第8週目 テオとニコルの一週間
◆日記
水滴が窓を叩く。雷鳴は聞こえるが光は届かず、部屋の中は薄暗い。
物の少ないがらんとした部屋で、テオはベッドに横たわるニコルを見ていた。息が荒い。医者はいつも通り薬を渡し、万が一何かあったらすぐ呼ぶようにと念を押して帰っていった。
乱暴に扉が開かれ、苛立った様子の叔母が部屋に入ってくる。ニコルを庇うようにベッドの前に立ったテオを見て、目を細める。
「あんた、また勝手に医者を呼んだの?」
「自分で払った。あなたのお金には手を付けてない」
「生意気ねぇ。姉さんの子だから仕方なく置いてやってるのよ。自分の面倒は自分で見るのが当然でしょう」
叔母は大袈裟に溜息をついてニコルとテオの顔を交互に見る。諦めと怒りの入り混じった表情は、この家に迎えられた時からずっと二人に向けられているものだ。
彼女の姉ーー二人の母親はハイドラライダーだった。ハイドラ大隊の一員として禁忌戦争に参加し、帰ってこなかった。父親も早死していて身寄りのない二人を、親戚たちは叔母に押し付けた。母親の遺産と一緒に。当然、良い扱いをされるわけがなかった。
「あんたはしっかり働いてるみたいだからいいとして……いっそ、役に立たない方は捨てちゃおうかしら」
冷え切った目のまま口を歪めて叔母は笑う。胸の内に湧いたどす黒いものを押し殺して、テオは目を伏せた。彼女を殴るのは簡単だ。殴り合いで男に勝てる自分ならきっと、殺すことだってできる。テオ一人ならそうして逃げ出して、ジャンク漁りでもして生きていっただろう。
けれどニコルにはそれができない。雨風をしのげる家で、温かいご飯を食べて、治療を受けなければ元気になれない。そのためにも、今は叔母を頼らなければならなかった。
「……オレが二人分稼ぐ。だから、ここにいさせて、ください」
大人しく頭を下げたテオに気をよくしたのか、叔母はにんまりと笑って部屋を出ていった。
握った拳をほどいて振り返る。まだ目覚めないニコルの顔を眺めながら、テオは今後のことを考え始めた。
この世界で稼げる仕事といったら頭を使う仕事か危険な仕事だ。自分の頭の出来をよく分かっていたテオは後者を選んだ。女だから、子供だからと侮る面接官を片っ端からぶん殴り、傭兵たちが集まって作ったという小さな会社に入った。
男勝りな怪力少女の話はあっという間に社内に広まって、同僚たちは(特に女性社員が大はしゃぎで)何かと世話を焼いてくれた。銃の扱い、肉弾戦の心得、装甲車などの操作、DRやWHのいる戦場で気をつけること。ここで覚えたことが今のテオを形作っていると言ってもいい。ニコルは心配しているようだったが、環境には驚くほど恵まれていたのだ。このまま働き続けたいとさえ思っていた。
あの日、再び霧を見るまでは。
++++++++++
天気は霧ひとつない快晴。しかし戦況は最悪だった。
郊外での末端企業同士の小競り合い。歩兵同士ほどほどに銃を打ち合って終わるような、ほぼ形だけの小規模戦闘のはずだったのだ。
「DRだ!」
「嘘だろ、何でこんなところにーーッ」
最初に声を上げたのはどちらの兵だったか。それが轟音にかき消されて、一人踏み潰された。
とっさに近くのスクラップの山に飛び込む。金属片を掻き分ける手は震えていた。戦に予想通りはありえないとはいえ、身一つでDRに遭遇するのは初めてだった。潰れた肉塊をどうにか頭から追い出して先へ進む。戦場は混乱しきっていた。
