第16週目 Nightingaleの一週間
◆日記
飼い猫を亡くした飼い主の心には、猫型の穴が開くという。
それは猫でしか埋められず、けれど同じ猫はいないから完全に埋まることはない。
わたしの心には家族という穴が開いている。
『創られた』わたしに家族がいる道理はない。それはわたしのものではない。
それなのに、この心の空洞は、疑いようもなくわたしだけのものなのだ。
それは猫でしか埋められず、けれど同じ猫はいないから完全に埋まることはない。
わたしの心には家族という穴が開いている。
『創られた』わたしに家族がいる道理はない。それはわたしのものではない。
それなのに、この心の空洞は、疑いようもなくわたしだけのものなのだ。
NEWS
ザザーッ……日の…ザザッ…です……ザザーッザザーッ……イワシヤマ動物園の……ザザーッ
ご覧ください!……ザザーッ……ペンギンの赤ちゃんです!……ザザッ
ザザーッ……デートスポットとして……ザザーッ
恋人の聖地、イワシヤマ……ザザーッ
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……すまない……もう、まともに通信できないようだ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホッ……病状が悪化して……ゴホゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「最後に、最後に見たかった……『シャッテンフェー』……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……遥かなるシルエット・レガリアの力……もうすぐ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「もうすぐだったのに、どうして……」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザザーッ)……」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザーッ)……(応答はない)」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……師は言っていた。『ネコ』の名の力が、私を護っていると」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「それはどういう意味なのか、ずっと考えていた。名前というものの力について」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「名付けられた時から、私の運命が決まっている……そんなものは馬鹿らしいと思っていた」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……北の遺跡に挑んだものは、みな死ぬという話だったな」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「『時世神』、出撃する。後悔はない、私の選んだ道だ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』の研究は1000年以上前から伝わっている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「秘密結社グレムリンズ・ギフト……聞いたことは、ないだろうな」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスはグレムリンズ・ギフトのフロント企業だったという噂も……あったな」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「私は信じていた。グレムリンのお伽噺を聞いて育った。フィズにも……幼い恋人にも、その夢を語った」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「そして私はシルウェストリスに入り、真実を知った……」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「次元の隙間に、猫の城……グレムリンからの、大切な贈り物。シルウェストリスはそれを忘れない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「飢えたシルウェストリスへのギフト……魔王『セワ』とデスケル重工からの、大切な贈り物。それを彼女は、忘れない――」 |
グレムリン2号機『エコー』からの通信 「そういえばデスケル重工、何しているんだろう」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「何かを企んでいるはずだよ」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「僕は……知っているからね」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「蒸気アイマスク……か。塩は湿気で固まるというな。塩の身体にちょうどいい。気持ちを固めるには」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「破壊もいい。すなわち、凝固もいい。世界の始まりは、そういうものであった」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「ふふ……伯父さんには、教えてもらってばかりだ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「さぁ、破壊しに行こう。すべてをな……遠慮はいらない、存分に、破壊しよう!」 |
????? 「もしもし。蒸気アイマスクは届いたかな? ハイドラ大隊の皆、よく戦ってくれた」 |
????? 「私はとある、勇者の血を引くものだ。勇者とは、かつて存在した……伝説的一族だ」 |
????? 「かつて私の祖先、最後に涙を盗んだ勇者≪サルナス≫は、この世界の神々と戦い、一つの……使命を任された」 |
????? 「それは、世界を救うということ。そのために、我々勇者の一族は、レガリアという偉大なる力の封印と開封の力を任された」 |
????? 「それはただのお伽噺かもしれないが……我々には、力がある。戦おう! そして、破壊してしまおう!」 |
????? 「フーーーーーッ、破ッ!! これが、禁忌……幻影跳梁の力!! 手に入れる……平穏の、世界を!!」 |
????? 「(HCSのコンソールから影が噴出し、装甲を通り抜け、機体の背後に追従する)」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「勇者が動きましたわね」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「我々も、動くときですわね……我々、アフターイメージ・リコール社の枝に連なるものとして」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「我々はこの世界を維持するために、生まれましたわ。最後は滅びゆくことも、分かりながら」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「あとは歴史を作り、後世を担うものにバトンタッチするだけですわ」 |
コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「そのために『グレムリン』は、必要でしたもの……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「どうすればいいの……たすけて、おねえちゃん……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「……おねえちゃん? 来てくれたの……? おねえちゃん……!!」 |
◆訓練
制御の訓練をしました制御が112上昇した
空挺攻撃要請成功!!
白兎生体化学と契約成功!!
レプリカ=ナイチンゲールは高速粒子反応探知機を0cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を10を投入した!!
作成時補助発動! 耐霊!! 防御属性が 霊障 に変化!!
霊障強化!
作成時補助発動! 薄装!! APが 68 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -102 修正!!
対魔呪符34と魔法の石笛を素材にして封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
マグス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に卵殻型補助ユニット『パルティータ』を装備した
脚部2に耐久型銀輪ユニット『ベルガマスカ』を装備した
スロット3に侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』を装備した
スロット4に封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』を装備した
スロット5に薄装型探査ユニット『セレナータⅡ』を装備した
スロット6にマグノリア・クイーンを装備した
スロット7にボタンウキクサを装備した
スロット8にラムダ式培養装置を装備した
スロット9に「J」細胞培養装置新システム実装型を装備した
スロット10に錆塊の卵を装備した
スロット11に錆塊の卵を装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
Nidus avisの活動記録
ユニオン設備……なし!!ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
ENo.117からのメッセージ>>
レプリカの話に深く頷く。しかし部屋がめちゃくちゃになったと聞けば、心配そうな表情を見せて、
あの金髪男が気にするのは己の面子ではなくこの白いスルメの面子だろうに、とうのスルメは機嫌よさげに笑うのみで。——『オラトリオ』の話になると、やはり黒い瞳が熱を帯びる。
赤い頬、つんと尖らせた口元。全てが愛らしさを形作っていて、謝罪ししつつも付け加えてしまった言葉。しかし、己の言動に指摘が及ぶと、流石に自覚があったのか、ふいっと一旦視線をそらし、
照れ臭そうに目を伏せて、喉の奥で笑った。
少女から『バーントイエロー』へと向けられる真摯な思い、憂い、心配、そして不安は、心からのものとわかる。だからこそ、男も心を込めて頷き、
柔らかな声音で。強い言葉で。そう言う男の眼差しの奥には炯々としたものがある。長く美しい髪を丁寧に指で梳き、そっと整えて、手を下ろした、瞬間。ひくりと男の肩が揺れた。ふ、と息を吐き、小さく笑う。感情の波に揺らされたように。
* * * * * *
胃と財布。的確な指摘に目を見張る。盛大に顔を顰めると「……あンのクソ野郎、情けねえ話をベラベラと……」と小声ではあるが遠慮なく上司に毒付く。しばしぶつくさ愚痴っていたが、気を取り直したのか、雪華雪香の話になったからか、表情は常のものに戻り、
——と、そこまではどこか子供っぽく見えるほど嬉しそうに語ったが、己のエンパスの説明に聞き入る相手と、その相手からの返される言葉を聞くうち、だんだんと真顔になり、
わしわし頭を掻き回して、口惜しそうに呻く。——安心した、と言われれば、にやりと口の端を上げて頷き、
それは楽しい事ではない。
ぎょっと目を見開き
クエスチョンマークを大量に飛ばすが、混乱しつつも——混乱しているからこそ?——、訥々と応じ、
ENo.120からのメッセージ>>
ENo.302からのメッセージ>>
《……。
こいつは驚いたな》
《いや、あなたに対してじゃない。
昔……。
ずいぶん前にやった仕事を思い出してね。
そいつはウィルスじゃなく、培養装置を使っていたんだが。
これもひとつの因果ってやつなのかな》
《ナノマシンを使って操縦棺内のライダーを溶解し、その溶液を機体内に循環させて搭乗する。
まあ、そんな機体がいたんだよ。
名を溶解性搭乗躯体《トラップドア》という……》
《いや、私がデザインした時点ではライダーを乗せる予定はなくて、人間を溶かす予定もなかったんだが。
私自身は、そこまで大変なことは考えてなかった。
しかしまあ、結果的にはそういうことになった》
《一度溶かされたライダーは、帰投後に操縦棺のなかで再形成されるが、もとの姿とは異なる「別人」として出力されてしまう。
まるでその機体が――ウォーハイドラが求めて、そうなったかのように。
……》
《しかし、ウィルスか》
《ということは……。
あなたはまだ、世に出て5年と経っていない、というわけだ。
五年前の禁忌戦争にはまだウィルスは出回っていなかった。
ああ、しかし「白兎」の出ということを考えれば、まあ、もう1年くらいは前ってこともあるかも知れないが……》
《それにしたってせいぜい6年だろう?
