てしまっていたようだ。
と、いう事実に気が付き、霧中ネネは布団に顔を埋めて、眉間の皺を擦り付けた。
まるで、これでは。
大きなショックを受けた後の小娘じゃないか。
どう考えても、何度考えても、あの宇宙人の過去なんてものは、彼の言う通り自分にとっては些細なことで。
知る必要もないことで。
そもそも、サクラバなんて存在は、自分が有名になるための踏み台みたいなもので。
せいぜい弾除けか、あるいは露払いくらいになってくれればいいと思った相手で。
サクラバの過去なんか。
――僚機として、伝えずとも毎回の連携に支障はない。
ぼす。
名前もつけられない感情に突き動かされるようにして布団に顔を埋めたまま握った拳が枕に落ちた。
殴るには弱く、重力に任すには強い。
強く、叩いてしまえば感情に怒りという名前がついてしまう。
自分は怒っていない。
あんな宇宙人のために、怒ってやる理由など、一つもない。
考えるのも面倒だ。
このまま寝てしまおうかと瞼が落ちかけたとき。
こんこん。
と、控えめなノックの音が聞こえた。
返事を、何故か数秒待ってしまう。
なんとなく、その扉の向こうにいるのが、今一番会いたくない相手なような気がしたから。
「霧中」
嫌な予感は総じて当たる。
今一番会いたくない相手は、いつもと変わらず、空気も読まず、自分の気など一切使わずに、部屋を訪れる。
そこで初めて時計を見るが、気づけば一日寝ていたのか、サクラバとの諍いは昨日の出来事になっていた。
色々考え。
――無視をすることにした。
ネネには、ネネの心の機微がある。
会っても手が出なくなるくらい、自分の頭が冷えるまでは、会う気がしなかった。
だが、扉の前の宇宙人は、部屋の主の在不在すら確かめずに、言葉を続けた。
「済まない」
「………」
「俺は、間違えたようだ。
いや、正確に言おう。間違ったことだけは分かるが、何が間違いだったのかは、分からない。
一日考えたが、やはり、分からなかった」
普段は失笑で許せるその物言いが、細かく癇に障る。
自分が悪いほう悪いほうに捉えていることは理解できるが、それ以上に感情が泡立つ。
「霧中。俺は、命令以上の戦場に立つ理由を持ち合わせていない。
それは紛れもない事実で、ハイドラに乗ることを決めたのも辞令が下りたからだ。
いくら取り繕おうが、それが事実で――今の理由だ」
「――じゃあ」
声が、思わず出てしまった。
分かり切ったことを、分かり切った風に言って、それで受け入れてもらおうと思うその態度が。
名前を変え、髪色を染め、自分ではない誰かを演じて誰かに必要としてもらおうとしている自分には――どうしても許せなかった。
「じゃあ、その理由は一人で抱えてよ」
「………」
「僚機なんて組まず、一人で実現すればいいでしょ。
自分の理由も持ってない、そんなハイドラ乗りなのに、何で僚機なんか組んだの」
それは。
その言葉は、自傷に似ていた。
霧中の口にした言葉は、僚機に利のみを求めて、利用してやろうと踏んでいた自分を、誰よりも傷つけていた。
コーディネーターが勝手に組んだ縁ではあっても、理由をつけて解消することはいつでも出来たはずだ。
サクラバを。自分の僚機を。利用価値のある存在と踏んで、今まで泳がせていた自分に対しての、糾弾だった。
名前のない、自分の中の感情に。
――その感情に、名前がついた。
それは、自責だったのだ。
サクラバが理由を伝えたとき、その理由を同じ理由で僚機を見ていた自分に改めて意識が行き、そしてその汚さを突き付けられた気分になった。
それは最初から覚悟していたはずで、飲み込んでいたはずで、でも覚悟していたからといって、飲み込んでいたからと言って、何も感じないわけではない、自分にとっての痛点だった。
「アンタは元軍属で、腕も立って、一人でもどうにかなるんでしょ。
だったら、そんな命令に従って戦場に出るのなんて、一人でやればいいでしょ」
「霧中」
「そんなちゃんとした、しっかりした理由があることに、私を巻き込まないでよ!!
