第17週目 B.M.Bros.の一週間
◆日記
予定していた来客が時間通り来たことがわかれば、ホリィは中へ通すよう部下に伝えた。
「やあ、ホリィちゃんお元気? 相変わらず身辺警護だけは厚いねえ」
扉が開かれ、ディトが室内へ入ってくる。
彼女には社長室への気軽な来訪を許可しているのだが、本人が面倒くさがりな気質なのであまり訪ねることはない。その彼女が珍しく話があると言うので、あらかじめ予定を空けておいた。
「“社長”だってば」
「なに、アズちゃんにお嬢呼ばわりでもされまくった?」
彼女はこういうことには妙に鋭い。深々と詮索される前にアズが用件を尋ねた。
「この間の盗難事件の話。真相に近い話を知りたくない?」
「わかるの?」
今抱えている問題に光明の見えそうな話に、ホリィは思わず目を見開いた。
「あー、事態の進展とかは期待しないでよ。ただの予想だから」
そうは言うが、興味は唆られる。ディトはいつも退屈そうにずり落ちている瞼を持ち上げて、にんまり笑った。
「まず、この話はセドリック君のAIが停止してない前提で話すよ」
「どういうこと? 侵入者騒ぎが起きる前にエラー吐いて落ちたとか言ってたじゃない」
結論から話してはくれないらしい。探偵にでもなったように室内を歩き回る彼女を目で追いながら、ホリィは問う。
「あれね、よくよく追うとエラー処理に見せかけただけだったんだ。暇だったから止まったときの処理を追ってたらさ、なぁんか、おかしいなって気づいてさ」
彼女が語るには実際に行われたAIの処理に不具合などなく、こちらからシステムに手出し出来なくなっただけで、AIはどこか別の場所で活動していると仮定した。
「不具合を偽装して、誰かがシステムを乗っ取ったの?」
「んー、客観的に見ればそうなるかな。けど、一旦その話は置いておく。で、ウチに来て壁ぶっ壊していった侵入者について少し考えてみよう」
含みのある言い方が気に掛かるが、素直に話の流れを任せる。
侵入者と言えば、警備網を制圧したりエリックを脅迫したり英明棟を破壊したりと一夜の内に好き勝手暴れ回ったハイドラライダーだ。
「あいつ、やたらこちらの事情に詳しいんだよね。出撃してない時に操縦棺を狙ったり、ウチらが宿舎に帰らず徹夜してるところに拉致しに来たり、追跡されそうなハイドラライダー候補の自由は封じたり……よくわかっている」
確かにハイドラが帰還する予定や目的の研究室くらいは特定できるとしても、都合の良い条件を揃えているように思える。
ちらと見遣るとアズも顎に手を添えて考え込んでいた。
「興味深いお話ですが、偶然である可能性は?」
「そりゃ予想だしゼロとは言えないね。けどまあ、仮に偶然だとして、目的は明らかに研究と培養槽だったよね。培養槽が普段保管されている場所は?」
「『シルバービート』のガレージね。……その日は、調整のために運び出してあったけれど」
被験者体を保管した培養槽は操縦棺パーツに組み込まれているため、通常であれば搭載しやすいようガレージに保管されている。
その培養槽が英明棟まで運ばれたのはAIと肉体の記憶共有実験の結果、不具合が発生したからだ。
その結果、お誂え向きに犯人の目的としていた培養槽や研究者が一ヶ所に集まった。
「そう、運ばれてたからこれまた“偶然”にも目標物が一ヶ所に集まった。犯人がガレージではなく、英明棟に穴をあけてハイドラを横付けしたのも“偶然”になるのかな?」
「……英明棟にあることを最初から知っていた、とか? それか、元々培養槽は目当てではなく見つけたついでに……いえ、それはないわね」
運搬の手間を考えれば、狙っていないのにわざわざ持って行こうと思える代物でもない。後半の否定にディトは頷いた。
「そゆこと。彼は運搬用の自動人形をハイドラから上陸させてたし、あの被験体は最初から持って行く気だっただろうね」
彼女はレンデと共に作業していたところを襲われたから、犯行を目の前で目撃している。
ディトの証言も合わせれば、侵入者が明確な意図を以て英明棟を襲撃した可能性がより強固なものとなった。
「あいつはウチの研究室にセドリック君やレンデちゃんが集まってるとわかっていたんだ。けど、たった数日間の内部情報、どこから齎されたものだろう?」
