第18週目 Nightingaleの一週間
◆日記
この世界が神の夢ならば、神の記憶にはあらゆるデータが眠っている。
残像領域の成り立ち。ドゥルガーの秘密。そして誰かの死とともに失われた知識。
わたしに必要なのは、時空震で過去に渡る方法。
そしてもうひとつ、ウィルス『ナイチンゲール』のオリジナルデータ。
それには設計書に存在だけ示された抗ウィルス剤の情報があるはずだ。
《わたし》の過去に『侵襲』して、その死の事実を『修復』すること。
それが侵襲型修復ユニットとしての、わたしの役目。
神が《わたし》の死を望むなら――その代わりをくれてやる。
残像領域の成り立ち。ドゥルガーの秘密。そして誰かの死とともに失われた知識。
わたしに必要なのは、時空震で過去に渡る方法。
そしてもうひとつ、ウィルス『ナイチンゲール』のオリジナルデータ。
それには設計書に存在だけ示された抗ウィルス剤の情報があるはずだ。
《わたし》の過去に『侵襲』して、その死の事実を『修復』すること。
それが侵襲型修復ユニットとしての、わたしの役目。
神が《わたし》の死を望むなら――その代わりをくれてやる。
ＮＥＷＳ
ニュース速報です！ハイドラ大隊が、遺跡巨人のコントロールを奪取し、撃破に成功しました！
遺跡巨人は崩壊を始めています！
脱出は可能なのでしょうか、我々は内部に残されたハイドラ大隊の無事を祈るばかりです
救助空挺が旋回を続けて――
 | 『フェフフェト』 「……やぁ、遅かったね。オレはこのとおりだ」 |
|---|
| 『フェフフェト』 「遺跡巨人とのコネクションを持ったが、それは、遺跡システムとバイオ融合を果たすことだった」 |
|---|
| 『フェフフェト』 「悔いはない、一度捨てた命だ。オレは撃墜され、生身でセクション・6をさまよううちに、遺跡に吸収され、このありさまだ」 |
|---|
| 『フェフフェト』 「遺跡の死とともに、オレも死ぬ。だが、いい夢が見れたよ」 |
|---|
| 『フェフフェト』 「ここは暖かいし、とても眠いんだ。今なら死ぬほど眠れそうだ」 |
|---|
| 『フェフフェト』 「……遺跡に挑んだものは死ぬんだ。誰も例外なくな。奇妙な……ジンクス……だったな……」 |
|---|
 | ヒルコ教団からのメッセージ 「『ネコ』の遺体は回収されませんでした」 |
|---|
| ヒルコ教団からのメッセージ 「残されていたのは、コックピット全体に飛び散った血痕だけ、ということです」 |
|---|
| ヒルコ教団からのメッセージ 「しかし、『ネコ』のシグナルは途絶えていません」 |
|---|
| ヒルコ教団からのメッセージ 「『オラシオン』は完成しました。やがて実装されるでしょう。ご期待ください」 |
|---|
 | シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
|---|
| シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「脱出路を確保した。遺跡からの脱出を優先してくれ」 |
|---|
| シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』の目的はドゥルガー素体の残骸だ。君たちは最後にそれを回収してほしい」 |
|---|
| グレムリン2号機『エコー』からの通信 「ブラックボックスってやつ」 |
|---|
| グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「『グレムリン』はそれを狙っている！」 |
|---|
| グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「向こうから仕掛けてくるはずだ」 |
|---|
 | マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「脱出路を確保した。シルウェストリスは空路を確保した。MBMは下へ逃れるルートを提示する」 |
|---|
| マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「幸運を！ 英雄が死んでは、何も歓迎できない」 |
|---|
 | コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「早く逃げた方がよろしいですわ」 |
|---|
| コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「ドゥルガーのハイドロエンジンが臨界を起こして爆発しますもの」 |
|---|
| コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「あら、初耳でしたの？ ドゥルガーの18連結6ストロークハイドロエンジンは、非常に不安定ですわ」 |
|---|
| コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「臨界を起こしたが最後、オーソン・シルク半径内のすべての物質が相転移して残像領域が崩壊。すべて分解されて虚無に放逐されますわ」 |
|---|
| コロッセオ・レギュレータ社担当『シルク』 「ドゥルガー大戦の最後には世界中に佇立する黒い四角柱の影が見れたものですわ」 |
|---|
 | デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしは全てを失った」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「希望も、理念も、存在意義も、理由も」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「何もない、何もなくなってしまった」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「それでも――」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「消えない光がある」 |
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| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしがわたしであること」 |
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| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしには、この私自身がある」 |
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| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そして、この領域拡散精神遊離環がある」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「行こう――わたしには、それだけで十分だったんだ」 |
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| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「戦うことに、他の全てはいらなかった」 |
|---|
| デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「私は……この、領域拡散精神遊離環と共にある。そして、私はどこまでも戦える。それが、私の使命なのだから」 |
|---|
◆訓練
シルウェストリスと契約成功!!
