第8週目 アレクセイ・エルステッドの一週間
◆日記
最近、忘れ物が多い。
この前、獲物を解体した晩もそうだったらしい。零式が珍しくガレージを訪ねてきたと思ったら、俺が忘れていったガットナイフを返しに来たのだと言った。
それと、狩りの成果。
曰く、套路と言うらしい。より完成形に近付いたのが嬉しいのか自慢げに、それでも静かに力強く型を踏み、練り上げていくさまには目を奪われた。俺の働きに支払われた対価としても、充分だ。
その最中、カタ、と音がした。シャッター横の非常口から、誰かが入ってくるのが見える。
と、鈍い音が響いた。頬に風が当たる。気付いてみれば、そこには手刀を振り下ろし侵入者の頸を叩き折った零式がいた。
「あっ悪ィ」
反射的にやってしまった、と言ったふうに、零式は詫びを口にした。
「お前なァ……俺の知り合いだったら、どうするんだよ。食いもしないのに殺すんじゃねェ」
床に倒れた男の具合を見ようとしゃがむ。見るまでもなく死んでいた。それから、零式の様子を目の端で捉える。安心したような顔をしてから、僅かに気まずそうな言い訳が続いた。
「逃げられるって思っちまって。他人の庭ですることじゃなかった。雇い主にも毎回折檻されてたんだが治らなくてよ」
はしゃいで迷惑をかけたのを怒られる子供、そんな印象だ。クソガキめ、と口の中で悪態を吐く。
「うっかりで人殺されちゃ世話ねェな……あーあ、どうすっかなァ」
「マスター、お医者様を……」
ネレティの声には振り返らず、相棒を指差した。こいつも医者だ、ただし殺したのも医者だ。
それから身元を探る。痩せた体や持ち物の少なさからすると、生活に困窮した不法占拠者といったところだろう。近くのジャンクヤードから盗んできたような部品類も出てきた。
「ったく、力ばっかりあるガキはこれだからよォ。殺気を振りまくのは大いに結構だが、いくらヒトがあちこちにいるからってすぐ殺すな」
死体を検分しながら、殺しを咎める。狩りは尊ばれるべき生物の行いだが、殺しは違う。意義がない殺傷は、俺は好まない。
このうっかり者の僚機と組み続けるには、少なくともその辺りは気をつけてもらわないと、俺が迷惑を被る。暴力を用いても分からないのなら、もはや繰り返し言うぐらいしか手立てはない。それなりに、キく言葉で。
「自制も覚えろ。ヒト狩ったら追われるって説教たれたのは、どこの誰だ」
言い訳がましい口ぶりには構わず、教え込むための口調に変える。過去の会話を混ぜ返した。
「だから追われて、やんねぇようにしてんだって。それでやっと住処持ったばっかでお前がああいうことガキの前で話すんで困るっつったんだよ。悪かったって」
反省の色が見えたところで、顔をじっと睨む。分かったんだろうな、もう二度とやるな、と言う意図が伝わったと判断して、説教がましく言うのはやめにした。いつもの調子に戻していく。
そうして態度を緩めてから、零式を改めて見た。
「殺したんだから、責任持って食えよ」
じっと死体を見ている。食いでのなさそうな肉だが、これも躾か。
「食うとこねぇし、コイツ、なんか、病気だぞ」
「だーかーら言ってんだよ。この前のお嬢ちゃんと違って、食えねェから問題なんだっての。生きてりゃ内臓だの何だの値がつくが、死んじまったらそう引き取り手はいねェんだよ」
大袈裟に肩を竦めてみせる。だからと言って、ここに置いておく訳にもいかない。肉は腐るものだ。
「わかってるって、だから悪ィっつったんだろ……。気ィ抜けちまってたんだよ」
謝るばかりで施策の思いつかない子供っぽさに、ひとつ溜息をつく。
ちら、とレトログラードの方を見た。戦場に持っていく、スポンサーから譲り受けた培養槽。ひとつ、妙案を思いつく。
「予備の培養装置の餌にするか」
「ああ、使えるんじゃねぇか?黄疸が肝硬変臭えけど、バイオならウィルスごと溶かすだろ」
頷く。珍しい相棒の姿を見られたので良しとしよう。そんな男のうっかりで死んでしまった被害者を担ぎ上げる。難なく上がる程度の軽さ。
命は等しく重くないが、それなりの価値がある。万物に宿る魂は、それが言葉を喋ろうが喋るまいが概して同じものだ。いずれ、任された役目を終える。
「俺のとこのは突然変異させてるからなァ。肉も骨も、病巣だろうが何でも食うぜ」
ネレティがガレージの隅に片付けた培養槽を覗く。鋼鉄製の箱に納まったそれに死体を放り込もうと梯子を立て掛けた時、後ろから声が飛んだ。
「ま、待ってください!ちゃんと埋葬するべきです!」
その声に、梯子を支えていた零式がキョトンとした顔をした。
「埋葬……?埋めてどうすんだ?埋めたって微生物だの何だのが食うだけじゃねえか」
「死者には敬意を払うべきですよ!ちゃんと、家族のところに戻して、葬儀をやって……」
人間味に溢れたことを言い出した愛機に視線をやる。もしかしたら、零式はこうして妙なことを要求されたのが原因でネレティを人間だと疑っているんじゃないか。