社内ですら大々的に知れ渡ることのない話を、普通なら外部の人間はまず知り得ない。あまり認めたくない可能性が脳裏を過ぎる。
「社内の人間……?」
「いいね、ホリィちゃん。わかってきたねえ。セキュリティがゴミ同然にされたのも不思議だよね」
ディトは楽しそうに探偵を気取っている。
彼女の推理を肯定するなら、社内の何者かが手引きしているのだろう。セキュリティの無効化にも一枚噛んでいるのかもしれない、とまで考えてホリィはシステムエラーが偽装された話を連想した。
「それで結局のところ、あなたは誰の仕業と考えているのです?」
「お、信用を得られた気配がするね」
問い掛けるアズに背を向け、ディトは後ろに手を組みながら悠々と歩き回る。この勿体ぶった間の取り方は彼女の好みだろう。その足は思っていたよりも早々にぴたりと止められた。
「――セドリック君のAI、意外なことに覗き見が趣味なの知ってる?」
ホリィはディトが不意に口にしたその意味がわからず二、三度瞬く。
「初めこそお兄さんの端末を覗き見するだけと思ってログを見ていたけれど。“彼”は管理者を欺く方法も、弊社のセキュリティに介入するすべも学習してしまったようだ!」
ホリィは眉をひそめたまま視線を剥がせなくなった。あっけらかんとしたディトの口振りが、まるでAIが事件の首謀者と指摘するようであったから。
「ねえ、ディト。あなたは、あの騒ぎを起こしたのが――いえ、もしかして、エラーの偽装から仕組んだのが、そのAIだっていうの?」
「言ったろう、AIが動いている前提だって」
否定は返ってこなかった。
社員にしてハイドラライダー。そして“生存優先”の契約者たるセドリック・ブルーマウンテンの思考を投影したAIが、ナイングラビティに攻撃を仕掛けたと彼女は結論づける。
「それは……自分で自分を盗むような無意味な行為ではありませんか?」
「本当に無意味かどうか、考えてみてほしい。あんな半端な被験体を用意周到に狙う人物ってのもなかなかいないからさ」
訝しげなアズを簡単に窘めてディトは想像を促す。AIが、自身に関わる研究成果と生みの親を奪って逃走した事実が何を生むのか。
クラッキングを覚えた上に管理者の手から逃走したAIがさらに成長したとしても、今のナイングラビティには制御できないのだ。
「覗くだけが特技じゃあなかったとはなあ……いや、成長したのかな。人工知能らしいというか。レンデちゃんも凄いの作ったもんだ」
ディトは暢気に感心している。まるで他人事だ。
「アズ、アズ、どうしましょう……!?」
頼りの秘書は黙り込んだまま、いつも鋭く張り詰められている目尻を歪めていた。
ホリィは自身の杜撰な見積もりを一気に思い知らされた。上手くやれるはずだったのだ。優秀な人材を集めて、無駄のない資産運用をして、会社が傾くことはあっても少しずつ持ち直すはずだった。認めてもらえるはずだった。自分の力で生きられるはずだった。
「ドンマイ、ホリィちゃん!」
「“社長”よ……っ」
「ああ、少なくとも今は社長さんだもんね。ドンマイ、社長さん!」
ディトは火の手を見届ける放火魔のように機嫌がいい。彼女は予想でしかないと前置きしたけれど、きっと正解を確信しているに違いない。
「あなたはどうしてそんなに落ち着いているの?」
「焦る理由がウチにはないからだよ。今や何も着手できるものが無い暇人なもんで」
残っていたのが寡黙なレンデの方であったなら、悪意あるおふざけは遠慮してくれただろうに。
「どうしてあなたは残されたのかしら……」
ホリィはふと浮かんだ心情から疑問を呈した。最初こそ感情の代弁だったが、引っかかる点だ。
「システム関係の担当は別だけれど、ディトだって被験体に直接携わっているし、置いて行くのはおかしくない?」
培養槽を格納して運搬できる程度には大型のハイドラなのだから、人ひとり増えても不都合はなさそうなものだ。
ディトは思い当たる節があるよう軽く人差し指で唇をなぞり、こちらを流し見た。
「色々あるけど、英明棟に来たあいつはウチが嫌いだからだよ」