レプリカ＝ナイチンゲールは試製広域索敵電子装甲A-0を0cで購入した!!
レプリカ＝ナイチンゲールはa4ce式レーダーA『J7S75』を1158cで購入した!!
シルウェストリスと契約成功!!
レプリカ＝ナイチンゲールは明かす炎の『フアロ.4』を0cで購入した!!
シルウェストリスと契約成功!!
レプリカ＝ナイチンゲールは試製飛行エンジンD-0を0cで購入した!!
バイオ融合手術成功!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動！ 薄装!! APが 72 減少!!
作成時発動！ 薄装甲!! パーツ重量を -108 修正!!
作成時補助発動！ 薄装!! APが 72 減少!!
作成時発動！ 薄装甲!! パーツ重量を -108 修正!!
コクピットユニットγとモーニングカードを素材にして薄装型探査ユニット『セレナータＦ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
ステルス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に卵殻型補助ユニット『パルティータ』を装備した
脚部2に耐久型銀輪ユニット『ベルガマスカＦ』を装備した
スロット3に侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』を装備した
スロット4に多筒型推進ユニット『タランテラ』を装備した
スロット5に多筒型推進ユニット『タランテラ』を装備した
スロット6に薄装型探査ユニット『セレナータＦ』を装備した
スロット7に薄装型探査ユニット『セレナータⅡ』を装備した
スロット8に封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』を装備した
スロット9に封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』を装備した
スロット10に封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』を装備した
スロット11にa4ce式レーダーA『J7S75』を装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
Nidus avisの活動記録
ユニオン設備……なし!!ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
ENo.117からのメッセージ>>
やめてくれ、と言われ、少し驚いた顔で、彼女の話を聞く。そのうち、だんだんと視線がもの問いたげになり……、
レプリカの返答——拒絶を含むそれを、無言で聞く。『ここにわたしの望むものはない』、それは確かに彼女の今の思い、考えなのだろうと察しつつも、
ファロのことを出されると、眉が八の時に下がる。ほんのかすかに泣き笑いじみた表情を浮かべ、
決まり悪げな少女の表情をじっと見つめていたが、さすがに重ねて問い詰めることは憚られたのか、ふと、息を吐き、
白い男はそう言うと、頷き、一旦踵を返した。言葉を違えることなく、己の僚機に問うため、こつこつと一定のリズムで鳴る踵の音を残して……。
* * * * * *
レプリカを見ていた男は、不思議そうに、ついで難しそうに首を捻り、
がりがりと荒れた金髪をかき回しながら、薄い唇をへの字に曲げて、
低く掠れた声でそう言うと、ひょいと肩を竦めた。真面目なことを口にした己の様が気まずかったのかもしれない。切り替えるように口の端を歪めて、にやりと笑った……が。愛機『黒金乱眼』の名前を出された瞬間、ぶはっと咳き込み、男は面白いくらい噎せた。
白くて目が黒くて悪戯好きなダイオウスルメイカは『あなたがリビー・ニエロであることと、黒金乱眼の搭乗者であることを、彼女は知っていますよ！』というのを、はっきりと言葉にして、この金髪男に教えてはいなかったようだ。
——しかし、彼女がワジオンやファロやリベルタと……つまり、ユージンやモンテズマやリオと、深く会話を交わしていること、そして『5年前の禁忌戦争』を詳しく知っていることは明白で。……となれば『バーントイエロー』から僚機の『黒金乱眼』を知ることも、その搭乗者を知ることも、難しくはないわけで……。そういったことを薄々察しながら、面と向かって言われた瞬間に噎せた己を少々格好悪く思いつつ、ごほん、と咳払いをして、
『黒金乱眼』のことを語りだすと、いつもの目つきの悪さが少しなりを潜め、かわりに愛機への想いと傾倒で青い目が輝く。滔々と黒金乱眼のことを褒め讃え、