誰もがアンタみたいになんでもかんでも強い正しさに背中を押してもらえるわけじゃないんだから!!」
リョウゴのその理由を聞いて。
自分の理由が、酷くさもしい物に思えたことも、事実だった。
この男が軍紀や規範と戦って折り合いをつけているときに、自分は再生数と画角に悩んでいた。
それは、言外から自分を責める刃にもなっていた。
己の戦場に出る理由が卑小なものであるとは思っていない。だが、百人に聞かせてどちらのほうが正当性のある理由かと問われれば、リョウゴの理由を挙げるだろう。
だから。
この扉は、自分で開けないといけない。
自分で開けて、ケリをつけないといけないのだ。
「もう、いいよ。
私は、そんなものには付き合えない。
ネネは、アンタとの――」
言いながら。
――ドアを開けた、その瞬間。
じゃらんっ、と。
じゃらんじゃらんっ、と
じゃらんじゃらんっじゃらんじゃらんっ、と。
次々と。
金属製の何かが廊下に落ち、跳ね、散らばる音がした。
そのたくさん、たくさんの銀色の煌めきは、ドアの勢いに押されたサクラバの腕の中から零れ落ちていく。
ドアを開いたネネも、その様子に面食らい、静止し、その散らばる『何か』に目を凝らす。
――それは、数十の、数百の。
――銀細工のペンダントロケットだった。
「………」
「………」
真剣な顔で。
その数百のロケットを両手に抱えたリョウゴは、ネネを見る。
ネネも真顔で、その顔を見た。お互いに、口は開かなかった。
長い。
長い沈黙が、横たわる。
「――アンタ」
先に、沈黙を破ったのは、ネネの方だった。
口元に苦笑を浮かべ、
ドアにもたれ掛かり、
脱力したように膝をつき、
言葉を地面に零した。
「――ばか、じゃないの」
リョウゴの両手から零れ落ちたそれは。
中身の入っていないペンダントロケットだった。
紛れもなく、ネネがリョウゴに休日の報酬として渡した物と、同じデザイン――同一の製品だ。
ご丁寧に、買った場所まで同じなところを見ると、彼は自分がもらったロケットの包みを見て、店名を調べ、そこにある同製品を全て買ってきたのだろう。
店主も驚いたと思う。そんな買い方をするものじゃない。
ペンダントロケットは、たった一つに中身が入っているから意味があるもので、大量に持つものじゃない。
それも分からず、この男はただ――。
――きっと、私からそれを貰ったことで。
彼の中でそれが私の思う『礼に値する唯一のもの』だと思い。
すぐさま行動に移したのだと思う。
――限界だった。
「あはははははっ……!」
腹を抱える。ネネは額が地面に当たるのも気にせず、体を折って笑った。
ばかだと思った。心の底から、ただのばかだと思った。
理解も出来ないし、違う思考で動いているし、やっぱりなんだか腹は立つけど。
それでも、面白いと思ってしまったものは、面白い。
この、鋼鉄のような男も。
宇宙人のような、理解の不可能な男も。
未だに、意思疎通ができているのかできていないのかよくわからない男も。
そうやって、自分の中の正しさを模索しているのだった。
そして、今回もその不器用さゆえに、方法を盛大に間違えて。
霧中ネネに許してもらうための方法を、必死で考えたけど間違えて。
だからこそ……自分の中の靄が晴れたような気分だった。
「……霧中」
「はあ……もう、疲れたわ……。色々考えて。
……キリナカ、じゃないわよ、まったく」
「済まない。
……ネネ」
「そういう意味での『キリナカじゃない』じゃないわ! いきなり何言ってんの!」
思わず足の裏でリョウゴの脛を蹴ってしまい、自分が元の調子に戻っていることに気が付く。
本当に、いろいろ考えて悩んでいたことが本当に馬鹿らしくなるくらいのことだった。ネネは熱を持つ頬を打ち、見上げる。
リョウゴはその視線を見下ろすと、小さく頭を下げた。
「霧中。
頼みがある」
「何よ」
その頼みが何かなんて、分かり切っていたことだけれど。
それでも、一応この男が自分で考えて、自分で切り出すことなのだとしたら、無粋は侵さないことにした。
「良ければ。
――俺と僚機を組んでくれ」
厳かに、手が延ばされる。
地面に座り込んでいる自分に届かないと見ると、膝を着き、視線を合わせてくる。
それに、苦笑をしながらネネは返事をした。
「そうね。
断る理由がないわ。
ちょうど、さっきからだけど」
ネネの一回り小さな掌が、リョウゴの節くれだった軍人の手と重なり。
二つは最初の出会いとは違う理由で、固くお互いを握り合った。