「俺たちにそれを言うのか、お前さんは。さっきまでの話を聞いてなかった訳じゃないだろ」
支えられた梯子を登り、槽のシールドを開く。
「ここにいるのは人殺しがふたりと、役目を終えた肉塊がひとつ」
培養液が泡立つ。活性化したバイオ兵器の幼体に、餌をやる。死体を担いでいた手を離した。
「今、肉塊が消えた。埋葬完了だ」
ばしゃ、と水の跳ねる音が続く。槽の活性化していく様子は、獲物に狼が群がる姿を思い起こさせた。それが人間の手によるものであっても、野生の姿は美しく無駄のないものだ。
「アリョーシャ。手間かけさせて悪かった。ちっと気ィ張りなおすようにする」
ふと気付くと、零式が俺を見上げていた。培養槽の内部は、足元からでも観察用の窓から覗き込めるだろう。
「ン、反省したならいい。お前さんの頭が悪くないのは分かってるからな」
そう声をかけながら、床に降りる。と同時に、レトログラードの装甲が軋む音がした。
「そんなの、あんまりです……!その人だって、同じヒトでしょう。どうして……」
眉を顰める。ついにそんなことを言い出したか。硬質な、そのおもてをじっと見た。はがねの魂も、それほど豊かに感情を得るものか、と。
「どうして、そんなに冷たいんですか……あなたたちは」
「なあ、何言ってんだコイツ?」
心底、何を言っているのか分からない、と言った様子だった。レトログラードを親指で指して訊ねてくるのに、梯子を片付けながら答える。
「あいつは学習して、成長するようにプログラムされてる。どこで覚えてきたんだか知らねェが、人間に似てきたのさ」
ますます彼女に似てきた。それが嬉しくもあり、憎らしくもある。伝統や文化を重んじ、人の死に祝福を捧ぐ彼女の面影を振り切ろうと、冷たい言葉を選ぶ。
「ネレティ、ここじゃそんな呑気なことを言ってられる奴の方が少ねェんだぞ。とっとと割り切れ」
「……っ、おふたりは、人でなしです!私よりずっと人間らしくなくて、残酷です!」
そんな、金切り声じみた電子音が投げつけられた。また、溜息が出る。
「人でなしだってよ。俺をまるで人間みたいに扱ってくれんだな、ネレティ」
見れば、零式が随分と邪気のない顔で笑っていた。ネレティの声に、零式の言葉に呵々と笑いを返す。それから、再び教導のための口調を思い出した。
「俺からすりゃヒトも獣も区別がない。人でなくたって生きていけるさ。むしろ、その方が自然だと思うがね」
生きるのが難しい場所なら、腹の足しにもならない儀礼を重んじる訳にはいかない。文化を発達させられた種は、本能に従わずとも生きていける豊かさを持っていることに他ならないのだ。
俺たちは、そういう場所にいる。
それが、ネレティには分からないらしい。
「やっぱり、おふたりは……変です。人間、なのに……」
それきり、ネレティは黙り込んでしまった。失敗じゃない、正しい語りだったはずだ、と自分を納得させる。
時々、ネレティが人間に思えてくる。その人格が、もう二度と会えないだろう彼女に似ているのに気づく。そのたびに、俺は酷い後悔に襲われているのを、彼女は知らないだろう。
「……零式、俺ァ煙草買いに行ってくる。留守番しててくれ」
丁度切らしていたのは幸運だった。問い詰められたところで、何の違和感もなく席を立てる。
「誰か入ってきても、次は殺すなよ?」
ジャケットを羽織り直しながら忠告する。
「ああ。気をつけてな、道中食われねぇように」
そう言い添え、まだ笑っている相棒と愛機を残して、俺はガレージを後にした。
ひとりになりたかった。煙草を買ったら、もう少し歩いてから帰るとしよう。
「誰に、似たんだろうなァ……」
冷たい霧が包む通りは薄ら寒い。息苦しさを感じて、咳込んだ。
この前、獲物を解体した晩もそうだったらしい。零式が珍しくガレージを訪ねてきたと思ったら、俺が忘れていったガットナイフを返しに来たのだと言った。
それと、狩りの成果。
曰く、套路と言うらしい。より完成形に近付いたのが嬉しいのか自慢げに、それでも静かに力強く型を踏み、練り上げていくさまには目を奪われた。俺の働きに支払われた対価としても、充分だ。
その最中、カタ、と音がした。シャッター横の非常口から、誰かが入ってくるのが見える。
と、鈍い音が響いた。頬に風が当たる。気付いてみれば、そこには手刀を振り下ろし侵入者の頸を叩き折った零式がいた。
「あっ悪ィ」
反射的にやってしまった、と言ったふうに、零式は詫びを口にした。
「お前なァ……俺の知り合いだったら、どうするんだよ。食いもしないのに殺すんじゃねェ」
床に倒れた男の具合を見ようとしゃがむ。見るまでもなく死んでいた。それから、零式の様子を目の端で捉える。安心したような顔をしてから、僅かに気まずそうな言い訳が続いた。