少女のような顔がいたずらっ子にでもなったようににたりと歪む。
「“あいつ”って、侵入者のこと? 面識あるの? あなた、あの侵入者の正体を知ってるの?」
景気よく頷いたディトの笑顔が、瞳に焼き付いた。
「なんで言わなかったのよ……!?」
「必要なかったからですよ、社長ー。知ってどうするの? 追いかけて盗まれたものを取り返す? 甘いね、失くしたものに躍起になってももう遅いんだ」
ディトは白衣のポケットからイルミネーションのついた眼鏡を取り出し、耳に掛けた。極彩色の光を散らしながら眼鏡を上下させる。
「元々の土台がいびつ過ぎたね。この会社はそろそろ終わる。いま残ってるものに目を向けたところで、飼い犬に次々と手を噛まれるよ」
話はそれで終わりとばかりに彼女は踵を返し、社長室を出て行く。
ホリィは上手くやれるはず、だった。
電飾眼鏡を身につけて笑うディトが、頭の中を支配している。
「……なんで証拠品持ち歩いてるのよ、あの子!」
ホリィの叫びが、社長室に虚しく響いた。
「やあ、ホリィちゃんお元気? 相変わらず身辺警護だけは厚いねえ」
扉が開かれ、ディトが室内へ入ってくる。
彼女には社長室への気軽な来訪を許可しているのだが、本人が面倒くさがりな気質なのであまり訪ねることはない。その彼女が珍しく話があると言うので、あらかじめ予定を空けておいた。
「“社長”だってば」
「なに、アズちゃんにお嬢呼ばわりでもされまくった?」
彼女はこういうことには妙に鋭い。深々と詮索される前にアズが用件を尋ねた。
「この間の盗難事件の話。真相に近い話を知りたくない?」
「わかるの?」
今抱えている問題に光明の見えそうな話に、ホリィは思わず目を見開いた。
「あー、事態の進展とかは期待しないでよ。ただの予想だから」
そうは言うが、興味は唆られる。ディトはいつも退屈そうにずり落ちている瞼を持ち上げて、にんまり笑った。
「まず、この話はセドリック君のAIが停止してない前提で話すよ」
「どういうこと? 侵入者騒ぎが起きる前にエラー吐いて落ちたとか言ってたじゃない」
結論から話してはくれないらしい。探偵にでもなったように室内を歩き回る彼女を目で追いながら、ホリィは問う。
「あれね、よくよく追うとエラー処理に見せかけただけだったんだ。暇だったから止まったときの処理を追ってたらさ、なぁんか、おかしいなって気づいてさ」
彼女が語るには実際に行われたAIの処理に不具合などなく、こちらからシステムに手出し出来なくなっただけで、AIはどこか別の場所で活動していると仮定した。
「不具合を偽装して、誰かがシステムを乗っ取ったの?」
「んー、客観的に見ればそうなるかな。けど、一旦その話は置いておく。で、ウチに来て壁ぶっ壊していった侵入者について少し考えてみよう」
含みのある言い方が気に掛かるが、素直に話の流れを任せる。
侵入者と言えば、警備網を制圧したりエリックを脅迫したり英明棟を破壊したりと一夜の内に好き勝手暴れ回ったハイドラライダーだ。
「あいつ、やたらこちらの事情に詳しいんだよね。出撃してない時に操縦棺を狙ったり、ウチらが宿舎に帰らず徹夜してるところに拉致しに来たり、追跡されそうなハイドラライダー候補の自由は封じたり……よくわかっている」
確かにハイドラが帰還する予定や目的の研究室くらいは特定できるとしても、都合の良い条件を揃えているように思える。
ちらと見遣るとアズも顎に手を添えて考え込んでいた。
「興味深いお話ですが、偶然である可能性は?」
「そりゃ予想だしゼロとは言えないね。けどまあ、仮に偶然だとして、目的は明らかに研究と培養槽だったよね。培養槽が普段保管されている場所は?」
「『シルバービート』のガレージね。……その日は、調整のために運び出してあったけれど」
被験者体を保管した培養槽は操縦棺パーツに組み込まれているため、通常であれば搭載しやすいようガレージに保管されている。
その培養槽が英明棟まで運ばれたのはAIと肉体の記憶共有実験の結果、不具合が発生したからだ。
その結果、お誂え向きに犯人の目的としていた培養槽や研究者が一ヶ所に集まった。
「そう、運ばれてたからこれまた“偶然”にも目標物が一ヶ所に集まった。犯人がガレージではなく、英明棟に穴をあけてハイドラを横付けしたのも“偶然”になるのかな?」
「……英明棟にあることを最初から知っていた、とか? それか、元々培養槽は目当てではなく見つけたついでに……いえ、それはないわね」
運搬の手間を考えれば、狙っていないのにわざわざ持って行こうと思える代物でもない。後半の否定にディトは頷いた。
「そゆこと。彼は運搬用の自動人形をハイドラから上陸させてたし、あの被験体は最初から持って行く気だっただろうね」
彼女はレンデと共に作業していたところを襲われたから、犯行を目の前で目撃している。
ディトの証言も合わせれば、侵入者が明確な意図を以て英明棟を襲撃した可能性がより強固なものとなった。
「あいつはウチの研究室にセドリック君やレンデちゃんが集まってるとわかっていたんだ。けど、たった数日間の内部情報、どこから齎されたものだろう?」
社内ですら大々的に知れ渡ることのない話を、普通なら外部の人間はまず知り得ない。あまり認めたくない可能性が脳裏を過ぎる。
「社内の人間……?」
「いいね、ホリィちゃん。わかってきたねえ。セキュリティがゴミ同然にされたのも不思議だよね」
ディトは楽しそうに探偵を気取っている。
彼女の推理を肯定するなら、社内の何者かが手引きしているのだろう。セキュリティの無効化にも一枚噛んでいるのかもしれない、とまで考えてホリィはシステムエラーが偽装された話を連想した。
「それで結局のところ、あなたは誰の仕業と考えているのです?」
「お、信用を得られた気配がするね」
問い掛けるアズに背を向け、ディトは後ろに手を組みながら悠々と歩き回る。この勿体ぶった間の取り方は彼女の好みだろう。その足は思っていたよりも早々にぴたりと止められた。
「――セドリック君のAI、意外なことに覗き見が趣味なの知ってる?」
ホリィはディトが不意に口にしたその意味がわからず二、三度瞬く。
「初めこそお兄さんの端末を覗き見するだけと思ってログを見ていたけれど。“彼”は管理者を欺く方法も、弊社のセキュリティに介入するすべも学習してしまったようだ!」
ホリィは眉をひそめたまま視線を剥がせなくなった。あっけらかんとしたディトの口振りが、まるでAIが事件の首謀者と指摘するようであったから。
「ねえ、ディト。あなたは、あの騒ぎを起こしたのが――いえ、もしかして、エラーの偽装から仕組んだのが、そのAIだっていうの?」
「言ったろう、AIが動いている前提だって」
否定は返ってこなかった。
社員にしてハイドラライダー。そして“生存優先”の契約者たるセドリック・ブルーマウンテンの思考を投影したAIが、ナイングラビティに攻撃を仕掛けたと彼女は結論づける。
「それは……自分で自分を盗むような無意味な行為ではありませんか?」
「本当に無意味かどうか、考えてみてほしい。あんな半端な被験体を用意周到に狙う人物ってのもなかなかいないからさ」
訝しげなアズを簡単に窘めてディトは想像を促す。AIが、自身に関わる研究成果と生みの親を奪って逃走した事実が何を生むのか。
クラッキングを覚えた上に管理者の手から逃走したAIがさらに成長したとしても、今のナイングラビティには制御できないのだ。
「覗くだけが特技じゃあなかったとはなあ……いや、成長したのかな。人工知能らしいというか。レンデちゃんも凄いの作ったもんだ」
ディトは暢気に感心している。まるで他人事だ。
「アズ、アズ、どうしましょう……!?」
頼りの秘書は黙り込んだまま、いつも鋭く張り詰められている目尻を歪めていた。
ホリィは自身の杜撰な見積もりを一気に思い知らされた。上手くやれるはずだったのだ。優秀な人材を集めて、無駄のない資産運用をして、会社が傾くことはあっても少しずつ持ち直すはずだった。認めてもらえるはずだった。自分の力で生きられるはずだった。
「ドンマイ、ホリィちゃん!」
「“社長”よ……っ」
「ああ、少なくとも今は社長さんだもんね。ドンマイ、社長さん!」
ディトは火の手を見届ける放火魔のように機嫌がいい。彼女は予想でしかないと前置きしたけれど、きっと正解を確信しているに違いない。
「あなたはどうしてそんなに落ち着いているの?」
「焦る理由がウチにはないからだよ。今や何も着手できるものが無い暇人なもんで」
残っていたのが寡黙なレンデの方であったなら、悪意あるおふざけは遠慮してくれただろうに。
「どうしてあなたは残されたのかしら……」
ホリィはふと浮かんだ心情から疑問を呈した。最初こそ感情の代弁だったが、引っかかる点だ。
「システム関係の担当は別だけれど、ディトだって被験体に直接携わっているし、置いて行くのはおかしくない?」
培養槽を格納して運搬できる程度には大型のハイドラなのだから、人ひとり増えても不都合はなさそうなものだ。
ディトは思い当たる節があるよう軽く人差し指で唇をなぞり、こちらを流し見た。
「色々あるけど、英明棟に来たあいつはウチが嫌いだからだよ」
少女のような顔がいたずらっ子にでもなったようににたりと歪む。
「“あいつ”って、侵入者のこと? 面識あるの? あなた、あの侵入者の正体を知ってるの?」
景気よく頷いたディトの笑顔が、瞳に焼き付いた。
「なんで言わなかったのよ……!?」
「必要なかったからですよ、社長ー。知ってどうするの? 追いかけて盗まれたものを取り返す? 甘いね、失くしたものに躍起になってももう遅いんだ」
ディトは白衣のポケットからイルミネーションのついた眼鏡を取り出し、耳に掛けた。極彩色の光を散らしながら眼鏡を上下させる。
「元々の土台がいびつ過ぎたね。この会社はそろそろ終わる。いま残ってるものに目を向けたところで、飼い犬に次々と手を噛まれるよ」
話はそれで終わりとばかりに彼女は踵を返し、社長室を出て行く。
ホリィは上手くやれるはず、だった。
電飾眼鏡を身につけて笑うディトが、頭の中を支配している。
「……なんで証拠品持ち歩いてるのよ、あの子!」
ホリィの叫びが、社長室に虚しく響いた。
NEWS
本日のニュースです白兎生体化学の遺跡探索チームは岐路に立たされています
チームを主導するブレア氏の死去に伴い、新たな人事を迫られています
しかし、次回のセクション攻略戦に向けて引き継がれる課題は多く
現場は混乱に――
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』をとうとう、捉えることに成功した」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「慎重にコマを進め、決戦に持ち込む。失敗は許されない」 |
グレムリン2号機『エコー』からの通信 「がんばる」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「覚悟を決めたよ」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「僕も……がんばる」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「おねえちゃん……ずっと、近くにいたんだね」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「旅を続けようよ」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「……あなたはずっと旅をしてきた。そして、これからも」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「いつもそばに領域拡散精神遊離環がある限り」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「誰のためでもない、あなたには、あなたの武器と、力がある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そうだ……私には……まだ、旅ゆく道がある」 |
◆訓練
反応の訓練をしました反応が97上昇した
B.M.Bros.はTACV-06【ヘヴンリィ・ゴースト】を1143cで購入した!!
B.M.Bros.はモーニングカードを516cで購入した!!
生体電池手術成功!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆戦闘システム決定
アシスト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にソニックブラストを装備した
脚部2に軟派野郎の電波放送(空中編)を装備した
スロット3に[N・G・A・G]-モデル13-を装備した
スロット4に軽量電探C『Rezeptor』を装備した
スロット5に半透明の花弁を装備した
スロット6にモーニングカードを装備した
スロット7に蜻蛉の眼鏡を装備した
スロット8に写影を食む靭を装備した
スロット9にカワイイエンジンⅨを装備した
スロット10にカワイイエンジンⅥを装備した
スロット11にTACV-06【ヘヴンリィ・ゴースト】を装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
9G社の活動記録
ユニオン設備……なし!!ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
ENo.258からのメッセージ>>
青年の動揺に気づけるわけもなかった。
何せ、今はこの通話以外に、少女は彼を知る術を持っていない。
紡がれた次の約束に、いくらか弾んだ声音を上げて。
紹介するとついさっき言ってくれたけれど、
彼の兄を心配させることが気がかりなのか、念を押してそう言った。
メッセージを送信しました
>>Eno.110
『ムーンダスト』 「? ……うん。セドさんはね、やさしいよ。 うーん……おかあさんとは、またちがうけど。おにいさん、って感じ」 |
『ムーンダスト』 「わたしにおにいちゃんがいたら、こんな感じかな、って思った」 |
何せ、今はこの通話以外に、少女は彼を知る術を持っていない。
紡がれた次の約束に、いくらか弾んだ声音を上げて。
『ムーンダスト』 「わかった。遺跡調査が終わったら、またかけるね。 ……おにいさん、びっくりしちゃうかな。 セドさん、わたしのこと、話しておいてね」 |
彼の兄を心配させることが気がかりなのか、念を押してそう言った。
『ムーンダスト』 「うん。わたしも、セドさんも、死ななくて、ちゃんと帰ってくる。そうしようね」 |
『ムーンダスト』 「……それじゃあ、またね。セドさん。 またお話してね。カフェオレも、いっしょに飲もうね」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.110
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1850
追加収入 55
攻撃戦果補正2.16%
支援戦果補正5.45%
防衛戦果補正4.72%
撃墜数補正 1.3%
サブクエスト0.5%
敵警戒値補正0.613%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2269
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額670
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
◆制御値が1成長しました
◆適性値が3成長しました
◆経験値が91増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 55
攻撃戦果補正2.16%
支援戦果補正5.45%
防衛戦果補正4.72%
撃墜数補正 1.3%
サブクエスト0.5%
敵警戒値補正0.613%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2269
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額670
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
◆制御値が1成長しました
◆適性値が3成長しました
◆経験値が91増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
B.M.Bros.は3年保証書36を入手した!
B.M.Bros.はナノマシン36を入手した!
明日の戦場
第13ブロック
セクション・6[ハッキング]
セクション・6攻略戦を行う。ドゥルガーの素体中枢に潜りこみ、それぞれのコントロールユニットを破壊し、遺跡巨人を機能不全に陥らせると同時に、敵神経中枢にハッキングを行い、生命活動を停止させる。健闘を祈る
来週の霧濃度:116%
来週の電磁波:85%
来週の警戒値:631%
アキラ・ハリアエトゥス |
セティア=ラムサス |
B.M.Bros. |
ソニア |
ラスティ・ネイル |
夜明けの口笛吹き |
イワクラ |
ミロク・イツコ |
赤目 |
ホッパーマン |
HF-600 |
ユナ・ハイゼルベルグ |
直貫する『メーテルメテルカ』 |
ハインツ・ホロウルーク |
かもめの亡霊『モーヴェ』 |
フェティヤ・クェリフィート |
ハ―ヴェイ |
篠崎生研の『取り立てロボ』 |
ジョン・ドゥ |
ODE-30 |
闇 |
操霊葬送WH『時世神』[霊障] |
『シャドウ・コメット』[粒子] |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
--- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
ドゥルガー素体『D・アーム・コントロール』[デバステイター] |
ドゥルガー素体『U・ボディ・コントロール』[アンセトルド] |
ドゥルガー素体『R・レッグ・コントロール』[ランページ] |
ドゥルガー素体『G・ヘッド・コントロール』[カルマ攻撃] |
ドゥルガー素体『A・ハート・コントロール』[カルマ攻撃] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
『固定砲台』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
『固定砲台』[物理] |
『トーチカ』[物理] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『固定砲台』[物理] |
キャラデータ
名前
B.M.Bros.
愛称
B.M.Bros.
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
整備士の兄とハイドラライダーの弟。 ブルマ兄弟と略されると二人で泣く。 軍事会社・ナイングラビティ所属。 ■エリック・ブルーマウンテン プロフ左側。びびり整備士。一応ハイドラも乗れる。 根は明るいけど心配性で悲観的。とある偏見から年頃の女性が苦手。 ■セドリック・ブルーマウンテン プロフ右側。調子の良いハイドラライダー。軟派で女性に夢見がち。 ハイドラを気に入っており、外出せずガレージに引きこもったまま通信端末でコンタクトを取る。 ■ハイドラ:シルバービート 兄弟が操縦できるウォーハイドラ。 戦闘力はそれほどないが小回りが利く。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 素材 | 姿勢制御装置28 [28/飛行/---] [素材] |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 素材 | フィルター31 [31/減霧/---] [素材] |
▼詳細 |
3 | 飛行ユニットA | 軟派野郎の電波放送(空中編) [33/旋回/AP回復]《装備:2》 飛行[160] AP[537] 旋回速度[254] 防御属性[電子] 防御値[175] 貯水量[214] 噴霧量[213] 弾数[1] 消費EN[394] 金額[438] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
4 | 素材 | 衝撃吸収板30 [30/耐物/---] [素材] |
▼詳細 |
5 | 素材 | 3年保証書36 [36/重保証/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
6 | レーダーC | 軽量電探C『Rezeptor』 [29/薄装甲/耐粒]《装備:4》 | ▼詳細 |
7 | レーダーC | 半透明の花弁 [29/薄装甲/耐霊]《装備:5》 | ▼詳細 |
8 | 素材 | ナノマシン36 [36/超重回復/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
9 | --- | --- | --- |
10 | ウィルスB | 試製耐霊ウィルスB-0 [29/耐霊/重量軽減] 培養[9] 特殊B[405] 旋回速度[639] 防御属性[霊障] 防御値[149] 貯水量[101] 噴霧量[9] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[621] 金額[414] 重量[442] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
11 | 素材 | コンデンサー34 [34/減圧/---] [素材] |
▼詳細 |
12 | --- | --- | --- |
13 | レーダーC | レーダーC設計書 [20/貯水/---] 特殊B[80] 貯水量[24] [設計書] |
▼詳細 |
14 | 素材 | アンテナ33 [33/索敵/---] [素材] |
▼詳細 |
15 | 素材 | 冷却パイプ35 [35/薄装貯水/---] [素材] |
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16 | レーダーE | 写影を食む靭 [32/重旋回/重旋回]《装備:8》 | ▼詳細 |
17 | レーダーC | 蜻蛉の眼鏡 [30/耐粒/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
18 | レーダーE | 耐粒機動レーダーE『クロム』 [29/耐粒/機動] | ▼詳細 |
19 | 素材 | アンテナ35 [35/索敵/---] [素材] |
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20 | 蒸気アイマスク | 蒸気アイマスク [35/跳躍/---] [素材] |
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21 | ウィルスB | TACV-06【ヘヴンリィ・ゴースト】 [34/薄装甲/薄装甲]《装備:11》 培養[11] 特殊B[459] AP[-136] 旋回速度[846] 防御属性[霊障] 防御値[117] 貯水量[115] 噴霧量[11] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[706] 金額[1143] 重量[296] [培養装置] *作者* |
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22 | 飛行ユニットB | [N・G・A・G]-モデル13- [32/薄装甲/薄装甲]《装備:3》 飛行[392] AP[-17] 旋回速度[414] 防御属性[粒子] 防御値[114] 貯水量[10] 噴霧量[10] 弾数[1] 消費EN[688] 金額[1114] 重量[-142] [飛行補助] *作者* |
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23 | レーダーC | モーニングカード [34/薄装甲/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
24 | エンジンB | カワイイエンジンⅨ [32/重旋回/重旋回]《装備:9》 | ▼詳細 |
25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | エンジンB | カワイイエンジンⅥ [29/AP回復/AP回復]《装備:10》 | ▼詳細 |
28 | 操縦棺B | ソニックブラスト [32/高機動/高機動]《装備:1》 | ▼詳細 |
29 | --- | --- | --- |
30 | 飛行ユニットA | 耐粒子ウィングリアクター [29/耐粒/旋回] 飛行[151] AP[507] 旋回速度[227] 防御属性[粒子] 防御値[211] 貯水量[203] 噴霧量[201] 弾数[1] 消費EN[372] 金額[414] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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