自室に一人。
リョウゴ=サクラバは写真が入れられるロケットを片手に、佇んでいる。
頭の中で繰り返されるのは、霧中ネネが自分に言ったその言葉。
そして、自分が過去を伝えたときの彼女の表情だ。
信じられない物を見て、何かに失望するような目で、大切なことを諦める視線。
その視線に、リョウゴは一度だけ見覚えがあった。
自分が除隊となる原因となった戦場から帰ったあの日。
ありのまま、自分の体験した事実を、中隊を率いていた中隊長の娘に報告した、あの時。
あの時のあの子と――霧中は同じ目をしていた。
小さく、息を吐き。
リョウゴはロケットを片手に、部屋を出た。
☆ ★ ☆ ★ ☆
――どれくらい、そうしていただろうか。
気が付けば、ベッドに突っ伏して寝てしまっていたようだ。
と、いう事実に気が付き、霧中ネネは布団に顔を埋めて、眉間の皺を擦り付けた。
まるで、これでは。
大きなショックを受けた後の小娘じゃないか。
どう考えても、何度考えても、あの宇宙人の過去なんてものは、彼の言う通り自分にとっては些細なことで。
知る必要もないことで。
そもそも、サクラバなんて存在は、自分が有名になるための踏み台みたいなもので。
せいぜい弾除けか、あるいは露払いくらいになってくれればいいと思った相手で。
サクラバの過去なんか。
――僚機として、伝えずとも毎回の連携に支障はない。
ぼす。
名前もつけられない感情に突き動かされるようにして布団に顔を埋めたまま握った拳が枕に落ちた。
殴るには弱く、重力に任すには強い。
強く、叩いてしまえば感情に怒りという名前がついてしまう。
自分は怒っていない。
あんな宇宙人のために、怒ってやる理由など、一つもない。
考えるのも面倒だ。
このまま寝てしまおうかと瞼が落ちかけたとき。
こんこん。
と、控えめなノックの音が聞こえた。
返事を、何故か数秒待ってしまう。
なんとなく、その扉の向こうにいるのが、今一番会いたくない相手なような気がしたから。
「霧中」
嫌な予感は総じて当たる。
今一番会いたくない相手は、いつもと変わらず、空気も読まず、自分の気など一切使わずに、部屋を訪れる。
そこで初めて時計を見るが、気づけば一日寝ていたのか、サクラバとの諍いは昨日の出来事になっていた。
色々考え。
――無視をすることにした。
ネネには、ネネの心の機微がある。
会っても手が出なくなるくらい、自分の頭が冷えるまでは、会う気がしなかった。
だが、扉の前の宇宙人は、部屋の主の在不在すら確かめずに、言葉を続けた。
「済まない」
「………」
「俺は、間違えたようだ。
いや、正確に言おう。間違ったことだけは分かるが、何が間違いだったのかは、分からない。
一日考えたが、やはり、分からなかった」
普段は失笑で許せるその物言いが、細かく癇に障る。
自分が悪いほう悪いほうに捉えていることは理解できるが、それ以上に感情が泡立つ。
「霧中。俺は、命令以上の戦場に立つ理由を持ち合わせていない。
それは紛れもない事実で、ハイドラに乗ることを決めたのも辞令が下りたからだ。
いくら取り繕おうが、それが事実で――今の理由だ」
「――じゃあ」
声が、思わず出てしまった。
分かり切ったことを、分かり切った風に言って、それで受け入れてもらおうと思うその態度が。
名前を変え、髪色を染め、自分ではない誰かを演じて誰かに必要としてもらおうとしている自分には――どうしても許せなかった。
「じゃあ、その理由は一人で抱えてよ」
「………」
「僚機なんて組まず、一人で実現すればいいでしょ。
自分の理由も持ってない、そんなハイドラ乗りなのに、何で僚機なんか組んだの」
それは。
その言葉は、自傷に似ていた。
霧中の口にした言葉は、僚機に利のみを求めて、利用してやろうと踏んでいた自分を、誰よりも傷つけていた。
コーディネーターが勝手に組んだ縁ではあっても、理由をつけて解消することはいつでも出来たはずだ。
サクラバを。自分の僚機を。利用価値のある存在と踏んで、今まで泳がせていた自分に対しての、糾弾だった。
名前のない、自分の中の感情に。
――その感情に、名前がついた。
それは、自責だったのだ。
サクラバが理由を伝えたとき、その理由を同じ理由で僚機を見ていた自分に改めて意識が行き、そしてその汚さを突き付けられた気分になった。
それは最初から覚悟していたはずで、飲み込んでいたはずで、でも覚悟していたからといって、飲み込んでいたからと言って、何も感じないわけではない、自分にとっての痛点だった。