すごい、という言葉を聞いた途端、物凄く予想外な、それこそ奇想天外な意見を聞いたように、きつい三白眼がまん丸になる。——この《残像領域》で、相手と話し始めた最初の頃と比べると、幾分ではあるが、表情が豊かになっているように思われる……。
* * * * * *
数日後。
白い男は少女の姿を見つけると、少し足早に歩み寄る。
——変わらぬ笑顔で挨拶をしたが、そこでいったん言葉を切る。淡く、しかし内面から滲むような微笑みが、白いおもてに浮かび、
少女の言葉を待つように、目を細めた。
ENo.120からのメッセージ>>
ENo.302からのメッセージ>>
《まあ、「こう」なっちゃったら生命維持をする必要がないからね。
癌化した細胞はある程度ほうっといていい。
それに肉体を放棄するとき、だいぶ大胆に切除したし――》
あなたに危害を加えないよう、機体の八本脚のいずれかがのけぞるように揺れる。
《いやはや、禁忌戦争後の生まれ！》
《なんだ……あなたは私が考えていたより、さらに若いんじゃないか……。
こいつは参ったな。
…………。
うん？
どうして怒ったかって、そりゃ決まってる》
《あなたという存在が好きだからだよ》
《子供がどうとか周りの大人がとか、まあ色々言いはしたけどね。
そんなのは些細なもんだ――。
私はあなたが気に入ってるし、まあだいぶ年が離れちゃいるが、友だちだと思ってる》
《レプリカ。
私がこの何日か楽しくおしゃべりして、知り合ったのはほかでもない、いま目の前にいるきみだよ。
小さな子供とか、兵器とかウィルスとか、そんなアヤフヤなものと知り合ったわけじゃない》
《あなたという人はここにいるし……。
人間じゃないとか、出自がどうとか、兵器がどうとかいうのは、その内側にある要素に過ぎないんじゃないか？
……なんて、私は思っちゃうんだよ》
《まあ、捉え方の問題だな。
ただもう少し――》
《……いや……そうだな。
あなたの言うとおりで、私はこれまで色々造ってきたものに感じている責任を、勝手にあなたに重ねているのかも知れない。
けちな罪悪感からこんなことを言っていて、ただそれだけなのかも知れない……》
《でもやっぱり、それを抜きにしたって。
あなたが、あなたを取り巻くもののために何かする必要はないし……。
――というか、いつだって、責任を取るべきなのは作った側だからね――。
あなたが機能したいように機能するのがいいんじゃないかって、そう思っちゃうんだ。
私はね。
それが人間だろうが、人間じゃなかろうが。
……》
《コロッセオか。
あそこはどうもねえ……。
あなたの言うことも一理あるが、あそこで死亡許容するライダーがいるってのが、ちょっとおっかなくてね。
……。
いや、こういう言い方は失礼なんだろうけど。
どうもピンとこなかったのさ》
《おや、僚機に？
私でいいなら、喜んで！
こっちの登録番号は言ってあったかな？
ああいや、通信をもらってたんだから、そりゃ知ってるね。
私も次から、120番で申請しておくとしよう――》
メッセージを送信しました
>>Eno.116 >>Eno.120 >>Eno.116
 | ワジオン 「エンサイクロペディア・フラグメントを……？」 |
|---|
やめてくれ、と言われ、少し驚いた顔で、彼女の話を聞く。そのうち、だんだんと視線がもの問いたげになり……、 | ワジオン 「……いいえ、止めることはできません。……『Nightingale』がエンサイクロペディア・フラグメントを発動させれば、様々な情報が得られることは確かでしょう。戦場への貢献度も高いだろうと思われます。」 |
|---|
| ワジオン 「……けれど、だからと言って、それは、私がエンサイクロペディア・フラグメントをやめる理由にはならない……。あなたに、私が今行っていることを、『肩代わり』させるつもりは、ありません。」 |
|---|
| ワジオン 「無論、あなたの利にもなる、あなたが戦場で有利になるためでもある、のならば『協力』することはやぶさかではないけれど……。」 |
|---|
| ワジオン 「それでも、それはどちらかがどちらかの代わりに負担を背負いこむことでは、ないはずです。でしょう？」 |
|---|
レプリカの返答——拒絶を含むそれを、無言で聞く。『ここにわたしの望むものはない』、それは確かに彼女の今の思い、考えなのだろうと察しつつも、 | ワジオン 「ええ、あなたの望んでいる事象が、私たちの帰還を大きく妨げるとは思っておりませんよ。そこは大丈夫です。それを心配しているわけではない。……分かっているでしょう？」 |
|---|
ファロのことを出されると、眉が八の時に下がる。ほんのかすかに泣き笑いじみた表情を浮かべ、 | ワジオン 「……彼のことは、重々留意しておきます。これからも。……けれど、それと『私があなたを気にするか気にしないか』はまた別だ。——それに、ファロ君が泣いたことと、私があなたを気にしていることは、繋がっている。そんな予感がいたしますよ。」 |
|---|
決まり悪げな少女の表情をじっと見つめていたが、さすがに重ねて問い詰めることは憚られたのか、ふと、息を吐き、 | ワジオン 「そうですか……。では、彼に聞いてみることにいたしましょう。レプリカ、情勢が刻一刻と変わっているようです。あなたも重々、気をつけて。」 |
|---|
白い男はそう言うと、頷き、一旦踵を返した。言葉を違えることなく、己の僚機に問うため、こつこつと一定のリズムで鳴る踵の音を残して……。* * * * * *
 | レグルス 「あ？ お前が？」 |
|---|
レプリカを見ていた男は、不思議そうに、ついで難しそうに首を捻り、 | レグルス 「お前のレーダーの扱いや戦場での記録を見る限り、エンサイクロペディア・フラグメントを維持すること自体は、難しくねえだろう。それが戦場で役に立つなら、やるのも手だな。俺が持ってる今までのデータも出すぜ？ 雪華雪香のために集めたやつの中に、お前の役に立ちそうなのがいくらかある。だが、あの人の代わり……って……。」 |
|---|
 | レグルス 「……『協力し合える』なら、あの人は否とは言わねえだろう。だが、……『多少なりと代われるなら』ってのは……。」 |
|---|
がりがりと荒れた金髪をかき回しながら、薄い唇をへの字に曲げて、 | レグルス 「あの人の代わりは誰にもできない。……お前の代わりも、誰にもできない。そんなもんだろ。『代わり』なんてのは、難しい問題だ。案外軽く考えるやつも多いがな。難しいし、……簡単に答えの出るようなもんじゃねえ。……『代わり』として準備されたもんでも、準備した時点で、もう100%同じ『代わり』じゃねえ。……だろ？」 |
|---|
低く掠れた声でそう言うと、ひょいと肩を竦めた。真面目なことを口にした己の様が気まずかったのかもしれない。切り替えるように口の端を歪めて、にやりと笑った……が。愛機『黒金乱眼』の名前を出された瞬間、ぶはっと咳き込み、男は面白いくらい噎せた。 | レグルス 「……っ！！ おっ、まえ、……、ユー、じゃねえ、ワジオン……、バーント……、あー、あー……、だよな……。」 |
|---|
白くて目が黒くて悪戯好きなダイオウスルメイカは『あなたがリビー・ニエロであることと、黒金乱眼の搭乗者であることを、彼女は知っていますよ！』というのを、はっきりと言葉にして、この金髪男に教えてはいなかったようだ。——しかし、彼女がワジオンやファロやリベルタと……つまり、ユージンやモンテズマやリオと、深く会話を交わしていること、そして『5年前の禁忌戦争』を詳しく知っていることは明白で。……となれば『バーントイエロー』から僚機の『黒金乱眼』を知ることも、その搭乗者を知ることも、難しくはないわけで……。そういったことを薄々察しながら、面と向かって言われた瞬間に噎せた己を少々格好悪く思いつつ、ごほん、と咳払いをして、 | レグルス 「黒金乱眼は、特別な機能ってほどの特殊装備はないな。今はたまたま俺しか乗れねえけど、元々『誰かの専用機』って設計じゃねえから。だから俺専用の特殊機能もねえぜ。……あいつは、とにかく強いんだ。戦闘能力が高い。速度と火力を両方特化させるってのは、高機動騎兵艦でも難しい。それを高い水準で維持する機体だ。乗り難いが、起動させられれば、動かしてやれれば、あれほど綺麗で強い機体も、そうない。あいつがいてくれるから、俺は戦えている。」 |
|---|
『黒金乱眼』のことを語りだすと、いつもの目つきの悪さが少しなりを潜め、かわりに愛機への想いと傾倒で青い目が輝く。滔々と黒金乱眼のことを褒め讃え、 | レグルス 「……！？」 |
|---|
すごい、という言葉を聞いた途端、物凄く予想外な、それこそ奇想天外な意見を聞いたように、きつい三白眼がまん丸になる。——この《残像領域》で、相手と話し始めた最初の頃と比べると、幾分ではあるが、表情が豊かになっているように思われる……。* * * * * *
数日後。白い男は少女の姿を見つけると、少し足早に歩み寄る。
| ワジオン 「やあ、こんにちは。先日ぶりですね。怪我などしていませんか？ あれからも、ニュースは好き勝手なことを言っているし、遺跡の中は混乱気味だし……。」 |
|---|
——変わらぬ笑顔で挨拶をしたが、そこでいったん言葉を切る。淡く、しかし内面から滲むような微笑みが、白いおもてに浮かび、 | ワジオン 「……ファロ君から聞きました。そして……あなたも、ファロ君から、……『バーントイエロー』から、聞いたでしょう？」 |
|---|
| ワジオン 「言葉は、無力かもしれない。祈りと同じに、と言われれば、……、祈りが無力であることを、血を吐きながら呪った私には、その無力さを噛み締めるしかないのかもしれない。」 |
|---|
| ワジオン 「しかし、無力であることを知ったからといって、私は、祈るのをやめたわけではないのです。——私は神になど祈らない。私が祈るのは、いつも……、誰かに向けて、です。」 |
|---|
| ワジオン 「言葉も同じ。誰かに向けて。」 |
|---|
| ワジオン 「だから、……話しかけ続ける。私も、私たちも。……ねえ、『バーントイエロー』から、聞いたでしょう？」 |
|---|
少女の言葉を待つように、目を細めた。ENo.120からのメッセージ>>
ENo.302からのメッセージ>>
《まあ、「こう」なっちゃったら生命維持をする必要がないからね。癌化した細胞はある程度ほうっといていい。
それに肉体を放棄するとき、だいぶ大胆に切除したし――》
あなたに危害を加えないよう、機体の八本脚のいずれかがのけぞるように揺れる。
《いやはや、禁忌戦争後の生まれ！》
《なんだ……あなたは私が考えていたより、さらに若いんじゃないか……。こいつは参ったな。
…………。
うん？
どうして怒ったかって、そりゃ決まってる》
《あなたという存在が好きだからだよ》
《子供がどうとか周りの大人がとか、まあ色々言いはしたけどね。
そんなのは些細なもんだ――。
私はあなたが気に入ってるし、まあだいぶ年が離れちゃいるが、友だちだと思ってる》
《レプリカ。
私がこの何日か楽しくおしゃべりして、知り合ったのはほかでもない、いま目の前にいるきみだよ。
小さな子供とか、兵器とかウィルスとか、そんなアヤフヤなものと知り合ったわけじゃない》
《あなたという人はここにいるし……。人間じゃないとか、出自がどうとか、兵器がどうとかいうのは、その内側にある要素に過ぎないんじゃないか？
……なんて、私は思っちゃうんだよ》
《まあ、捉え方の問題だな。
ただもう少し――》
《……いや……そうだな。
あなたの言うとおりで、私はこれまで色々造ってきたものに感じている責任を、勝手にあなたに重ねているのかも知れない。
けちな罪悪感からこんなことを言っていて、ただそれだけなのかも知れない……》
《でもやっぱり、それを抜きにしたって。
あなたが、あなたを取り巻くもののために何かする必要はないし……。
――というか、いつだって、責任を取るべきなのは作った側だからね――。
あなたが機能したいように機能するのがいいんじゃないかって、そう思っちゃうんだ。
私はね。
それが人間だろうが、人間じゃなかろうが。
……》
《コロッセオか。あそこはどうもねえ……。
あなたの言うことも一理あるが、あそこで死亡許容するライダーがいるってのが、ちょっとおっかなくてね。
……。
いや、こういう言い方は失礼なんだろうけど。
どうもピンとこなかったのさ》
《おや、僚機に？
私でいいなら、喜んで！
こっちの登録番号は言ってあったかな？
ああいや、通信をもらってたんだから、そりゃ知ってるね。
私も次から、120番で申請しておくとしよう――》
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>>Eno.116 >>Eno.120 >>Eno.116
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1900
追加収入 55
攻撃戦果補正6.88％
支援戦果補正20％(MAX)
防衛戦果補正22.27％
撃墜数補正 0.2％
販売数補正 0.2％
未確認機補正1％
敵警戒値補正0.631％
追い上げ補正3.1％
合計現金収入3225
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>77 >>318
◆制御値が3成長しました
◆整備値が7成長しました
◆経験値が96増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 55
攻撃戦果補正6.88％
支援戦果補正20％(MAX)
防衛戦果補正22.27％
撃墜数補正 0.2％
販売数補正 0.2％
未確認機補正1％
敵警戒値補正0.631％
追い上げ補正3.1％
合計現金収入3225
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額500
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 2個
今回の購入者-->>77 >>318
◆制御値が3成長しました
◆整備値が7成長しました
◆経験値が96増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
レプリカ＝ナイチンゲールは艦載用レドーム37を入手した！
レプリカ＝ナイチンゲールは反応スプリング37を入手した！
シルウェストリス航空は制裁を受け、貢献の3割を失った……(27 → 19
◆2400cの返還金を受けました
明日の戦場
第14ブロック
《グレムリン》追撃[防衛]
グレムリン追撃戦を行う。敵はこちらの施設から奪った100連ミサイルを装備しているはずだ。友軍としてグレムリン2機、デボンレックス・ヴォイド数機を予定している。健闘を祈る
来週の霧濃度：88％
来週の電磁波：92％
来週の警戒値：639％
 かもめの亡霊『モーヴェ』 |
 フェティヤ・クェリフィート |
 エンセイル・フェノメノン |
 クリス・バーミリオン |
 アキラ・ハリアエトゥス |
| セティア＝ラムサス |
 CODE NAME - H∧L |
 眠れぬ遊園地の人形達 |
 ヘンリー・ストゥー |
 CHARGE |
 カヴネル・レビン |
 セシリアとニーベ |
 インシオン |
 アマレット |
 Nightingale |
 ラスティ・ネイル |
 ヨシャファート |
 ココロ持つ機械『ドラーゲ』 |
水無枷 逢理 |
赤桂・藍桂 |
| 『ターミネイト・グレムリン』[物理] |
『スティミュラント・グレムリン』[物理] |
『シャドウ・ナイフ』[物理] |
『シャドウ・ナイフ』[物理] |
『デボンレックス・ヴォイド』[物理] |
| 『デボンレックス・ヴォイド』[物理] |
--- | --- | --- | --- |
| --- | --- | - vs - | --- | --- |
| 『セレスト・グレムリン』[物理] |
 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
 装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
 術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
 『幽霊戦闘機』[霊障] |
| 『霊場』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
| 装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『霊場』[霊障] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
| 『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
キャラデータ
名前
Nightingale
愛称
レプリカ＝ナイチンゲール
機体名
WH『Nightingale』
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プロフィール
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過去を望むものは少なくない。 この少女もその一人だ。 彼女が求めるのは亡き《父》に届ける弔歌。 《模倣》ではない《本物》の記憶。 ---- 《レプリカ》 長い赤毛に灰色の目を持つ少女。 よく通る澄んだ声で戦況を告げる。 ---- 《Nightingale》 ウィルス/索敵機体。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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__0 __1 __2 __3 __4 __5 __6 __7 __8  __9 _10 _11 _12 _13 _14 _15 _16  _17 _18 _19 _20 _21 _22_23 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
機体データ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 1 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [20/変形/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
|---|---|---|---|
| 2 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/AP回復/---] 特殊B[140] [設計書] |
▼詳細 |
| 3 | レーダーB | レーダーB設計書 [29/索敵/---] 特殊B[260] [設計書] |
▼詳細 |
| 4 | レーダーC | レーダーC設計書 [30/AP回復/---] 特殊B[280] [設計書] |
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| 5 | 軽車輪A | 軽車輪A設計書 [31/精度/---] 特殊B[300] [設計書] |
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| 6 | 重ブースターA | 重ブースターA設計書 [33/耐火/---] 特殊B[340] [設計書] |
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| 7 | 素材 | 艦載用レドーム37 [37/重索敵/---] 特殊B[420] [素材] |
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| 8 | 素材 | 反応スプリング37 [37/跳躍/---] 特殊B[420] [素材] |
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| 10 | 電子装甲A | 試製広域索敵電子装甲A-0 [35/広域索敵/高握力] | ▼詳細 |
| 11 | 重ブースターA | 多筒型推進ユニット『タランテラ』 [32/保証/保証]《装備:5》 | ▼詳細 |
| 12 | 重ブースターA | 多筒型推進ユニット『タランテラ』 [32/保証/保証]《装備:4》 | ▼詳細 |
| 13 | レーダーB | 封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』 [34/耐霊/薄装甲]《装備:8》 | ▼詳細 |
| 14 | レーダーB | 封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』 [34/耐霊/薄装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
| 15 | レーダーB | 封霊型予見ユニット『マドリガーレⅡ』 [34/耐霊/薄装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
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| 17 | レーダーB | 薄装型探査ユニット『セレナータⅡ』 [33/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
| 18 | 操縦棺D | 卵殻型補助ユニット『パルティータ』 [31/AP回復/出力]《装備:1》 | ▼詳細 |
| 19 | レーダーC | 光翼型共鳴ユニット『オラトリオ』 [29/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
| 20 | ウィルスB | 侵襲型修復ユニット『ナイチンゲールⅢ』 [27/AP回復/AP回復]《装備:3》 培養[10] 特殊B[467] 旋回速度[627] 防御属性[霊障] 防御値[107] 貯水量[104] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[643] 金額[1041] 重量[500] [培養装置] *作者* |
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| 21 | 軽車輪A | 耐久型銀輪ユニット『ベルガマスカＦ』 [35/重保証/重保証]《装備:2》 | ▼詳細 |
| 22 | 領域殲滅兵器A | 殲滅型魔導砲-Entschädigung [22/保証/保証] | ▼詳細 |
| 23 | レーダーA | a4ce式レーダーA『J7S75』 [35/突撃態勢/突撃態勢]《装備:11》 | ▼詳細 |
| 24 | レーダーA | 明かす炎の『フアロ.4』 [35/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
| 25 | エンジンD | 試製飛行エンジンD-0 [35/飛行/重卵] | ▼詳細 |
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| 30 | レーダーB | 薄装型探査ユニット『セレナータＦ』 [36/薄装甲/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |