第13週目 ブラッド・メルヴィルの一週間
◆日記
※
「すげー……完璧に治ってる。あんなにぶっ壊れてたのに」
「苦労したわよ、流石に。ていうか、あんなにぶっ壊れたのは誰のせいでしたっけ?」
《フォグホーン》の機体状況を確認し、その出来映えに感嘆すると、リリアンは顔をしかめる。いや、流石にあれは俺のせいとは言えなくないですか。しょうがないって言うか。
「パーツは脚も棺も含めてほとんど破損してたから……ていうか、ブースターとか噴霧器に至っては遺跡に捨ててきたみたいだし。ほとんど丸っと換装よ。別の機体と言っても過言ではない。第4ゲート戦の出撃前に何度か試乗してみることを強くオススメするわ」
「オーケー。ありがとう、リリアン」
リリアンが見繕ってくれたパーツのリストを手渡され、実物と突き合わせながら確認する。使われているパーツの種類はほとんどそのままだが、同型の中古品などではなく最新型にアップグレードされていた。
これはもしかして、だいぶ金がかかったんじゃないか。
「……リリアン」
「何?」
「これ、代金は誰の財布から……」
「あんたのに決まってるじゃない。大丈夫よ、足りなかったら内臓売ってでもコロッセオに身を売ってでも、ライダー本人が払いますって言ってあるから」
しれっととんでもないことを言うリリアンに、何と言えばいいかわからなかった。既に腕を一本失ってる人間に何てことを言うのか。このアンナ以外はどうでもいいメカニックは。
パーツのセレクトについては、特に大きな文句は無かった。唯一気になったものと言えば、デュアルブレードの代わりに搭載された新たな武器ーー、
「雷球領域……?」
「ああ、それ?あんたの使ってたデュアルブレード、消費が激しかったからね。クビよ、クビ。今度からはそいつを積んで」
「クビて」
いや、クビって。けっこう長く使った武器で、俺としては手にも馴染んで使いやすかったんだけど。
「あれ、けっこう気に入ってたんだけど……?」
「どこを?」
「ビームが刀の形になってなんかカッコイイとこ」
「そこよ!そういうとこ!そんなん戦場においては一番どうでもいいとこだから!ああもう男ってやつはいつもそう!!」
リリアンは大げさに嘆いた。いや、俺個人とは関係ない怒りをぶつけられてない??そう呟くも無視された。前から思ってたけど、この工廠には男嫌いが多過ぎると思う。
「これはね、出力されたENを雷の力に変換するの。それをボール状にして撃ち出す武器。だから雷球領域よ」
「ん、撃ち出す?それって分類的には射撃武器になるのか?俺、射撃の腕前はちょっと……」
リリアンの説明で、少し不安がよぎる。自慢じゃないが、射撃の腕は並かそれ以下だ。狙いを定めるのが下手なのだ。限界まで相手に肉薄して目標に対峙する、近接格闘武器のほうが性に合った。射撃はあくまでサブ武器と考えたい。
使い方によるわ、とリリアンは答えた。
「例えばだけど、ハイドラの手のひらに生じさせた雷球を直接敵に叩き込む、とかいう戦い方なら、あなたの希望に沿うんじゃない?」
「なるほど」
メイン武器を射撃に切り替える、のではなく、メイン武器のレンジが広がると考えれば良いのか。そう頷くと、「そういうこと」とリリアンも肯った。
「色々出来て面白いわよ、この武器。重量は軽いし、EN消費も格段に抑えられるし。一度に撃てる弾数も多くて、射撃武器みたいにリロードも要らないから、例えば一度に四十弾の雷球を宙に浮かばせて一気に敵に叩き込むなんてこともできる」
「へー!それはそれでなんかカッコイイな!やる気出てきた!」
色めき立つも、リリアンは顔をしかめた。
「だから、あんたはそういうとこなんだっての!ふざけんな!……他にはなんか質問とかある?」
「……んー……」
《フォグホーン》の棺に、生身の左手で触れる。その感触だけで、この機体の極限まで削った薄さが十分に伝わってくる。
ベッドの上で寝ている間、この中で朽ちていく夢を見た。何度も、何度も。爆風に煽られて、機体が紙のようにクシャクシャと吹き飛ぶ悪夢。
「……頼みがあるんだけど」
「良いわよ。出撃の前まで、何なりと」
「棺の装甲を、厚くしてほしい。パーツはこっちで見繕ってくるから。俺、ちゃんと生きて帰って来たいんだ」
え、とリリアンが口と目をまん丸くした。彼女にしては珍しい表情だ。
「……難しい注文だったか?重量の関係とか……」
「いや、良い。全然良いわよ。重量は関係ない。……良いけど、いったいどういう風の吹きまわし?」
「え、風の吹きまわしって……いや、そんなに変だったかな……?」
不安になって首を傾げると、リリアンは至極真面目な顔で、「私の知ってるブラッド・メルヴィルは、ただの死に急ぎ野郎よ」と応えた。
いや、そこまで言うか?俺、そんなに毎回ギリギリの戦いしてるか?
……してるな。反省。
「まあ、良いわよ。あんたにも心境の変化くらいはあるんでしょ。使いたいパーツが決まったら連絡してよねー」
ひらひらと手を振って、リリアンは工廠を出て行った。後に残った?俺は一人、《フォグホーン》を見上げる。
「……今まで、荒っぽく乗っててごめんな。また、力を貸してくれよな。《フォグホーン》」
今度は、機械の右手で棺に触れた。右手の出力に、《フォグホーン》のエンジンが共鳴する。微かで遠い、恐竜の鳴き声が聞こえる。
(全文を後日アップ→http://chabobunko.jugem.jp/?eid=115)
「すげー……完璧に治ってる。あんなにぶっ壊れてたのに」
「苦労したわよ、流石に。ていうか、あんなにぶっ壊れたのは誰のせいでしたっけ?」
《フォグホーン》の機体状況を確認し、その出来映えに感嘆すると、リリアンは顔をしかめる。いや、流石にあれは俺のせいとは言えなくないですか。しょうがないって言うか。
「パーツは脚も棺も含めてほとんど破損してたから……ていうか、ブースターとか噴霧器に至っては遺跡に捨ててきたみたいだし。ほとんど丸っと換装よ。別の機体と言っても過言ではない。第4ゲート戦の出撃前に何度か試乗してみることを強くオススメするわ」
「オーケー。ありがとう、リリアン」
リリアンが見繕ってくれたパーツのリストを手渡され、実物と突き合わせながら確認する。使われているパーツの種類はほとんどそのままだが、同型の中古品などではなく最新型にアップグレードされていた。
これはもしかして、だいぶ金がかかったんじゃないか。
「……リリアン」
「何?」
「これ、代金は誰の財布から……」
「あんたのに決まってるじゃない。大丈夫よ、足りなかったら内臓売ってでもコロッセオに身を売ってでも、ライダー本人が払いますって言ってあるから」
しれっととんでもないことを言うリリアンに、何と言えばいいかわからなかった。既に腕を一本失ってる人間に何てことを言うのか。このアンナ以外はどうでもいいメカニックは。
パーツのセレクトについては、特に大きな文句は無かった。唯一気になったものと言えば、デュアルブレードの代わりに搭載された新たな武器ーー、
「雷球領域……?」
「ああ、それ?あんたの使ってたデュアルブレード、消費が激しかったからね。クビよ、クビ。今度からはそいつを積んで」
「クビて」
いや、クビって。けっこう長く使った武器で、俺としては手にも馴染んで使いやすかったんだけど。
「あれ、けっこう気に入ってたんだけど……?」
「どこを?」
「ビームが刀の形になってなんかカッコイイとこ」
「そこよ!そういうとこ!そんなん戦場においては一番どうでもいいとこだから!ああもう男ってやつはいつもそう!!」
リリアンは大げさに嘆いた。いや、俺個人とは関係ない怒りをぶつけられてない??そう呟くも無視された。前から思ってたけど、この工廠には男嫌いが多過ぎると思う。
「これはね、出力されたENを雷の力に変換するの。それをボール状にして撃ち出す武器。だから雷球領域よ」
「ん、撃ち出す?それって分類的には射撃武器になるのか?俺、射撃の腕前はちょっと……」
リリアンの説明で、少し不安がよぎる。自慢じゃないが、射撃の腕は並かそれ以下だ。狙いを定めるのが下手なのだ。限界まで相手に肉薄して目標に対峙する、近接格闘武器のほうが性に合った。射撃はあくまでサブ武器と考えたい。
使い方によるわ、とリリアンは答えた。
「例えばだけど、ハイドラの手のひらに生じさせた雷球を直接敵に叩き込む、とかいう戦い方なら、あなたの希望に沿うんじゃない?」
「なるほど」
メイン武器を射撃に切り替える、のではなく、メイン武器のレンジが広がると考えれば良いのか。そう頷くと、「そういうこと」とリリアンも肯った。
「色々出来て面白いわよ、この武器。重量は軽いし、EN消費も格段に抑えられるし。一度に撃てる弾数も多くて、射撃武器みたいにリロードも要らないから、例えば一度に四十弾の雷球を宙に浮かばせて一気に敵に叩き込むなんてこともできる」
「へー!それはそれでなんかカッコイイな!やる気出てきた!」
色めき立つも、リリアンは顔をしかめた。
「だから、あんたはそういうとこなんだっての!ふざけんな!……他にはなんか質問とかある?」
「……んー……」
《フォグホーン》の棺に、生身の左手で触れる。その感触だけで、この機体の極限まで削った薄さが十分に伝わってくる。
ベッドの上で寝ている間、この中で朽ちていく夢を見た。何度も、何度も。爆風に煽られて、機体が紙のようにクシャクシャと吹き飛ぶ悪夢。
「……頼みがあるんだけど」
「良いわよ。出撃の前まで、何なりと」
「棺の装甲を、厚くしてほしい。パーツはこっちで見繕ってくるから。俺、ちゃんと生きて帰って来たいんだ」
え、とリリアンが口と目をまん丸くした。彼女にしては珍しい表情だ。
「……難しい注文だったか?重量の関係とか……」
「いや、良い。全然良いわよ。重量は関係ない。……良いけど、いったいどういう風の吹きまわし?」
「え、風の吹きまわしって……いや、そんなに変だったかな……?」
不安になって首を傾げると、リリアンは至極真面目な顔で、「私の知ってるブラッド・メルヴィルは、ただの死に急ぎ野郎よ」と応えた。
いや、そこまで言うか?俺、そんなに毎回ギリギリの戦いしてるか?
……してるな。反省。
「まあ、良いわよ。あんたにも心境の変化くらいはあるんでしょ。使いたいパーツが決まったら連絡してよねー」
ひらひらと手を振って、リリアンは工廠を出て行った。後に残った?俺は一人、《フォグホーン》を見上げる。
「……今まで、荒っぽく乗っててごめんな。また、力を貸してくれよな。《フォグホーン》」
今度は、機械の右手で棺に触れた。右手の出力に、《フォグホーン》のエンジンが共鳴する。微かで遠い、恐竜の鳴き声が聞こえる。
(全文を後日アップ→http://chabobunko.jugem.jp/?eid=115)
NEWS
本日のニュースです遺跡巨人はゆっくりと南下を続けています
いくつかの勢力が攻撃を試みましたが、全く傷を与えることができません
ごく少数のハイドラを内部に侵入させるに留まりました
遺跡巨人は、不気味に光る光背を揺らめかせています
「遺跡巨人は、かつて滅びた真のドゥルガーそのものです」
「内部からも外部からも、破壊することは不可能です。我々には――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……ドゥルガーの内臓は快適かね? ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「フェフフェトの情報から分かったことは多い。遺跡だと思われていたもの、その正体」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「それは、休眠中のドゥルガーの繭だったのだ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ドゥルガーは滅びてはいない……ゴホッ……いまだ、この残像領域で眠りから覚めるのを待っていたのだ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……やがて、前文明の破壊者、ドゥルガーは各地で目覚めるだろう。今度こそ世界を滅ぼすために……ヒヒッ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザザーッ)……セクション・6は快適だ。温かいし、眠気を誘う」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「だが、オレはまだ眠るわけにはいかない。ここが勝負だからだ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「遺跡巨人の侵攻を止めねばならない。そのために、セクション・6での決戦が必要だ。セクション・6において、ドゥルガーをハッキングするのだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「嘘だ……ドゥルガーは世界を護るって、言ってたじゃないか」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしの使命は、世界を、救命する……偽りのない、使命……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「お前はいったい……お前は、何者だ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「なぁ、答えてくれ。領域拡散精神遊離環……頼む、お前は世界を救うんだろう、答えて……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしは、戦うことしかできないんだ……救う……? 何を……? 嘘だ……」 |
◆訓練
格闘の訓練をしました格闘が70上昇した
ブラッドはLotusLeafを420cで購入した!!
ブラッドは高速急行ブースター【アキレウス】を420cで購入した!!
ブラッドは[イカロスⅩⅧ]剛力粉砕飛行マニューバを1085cで購入した!!
ブラッドはKP-31『スオミ・モロトフ』V2.0を1085cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にねこのごめん寝を装備した
脚部2に瞬発脚部【ラピッドダッシュ改】を装備した
スロット3にConstanceⅡを装備した
スロット4に高速急行ブースター【アキレウス】を装備した
スロット5に電結の働き手を装備した
スロット6にKP-31『スオミ・モロトフ』V2.0を装備した
スロット7にXS/PBR-A20Sを装備した
スロット8に苔むした大岩を装備した
スロット9にLotusLeafを装備した
スロット10に[イカロスⅩⅧ]剛力粉砕飛行マニューバを装備した
スロット11にGoldenAppleⅡを装備した
◆僚機設定
アンナロッテとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
ジャンクバラック『ステュクス』の活動記録
壊れてしまった、もはや時代遅れ、彼氏にフラれた腹いせ。
あれこれの理由で積もったジャンク品の山の中。
打ち捨てられたようで、実はとても手入れの行き届いた三段櫂船型ハイドラが……無い。何処かへ消えてしまったかのようだ。
ある一人の幽霊が、それについて聞かれるとニヤリと笑う。
「どこだと思う?メテルカならわかんじゃねえかな。」
あれこれの理由で積もったジャンク品の山の中。
打ち捨てられたようで、実はとても手入れの行き届いた三段櫂船型ハイドラが……無い。何処かへ消えてしまったかのようだ。
ある一人の幽霊が、それについて聞かれるとニヤリと笑う。
「どこだと思う?メテルカならわかんじゃねえかな。」
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1100c
利子配当…………110c
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
判り易い伝達、とは。えびっこは悩んだ。悩むに連れ、忙しなく振り回される触覚。
だが、答えは出ない……所詮は小動物である……
それよりも、らくがきである!
抵抗むなしく、メテルカのマジックハンドにしてやられてしまった。
えびっこ怒りの威嚇アピール!!
揺れるマジックハンドを追いかけては、果敢に鋏を振り回すが、なんだか勝てそうにない光景だ。
一方、青色基調の構造色ボディに黒々と輝く『MBM』ロゴ。
何気に、謎の体躯の透明部分にも被っているため、一部、宙に浮いているように見えなくもない……
かたん。
カレーをちょっと乗せた小皿(えびっこちゃん用)を置いていたモーヴェの顔が固まる。
モーヴェ 「おい。ブラッド。」 |
モーヴェ 「……しばらく連絡がなかったけどよ…何してたんだよ。生きてて、良かった…てっきり死亡リストにも載らない死に方したのかと思ったぜ。はは」 |
モーヴェ 「まあ、なんだ。…おかえり、ブラッド。腹減ってんならまず食べようぜ。」 |
フレースヴェルカ 「あ、お帰りあんちゃ――」 |
フレースヴェルカ 「ちょ、その腕どうしたの!?」 |
メテルカ 「 か ん か ん か ん か ん か ん っ ! じ し ん だ よ じ し ん だ よ ! 」 |
突如響き渡る大音量の警報が、バラックの空気を、
量の減ったカレーの鍋を、ジャンクの山を、ハイドラを震わせる。
メテルカ 「じりつがたけいほうき めーてるめてるかが くうかんのしんどうを おしらせします! ▼」 |
メテルカ 「あのにゅーすを きいたかい? わたしたち はいどらだいたいが さがしていたどぅるがーは このいせきそのものだったなんて── 」 |
メテルカ 「わたしもはじめは しんじられなかったけど そとにでて みてみたんだ こいつときたら わたしのひこうこうどよりも ずっとせがたかいのさ いやんなっちゃうね! ▼」 |
メテルカ 「おおくのはいどらのりが きょてんにする さるがっそーちくは せくしょんいちをちゅうしんに ひろがってる── このばらっくも ただじゃあすまないかもしれないね ▼」 |
まったくもって唐突、荒唐無稽な話だった。
しかし、メテルカの言葉を信じるならば、
このバラックももはや安全な場所ではないのかもしれない。
──残るセクションを攻略し、遺跡の中枢を破壊しない限りは。
メテルカ 「って そのみぎうで だいじょうぶかい!? ふぇてぃやさんの きたいも ずいぶんと きずだらけだし──」 |
メテルカ 「さあ いよいよ おもしろくなってきたじゃないか! ▼」 |
口調とは裏腹に、今にも空気を焦がさんと光を帯びる両翼が
彼女の余裕のなさを如実に示していた。@@@/1/
えびっこちゃんに(勝手に)描かれた、マテリアルベルトのロゴであるが──
幸いにも、メーテルメテルカが掴んだものは水性ペンであったようだ。
暫く残像領域にいれば、霧が自然に洗い流してくれるだろう。
メッセージ
ENo.130からのメッセージ>>
____ジャンク・バラックの中でも人気のない…モーヴェの自室の前。
不機嫌そうな顔の少年が指を軽く動かすと、
服が引っ張られる。ちょうど、胸ぐらを掴まれたように。ドアの向こうで何かが倒れ、派手な音を立てて転がっている。
ENo.193からのメッセージ>>
____ジャンク・バラックの中でも人気のない…モーヴェの自室の前。
不機嫌そうな顔の少年が指を軽く動かすと、
服が引っ張られる。ちょうど、胸ぐらを掴まれたように。ドアの向こうで何かが倒れ、派手な音を立てて転がっている。
モーヴェ 「…何、してたんだよ?…オレ、お前に怒らなきゃいけないことが2つあんだけど。」 |
モーヴェ 「なあブラッド。まず1個目だけど。 お前が見たものは忘れろ。」 |
モーヴェ 「……忘れたな?よし。」 |
モーヴェ 「それとよ。…ああ。義手とか義足とか、神経接続の機械?残像領域にはありふれたもんだよなあ。でもよ、お前がどうして?」 |
モーヴェ 「……怒ってんだよオレは!お前、自分のことを考えたのか!?そんな怪我で済んだこと、オレがお前を殴れない身体だってことを幸運だと思えブラッド、下手にやってたら」 |
モーヴェ 「しん、…死んで……かも……」 |
モーヴェ 「……「仲間思い」なお前の事だから。くっだらねえ理由じゃないと信じるぜ。 おかえり、ブラッド。」 |
インシオン 「蝶……?」 |
インシオン 「待て、お前の通信にエレが割り込んだのか!? あいつどうやって……」 |
インシオン 「いや、エレは見つかった。見つかったんだが、死んだはずの人間の乗るハイドラのAIとして組み込まれてた……」 |
インシオン 「正直、どうすれば元に戻せるのか、全っ然わからねえ……」 |
インシオン 「(……とまくし立てたところで、青年の変化に気づく)」 |
インシオン 「って、え、お前、髪と手!? どうした!? 何があったんだよ!?」 |
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1650
追加収入 55
攻撃戦果補正7.01%
支援戦果補正3.39%
防衛戦果補正12.44%
撃墜数補正 0.4%
販売数補正 0.1%
未確認機補正4%
サブクエスト0.4%
敵警戒値補正0.521%
追い上げ補正3%
合計現金収入2305
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額520
整備請求額 0
ユニオン費 -92
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>452
◆格闘値が1成長しました
◆反応値が4成長しました
◆経験値が71増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 55
攻撃戦果補正7.01%
支援戦果補正3.39%
防衛戦果補正12.44%
撃墜数補正 0.4%
販売数補正 0.1%
未確認機補正4%
サブクエスト0.4%
敵警戒値補正0.521%
追い上げ補正3%
合計現金収入2305
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額520
整備請求額 0
ユニオン費 -92
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>452
◆格闘値が1成長しました
◆反応値が4成長しました
◆経験値が71増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ブラッドは保証書32を入手した!
ブラッドは冷却パイプ32を入手した!
明日の戦場
第2ブロック
謎の巨大空間
遺跡探索中に謎の巨大空洞を発見した。調査してほしい。内部には謎の残像が滞留している。気をつけろ
来週の霧濃度:82%
来週の電磁波:100%
来週の警戒値:554%
エレライナ・マーラジカル |
ティー |
ネルン・O・イデア |
失楽の『メシア』 |
フレデリック・ボウマン |
シレナ・トバイアス |
強化人間肆拾参号 |
C.I.A |
FB=I |
はいねじゅみ |
星導の『エカチェリーナ』 |
カヴネル・レビン |
セシリアとニーベ |
ハ―ヴェイ |
レコウド=グラムフォン |
遺跡探査機『ムーンダスト』 |
ODE-30 |
闇 |
御堂陸人 |
ブラッド・メルヴィル |
アンナロッテ |
--- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
装甲DR『ポーン』[電子] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
未確認機『アリューシャントレンチ』[粒子] |
『トーチカ』[物理] |
未確認機『アリューシャントレンチ』[粒子] |
『トーチカ』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
未確認機『アリューシャントレンチ』[粒子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
未確認機『アリューシャントレンチ』[粒子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
未確認機『アリューシャントレンチ』[粒子] |
キャラデータ
名前
ブラッド・メルヴィル
愛称
ブラッド
機体名
フォグホーン
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブラッド・メルヴィル(Brad Melville) 自称27歳の男性。正確な年齢は不詳、本人にもわからない。 僚機である年下の女性、アンナロッテを「守りたい」と口癖のように発言するが、戦闘中はどこか死に急ぐような行動が目立つ。本人も自分の意志をあまりよく把握していないのかもしれない。 ハイドラライダーになる前は、孤児だった。それより以前は、どこでどんな暮らしをしていたのか、何も覚えていない。何の記憶も持たない。何も持っていない。守るべきものだって、本当は何も無かったのかもしれない。 《フォグホーン》 軽量の格闘機。その駆動音は、どことなく孤独な恐竜の鳴き声を思わせる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 雷球領域A | GoldenAppleⅡ [27/噴霧/臂力] 火力[395] 連撃数[20] 防御属性[物理] 防御値[286] 精度[149] 貯水量[139] 噴霧量[64] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[45] 消費EN[7] 金額[468] 重量[100] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 腕部A | ConstanceⅡ [30/高握力/高握力]《装備:3》 | ▼詳細 |
3 | 素材 | 避雷針31 [31/耐電/---] [素材] |
▼詳細 |
4 | 素材 | 特殊合金31 [31/重装甲/---] [素材] |
▼詳細 |
5 | 領域殲滅兵器A | 試製出力領域殲滅兵器A-0 [24/出力/重量軽減] | ▼詳細 |
6 | 飛行ユニットB | LotusLeaf [27/重量軽減/噴霧] 飛行[324] AP[97] 旋回速度[362] 防御属性[粒子] 防御値[100] 貯水量[9] 噴霧量[73] 弾数[1] 消費EN[602] 金額[401] 重量[-4] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
7 | 軽逆関節A | 『流れつかぬ花筏』 [23/高機動/機動] 機動[665] 跳躍[247] AP[394] 旋回速度[989] 防御属性[粒子] 防御値[202] 貯水量[98] 積載量[2100] 消費EN[144] 金額[983] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
8 | 素材 | 加速装置30 [30/機動/---] [素材] |
▼詳細 |
9 | エンジンB | 鷲のあまがけ [24/高機動/高機動] | ▼詳細 |
10 | 粒子スピアA | パスタさんのフォーク [22/重量軽減/重量軽減] 火力[1785] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[519] 精度[135] 貯水量[135] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[278] 金額[371] 重量[112] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
11 | 重ブースターA | 電結の働き手 [29/高機動/高機動]《装備:5》 | ▼詳細 |
12 | 素材 | 保証書32 [32/保証/---] 特殊B[320] [素材] |
▼詳細 |
13 | 飛行ユニットB | ピクセラ飛ユニB(自撮りつき) [26/機動/機動] | ▼詳細 |
14 | 飛行ユニットB | LotusLeaf [30/薄装甲/薄装甲]《装備:9》 飛行[349] AP[-18] 旋回速度[378] 防御属性[粒子] 防御値[105] 貯水量[10] 噴霧量[10] 弾数[1] 消費EN[630] 金額[420] 重量[-130] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
15 | 操縦棺A | ねこのごめん寝 [28/薄装甲/耐霊]《装備:1》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | 冷却パイプ32 [32/薄装貯水/---] 特殊B[320] [素材] |
▼詳細 |
17 | 腕部A | 腕部A設計書 [24/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
18 | --- | --- | --- |
19 | 重ブースターA | 高速急行ブースター【アキレウス】 [30/突撃態勢/突撃態勢]《装備:4》 | ▼詳細 |
20 | 飛行ユニットA | [イカロスⅩⅧ]剛力粉砕飛行マニューバ [30/高握力/高握力]《装備:10》 飛行[185] AP[544] 旋回速度[163] 防御属性[電子] 防御値[178] 貯水量[217] 噴霧量[218] 弾数[1] 消費EN[522] 金額[1085] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
21 | 雷球領域A | GoldenAppleⅡ [28/臂力/噴霧]《装備:11》 火力[405] 連撃数[20] 防御属性[物理] 防御値[291] 精度[152] 貯水量[141] 噴霧量[67] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[45] 消費EN[7] 金額[475] 重量[100] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
22 | エンジンB | NeutronStar-II [26/出力/噴霧] | ▼詳細 |
23 | パルス砲A | XS/PBR-A20S [29/精度/重量軽減]《装備:7》 火力[849] 発射数[4] 防御属性[粒子] 防御値[185] 精度[317] 貯水量[100] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[77] 金額[414] 重量[-8] [粒子射撃] *作者* |
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24 | エンジンB | 苔むした大岩 [29/噴霧/噴霧]《装備:8》 | ▼詳細 |
25 | --- | --- | --- |
26 | 重ブースターA | 本質の散乱 [25/高機動/高機動] | ▼詳細 |
27 | 飛行ユニットA | 試作型推進器『PopTartCat』 [26/旋回/跳躍] 飛行[150] AP[504] 旋回速度[210] 防御属性[電子] 防御値[164] 貯水量[201] 噴霧量[199] 弾数[1] 消費EN[369] 金額[585] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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28 | エンジンB | KP-31『スオミ・モロトフ』V2.0 [30/出力/出力]《装備:6》 | ▼詳細 |
29 | 軽逆関節A | 瞬発脚部【ラピッドダッシュ改】 [29/突撃態勢/突撃態勢]《装備:2》 機動[774] 跳躍[269] AP[313] 旋回速度[1078] 防御属性[粒子] 防御値[220] 貯水量[107] 積載量[2100] 消費EN[132] 金額[1071] 重量[800] [逆関節] *作者* |
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30 | 雷球領域A | 雷球領域A設計書 [22/---/---] 金額[600] [設計書] |
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