いやはや、まったく!》
《”きみ”の周りの大人たちはいったい何をやってたんだろうね?》
《これは言わずにおれないぞ。
できそこない?
失望?
はん、そんなことを生後5、6……いや、死後か?
ともあれこんな年頃の子供に言わせるなんてね!》
《なあ、レプリカ》
《きみはもっと自分の人生を生きるべきだよ。
誰かが要求するきみじゃなく――まずは自分が何者なのかを知るべきだ。
もっとフラットで、科学的な視点でね》
《…………。
いや》
《私こそ、こんなことを言って、気を悪くしたならすまないね。
ずいぶんえらそうなことを言ってしまったな。
声も、ちょっと大きすぎたかも知れない》
《きみが謝ることはひとつもないさ。
それに……》
ガレージのシャッターがするりと開いて、中が見えるようになる。
真っ白に塗られた壁と天井、リノリウムの床。
ガレージというよりは、病院のような――病室に似た奇妙な清潔さ。
いたるところに細い半透明のパイプ、あるいはチューブが取りつけられ、その先端は天井から伸びた無数のアームに繋がっている。
パーツの類いは見当たらないが、横に大きなスライド式のドアがあり、ほかにも収納や何かに使われているスペースがありそうだった。
《中々すてきなガレージだろう?
このパイプのなかには、私の「脳みそ以外」が入ってるんだ。
さっき言った、以前の仕事の応用で……あとに残った私の身体を、ぜんぶ溶かしてね。
それで、ガレージ全体を動かしている。
つまり私は同類も同類、お仲間だよ。
そりゃあもちろん、きみのほうがずっときれいでかわいいけどね》
《さて……なぜ私がそうまでして生き延びるのか?
そりゃ、そうするほうが科学的だからさ。
この残像領域にいて、ウォーハイドラという手段があったから、この方法を選んだけどね。
外世界にあっても、私は、なるたけ長生きしようとしていただろう》
《私はもうずっと、非人道的で、人でなしで胸の悪い、残酷なことをしてきた。
自分で直接やらないにしても、人道にもとるようなものを、わんさと造ってきた。
言い訳はしない。
私はそういうことに向いていて、得意で、それを活かそうとしたら自然とそうなっちゃったんだ。
だから、そういう人生だったことに悔いもない。
何かの弾みで生まれたところからやり直すことになっても、私が「こういう私」に生まれつく限り、いまと似たような人生を過ごすだろう》
《しかし、そんなふうに生きたことで、私にはいつか報いがやってくる。
良いものも、悪いものも。
取り混ぜて色々な報いがね》
《私はそれを待っているんだ。
ここで生き延びて。
いつか私のところへやってくるだろう、報いを――裁きを》
《そのために生き延びてきたし、この先もそうする。
これまでやってきたことのすべてが、私に追いつくのを待つために。
私はたぶん、それが「生きるということ」なのだと考えている》
《だからまあ、あんまり諦めるわけにはいかないんだよ。
ここがどうにかなったらっていうのは、ウーン……難しいとこだがね。
いまのところはシルウェストリスの言うことを信じて、時空震が手に入ることを期待するのが、まあ、いいんじゃないかって考えてるよ。
でもどうなるにしろ、もうしばらくは死ぬわけにはいかない気がするけどね》
メッセージを送信しました
>>Eno.116 >>Eno.120 >>Eno.116
ワジオン 「これだけの規模の遺跡だからですかね。巨人化変形をした瞬間はさておき、閉じ込められてからの『違和感のなさ』が、逆に恐ろしい。……外部とのルート確保が急がれます。」 |
ワジオン 「我々のような無骨者でも苦心したのですから、あなたのような方々はより大変だ。どうかお気をつけて。っふふ、ありがとう。さすがに、あなたから金銭面で融通を受けるのは、レグルスの面子もありましょうからねえ。」 |
ワジオン 「装甲を積めない分、レーダーが持つ防御能力も現在の戦場では非常に重要ですから。オラトリオは機体への負担が少ないのに防御能力は高い。接続台数を調整することで複数の属性にも対応できる。優秀です。ああ、お気遣いありがとう。ええ、そのあたりに関しては遠慮なく活用させていただきます。ご安心を。」 |
ワジオン 「雪華の、本来の姿……。十全の能力を発揮する『雪華雪香』は、とても美しいのですよ。『黄昏の狭間を飛ぶ白き鳥』……。敵陣からは『白魔』と呼ばれた姿です。……っ、く、も、もうしわけない、そう、ですね。そうですよね。うら若き女性には失礼だったかな。しかし、……可愛いものは可愛いのですよ?」 |
ワジオン 「……ええ、まあ、……子供染みていたことは認めましょう。なにせ、雪華の機体を重く感じ口惜しさに歯噛みするなど、あまりにも久しぶりのことだったので。翼を得た瞬間、はしゃいでしまった。お恥ずかしい。」 |
少女から『バーントイエロー』へと向けられる真摯な思い、憂い、心配、そして不安は、心からのものとわかる。だからこそ、男も心を込めて頷き、
ワジオン 「バーントイエローが、『彼』が、なんであれ、彼の生まれが、なんであれ……我々は出会った。それが全てだ。誰にも、例えば『この夢の主』とやらにも、手出しを許すつもりはありません。……私は神になど祈らない。」 |
ワジオン 「……ねえ、レプリカ。私は『魂に想いが宿る』のではなく、『想いに魂が宿る』のだと思っています。そして、魂こそが命であると。つまり……想いこそが、命であると。」 |
ワジオン 「……あなたはあなた。《あなた》は《あなた》。『誰かの想い』を『自分の想い』としてしまわないで。自分の想いを、忘れないで。……そして、変わってゆく自分を、諦めないでほしい。」 |
ワジオン 「……あなたの望みは《時空震》? 『過去の《わたし》に会う』とおっしゃっていましたね? ……その、目的は? あなたは過去の《あなた》に会って、何をなそうとお思いですか?」 |
* * * * * *
レグルス 「っ、は!?」 |
レグルス 「ありがとうな。作成者がそう請け負ってくれるのは心強い。っはは!! 本当に、めちゃくちゃはしゃいでたぜ。ああ、ストレスだったろうなあ。あの人はもともと格闘機乗りなんだよ。俺に格闘のイロハを教えてくれたのもあの人だ。いまだに前線に出るし、雪華雪香も正式には『超高速汎用近接格闘機体』、エンパス回路を持ってるから索敵面でも強力だが、元来は超高速格闘に傾いてる。」 |
レグルス 「あの人が銀の尾を引きながら天を翔る様は、見ものだぜ。……《残像領域》に来てからこっち、機動速度が出せず、翼をもがれてるようなもんだったから、……お前のオラトリオのおかげで、光の翼みてえなのが見えて……俺も、嬉しかった。」 |
レグルス 「俺も完全に理解してるとは言えねえからなあ。エンパスの見ている世界は独特だ、説明が難しいらしい。うん、空気感と気配とかとも似てるらしい。強い感情は読み取りやすく、影響も受けやすい……。」 |
レグルス 「おう、ご明察。エンサイクロペディア・フラグメントに関しちゃ、いまだに賛成はできねえ。どうしたって、負担が大きすぎる。これは、ワジオンだって認めてる。……俺が、エンサを受け終えればいいんだが。雪華雪香のエンサは、エンパス回路を起動させられないと、巧くいかねえ……クソッタレ、雪華雪香はもともと乗り手を選ぶからな。」 |
レグルス 「日常生活に関しては、まあ、問題ねえぞ。機微に聡いくらいだ。じゃないと、エンパスはみんなあっちこっちでぶっ倒れる羽目になる……って、うーん、楽しい事なあ……。楽しい事、楽しい事……。ガレージの屋根が抜けて、火ぃ吹いたくらいか?」 |
レグルス 「……は?」 |
レグルス 「は? あ? な、なんで俺の話になるんだよ。ワジオンから……え?」 |
レグルス 「あ、ああ、ずっとっていうか……、俺は、前も言ったが、あの人に拾われたんだ。それ以降は、一応、あの人の管理下っつーか……でも、いつも一緒にいたわけでもねえぜ? あの人、忙しかったし、もう軍人だったからな。だから、俺が勝手に追いかけたんだ。入隊して、死に物狂いで高機動騎兵艦の資格とって、土下座してあの人の艦隊に引っ張ってもらった。だから一緒にいたっていうより、俺が勝手に付きまとったのさ。」 |
ENo.302からのメッセージ>>
《……。
こいつは驚いたな》
《いや、あなたに対してじゃない。
昔……。
ずいぶん前にやった仕事を思い出してね。
そいつはウィルスじゃなく、培養装置を使っていたんだが。
これもひとつの因果ってやつなのかな》
《ナノマシンを使って操縦棺内のライダーを溶解し、その溶液を機体内に循環させて搭乗する。
まあ、そんな機体がいたんだよ。
名を溶解性搭乗躯体《トラップドア》という……》
《いや、私がデザインした時点ではライダーを乗せる予定はなくて、人間を溶かす予定もなかったんだが。
私自身は、そこまで大変なことは考えてなかった。
しかしまあ、結果的にはそういうことになった》
《一度溶かされたライダーは、帰投後に操縦棺のなかで再形成されるが、もとの姿とは異なる「別人」として出力されてしまう。
まるでその機体が――ウォーハイドラが求めて、そうなったかのように。
……》
《しかし、ウィルスか》
《ということは……。
あなたはまだ、世に出て5年と経っていない、というわけだ。
五年前の禁忌戦争にはまだウィルスは出回っていなかった。
ああ、しかし「白兎」の出ということを考えれば、まあ、もう1年くらいは前ってこともあるかも知れないが……》
《それにしたってせいぜい6年だろう?
いやはや、まったく!》
《”きみ”の周りの大人たちはいったい何をやってたんだろうね?》
《これは言わずにおれないぞ。
できそこない?
失望?
はん、そんなことを生後5、6……いや、死後か?
ともあれこんな年頃の子供に言わせるなんてね!》
《なあ、レプリカ》
《きみはもっと自分の人生を生きるべきだよ。
誰かが要求するきみじゃなく――まずは自分が何者なのかを知るべきだ。
もっとフラットで、科学的な視点でね》
《…………。
いや》
《私こそ、こんなことを言って、気を悪くしたならすまないね。
ずいぶんえらそうなことを言ってしまったな。
声も、ちょっと大きすぎたかも知れない》
《きみが謝ることはひとつもないさ。
それに……》
ガレージのシャッターがするりと開いて、中が見えるようになる。
真っ白に塗られた壁と天井、リノリウムの床。
ガレージというよりは、病院のような――病室に似た奇妙な清潔さ。
いたるところに細い半透明のパイプ、あるいはチューブが取りつけられ、その先端は天井から伸びた無数のアームに繋がっている。
パーツの類いは見当たらないが、横に大きなスライド式のドアがあり、ほかにも収納や何かに使われているスペースがありそうだった。
《中々すてきなガレージだろう?
このパイプのなかには、私の「脳みそ以外」が入ってるんだ。
さっき言った、以前の仕事の応用で……あとに残った私の身体を、ぜんぶ溶かしてね。
それで、ガレージ全体を動かしている。
つまり私は同類も同類、お仲間だよ。
そりゃあもちろん、きみのほうがずっときれいでかわいいけどね》
《さて……なぜ私がそうまでして生き延びるのか?
そりゃ、そうするほうが科学的だからさ。
この残像領域にいて、ウォーハイドラという手段があったから、この方法を選んだけどね。
外世界にあっても、私は、なるたけ長生きしようとしていただろう》
《私はもうずっと、非人道的で、人でなしで胸の悪い、残酷なことをしてきた。
自分で直接やらないにしても、人道にもとるようなものを、わんさと造ってきた。
言い訳はしない。
私はそういうことに向いていて、得意で、それを活かそうとしたら自然とそうなっちゃったんだ。
だから、そういう人生だったことに悔いもない。
何かの弾みで生まれたところからやり直すことになっても、私が「こういう私」に生まれつく限り、いまと似たような人生を過ごすだろう》
《しかし、そんなふうに生きたことで、私にはいつか報いがやってくる。
良いものも、悪いものも。
取り混ぜて色々な報いがね》
《私はそれを待っているんだ。
ここで生き延びて。
いつか私のところへやってくるだろう、報いを――裁きを》
《そのために生き延びてきたし、この先もそうする。
これまでやってきたことのすべてが、私に追いつくのを待つために。
私はたぶん、それが「生きるということ」なのだと考えている》
《だからまあ、あんまり諦めるわけにはいかないんだよ。
ここがどうにかなったらっていうのは、ウーン……難しいとこだがね。
いまのところはシルウェストリスの言うことを信じて、時空震が手に入ることを期待するのが、まあ、いいんじゃないかって考えてるよ。
でもどうなるにしろ、もうしばらくは死ぬわけにはいかない気がするけどね》
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>>Eno.116 >>Eno.120 >>Eno.116
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1800
追加収入 45
攻撃戦果補正0.84%
支援戦果補正7.01%
防衛戦果補正2.53%
販売数補正 0.9%
未確認機補正5%
敵警戒値補正0.593%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2243
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 9個
今回の購入者-->>219 >>278 >>278 >>278 >>279 >>279 >>297 >>367 >>367
◆経験値が102増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 45
攻撃戦果補正0.84%
支援戦果補正7.01%
防衛戦果補正2.53%
販売数補正 0.9%
未確認機補正5%
敵警戒値補正0.593%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2243
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 9個
今回の購入者-->>219 >>278 >>278 >>278 >>279 >>279 >>297 >>367 >>367
◆経験値が102増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
レプリカ=ナイチンゲールはレーダーB設計書を入手した!
レプリカ=ナイチンゲールは神秘合金35を入手した!
◆素材が謎のおじさんから支給されました……
レプリカ=ナイチンゲールは蒸気アイマスクを入手した!
マテリアルベルト発動機は制裁を受け、貢献の3割を失った……(3 → 3
◆0cの返還金を受けました
明日の戦場
第14ブロック
地下空間探索[侵入]
遺跡内部に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい。入り組んだ洞窟になっている。索敵を重視してくれ
来週の霧濃度:100%
来週の電磁波:108%
来週の警戒値:613%
Velgr/HræS |
01 |
ココロ持つ機械『ドラーゲ』 |
HyD汎用接続子『北斗Ⅲ型』 |
マンスリーダイワパレス |
リーダ・ホッケンハイム |
フレースヴェルカ |
『Phantom Beast』 |
ルフ・イクス |
人生のハンドルを切りすぎた女 |
かもめの亡霊『モーヴェ』 |
フェティヤ・クェリフィート |
アキラ・ハリアエトゥス |
セティア=ラムサス |
CHARGE |
Nightingale |
エマニュエル・スミス |
フィガロ・ピースレイ |
アクロ |
鈴風 千鳥 |
鈴風 千歳 |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
『シャドウ・ライトニング』[電子] |
--- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『バイオコクーン』[アンセトルド] |
キャラデータ
名前
Nightingale
愛称
レプリカ=ナイチンゲール
機体名
WH『Nightingale』
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
過去を望むものは少なくない。 この少女もその一人だ。 彼女が求めるのは亡き《父》に届ける弔歌。 《模倣》ではない《本物》の記憶。 ---- 《レプリカ》 長い赤毛に灰色の目を持つ少女。 よく通る澄んだ声で戦況を告げる。 ---- 《Nightingale》 ウィルス/培養/索敵機体。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [20/変形/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/AP回復/---] 特殊B[140] [設計書] |
▼詳細 |
3 | レーダーB | レーダーB設計書 [29/索敵/---] 特殊B[260] [設計書] |
▼詳細 |
4 | レーダーC | レーダーC設計書 [30/AP回復/---] 特殊B[280] [設計書] |
▼詳細 |
5 | 軽車輪A | 軽車輪A設計書 [31/精度/---] 特殊B[300] [設計書] |
▼詳細 |
6 | 重ブースターA | 重ブースターA設計書 [33/耐火/---] 特殊B[340] [設計書] |
▼詳細 |
7 | レーダーB | レーダーB設計書 [35/重量軽減/---] 特殊B[380] [設計書] |
▼詳細 |
8 | 素材 | 神秘合金35 [35/高圧軽量/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
9 | 飛行ユニットB | 飛行ユニットB設計書 [28/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
10 | 蒸気アイマスク | 蒸気アイマスク [35/重卵/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
11 | 重ブースターA | 多筒型推進ユニット『タランテラ』 [32/保証/保証] | ▼詳細 |
12 | 重ブースターA | 多筒型推進ユニット『タランテラ』 [32/保証/保証] | ▼詳細 |
13 | --- | --- | --- |
14 | --- | --- | --- |
15 | レーダーB | 封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』 [34/耐霊/薄装甲]《装備:4》 | ▼詳細 |
16 | --- | --- | --- |
17 | レーダーB | 薄装型探査ユニット『セレナータⅡ』 [33/薄装甲/薄装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
18 | 操縦棺D | 卵殻型補助ユニット『パルティータ』 [31/AP回復/出力]《装備:1》 | ▼詳細 |
19 | レーダーC | 光翼型共鳴ユニット『オラトリオ』 [29/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
20 | ウィルスB | 侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』 [27/AP回復/AP回復]《装備:3》 培養[10] 特殊B[467] 旋回速度[627] 防御属性[霊障] 防御値[107] 貯水量[104] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[643] 金額[1041] 重量[500] [培養装置] *作者* |
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21 | 軽車輪A | 耐久型銀輪ユニット『ベルガマスカ』 [30/重保証/重保証]《装備:2》 | ▼詳細 |
22 | 領域殲滅兵器A | 殲滅型魔導砲-Entschädigung [22/保証/保証] | ▼詳細 |
23 | 素材 | 3年保証書34 [34/重保証/---] [素材] |
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24 | エンジンB | ボタンウキクサ [20/卵/卵]《装備:7》 | ▼詳細 |
25 | 培養装置B | ラムダ式培養装置 [29/重卵/卵]《装備:8》 培養[19] 特殊B[151] AP[201] 防御属性[電子] 防御値[434] 貯水量[706] 噴霧量[-100] 弾数[2] 消費EN[310] 金額[414] 重量[708] [培養装置] *作者* |
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26 | 培養装置A | 「J」細胞培養装置新システム実装型 [26/卵/卵]《装備:9》 培養[22] 特殊B[103] AP[1007] 防御属性[霊障] 防御値[253] 貯水量[559] 噴霧量[309] 弾数[2] 消費EN[846] 金額[1027] 重量[600] [培養装置] *作者* |
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27 | レーダーB | 高速粒子反応探知機 [33/高機動/重量軽減] | ▼詳細 |
28 | エンジンB | マグノリア・クイーン [27/重卵/重卵]《装備:6》 | ▼詳細 |
29 | 培養装置B | 錆塊の卵 [20/卵/卵]《装備:10》 培養[18] 特殊B[133] AP[181] 防御属性[電子] 防御値[378] 貯水量[633] 噴霧量[-87] 弾数[2] 消費EN[270] 金額[360] 重量[650] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
30 | 培養装置B | 錆塊の卵 [20/卵/卵]《装備:11》 培養[18] 特殊B[133] AP[181] 防御属性[電子] 防御値[378] 貯水量[633] 噴霧量[-87] 弾数[2] 消費EN[270] 金額[360] 重量[650] [培養装置] *作者* |
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