「アンタは元軍属で、腕も立って、一人でもどうにかなるんでしょ。
だったら、そんな命令に従って戦場に出るのなんて、一人でやればいいでしょ」
「霧中」
「そんなちゃんとした、しっかりした理由があることに、私を巻き込まないでよ!!
誰もがアンタみたいになんでもかんでも強い正しさに背中を押してもらえるわけじゃないんだから!!」
リョウゴのその理由を聞いて。
自分の理由が、酷くさもしい物に思えたことも、事実だった。
この男が軍紀や規範と戦って折り合いをつけているときに、自分は再生数と画角に悩んでいた。
それは、言外から自分を責める刃にもなっていた。
己の戦場に出る理由が卑小なものであるとは思っていない。だが、百人に聞かせてどちらのほうが正当性のある理由かと問われれば、リョウゴの理由を挙げるだろう。
だから。
この扉は、自分で開けないといけない。
自分で開けて、ケリをつけないといけないのだ。
「もう、いいよ。
私は、そんなものには付き合えない。
ネネは、アンタとの――」
言いながら。
――ドアを開けた、その瞬間。
じゃらんっ、と。
じゃらんじゃらんっ、と
じゃらんじゃらんっじゃらんじゃらんっ、と。
次々と。
金属製の何かが廊下に落ち、跳ね、散らばる音がした。
そのたくさん、たくさんの銀色の煌めきは、ドアの勢いに押されたサクラバの腕の中から零れ落ちていく。
ドアを開いたネネも、その様子に面食らい、静止し、その散らばる『何か』に目を凝らす。
――それは、数十の、数百の。
――銀細工のペンダントロケットだった。
「………」
「………」
真剣な顔で。
その数百のロケットを両手に抱えたリョウゴは、ネネを見る。
ネネも真顔で、その顔を見た。お互いに、口は開かなかった。
長い。
長い沈黙が、横たわる。
「――アンタ」
先に、沈黙を破ったのは、ネネの方だった。
口元に苦笑を浮かべ、
ドアにもたれ掛かり、
脱力したように膝をつき、
言葉を地面に零した。
「――ばか、じゃないの」
リョウゴの両手から零れ落ちたそれは。
中身の入っていないペンダントロケットだった。
紛れもなく、ネネがリョウゴに休日の報酬として渡した物と、同じデザイン――同一の製品だ。
ご丁寧に、買った場所まで同じなところを見ると、彼は自分がもらったロケットの包みを見て、店名を調べ、そこにある同製品を全て買ってきたのだろう。
店主も驚いたと思う。そんな買い方をするものじゃない。
ペンダントロケットは、たった一つに中身が入っているから意味があるもので、大量に持つものじゃない。
それも分からず、この男はただ――。
――きっと、私からそれを貰ったことで。
彼の中でそれが私の思う『礼に値する唯一のもの』だと思い。
すぐさま行動に移したのだと思う。
――限界だった。
「あはははははっ……!」
腹を抱える。ネネは額が地面に当たるのも気にせず、体を折って笑った。
ばかだと思った。心の底から、ただのばかだと思った。
理解も出来ないし、違う思考で動いているし、やっぱりなんだか腹は立つけど。
それでも、面白いと思ってしまったものは、面白い。
この、鋼鉄のような男も。
宇宙人のような、理解の不可能な男も。
未だに、意思疎通ができているのかできていないのかよくわからない男も。
そうやって、自分の中の正しさを模索しているのだった。
そして、今回もその不器用さゆえに、方法を盛大に間違えて。
霧中ネネに許してもらうための方法を、必死で考えたけど間違えて。
だからこそ……自分の中の靄が晴れたような気分だった。
「……霧中」
「はあ……もう、疲れたわ……。色々考えて。
……キリナカ、じゃないわよ、まったく」
「済まない。
……ネネ」
「そういう意味での『キリナカじゃない』じゃないわ! いきなり何言ってんの!」
思わず足の裏でリョウゴの脛を蹴ってしまい、自分が元の調子に戻っていることに気が付く。
本当に、いろいろ考えて悩んでいたことが本当に馬鹿らしくなるくらいのことだった。ネネは熱を持つ頬を打ち、見上げる。
リョウゴはその視線を見下ろすと、小さく頭を下げた。
「霧中。
頼みがある」
「何よ」
その頼みが何かなんて、分かり切っていたことだけれど。
それでも、一応この男が自分で考えて、自分で切り出すことなのだとしたら、無粋は侵さないことにした。
「良ければ。
――俺と僚機を組んでくれ」
厳かに、手が延ばされる。
地面に座り込んでいる自分に届かないと見ると、膝を着き、視線を合わせてくる。
それに、苦笑をしながらネネは返事をした。
「そうね。
断る理由がないわ。
ちょうど、さっきからだけど」
ネネの一回り小さな掌が、リョウゴの節くれだった軍人の手と重なり。
二つは最初の出会いとは違う理由で、固くお互いを握り合った。
NEWS
本日のニュースです気候変動の謎を探るため、衛星軌道調査隊が結成されました
科学者や技術者などの名だたるメンバーが結集し、打ち上げロケットで衛星軌道に挑みます
この異常気象に対し、企業は連携の足並みを揃えつつあります
(発射台に佇むロケットの映像)
「打ち上げは来週を予定しています」
「かつて幾度となく、人々は衛星軌道に挑み。そして――」
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「領域拡散精神遊離環、その本当の目的は、残像領域の破壊だ。つまり領域をバラバラに拡散させ、残像に残った精神のリンクを断ち切る」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「これは毒のように領域にしみこみ、消えない傷をもたらす。すでに、セクション1とセクション2の2回の照射が行われた」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「もはや一刻の猶予もない。不滅の存在であるセンチネル……その存在を維持する、遺跡のシステムそのものを破壊する」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「遺跡の中枢に侵入し、『モータージフーガ』によるハッキングで、遺跡を破壊し、世界を維持するのだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「それなりにやるようだな。だが、貴様らは、この遺跡の目的を知らないようだな。この遺跡は、世界を護るために……維持するために、作られている」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「この遺跡の崩壊は、世界の破滅を意味する。貴様らが暴れたおかげで、世界のバランスが崩れつつある。ニュースを見れば分かるだろう」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「私はこの世界を護るために作られた。そして、力を与えられた。私と……この、領域拡散精神遊離環さえあれば、世界を護りぬける」 |
◆訓練
リョウゴはたい焼きエンジン4号機を568cで購入した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
ソニックビートコアとME-hp-40/Sを素材にして炎牙を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にプロテクトコフィンβを装備した
脚部2に四つ足 回を装備した
スロット3にボンゴレ重ブースターA[霊障]を装備した
スロット4にドルネスタンルフの『回転』を装備した
スロット5に獣翼機 改を装備した
スロット6にEB-04ハイランダーを装備した
スロット7にたい焼きエンジン4号機を装備した
スロット8に機魂Aを装備した
スロット9にB2-AL/Ss99を装備した
スロット10にたい焼きエンジン3号機を装備した
スロット11に炎牙を装備した
◆僚機設定
霧中ネネとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
鍛錬機構の活動記録
制御鍛錬用
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
メッセージ
ENo.259からのメッセージ>>
鉄騎と一人のWH乗りは、去る男をしばらく眺めてから、整備場をあとにした。
ENo.318からのメッセージ>>
ウィステリアはじっと目の前のサクラバと名乗った人を見上げていた。
差し出した飴をバカにしたり断るでも無くちゃんと受け取り、口にした……多分この人は見た目よりもずっと ― 自分の知っている言葉でいえば ― "やさしい"んだと思う。
目の前で笑顔に似つかわしくない音が聞こえた…気がした!
ようじょは えんりょを しらない。
メッセージを送信しました
>>Eno.7
シロー 「ふむ、制御か……。 確かに出力を重視するあまり、そのあたりの繊細なフィーリングに欠けていたかもしれん。 わかった、善処してみよう」 |
シロー 「ああ、相棒を待たせるもんじゃない。 じゃあな、サクラバ。……“己の幻影に気をつけろ”」 |
シロー 「遺跡にアタックするライダーに広まっている霊障の噂だ。 お互い、生きていたらまた会おう。その時にまた、パーツの感想を聞かせてくれ」 |
鉄騎と一人のWH乗りは、去る男をしばらく眺めてから、整備場をあとにした。
ENo.318からのメッセージ>>
ウィステリアはじっと目の前のサクラバと名乗った人を見上げていた。
差し出した飴をバカにしたり断るでも無くちゃんと受け取り、口にした……多分この人は見た目よりもずっと ― 自分の知っている言葉でいえば ― "やさしい"んだと思う。
目の前で笑顔に似つかわしくない音が聞こえた…気がした!
ウィステリア 「え~! きゃーこわーい!!」 |
ウィステリア 「サクラバおにぃちゃんこわーい! なんか、ごめんなさい…っていいたいきぶんになる〜! おもしろーい!!」 |
ようじょは えんりょを しらない。
ウィステリア 「なんだろーわらうのヘタ? なのかなぁ? うーん……うん! そうだよね、だれにでもにがてはあるよね〜。サクラバおにぃちゃんは、たまたまわらうのがにがてなんだね〜。 そゆの、よくわからないけれど こせいてき っていうやつなんだよねー。」 |
ウィステリア 「おにぃちゃんは、ほら! おもわずニッコリしちゃうものないの〜? すきなものとか〜かわいいねこちゃんとか〜すきなひととかばしょとか! そういうのおもいうかべてニコ~ってしてみたら~?」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.7
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第17ブロック
地下空間探索
遺跡内部に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい
来週の霧濃度:93%
来週の電磁波:87%
来週の警戒値:369%
鼠花火 |
ネリー・アイシャム |
ルート・ロックサイド |
北盾 寶亀 |
叢雲 |
“ウィナー”・ザ・ビート |
MilkyWay |
ミスティア・ローエンブルク |
ささみ |
風森 砂季 |
リョウゴ=サクラバ |
霧中ネネ |
ニッシュ・グラスター |
フランキスカ・テレドール |
ウラカタ・キョウジ |
『Unterlegene』 |
リーダ・ホッケンハイム |
フレースヴェルカ |
ガブリエラ・ストークス |
ソネル |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
電子戦DR『ヘッジホック』[電子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『電磁鉄線』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
キャラデータ
名前
リョウゴ=サクラバ
愛称
リョウゴ
機体名
シングルショットSS-S01
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NAME:桜庭良悟(サクラバ リョウゴ) AGE:20 所属:マテリアルベルト発動機 STATUS:180cm 75kg 茶髪灼眼 来歴:軍属パイロット・融通が利かず感受性に難がある。 機体名:シングルショット SS-S01 四足歩行型軍用哨戒機。機体としては現行機から1世代前のモデルとなる。 機動力と旋回機能に優れるが哨戒機のため殲滅力は戦闘機に劣る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 素材 | 噴霧ノズル25 [25/噴霧/---] [素材] |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 中車輪A | 四つ足 回 [24/旋回/旋回]《装備:2》 機動[508] AP[1302] 旋回速度[106] 防御属性[電子] 防御値[411] 貯水量[200] 弾数[1] 積載量[2400] 消費EN[205] 金額[998] 重量[900] [車輪] *作者* |
▼詳細 |
3 | 素材 | 姿勢制御装置25 [25/飛行/---] [素材] |
▼詳細 |
4 | 素材 | 粒子吸着材26 [26/耐粒/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
5 | パンツァークリンゲA | PK-003 [23/耐物/臂力] 火力[1802] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[895] 貯水量[361] 弾数[8] 武器属性[衝撃] 異常追加[46] 消費EN[19] 金額[501] 弾薬費[20] 重量[170] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
6 | 素材 | 呪いの人形26 [26/重霊障/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
7 | 重ブースターA | 機魂A [20/旋回/旋回]《装備:8》 | ▼詳細 |
8 | エンジンB | たい焼きエンジン4号機 [24/重量軽減/重量軽減]《装備:7》 | ▼詳細 |
9 | --- | --- | --- |
10 | --- | --- | --- |
11 | 電磁ブレードA | 簡易電磁ブレードA [20/旋回/---] 火力[2007] 連撃数[1] 旋回速度[40] 防御属性[物理] 防御値[684] 精度[70] 貯水量[219] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1080] 金額[360] 重量[200] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
12 | 飛行ユニットA | 獣翼機 改 [21/旋回/旋回]《装備:5》 飛行[146] AP[478] 旋回速度[231] 防御属性[電子] 防御値[157] 貯水量[191] 噴霧量[191] 弾数[1] 消費EN[353] 金額[954] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
13 | 飛行ユニットA | 飛行ユニットA設計書 [20/臂力/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
14 | 素材 | テスラコイル23 [23/霊障/---] [素材] |
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15 | 素材 | 装甲板23 [23/装甲/---] [素材] |
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16 | エンジンB | ドルネスタンルフの『回転』 [22/旋回/旋回]《装備:4》 | ▼詳細 |
17 | 素材 | 耐反動フレーム24 [24/重変形/---] [素材] |
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19 | 電磁ブレードA | EB-02ブランディッシュ [20/臂力/臂力] 火力[2264] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[735] 精度[75] 貯水量[235] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1161] 金額[939] 重量[200] [電子格闘] *作者* |
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20 | 操縦棺A | tartaruga [20/機動/機動] | ▼詳細 |
21 | 重ブースターA | ボンゴレ重ブースターA[霊障] [20/機動/機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
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23 | ヒートソードA | 炎牙 [25/機動/機動]《装備:11》 火力[1611] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[854] 精度[162] 貯水量[284] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[41] 金額[1012] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
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24 | 重ブースターA | B2-AL/Ss99 [21/機動/機動]《装備:9》 | ▼詳細 |
25 | 操縦棺A | プロテクトコフィンβ [22/臂力/臂力]《装備:1》 | ▼詳細 |
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28 | 飛行ユニットA | ウィングリアクター [23/旋回/索敵] 飛行[140] AP[473] 旋回速度[172] 防御属性[電子] 防御値[154] 貯水量[189] 噴霧量[188] 弾数[1] 消費EN[347] 金額[441] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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29 | エンジンB | たい焼きエンジン3号機 [23/重量軽減/重量軽減]《装備:10》 | ▼詳細 |
30 | 電磁ブレードA | EB-04ハイランダー [23/臂力/臂力]《装備:6》 火力[2394] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[768] 精度[78] 貯水量[246] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1215] 金額[983] 重量[200] [電子格闘] *作者* |
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