『くそッ、何なんだあのDR! おいテオ、無事か!?』
「生きてる! で、敵味方どっちだ」
『ちょっと待て……あぁ畜生、あちらさんだ! 撤退するぞ! DR相手なんてやってられねえーー』
ノイズ混じりの悲鳴が上がり、通信機は沈黙した。
駆動音が近い。いつまでもここに留まっている訳にはいかない。鉄骨の影から顔を出し逃げ道を探すが、遅かった。地鳴りと共に視界が暗くなる。見上げるほど大きな影が、DRが、立ち塞がっていた。スクラップの山を飛び越えたところでこちらに気づいたのだろう。右手のブレードが淡い光を放っている。こうなってしまったら逃げられない。逃げられないが、諦めるつもりもなかった。窮地に追い込まれまともでなくなった思考で銃を構える。右腕の関節か、操縦棺か、はたまた脚か、このDRを止めるために撃つべき場所はどこだ。歯を食いしばって引き金に指をかけた、その時。
衝撃。火花が散り、視界が曇る。ひやりとした空気が肌を撫で、テオは自分がまだ生きていることに気づいた。DRは右腕を落とされ藻掻いていた。それを見下ろしているのは冷たい霧を吐き出す機体。WHだ。二脚でDRを踏み付け、ブレードを持った腕を掲げる。ギロチンのような刃が鈍く光った。
『何をしている! 早く離脱しろ!』
見惚れていたテオに怒声が飛ぶ。弾かれるように駆け出して、撤退する部隊を追った。
心臓が早鐘を打っている。恐怖はない。むしろ高揚していた。母親が一度だけ見せてくれた愛機の姿を思い出す。あのWHと同じ二脚の格闘機。戦場こそが生きる場所だと笑う母親にテオは憧れていた。いつか自分もと思っていた。何故忘れていたのだろう?
ハイドラライダーになれば稼ぎは今以上のものになるだろう。母が女手一つで自分たちを育てたように、テオ一人でもニコルを守っていける。やっと道が開けたように感じた。あの家を出て二人で生きていくには、きっとこれが最善手なのだ。
青空の下、血の匂いの中、テオはただただ走っていった。
物の少ないがらんとした部屋で、テオはベッドに横たわるニコルを見ていた。息が荒い。医者はいつも通り薬を渡し、万が一何かあったらすぐ呼ぶようにと念を押して帰っていった。
乱暴に扉が開かれ、苛立った様子の叔母が部屋に入ってくる。ニコルを庇うようにベッドの前に立ったテオを見て、目を細める。
「あんた、また勝手に医者を呼んだの?」
「自分で払った。あなたのお金には手を付けてない」
「生意気ねぇ。姉さんの子だから仕方なく置いてやってるのよ。自分の面倒は自分で見るのが当然でしょう」
叔母は大袈裟に溜息をついてニコルとテオの顔を交互に見る。諦めと怒りの入り混じった表情は、この家に迎えられた時からずっと二人に向けられているものだ。
彼女の姉ーー二人の母親はハイドラライダーだった。ハイドラ大隊の一員として禁忌戦争に参加し、帰ってこなかった。父親も早死していて身寄りのない二人を、親戚たちは叔母に押し付けた。母親の遺産と一緒に。当然、良い扱いをされるわけがなかった。
「あんたはしっかり働いてるみたいだからいいとして……いっそ、役に立たない方は捨てちゃおうかしら」
冷え切った目のまま口を歪めて叔母は笑う。胸の内に湧いたどす黒いものを押し殺して、テオは目を伏せた。彼女を殴るのは簡単だ。殴り合いで男に勝てる自分ならきっと、殺すことだってできる。テオ一人ならそうして逃げ出して、ジャンク漁りでもして生きていっただろう。