「逃げられるって思っちまって。他人の庭ですることじゃなかった。雇い主にも毎回折檻されてたんだが治らなくてよ」
はしゃいで迷惑をかけたのを怒られる子供、そんな印象だ。クソガキめ、と口の中で悪態を吐く。
「うっかりで人殺されちゃ世話ねェな……あーあ、どうすっかなァ」
「マスター、お医者様を……」
ネレティの声には振り返らず、相棒を指差した。こいつも医者だ、ただし殺したのも医者だ。
それから身元を探る。痩せた体や持ち物の少なさからすると、生活に困窮した不法占拠者といったところだろう。近くのジャンクヤードから盗んできたような部品類も出てきた。
「ったく、力ばっかりあるガキはこれだからよォ。殺気を振りまくのは大いに結構だが、いくらヒトがあちこちにいるからってすぐ殺すな」
死体を検分しながら、殺しを咎める。狩りは尊ばれるべき生物の行いだが、殺しは違う。意義がない殺傷は、俺は好まない。
このうっかり者の僚機と組み続けるには、少なくともその辺りは気をつけてもらわないと、俺が迷惑を被る。暴力を用いても分からないのなら、もはや繰り返し言うぐらいしか手立てはない。それなりに、キく言葉で。
「自制も覚えろ。ヒト狩ったら追われるって説教たれたのは、どこの誰だ」
言い訳がましい口ぶりには構わず、教え込むための口調に変える。過去の会話を混ぜ返した。
「だから追われて、やんねぇようにしてんだって。それでやっと住処持ったばっかでお前がああいうことガキの前で話すんで困るっつったんだよ。悪かったって」
反省の色が見えたところで、顔をじっと睨む。分かったんだろうな、もう二度とやるな、と言う意図が伝わったと判断して、説教がましく言うのはやめにした。いつもの調子に戻していく。
そうして態度を緩めてから、零式を改めて見た。
「殺したんだから、責任持って食えよ」
じっと死体を見ている。食いでのなさそうな肉だが、これも躾か。
「食うとこねぇし、コイツ、なんか、病気だぞ」
「だーかーら言ってんだよ。この前のお嬢ちゃんと違って、食えねェから問題なんだっての。生きてりゃ内臓だの何だの値がつくが、死んじまったらそう引き取り手はいねェんだよ」
大袈裟に肩を竦めてみせる。だからと言って、ここに置いておく訳にもいかない。肉は腐るものだ。
「わかってるって、だから悪ィっつったんだろ……。気ィ抜けちまってたんだよ」
謝るばかりで施策の思いつかない子供っぽさに、ひとつ溜息をつく。
ちら、とレトログラードの方を見た。戦場に持っていく、スポンサーから譲り受けた培養槽。ひとつ、妙案を思いつく。
「予備の培養装置の餌にするか」
「ああ、使えるんじゃねぇか?黄疸が肝硬変臭えけど、バイオならウィルスごと溶かすだろ」
頷く。珍しい相棒の姿を見られたので良しとしよう。そんな男のうっかりで死んでしまった被害者を担ぎ上げる。難なく上がる程度の軽さ。
命は等しく重くないが、それなりの価値がある。万物に宿る魂は、それが言葉を喋ろうが喋るまいが概して同じものだ。いずれ、任された役目を終える。
「俺のとこのは突然変異させてるからなァ。肉も骨も、病巣だろうが何でも食うぜ」
ネレティがガレージの隅に片付けた培養槽を覗く。鋼鉄製の箱に納まったそれに死体を放り込もうと梯子を立て掛けた時、後ろから声が飛んだ。
「ま、待ってください!ちゃんと埋葬するべきです!」
その声に、梯子を支えていた零式がキョトンとした顔をした。
「埋葬……?埋めてどうすんだ?埋めたって微生物だの何だのが食うだけじゃねえか」
「死者には敬意を払うべきですよ!ちゃんと、家族のところに戻して、葬儀をやって……」
人間味に溢れたことを言い出した愛機に視線をやる。もしかしたら、零式はこうして妙なことを要求されたのが原因でネレティを人間だと疑っているんじゃないか。
「俺たちにそれを言うのか、お前さんは。さっきまでの話を聞いてなかった訳じゃないだろ」
支えられた梯子を登り、槽のシールドを開く。
「ここにいるのは人殺しがふたりと、役目を終えた肉塊がひとつ」
培養液が泡立つ。活性化したバイオ兵器の幼体に、餌をやる。死体を担いでいた手を離した。
「今、肉塊が消えた。埋葬完了だ」
ばしゃ、と水の跳ねる音が続く。槽の活性化していく様子は、獲物に狼が群がる姿を思い起こさせた。それが人間の手によるものであっても、野生の姿は美しく無駄のないものだ。
「アリョーシャ。手間かけさせて悪かった。ちっと気ィ張りなおすようにする」
ふと気付くと、零式が俺を見上げていた。培養槽の内部は、足元からでも観察用の窓から覗き込めるだろう。
「ン、反省したならいい。お前さんの頭が悪くないのは分かってるからな」
そう声をかけながら、床に降りる。と同時に、レトログラードの装甲が軋む音がした。
「そんなの、あんまりです……!その人だって、同じヒトでしょう。どうして……」
眉を顰める。ついにそんなことを言い出したか。硬質な、そのおもてをじっと見た。はがねの魂も、それほど豊かに感情を得るものか、と。
「どうして、そんなに冷たいんですか……あなたたちは」
「なあ、何言ってんだコイツ?」
心底、何を言っているのか分からない、と言った様子だった。レトログラードを親指で指して訊ねてくるのに、梯子を片付けながら答える。
「あいつは学習して、成長するようにプログラムされてる。どこで覚えてきたんだか知らねェが、人間に似てきたのさ」
ますます彼女に似てきた。それが嬉しくもあり、憎らしくもある。伝統や文化を重んじ、人の死に祝福を捧ぐ彼女の面影を振り切ろうと、冷たい言葉を選ぶ。
「ネレティ、ここじゃそんな呑気なことを言ってられる奴の方が少ねェんだぞ。とっとと割り切れ」
「……っ、おふたりは、人でなしです!私よりずっと人間らしくなくて、残酷です!」
そんな、金切り声じみた電子音が投げつけられた。また、溜息が出る。
「人でなしだってよ。俺をまるで人間みたいに扱ってくれんだな、ネレティ」
見れば、零式が随分と邪気のない顔で笑っていた。ネレティの声に、零式の言葉に呵々と笑いを返す。それから、再び教導のための口調を思い出した。
「俺からすりゃヒトも獣も区別がない。人でなくたって生きていけるさ。むしろ、その方が自然だと思うがね」
生きるのが難しい場所なら、腹の足しにもならない儀礼を重んじる訳にはいかない。文化を発達させられた種は、本能に従わずとも生きていける豊かさを持っていることに他ならないのだ。
俺たちは、そういう場所にいる。
それが、ネレティには分からないらしい。
「やっぱり、おふたりは……変です。人間、なのに……」
それきり、ネレティは黙り込んでしまった。失敗じゃない、正しい語りだったはずだ、と自分を納得させる。
時々、ネレティが人間に思えてくる。その人格が、もう二度と会えないだろう彼女に似ているのに気づく。そのたびに、俺は酷い後悔に襲われているのを、彼女は知らないだろう。
「……零式、俺ァ煙草買いに行ってくる。留守番しててくれ」
丁度切らしていたのは幸運だった。問い詰められたところで、何の違和感もなく席を立てる。
「誰か入ってきても、次は殺すなよ?」
ジャケットを羽織り直しながら忠告する。
「ああ。気をつけてな、道中食われねぇように」
そう言い添え、まだ笑っている相棒と愛機を残して、俺はガレージを後にした。
ひとりになりたかった。煙草を買ったら、もう少し歩いてから帰るとしよう。
「誰に、似たんだろうなァ……」
冷たい霧が包む通りは薄ら寒い。息苦しさを感じて、咳込んだ。
NEWS
本日のニュースです衛星軌道調査隊を乗せたロケットが、軌道上で消失しました
乗組員の消息は不明です。原因は、全くの不明です
ロケットセンターから中継です
(慌ただしいセンターの映像)
「やはり、我々は残酷な事実に目を向ける必要がありそうです」
「つまり、衛星軌道の外側は、無が広がっているのです――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……私も幾度となく、ロケットで宇宙へと向かう夢を見ていたよ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ヒヒッ、それは無意味だったかもしれないな。宇宙空間の代わりにあるのは、無の領域だ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……虚無領域……HCSの及ばぬ、無の中で耐えられる人間など、おるまい」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「黄金の月が見えるだろう? あそこは……虚無の中で唯一確かなる大地だ……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……つまりは、ただのスクリーンに過ぎない。この世界は。魔力の光の見せた幻想。銀幕の裏は、何もない」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ヒヒッ……残像領域とは、まさに映画のようなものだな。君は、HCSの中で、その夢を見続ける権利がある……ゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月……そう、虚無領域の中でなお、自己を保てる巨大な存在だ。そう、あれ自体が……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月そのものが、操縦棺なのだから……ヒヒッ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「我々は、未来を見据えている。そして、最善手で動き続ける」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「降りしきる雨、奇妙に成長した植物。終末に向かうにはいい雰囲気だな」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「人々は、日常という神を信じている。それが、容易く裏切る存在だと知らずに」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「いつまでも、このままが、変わらぬように、続いていくと信じている。実際には――」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「神の一手でもって、消し飛ぶポーンの駒より、儚い存在だと知らずに」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する。こちらの捜査は順調だ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『セレスト・グレムリン』は次元跳躍を繰り返しながら、遺跡奥へと向かっている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「理由は分からないが……どうやら、目指す何かが、遺跡奥に存在しているようだ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「2号機と3号機は、いつでも出撃できるようにスタンバイさせてある。機を見て、一瞬で仕掛け、決着させるほかない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『セレスト・グレムリン』……1号機は、高い次元跳躍能力を持つ。逃したらもう捉えられない」 |
少年Eからの通信 「プリンを食べて待ちます」 |
少年Fからの通信 「本を読んで、待ちます」 |
少年Fからの通信 「ライダーさんは、何をして待ちます?」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「ドゥルガーは、崩壊する時代の中で生まれた。世界を崩壊させたのち、リセットし、再構築し、新しい世界を作るため」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「この試みは失敗し、新世界を生むことはなく、空虚な世界だけが残された。それがいまの残像領域だ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「新世界……そう、デバステイターでもって衰退させ、アンセトルドでもって変化させ、ランページでもって破壊し……グリスターでもって光をもたらし、そして……」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「アンビエントによって、新たな世界を築く。しかし、それはただの夢に過ぎなかった。計画は失敗した。失敗したんだ。そして夢は覚めて……どうしようもない世界だけが残ったんだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「こんどこそ、貴様を叩き潰す。私には、遺跡の莫大なエネルギーがある。その力を受けて、無限の力を引き出せる」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「残像領域永劫化要塞……それが、この遺跡の本当の名だ。この遺跡は、新たな世界を構築し、人々を救命する力を持つのだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「お前たちが遺跡を荒らすことで、世界の救命に支障が生じる。それが、わからないのか?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「私は……この、領域拡散精神遊離環と共にある。そして、私はどこまでも戦える。それが、私の使命なのだから」 |
◆訓練
反応の訓練をしました反応が42上昇した
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
アリョーシャはDiMSANI.04《チャトランガ》を516cで購入した!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
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◆作製
資金を10を投入した!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 52 増加!!
AP強化!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 52 増加!!
AP強化!
鋼棺と特殊合金26を素材にして貪食性ウィルス種《ヴェイェグ》を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にDiMSANI.04《チャトランガ》を装備した
脚部2にキチン質被覆脚《マスシジェン・グーフマ》を装備した
スロット3にC.V-24-タイラントを装備した
スロット4に貪食性ウィルス種《ヴェイェグ》を装備した
スロット5にZ.A-153P/Ikeya-Zhangを装備した
スロット6にヤマサキカズラを装備した
スロット7にヤマサキカズラを装備した
スロット8に無源を装備した
スロット9に亜細胞培養恒温器《エルセン》を装備した
スロット10にHACKTEXを装備した
スロット11に受容体遮断剤《ネルス》を装備した
◆僚機設定
王 零式とバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
DiMSANIの活動記録
いよいよ、不具合が手に負えなくなってきた。
思いもよらないことを、言ってしまうようになってきた。
直さなくちゃ、それがだめなら隠さなくちゃ。
そう思っていたのに。
マスターは、少し困ったように言うだけ。
零式さんは、それが当たり前みたいに扱う。
……やっぱり、ふたりとも少し変ね。
思いもよらないことを、言ってしまうようになってきた。
直さなくちゃ、それがだめなら隠さなくちゃ。
そう思っていたのに。
マスターは、少し困ったように言うだけ。
零式さんは、それが当たり前みたいに扱う。
……やっぱり、ふたりとも少し変ね。
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
ENo.48からのメッセージ>>
ENo.149からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
ハインリヒ 「また飲みに来い、とは言ったけどさ…… 一週間経たずに連絡が来るとは思ってなかったよ。 何かあったの?」 |
アリョーシャ 「……相棒と愛機が喧嘩してたんだよ。 それで少し、思うところがあってな」 |
ハインリヒ 「へえ?それで、聞いてくれる奴を求めて、ってことかな。 良ければ聞くよ」 |
アリョーシャ 「いや……大したことじゃないんだがよォ。 父親ってのは、こういう気分なのかと思ったのさ」 |
王 零式 「あー……?ああ。何の話かと思ったぜ。言ってるだろう。俺の僚機はアリョーシャでお前じゃねえよ。人であることに重きを置いてんのはお前で俺じゃない。筋違いの謝罪してねえでしっかり仕事しろ。グダグダ言われてもめんどくせえだけだ。」 |
王 零式 「それがアリョーシャになってからだってんならアリョーシャに原因がある。そうじゃなきゃ条件が。アリョーシャのとびっきりの脆弱性なんじゃねぇのか?」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1400
追加収入 40
攻撃戦果補正3.73%
支援戦果補正7.37%
防衛戦果補正8.73%
撃墜数補正 0.1%
敵警戒値補正0.369%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入1806
--弾薬費請求 -240
--整備控除修正額290
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
◆経験値が45増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 40
攻撃戦果補正3.73%
支援戦果補正7.37%
防衛戦果補正8.73%
撃墜数補正 0.1%
敵警戒値補正0.369%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入1806
--弾薬費請求 -240
--整備控除修正額290
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
◆経験値が45増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
アリョーシャは神秘合金27を入手した!
アリョーシャは限界機動プラン27を入手した!
明日の戦場
第17ブロック
セクション・3[ハッキング]
セクション・3。真の闇に閉ざされた、精神の瓦礫へ――
来週の霧濃度:106%
来週の電磁波:96%
来週の警戒値:414%
ホッパーマン |
リョウゴ=サクラバ |
霧中ネネ |
ニッシュ・グラスター |
フランキスカ・テレドール |
ウラカタ・キョウジ |
『Unterlegene』 |
リーダ・ホッケンハイム |
フレースヴェルカ |
ガブリエラ・ストークス |
ソネル |
メーネ・フライス |
坂山 錚牟 |
灰星 |
リスティル |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
Silence |
Lupth |
霧崎サダメ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
『固定砲台』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『固定砲台』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
キャラデータ
名前
アレクセイ・エルステッド
愛称
アリョーシャ
機体名
レトログラード
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プロフィール
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北ヨーロッパ系の外見を持つ少女。 好奇心旺盛で社交的、利発な印象の人物。若いながらもライセンスを持つハイドラライダー。オフの日は近所の子供と遊んだり、街をフラフラしたりする姿が見られる。 何故男性名である「アリョーシャ」を名乗るのかは不明。 ------------------------------ その正体は、その体を少女のカタチに折り畳まれた壮年の男。 無理に重合された神経と筋肉は、彼に多大な苦痛を与えた。彼は危険と知りながらも破格の報酬を得られるハイドラライダーとなり、致死量寸前の麻酔薬を買い漁る生活を送っている。 姿が変わっても、性格は変わっていない。しかし、薬に依存した生活の中で、彼の好ましい面は徐々に失われつつある。 彼はかつて「シクサウ」と呼ばれる、山岳を住処とする狩猟民族だった。 馴鹿に似た生物を駆け獣を狩り、高度な鍛冶技術と独自の文化形態を持つ彼らは、最後の異教徒として迫害されていた。正統派に囚われてなお、改宗を誓わなかった彼は、姿を歪められ時空間ポータルへと流されてしまったのだ。 「生き物はみな精霊を宿す肉を持ち、その肉を断つ鋼もまた等しく霊的存在なのだ」 シクサウの巫祝であったアリョーシャは、時空間を跨ぐ流罪を受けてなお、その教えを信じている。 そのためか、ヒトという肉を納めた鋼鉄の棺───ウォーハイドラには、特別大きな畏敬の念を持つ。 ------------------------------ ハイドラ:レトログラード(Retrograd) 話者によってはレトログレイド(Retrograde)とも。鈍色の装甲に高く伸び上がる7本脚、人面をもたげた馴鹿のような姿が特徴。 機体表面は若干量の光を吸収するキチン質の層に覆われ、化学物質による溶解に耐性を持つ。 この機体には多層学習型並列戦闘演算知能(Distributed Manipulate System by Artificial Neural Intelligence)、つまり成長する戦闘AIが搭載されており、操縦者のアシストから生命維持までをほぼ自動で行う。 アリョーシャはこのシステムに「ネレティ」と名付け、子供のように可愛がっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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13 | 重多脚A | 重多脚A設計書 [20/噴霧/---] 特殊B[80] 噴霧量[24] [設計書] |
▼詳細 |
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20 | 重多脚A | キチン質被覆脚《マスシジェン・グーフマ》 [22/耐粒/旋回]《装備:2》 機動[191] 跳躍[40] AP[3307] 旋回速度[402] 防御属性[粒子] 防御値[832] 貯水量[583] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[897] 金額[969] 重量[1700] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
25 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [21/臂力/---] 特殊B[100] [設計書] |
▼詳細 |
1 | 素材 | 神秘合金27 [27/高圧軽量/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
2 | 素材 | 限界機動プラン27 [27/突撃態勢/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
3 | 狙撃砲A | Z.A-153P/Ikeya-Zhang [23/重精密/重精密]《装備:5》 火力[2624] 発射数[1] 防御属性[火炎] 防御値[405] 精度[663] 貯水量[75] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[193] 金額[441] 弾薬費[160] 重量[1146] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
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6 | ウィルスA | 受容体遮断剤《ネルス》 [24/旋回/旋回]《装備:11》 培養[9] 特殊B[403] 旋回速度[575] 防御属性[物理] 防御値[924] 貯水量[601] 噴霧量[150] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[822] 金額[998] 重量[700] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
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8 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/精度/---] 特殊B[140] 精度[18] [設計書] |
▼詳細 |
9 | --- | --- | --- |
10 | 培養装置A | 亜細胞培養恒温器《エルセン》 [23/耐物/重装甲]《装備:9》 培養[19] 特殊B[99] AP[968] 防御属性[物理] 防御値[261] 貯水量[493] 噴霧量[295] 弾数[2] 消費EN[810] 金額[983] 重量[623] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
11 | パイルA | C.V-24-タイラント [24/耐物/重量軽減]《装備:3》 火力[2913] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[921] 貯水量[300] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[102] 金額[998] 弾薬費[140] 重量[52] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
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16 | 高速増殖培養槽A | HACKTEX [24/耐粒/噴霧]《装備:10》 | ▼詳細 |
17 | エンジンB | 無源 [24/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
18 | エンジンB | ヤマサキカズラ [24/卵/卵]《装備:6》 | ▼詳細 |
19 | エンジンB | ヤマサキカズラ [24/卵/卵]《装備:7》 | ▼詳細 |
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28 | 操縦棺A | DiMSANI.04《チャトランガ》 [25/重装甲/重装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
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30 | ウィルスA | 貪食性ウィルス種《ヴェイェグ》 [26/重装甲/重装甲]《装備:4》 培養[9] 特殊B[397] AP[364] 旋回速度[480] 防御属性[物理] 防御値[910] 貯水量[592] 噴霧量[147] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[809] 金額[461] 重量[804] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |