ENo.0325　Дмитрий Сергеевич Перестройков

　【第16週目】

　我々は現在、セクション5ゲート直下、ドゥルガーの脊髄の侵攻を開始している。セクション5攻防戦においては双方の戦力を大きく削り合い、どちらも半壊状態になった——

　と、私は先週まで思っていた。しかしその後の戦闘を切り抜けた先、どこから入り込んだのか、バイオコクーンが道を塞いでいるとの報告が先遣隊よりもたらされ、さらにその性能は控えめに見ても禁忌戦争時の10倍以上だと見積もられた。さらに、全くもって不可思議なことに、”某”元会長が援軍として呼び出したのは、禁忌の一つ、シャドウ。

　まさか、ここで大番狂わせが来るとは……面白い。5年前の弔い合戦のつもりか？ 受けてたってやる。



　この戦闘、もしかしたらセクション5以上に死人が出るやもしれない。そして霊障という私が最も苦手とする相手、その死人の名簿に、ドゥミートゥリという名が加えられる可能性は決して低くないだろう。

　だが、これは5年前の再現なのだ。ヴラジーミルとDawnが斃れ、私も半死に瀕したあの戦争の、再現だ。これは私にとっての弔い合戦でもある。そして私が本当に禁忌戦争で死ぬべきだったのか、否か——ここで斃れるのなら、それはまた一つの結末だろう。

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かつて残存領域に存在した兵器研究開発機関。ドゥミートゥリの記憶が戻ったことで名前こそ取り戻したものの、人員も物資も失われたままなので、結局内実は変わらないままだ。すなわち、残存物資をばら撒き、残されたわずかな資料を元にパーツを再現する。