けれどニコルにはそれができない。雨風をしのげる家で、温かいご飯を食べて、治療を受けなければ元気になれない。そのためにも、今は叔母を頼らなければならなかった。
「……オレが二人分稼ぐ。だから、ここにいさせて、ください」
大人しく頭を下げたテオに気をよくしたのか、叔母はにんまりと笑って部屋を出ていった。
握った拳をほどいて振り返る。まだ目覚めないニコルの顔を眺めながら、テオは今後のことを考え始めた。
この世界で稼げる仕事といったら頭を使う仕事か危険な仕事だ。自分の頭の出来をよく分かっていたテオは後者を選んだ。女だから、子供だからと侮る面接官を片っ端からぶん殴り、傭兵たちが集まって作ったという小さな会社に入った。
男勝りな怪力少女の話はあっという間に社内に広まって、同僚たちは(特に女性社員が大はしゃぎで)何かと世話を焼いてくれた。銃の扱い、肉弾戦の心得、装甲車などの操作、DRやWHのいる戦場で気をつけること。ここで覚えたことが今のテオを形作っていると言ってもいい。ニコルは心配しているようだったが、環境には驚くほど恵まれていたのだ。このまま働き続けたいとさえ思っていた。
あの日、再び霧を見るまでは。
++++++++++
天気は霧ひとつない快晴。しかし戦況は最悪だった。
郊外での末端企業同士の小競り合い。歩兵同士ほどほどに銃を打ち合って終わるような、ほぼ形だけの小規模戦闘のはずだったのだ。
「DRだ!」
「嘘だろ、何でこんなところにーーッ」
最初に声を上げたのはどちらの兵だったか。それが轟音にかき消されて、一人踏み潰された。
とっさに近くのスクラップの山に飛び込む。金属片を掻き分ける手は震えていた。戦に予想通りはありえないとはいえ、身一つでDRに遭遇するのは初めてだった。潰れた肉塊をどうにか頭から追い出して先へ進む。戦場は混乱しきっていた。
『くそッ、何なんだあのDR! おいテオ、無事か!?』
「生きてる! で、敵味方どっちだ」
『ちょっと待て……あぁ畜生、あちらさんだ! 撤退するぞ! DR相手なんてやってられねえーー』
ノイズ混じりの悲鳴が上がり、通信機は沈黙した。
駆動音が近い。いつまでもここに留まっている訳にはいかない。鉄骨の影から顔を出し逃げ道を探すが、遅かった。地鳴りと共に視界が暗くなる。見上げるほど大きな影が、DRが、立ち塞がっていた。スクラップの山を飛び越えたところでこちらに気づいたのだろう。右手のブレードが淡い光を放っている。こうなってしまったら逃げられない。逃げられないが、諦めるつもりもなかった。窮地に追い込まれまともでなくなった思考で銃を構える。右腕の関節か、操縦棺か、はたまた脚か、このDRを止めるために撃つべき場所はどこだ。歯を食いしばって引き金に指をかけた、その時。
衝撃。火花が散り、視界が曇る。ひやりとした空気が肌を撫で、テオは自分がまだ生きていることに気づいた。DRは右腕を落とされ藻掻いていた。それを見下ろしているのは冷たい霧を吐き出す機体。WHだ。二脚でDRを踏み付け、ブレードを持った腕を掲げる。ギロチンのような刃が鈍く光った。
『何をしている! 早く離脱しろ!』
見惚れていたテオに怒声が飛ぶ。弾かれるように駆け出して、撤退する部隊を追った。
心臓が早鐘を打っている。恐怖はない。むしろ高揚していた。母親が一度だけ見せてくれた愛機の姿を思い出す。あのWHと同じ二脚の格闘機。戦場こそが生きる場所だと笑う母親にテオは憧れていた。いつか自分もと思っていた。何故忘れていたのだろう?
ハイドラライダーになれば稼ぎは今以上のものになるだろう。母が女手一つで自分たちを育てたように、テオ一人でもニコルを守っていける。やっと道が開けたように感じた。あの家を出て二人で生きていくには、きっとこれが最善手なのだ。
青空の下、血の匂いの中、テオはただただ走っていった。
NEWS
本日のニュースです衛星軌道調査隊を乗せたロケットが、軌道上で消失しました
乗組員の消息は不明です。原因は、全くの不明です
ロケットセンターから中継です
(慌ただしいセンターの映像)
「やはり、我々は残酷な事実に目を向ける必要がありそうです」
「つまり、衛星軌道の外側は、無が広がっているのです――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……私も幾度となく、ロケットで宇宙へと向かう夢を見ていたよ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……ヒヒッ、それは無意味だったかもしれないな。宇宙空間の代わりにあるのは、無の領域だ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……虚無領域……HCSの及ばぬ、無の中で耐えられる人間など、おるまい」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「黄金の月が見えるだろう? あそこは……虚無の中で唯一確かなる大地だ……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……つまりは、ただのスクリーンに過ぎない。この世界は。魔力の光の見せた幻想。銀幕の裏は、何もない」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ヒヒッ……残像領域とは、まさに映画のようなものだな。君は、HCSの中で、その夢を見続ける権利がある……ゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月……そう、虚無領域の中でなお、自己を保てる巨大な存在だ。そう、あれ自体が……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「月そのものが、操縦棺なのだから……ヒヒッ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「我々は、未来を見据えている。そして、最善手で動き続ける」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「降りしきる雨、奇妙に成長した植物。終末に向かうにはいい雰囲気だな」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「人々は、日常という神を信じている。それが、容易く裏切る存在だと知らずに」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「いつまでも、このままが、変わらぬように、続いていくと信じている。実際には――」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「神の一手でもって、消し飛ぶポーンの駒より、儚い存在だと知らずに」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する。こちらの捜査は順調だ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『セレスト・グレムリン』は次元跳躍を繰り返しながら、遺跡奥へと向かっている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「理由は分からないが……どうやら、目指す何かが、遺跡奥に存在しているようだ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「2号機と3号機は、いつでも出撃できるようにスタンバイさせてある。機を見て、一瞬で仕掛け、決着させるほかない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『セレスト・グレムリン』……1号機は、高い次元跳躍能力を持つ。逃したらもう捉えられない」 |
少年Eからの通信 「プリンを食べて待ちます」 |
少年Fからの通信 「本を読んで、待ちます」 |
少年Fからの通信 「ライダーさんは、何をして待ちます?」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「ドゥルガーは、崩壊する時代の中で生まれた。世界を崩壊させたのち、リセットし、再構築し、新しい世界を作るため」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「この試みは失敗し、新世界を生むことはなく、空虚な世界だけが残された。それがいまの残像領域だ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「新世界……そう、デバステイターでもって衰退させ、アンセトルドでもって変化させ、ランページでもって破壊し……グリスターでもって光をもたらし、そして……」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「アンビエントによって、新たな世界を築く。しかし、それはただの夢に過ぎなかった。計画は失敗した。失敗したんだ。そして夢は覚めて……どうしようもない世界だけが残ったんだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「こんどこそ、貴様を叩き潰す。私には、遺跡の莫大なエネルギーがある。その力を受けて、無限の力を引き出せる」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「残像領域永劫化要塞……それが、この遺跡の本当の名だ。この遺跡は、新たな世界を構築し、人々を救命する力を持つのだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「お前たちが遺跡を荒らすことで、世界の救命に支障が生じる。それが、わからないのか?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「私は……この、領域拡散精神遊離環と共にある。そして、私はどこまでも戦える。それが、私の使命なのだから」 |
◆訓練
整備の訓練をしました整備が45上昇した
『レグルス』はエンジンB『カヴァッロ』を390cで購入した!!
『レグルス』はエンジンB『カヴァッロ』を390cで購入した!!
『レグルス』はエンジンD設計書を600cで購入した!!
マテリアルベルト発動機と契約成功!!
『レグルス』は試製出力エンジンB-0を0cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を10を投入した!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 52 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -78 修正!!
限界軽量化プラン26と自動修復装置26を素材にして薄装エンジンD『アルケス』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に耐電装甲型操縦棺『イージスの贋作』を装備した
脚部2に耐物装甲多脚『ストレングスⅡ』を装備した
スロット3に■随伴兵用カーゴ・対物・改を装備した
スロット4にДб-1(Тип-AЭ)を装備した
スロット5にエンジンB『カヴァッロ』を装備した
スロット6にKernelPanicを装備した
スロット7にエンジンB『カヴァッロ』を装備した
スロット8に電湧を装備した
スロット9に重狙撃砲メイプル02を装備した
スロット10にArA-Turretを装備した
スロット11にArA-Turretを装備した
◆僚機設定
ニシュカ・パーシスタンスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
カフェ&メンテナンス『メル・ミリア』の活動記録
Cafe & Maintenance Mer-Millia
巨大樹木の中から、機械の大百足を探せば良い。
その樹の足元に、腕のいい整備士――あるいは料理人のいる店があるのだ。
カフェ&メンテナンス『メル・ミリア』は、今日も密やかに営業を続けている。
禁忌戦争を生き抜き、霧とともに消えたとされたハイドラ大隊から戻ってきたと噂されている店主は、もはや多くを語らない。ただ、樹木に絡みつくように“眠っている”機械の大百足は、その時の店主のウォーハイドラだとされる。
時々たまに、思い出したように起き上がって、生きているかのように周りを歩き回るのだという。だから、この辺の木の根は金属の多脚にずたずたにされてしまって、あまり真っ当には育たないんだそうだ。店主はそう言って笑っていた。
今日のおすすめは、禁忌戦争で破壊されたと言われる要塞のひとつを模した店主手作りのケーキ。
!店および店主(ENo.7サブ)の既知可 4期既知(ENo.4)も可
!ユニオンに参加せずメッセで利用する体も歓迎
!ロールするキャラを推奨するかも
細かいこと:http://midnight.raindrop.jp/decoherence/union.html
(整備極ユニオンです。購入はユニオン主の独断。)
巨大樹木の中から、機械の大百足を探せば良い。
その樹の足元に、腕のいい整備士――あるいは料理人のいる店があるのだ。
カフェ&メンテナンス『メル・ミリア』は、今日も密やかに営業を続けている。
禁忌戦争を生き抜き、霧とともに消えたとされたハイドラ大隊から戻ってきたと噂されている店主は、もはや多くを語らない。ただ、樹木に絡みつくように“眠っている”機械の大百足は、その時の店主のウォーハイドラだとされる。
時々たまに、思い出したように起き上がって、生きているかのように周りを歩き回るのだという。だから、この辺の木の根は金属の多脚にずたずたにされてしまって、あまり真っ当には育たないんだそうだ。店主はそう言って笑っていた。
今日のおすすめは、禁忌戦争で破壊されたと言われる要塞のひとつを模した店主手作りのケーキ。
!店および店主(ENo.7サブ)の既知可 4期既知(ENo.4)も可
!ユニオンに参加せずメッセで利用する体も歓迎
!ロールするキャラを推奨するかも
細かいこと:http://midnight.raindrop.jp/decoherence/union.html
(整備極ユニオンです。購入はユニオン主の独断。)
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
ニーユ 「ええ……いやさすがに杖までは……たぶん……」 |
ニーユ 「コロッセオ、何やら凄まじい方がいるようですね。一人で戦線を持たせ続けているハイドラがいると聞きました」 |
ニーユ 「料理に使うくらいなら平気ですよ。飲み方が下手なだけなんで……」 |
スー 「いやん そんなふぁっきんみすてりっくでも ないです」 |
スー 「(ぬるりんちょ。変身!)ま、変人奇人なんでもござれ、ボクもこの通りだからねっ。はい、ケーキセット。今日のオススメはモンブランでしたのでー」 |
鉄檻の『メシア』 「ありがとうございます、皆様方。……重く、受け止めておきます。」 |
夜明けの口笛吹き 「ルーク! 君もチェスが出来るのかい。」 |
夜明けの口笛吹き 「そうとなれば、話は早い。ここはひとつ、お手柔らかに頼むよ。」 |
『酒飲みは陽気なもんだ。見てくれが怖い奴は確かに多いが、
私は相応に陽気な方だ。今もバイオ兵器っぽい右腕がこう
酒瓶を求めて勝手にカフェのアルコールを取らないように抑えている』
。〇(思った以上に賑やかだ。少し前を思い出してしまう)
ロッテン・ドレイク 「……ブックは置いてない、把握。」 |
金勘定のエンターテイメントは覚えるだけで爺様婆様になるわな。
……ハヤシライスに合う酒は……いいや。イェーガーマイスターでも』
ロッテン・ドレイク 「ウェーイ、ハイタッチ。よーし金メダルだえびっこ。これはハヤシライスのライス」 |
【腹話術めいている】
ロッテン・ドレイク 「……いいもんだよ、まったくな。」 |
ロック 「悪いわね。わたしひとりしかいないのに……本当に喫煙者はわたしだけなの? ”Ms.タニカワ”が吐いてるのは紫煙じゃないのかしら」 |
ロック 「そのことに言及するのは避けるわ、Ms.テオ。そのエビはMs.ドレイクのおともだちのようだから」 |
ロック 「さて、お茶をもらえる? できるだけ上等なものを。明日も飲めるとは限らないしね」 |
アラム 「あーそうなんすね?いやいや知らなくても大丈夫っす。その人がどうもライダーを探してるらしくって」 |
ジュネリア 「ただもらってる情報がぜんぜんねーんすよ。おそらく色が黒の二脚か逆関節ってだけで。まぁ金は先払いで結構もらってるんで俺もこれくらいはしとかないといけないんすけどねー」 |
チャラチャラした男は注文のランチが出てくるのをおとなしく待っているようだ。
我 此処を 縄張りとす。
……そんな雰囲気を纏い、今日も店内を巡回している。
「!!!」
ウィニングランめいた卓上疾駆から戻ってきたえびっこ。ドレイクおねぃちゃんの忠告に、見るからに大興奮、触覚を振り回ながらパン切れを掲げた。
えびっこはおりこうなので、いわれたとおりだいじにするのだ。
そんな、おねいちゃんとロックが話すのを、聴いているのかいないのか。
交互に振り向いては、尻尾をぴこぴこ。ぴこぴこ。
かと思えば、唐突に、ニコルに向かい……
激しく! 威嚇!!
……威嚇するだけして、一先ず満足したのか。
「!!」
うねうねするジグラジグラの義手に気付き、片方の鋏を掲げながら、興味津々に寄って行く。
なんだか、触りたそうだ。
部屋の灯りは消えている。時折物音はしているが…姿は見かけない
ジグラジグラ 「Oh、名前を間違えてしまった、失礼しました……。 タニグチではなく、タニヤマ。谷あいの谷に……」 |
ジグラジグラ 「……谷あいの谷にマウンテンの山でタニヤマじゃなくって? 川はリバーだよね?ミーはこんらんしている。 ジャパン語、ミーが思ってるよりむつかしい……!!」 |
ジグラジグラ 「ま、まあトモカク、ミーが間違えたのは事実ですし。 ごめんよ。」 |
ジグラジグラ 「あとロックちゃんが間違えたのはミーのミスが電波した せいだと思うので、責めないであげてください…… [ここだけ90度で頭を下げた。]」 |
ジグラジグラ 「しかしアレですなー。 うら若き少女を怒るのに『託児所』という単語を使うのは ひじょーーーにわかってますなー。」 |
ジグラジグラ 「このあと 『ヒャッハー!ここはお前のようなガキの来るトコロじゃねえぜ!』 『帰ってママのおっぱいでも飲んでな!』 みたいに続くんだよね、わかり申す。」 |
ジグラジグラ 「……そりゃ酒場か。これは店主さんにも怒られること必死なのでは? 先にあやまっておきます。ベリィソーリー。」 |
ヒコーキ・タニヤマ 「……ええい、違う違う! ああもうっ、ここはサインも漢字で書かせてくれないわ、頭は血まみれだわで脳みそが働かん! タニヤマだ! たーにーやーまー! 店員ッ、ケーキ追加!」 |
ヒコーキ・タニヤマ 「…それより、聞いたか。シルウェストリスからの今度の仕事はよ。ガキのおもりをさせられるんだと。正気か? 全く、嫌になる。」 |
ヒコーキ・タニヤマ 「私は子供は嫌いだけどな、少年兵はもっと嫌いだ。敵でも味方でもな。性根の腐りきったクズな大人と命の価値を知らないバカな子供が出会うとこうなる。ここにもガキのライダーはいるけど、事実だから言わせてもらうぞ。まったく、勘弁してくれよ…」 |
メッセージ
ENo.11からのメッセージ>>
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>>Eno.7
グロリア 「星の名前? 格好いい! どんな色をした星なの? 心臓だから、赤いのかしら?」 |
グロリア 「そう言ってもらえると嬉しいわ! 耳を澄ませて、ちゃんと聞いてあげてね。余裕があったらでいいけど」 |
グロリア 「うーん、正直なところ、よくは分からないの。 どうして『ゲフィオン』が歌うのか、どこから『ゲフィオン』の歌声が響いているのか。 でも、止めようとしても歌い続けているのだから、歌いたくないってことはないと思う」 |
グロリア 「どうかしら、『ゲフィオン』以外の霊障機も見たことはあるけど、『ゲフィオン』の歌のように分かりやすい不思議なことは感じなかったわ。 『ゼノハイラプテラ』だったかな。そう、それこそAIの乗った、喋る機体だけど。変な感じはしなかった」 |
グロリア 「――あっ、そうだ。あなたたちって僚機なんだったっけ? もしかして、あの機体にも何か妙なことがあったのかしら? あたしは気が付かなかったわ」 |
グロリア 「やりたいことがハイドラとおんなじなら、素敵なことね! 喧嘩していたら、すっきり乗れないものね」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.7
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1400
追加収入 50
攻撃戦果補正8.97%
支援戦果補正4.92%
防衛戦果補正7.73%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 4.5%
敵警戒値補正0.369%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入1935
--弾薬費請求 -912
--整備控除修正額1633
整備請求額 0
ユニオン費 -80
手当金 100
パーツ販売数 45個
今回の購入者-->>2 >>9 >>24 >>24 >>34 >>34 >>38 >>44 >>44 >>44 >>50 >>53 >>56 >>56 >>96 >>96 >>109 >>109 >>130 >>130 >>139 >>139 >>139 >>163 >>163 >>163 >>166 >>166 >>166 >>181 >>181 >>181 >>195 >>215 >>215 >>215 >>215 >>232 >>232 >>232 >>264 >>264 >>264 >>283 >>436
◆射撃値が1成長しました
◆適性値が1成長しました
◆経験値が45増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 50
攻撃戦果補正8.97%
支援戦果補正4.92%
防衛戦果補正7.73%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 4.5%
敵警戒値補正0.369%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入1935
--弾薬費請求 -912
--整備控除修正額1633
整備請求額 0
ユニオン費 -80
手当金 100
パーツ販売数 45個
今回の購入者-->>2 >>9 >>24 >>24 >>34 >>34 >>38 >>44 >>44 >>44 >>50 >>53 >>56 >>56 >>96 >>96 >>109 >>109 >>130 >>130 >>139 >>139 >>139 >>163 >>163 >>163 >>166 >>166 >>166 >>181 >>181 >>181 >>195 >>215 >>215 >>215 >>215 >>232 >>232 >>232 >>264 >>264 >>264 >>283 >>436
◆射撃値が1成長しました
◆適性値が1成長しました
◆経験値が45増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
『レグルス』は高速化プラン27を入手した!
『レグルス』は巨大培養卵27を入手した!
明日の戦場
第11ブロック
セクション・3[ハッキング]
セクション・3。真の闇に閉ざされた、精神の瓦礫へ――
来週の霧濃度:106%
来週の電磁波:96%
来週の警戒値:414%
鉄檻の『メシア』 |
エマニュエル・スミス |
フィガロ・ピースレイ |
MisS |
ロストマン |
アメリ・アメッタ |
ニシュカ・パーシスタンス |
テオとニコル |
シータ・キンデン |
ステラ=アレグレット |
アンフィニ&許多 |
オルト・イスケー |
ローデット・ダイス |
バルトロイ・クルーガー |
ルフ・イクス |
夜明けの口笛吹き |
イワクラ |
狂った刀鍛冶 |
ODE-30 |
闇 |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
『電波塔』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
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『霊場』[霊障] |
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『電波塔』[霊障] |
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『霊場』[霊障] |
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キャラデータ
名前
テオとニコル
愛称
『レグルス』
機体名
重装砲撃型WH『レグルス』
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プロフィール
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基地の片隅で暮らす16歳の双子。 母親もハイドラライダーだったが、5年前に戦場で消息を絶った。 テオドーラ・レナード/Theodora Leonhard 生きるためにハイドラを駆る新米ライダー。通称テオ。 少年のような振る舞いをするが、素がこうなだけで特別な理由はない。 怪力の持ち主で、主な被害者はマグカップの取っ手。 悩むより行動の人。脳筋なのが玉にキズ。 『レグルス』 テオが乗る四つ足の重量級ウォーハイドラ。機体と同名のAIを積んでいる。 射撃を得意とし耐久もあるが、索敵は苦手。 ニコル・レナード/Nicole Leonhard 日々メンテと戦う新米整備士。戦闘のサポートもしている。 世渡りの上手い大人な男になりたいが、どうにもお人好しで押しに弱い。 いろいろと自由で強かなテオが頼もしくもあり心配でもある。 ひょろ長いがよく食べる人。肉がとても好き。 『アルテルフ』 ニコルが乗る索敵用小型機。レーダーと最低限の火器を積んだ飛行タイプ。 戦闘域外から『レグルス』に情報を送っている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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21 | 操縦棺A | 耐電装甲型操縦棺『イージスの贋作』 [24/耐電/装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
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2 | 重多脚A | 耐物装甲多脚『ストレングスⅡ』 [23/耐物/重装甲]《装備:2》 機動[192] 跳躍[39] AP[3641] 旋回速度[345] 防御属性[物理] 防御値[828] 貯水量[628] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[911] 金額[983] 重量[1723] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
11 | 砲塔A | ArA-Turret [24/旋回/旋回]《装備:11》 | ▼詳細 |
15 | 砲塔A | ArA-Turret [24/旋回/旋回]《装備:10》 | ▼詳細 |
30 | 狙撃砲A | 重狙撃砲メイプル02 [23/重装甲/重装甲]《装備:9》 火力[2624] 発射数[1] AP[322] 防御属性[火炎] 防御値[405] 精度[599] 貯水量[75] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[193] 金額[441] 弾薬費[160] 重量[1192] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | エンジンB『カヴァッロ』 [25/重装甲/跳躍]《装備:5》 | ▼詳細 |
8 | エンジンB | エンジンB『カヴァッロ』 [25/重装甲/跳躍]《装備:7》 | ▼詳細 |
28 | エンジンB | 電湧 [23/---/耐電]《装備:8》 | ▼詳細 |
26 | FCSC | KernelPanic [23/出力/出力]《装備:6》 | ▼詳細 |
19 | 照準障害誘発A | 試製精度照準障害誘発A-0 [23/精度/精度] | ▼詳細 |
10 | 物理装甲A | 耐霊装甲『オニキス』 [24/耐霊/重量軽減] | ▼詳細 |
16 | 電子装甲A | Дб-1(Тип-AЭ) [22/装甲/装甲]《装備:4》 | ▼詳細 |
17 | 物理装甲A | ■随伴兵用カーゴ・対物・改 [24/旋回/旋回]《装備:3》 | ▼詳細 |
13 | 操縦棺A | フルメタルコフィン [21/変形/耐電] | ▼詳細 |
20 | --- | --- | --- |
1 | 素材 | 高速化プラン27 [27/高機動/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
3 | 素材 | 巨大培養卵27 [27/重卵/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
6 | エンジンD | 薄装エンジンD『アルケス』 [26/薄装甲/AP回復] | ▼詳細 |
18 | --- | --- | --- |
22 | --- | --- | --- |
23 | --- | --- | --- |
24 | --- | --- | --- |
25 | --- | --- | --- |
27 | エンジンB | 電湧 [23/---/耐電] | ▼詳細 |
29 | エンジンB | 試製出力エンジンB-0 [25/出力/跳躍] | ▼詳細 |
4 | 素材 | 特殊合金23 [23/重装甲/---] [素材] |
▼詳細 |
5 | --- | --- | --- |
9 | エンジンD | エンジンD設計書 [25/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
12 | エンジンC | エンジンC設計書 [24/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
14 | 素材 | 耐反動フレーム25 [25/重変形/---] [素材] |
▼詳細 |