第16週目 アレクセイ・エルステッドの一週間
◆日記
「折り畳みってのは肉体だけじゃねェ。認識や思考も全て、《人間》のスケールに閉じ込められてる訳だ。むしろ3次元空間に存在する肉の方が、それより上に存在する概念が折り畳まれたことに同期させられてる」
少女の手が動く。ぱたりと折り畳むジェスチャーを見て、銀髪の男は穏やかに笑った。
「ローニャの受け売りかい?」
「まァな。あいつは元から頭の良い子だ、こっちで学ぶこと自体は楽しかったろうよ」
歯を剥き出してアレクセイも笑顔を返した。薬でぼろぼろになった歯は少女の姿に似つかわしくない、乱杭の牙のようにも見える。
「ハインリヒ、俺は次の出撃までには帰れねェが……そっちのサポートは任せていいのか?」
「ああ、勿論。脚の調整もしてるし、ネレティと話し合ってレトログラード自体に自壊システムを組み込んだよ」
窓から見える外は、冷たい霧で白く煙っていた。アレクセイの身体に障るだろうと、月見酒をしたテラスには出なかった。そうして用意された気兼ねのない場所で、アレクセイは理解しかねると言った様子で眉をひそめる。
「DiMSANIが兵器である以上、どんなことをするか分からないだろ?もし彼女が君や零式くんに危害を加えることがあれば、自動的に排熱機構が全封鎖される。そうすれば、厚い装甲の下でも確実に死ねるんだ」
彼女……ネレティのことを話すハインリヒの顔は、変わらず穏やかだ。
「徹底してるな」
「それだけ、君たちのことが大事なんだ。僕も中枢に同じものを仕込んだよ」
掌で胸を指す人工知能の姿に、アレクセイは納得とも困惑ともとれる表情で返した。理屈こそ理解出来るが、自壊即ち自殺を容認せぬ掟の中で過ごした彼には理解しがたい心境だった。
「あァ、零式に聞かれたら白兎研に行ったとだけ伝えといてくれ」
「それぐらい自分で言えばいいじゃないか」
今度はハインリヒが解せないと言った様子で反駁する。それは何も、彼がヒトならざるものであるからではあるまい。
「失敗したら塵も残んねェんだ。何か嫌じゃねェか、契約途中で死んじまうの」
今後暫くの間、僚機に送る通信をアレクセイは既に用意していた。戦場での動きも、彼の動きをシミュレートして動けるものにしてあった。
「……律儀だね。零式くんに死んだことを気取られないように、ってことかな」
DiMSANIはあくまで道具だ。それを操縦するのは乗り手に他ならない。
「ただ、格好付けてェだけさ」
今更だけどよ、と付け足して乗り手ははにかんだ。
「ところで、彼女の件なんだが」
「アポは取ったよ。でも、僕は君があそこでどんな目に遭っても……責任は取れないからね?」
-----
戯けたような男の声。
「いやァ、悪いな。零式の奴、仲良い奴とかいねェからよ。伝言預けるなら、あいつの面倒見てた奴がいいと思ったんだ」
紫煙を吐き出しながら、娼館に似つかわぬ姿の少女が言う。
「勿論お願いしに来たんじゃねェさ。仕事の契約だ、報酬の準備もしてある。だから少しばかり、耳を貸してもらえるか?レトナ」
名を呼ばれた娼館の女主人は、怜悧ながら不愉快そうな表情を崩さなかった。
「誤解ね。メカニクスでどうにでもなることを私に頼む意味は無いのだからハインリヒにやらせればいいでしょう?」
それを見てなお、アレクセイは死相の薄く滲んだ顔で悠々と煙草を口に運んだ。呼気に煙が混じって、霧のように漂う。
「ハインリヒには別のことも頼んでるからな。それに、あいつは嘘をつきたい時は嘘をつく。付き合いのあるあんたなら分かるだろ?」
メカニクスはレトナの情報網にも負けず劣らずのネットワークを持つ場所だ。だが、ハインリヒは金銭や信頼を担保にした公平さよりも自らの損得勘定を優先して動く、信頼出来ない面があることをアレクセイは知っている。
煙草を咥えたまま、アレクセイはジャケットのポケットを探った。そこから出てきたのは、簡素な封筒がひとつ。
「それに、頼みたいこともそんな大層なことじゃねェんだ。俺が死んだら、零式にこの手紙を届けてやってほしい。あんたから受け取ったものなら、零式だって信用する筈だ」
少しやつれた顔で、無防備に笑ってみせる表情は少女のものとは程遠い。嘘の無い顔だった。
「悪いけれど私も嘘はつくわ。死人との約束を果たすほど暇ではないし、私、アナタが嫌いなの。ここまでは、話してあげてもいいけれど。お金以外に請けてあげる理由を少しは用意したらどう?」
レトナは瑞々しい爪を戴いた指で、細巻きの煙草を咥えて火をつけた。僅かに睨むように目を細める。それから、その手紙とやらを目の前で燃やせるよう、相対している男に灰皿を進めた。
「……はっきり言うなァ。嫌いな奴の最期の言葉を灰に出来る、じゃ物足りねェか」
その灰皿に封筒をぱらりと置く。レトナの顔を覗き込み、改めて問うように目を開いてみせた。
「好きにしろよ。俺なんかよりずっと長くあいつを守ってやってたんだ。俺が零式にとって不要だと思うなら、あんたには俺を消し去る権利がある。そうだろ?」
交渉に足らぬアレクセイの言葉を切り捨てるよう、レトナは言葉を放つ。
「男って本当に馬鹿ね。機嫌を取れって言ってるの」
次いで、彼女は仕様がないと言った風に説示してみせた。
「誤解が何かわからない?私は零式の面倒を見たことなんてないわ。零式は自分で自分の面倒を見て、その上で私と交渉をして、必要なものを得てきたのよ。見習ったらどうかしら」
言葉の合間に、レトナの艶めいた唇に煙草のフィルターが収まった。ちり、と先の火種が僅かに音を立てる。
「……死ぬ人にはもう難しいかもしれないわね」
その唇から笑いが漏れた。レトナは少女の姿をした男にフ、と煙草の煙を吹きかける。
「機嫌?まいったな。女の機嫌なんか、一度も取ったことねェんだ」
その煙の中でぽり、と頭を掻いて、アレクセイは心底困ったように目を逸らした。
「生きるか死ぬかの博打に出るのは良いわ。死んだ時の保険なんてかけてるんじゃ勝てないわよ」
嗅ぎ慣れない煙草の匂いを吸い込み、巫祝は考える。さして良い考えなど浮かばなかった。
「あんたはパックの上位者で、零式はそこで育った獣。それだって、自然の中では立派な親の振る舞いさ。尊敬するぜ」
紫煙を吐く。レトナがするのとは違って、高く吹き上げるようにしたそれは、シクサウにとっては遠吠えのジェスチャーでもあった。
「確かに、俺は死に損ないだからな。あいつとは違って、勝敗には拘らねェんだ。保険掛けるんならもっと必死に頼んでるよ」
相変わらず封筒は灰皿に乗ったまま、アレクセイは手を組む。それはもう、自分のものではないとでも言いたげに。
「なにをしに来たのだか」
この時間の為に払われた金には、まるで見合わない。貴重なリソースを奪われたことにも、男の口ぶりにもレトナの好むところはなかった。
「なァに、あんたと話してみたかったんだ」
屈託無く口角を吊り上げた来訪者に向かい、レトナはパッケージングのあいた煙草を放り投げる。
「気に入らなかったからあげるわ。帰って頂戴」
アレクセイは煙草の箱をぱしりと掴み、質の良い椅子から立ち上がった。箱はやけに重い。手の中でそれを覗いてみれば、依頼の為に先んじて渡した金額がそのまま入っていた。は、と思わぬ笑いが出たのを噛み殺す。
「もう会うことがないといいな、別嬪さんよ」
レトナに背を向け、男は投げて寄越されたそれをひらりと振った。
-----
娼館の近くで落ち合った、白兎研に向かう車の中から、アレクセイはぼうっと遠くを見ていた。
背負った荷を一度降ろす時が来たのだと目を閉じる。もし次に目覚めた時、生きていたら、また担いでやればいい。
そして、自分が存在を保てないほどばらばらになってしまった時には、白兎研の判断で次元間破棄を行う。そういう契約だ。どうせそうなれば、遺言どころかアレクセイ・エルステッドとしての意識が保たれているかどうかも分からない。
バイオ兵器を流用して作られた臓器で、深く呼吸をする。もう手の震えは無い。思い残すことも。
表が生、裏が死のコイントス。2分の1で未来が決定する、単純明快なギャンブル。
俺は、零式が挑み続けたのと同じゲームの卓に着いた。ただ、それだけだ。
少女の手が動く。ぱたりと折り畳むジェスチャーを見て、銀髪の男は穏やかに笑った。
「ローニャの受け売りかい?」
「まァな。あいつは元から頭の良い子だ、こっちで学ぶこと自体は楽しかったろうよ」
歯を剥き出してアレクセイも笑顔を返した。薬でぼろぼろになった歯は少女の姿に似つかわしくない、乱杭の牙のようにも見える。
「ハインリヒ、俺は次の出撃までには帰れねェが……そっちのサポートは任せていいのか?」
「ああ、勿論。脚の調整もしてるし、ネレティと話し合ってレトログラード自体に自壊システムを組み込んだよ」
窓から見える外は、冷たい霧で白く煙っていた。アレクセイの身体に障るだろうと、月見酒をしたテラスには出なかった。そうして用意された気兼ねのない場所で、アレクセイは理解しかねると言った様子で眉をひそめる。
「DiMSANIが兵器である以上、どんなことをするか分からないだろ?もし彼女が君や零式くんに危害を加えることがあれば、自動的に排熱機構が全封鎖される。そうすれば、厚い装甲の下でも確実に死ねるんだ」
彼女……ネレティのことを話すハインリヒの顔は、変わらず穏やかだ。
「徹底してるな」
「それだけ、君たちのことが大事なんだ。僕も中枢に同じものを仕込んだよ」
掌で胸を指す人工知能の姿に、アレクセイは納得とも困惑ともとれる表情で返した。理屈こそ理解出来るが、自壊即ち自殺を容認せぬ掟の中で過ごした彼には理解しがたい心境だった。
「あァ、零式に聞かれたら白兎研に行ったとだけ伝えといてくれ」
「それぐらい自分で言えばいいじゃないか」
今度はハインリヒが解せないと言った様子で反駁する。それは何も、彼がヒトならざるものであるからではあるまい。
「失敗したら塵も残んねェんだ。何か嫌じゃねェか、契約途中で死んじまうの」
今後暫くの間、僚機に送る通信をアレクセイは既に用意していた。戦場での動きも、彼の動きをシミュレートして動けるものにしてあった。
「……律儀だね。零式くんに死んだことを気取られないように、ってことかな」
DiMSANIはあくまで道具だ。それを操縦するのは乗り手に他ならない。
「ただ、格好付けてェだけさ」
今更だけどよ、と付け足して乗り手ははにかんだ。
「ところで、彼女の件なんだが」
「アポは取ったよ。でも、僕は君があそこでどんな目に遭っても……責任は取れないからね?」
-----
戯けたような男の声。
「いやァ、悪いな。零式の奴、仲良い奴とかいねェからよ。伝言預けるなら、あいつの面倒見てた奴がいいと思ったんだ」
紫煙を吐き出しながら、娼館に似つかわぬ姿の少女が言う。
「勿論お願いしに来たんじゃねェさ。仕事の契約だ、報酬の準備もしてある。だから少しばかり、耳を貸してもらえるか?レトナ」
名を呼ばれた娼館の女主人は、怜悧ながら不愉快そうな表情を崩さなかった。
「誤解ね。メカニクスでどうにでもなることを私に頼む意味は無いのだからハインリヒにやらせればいいでしょう?」
それを見てなお、アレクセイは死相の薄く滲んだ顔で悠々と煙草を口に運んだ。呼気に煙が混じって、霧のように漂う。
「ハインリヒには別のことも頼んでるからな。それに、あいつは嘘をつきたい時は嘘をつく。付き合いのあるあんたなら分かるだろ?」
メカニクスはレトナの情報網にも負けず劣らずのネットワークを持つ場所だ。だが、ハインリヒは金銭や信頼を担保にした公平さよりも自らの損得勘定を優先して動く、信頼出来ない面があることをアレクセイは知っている。
煙草を咥えたまま、アレクセイはジャケットのポケットを探った。そこから出てきたのは、簡素な封筒がひとつ。
「それに、頼みたいこともそんな大層なことじゃねェんだ。俺が死んだら、零式にこの手紙を届けてやってほしい。あんたから受け取ったものなら、零式だって信用する筈だ」
少しやつれた顔で、無防備に笑ってみせる表情は少女のものとは程遠い。嘘の無い顔だった。
「悪いけれど私も嘘はつくわ。死人との約束を果たすほど暇ではないし、私、アナタが嫌いなの。ここまでは、話してあげてもいいけれど。お金以外に請けてあげる理由を少しは用意したらどう?」
レトナは瑞々しい爪を戴いた指で、細巻きの煙草を咥えて火をつけた。僅かに睨むように目を細める。それから、その手紙とやらを目の前で燃やせるよう、相対している男に灰皿を進めた。
「……はっきり言うなァ。嫌いな奴の最期の言葉を灰に出来る、じゃ物足りねェか」
その灰皿に封筒をぱらりと置く。レトナの顔を覗き込み、改めて問うように目を開いてみせた。
「好きにしろよ。俺なんかよりずっと長くあいつを守ってやってたんだ。俺が零式にとって不要だと思うなら、あんたには俺を消し去る権利がある。そうだろ?」
交渉に足らぬアレクセイの言葉を切り捨てるよう、レトナは言葉を放つ。
「男って本当に馬鹿ね。機嫌を取れって言ってるの」
次いで、彼女は仕様がないと言った風に説示してみせた。
「誤解が何かわからない?私は零式の面倒を見たことなんてないわ。零式は自分で自分の面倒を見て、その上で私と交渉をして、必要なものを得てきたのよ。見習ったらどうかしら」
言葉の合間に、レトナの艶めいた唇に煙草のフィルターが収まった。ちり、と先の火種が僅かに音を立てる。
「……死ぬ人にはもう難しいかもしれないわね」
その唇から笑いが漏れた。レトナは少女の姿をした男にフ、と煙草の煙を吹きかける。
「機嫌?まいったな。女の機嫌なんか、一度も取ったことねェんだ」
その煙の中でぽり、と頭を掻いて、アレクセイは心底困ったように目を逸らした。
「生きるか死ぬかの博打に出るのは良いわ。死んだ時の保険なんてかけてるんじゃ勝てないわよ」
嗅ぎ慣れない煙草の匂いを吸い込み、巫祝は考える。さして良い考えなど浮かばなかった。
「あんたはパックの上位者で、零式はそこで育った獣。それだって、自然の中では立派な親の振る舞いさ。尊敬するぜ」
紫煙を吐く。レトナがするのとは違って、高く吹き上げるようにしたそれは、シクサウにとっては遠吠えのジェスチャーでもあった。
「確かに、俺は死に損ないだからな。あいつとは違って、勝敗には拘らねェんだ。保険掛けるんならもっと必死に頼んでるよ」
相変わらず封筒は灰皿に乗ったまま、アレクセイは手を組む。それはもう、自分のものではないとでも言いたげに。
「なにをしに来たのだか」
この時間の為に払われた金には、まるで見合わない。貴重なリソースを奪われたことにも、男の口ぶりにもレトナの好むところはなかった。
「なァに、あんたと話してみたかったんだ」
屈託無く口角を吊り上げた来訪者に向かい、レトナはパッケージングのあいた煙草を放り投げる。
「気に入らなかったからあげるわ。帰って頂戴」
アレクセイは煙草の箱をぱしりと掴み、質の良い椅子から立ち上がった。箱はやけに重い。手の中でそれを覗いてみれば、依頼の為に先んじて渡した金額がそのまま入っていた。は、と思わぬ笑いが出たのを噛み殺す。
「もう会うことがないといいな、別嬪さんよ」
レトナに背を向け、男は投げて寄越されたそれをひらりと振った。
-----
娼館の近くで落ち合った、白兎研に向かう車の中から、アレクセイはぼうっと遠くを見ていた。
背負った荷を一度降ろす時が来たのだと目を閉じる。もし次に目覚めた時、生きていたら、また担いでやればいい。
そして、自分が存在を保てないほどばらばらになってしまった時には、白兎研の判断で次元間破棄を行う。そういう契約だ。どうせそうなれば、遺言どころかアレクセイ・エルステッドとしての意識が保たれているかどうかも分からない。
バイオ兵器を流用して作られた臓器で、深く呼吸をする。もう手の震えは無い。思い残すことも。
表が生、裏が死のコイントス。2分の1で未来が決定する、単純明快なギャンブル。
俺は、零式が挑み続けたのと同じゲームの卓に着いた。ただ、それだけだ。
NEWS
ザザーッ……日の…ザザッ…です……ザザーッザザーッ……イワシヤマ動物園の……ザザーッ
ご覧ください!……ザザーッ……ペンギンの赤ちゃんです!……ザザッ
ザザーッ……デートスポットとして……ザザーッ
恋人の聖地、イワシヤマ……ザザーッ
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……すまない……もう、まともに通信できないようだ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホッ……病状が悪化して……ゴホゴホッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「最後に、最後に見たかった……『シャッテンフェー』……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……遥かなるシルエット・レガリアの力……もうすぐ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「もうすぐだったのに、どうして……」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザザーッ)……」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザーッ)……(応答はない)」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……師は言っていた。『ネコ』の名の力が、私を護っていると」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「それはどういう意味なのか、ずっと考えていた。名前というものの力について」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「名付けられた時から、私の運命が決まっている……そんなものは馬鹿らしいと思っていた」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……北の遺跡に挑んだものは、みな死ぬという話だったな」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「『時世神』、出撃する。後悔はない、私の選んだ道だ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』の研究は1000年以上前から伝わっている」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「秘密結社グレムリンズ・ギフト……聞いたことは、ないだろうな」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスはグレムリンズ・ギフトのフロント企業だったという噂も……あったな」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「私は信じていた。グレムリンのお伽噺を聞いて育った。フィズにも……幼い恋人にも、その夢を語った」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「そして私はシルウェストリスに入り、真実を知った……」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「次元の隙間に、猫の城……グレムリンからの、大切な贈り物。シルウェストリスはそれを忘れない」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「飢えたシルウェストリスへのギフト……魔王『セワ』とデスケル重工からの、大切な贈り物。それを彼女は、忘れない――」 |
グレムリン2号機『エコー』からの通信 「そういえばデスケル重工、何しているんだろう」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「何かを企んでいるはずだよ」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「僕は……知っているからね」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「蒸気アイマスク……か。塩は湿気で固まるというな。塩の身体にちょうどいい。気持ちを固めるには」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「破壊もいい。すなわち、凝固もいい。世界の始まりは、そういうものであった」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「ふふ……伯父さんには、教えてもらってばかりだ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「さぁ、破壊しに行こう。すべてをな……遠慮はいらない、存分に、破壊しよう!」 |
????? 「もしもし。蒸気アイマスクは届いたかな? ハイドラ大隊の皆、よく戦ってくれた」 |
????? 「私はとある、勇者の血を引くものだ。勇者とは、かつて存在した……伝説的一族だ」 |
????? 「かつて私の祖先、最後に涙を盗んだ勇者≪サルナス≫は、この世界の神々と戦い、一つの……使命を任された」 |
????? 「それは、世界を救うということ。そのために、我々勇者の一族は、レガリアという偉大なる力の封印と開封の力を任された」 |
????? 「それはただのお伽噺かもしれないが……我々には、力がある。戦おう! そして、破壊してしまおう!」 |
????? 「フーーーーーッ、破ッ!! これが、禁忌……幻影跳梁の力!! 手に入れる……平穏の、世界を!!」 |
????? 「(HCSのコンソールから影が噴出し、装甲を通り抜け、機体の背後に追従する)」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「どうすればいいの……たすけて、おねえちゃん……」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「……おねえちゃん? 来てくれたの……? おねえちゃん……!!」 |
◆訓練
アリョーシャは虚源を438cで購入した!!
バイオ融合手術成功!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 超重!! パーツ重量が 136 増加!!
作成時補助発動! 超重!! パーツ重量が 136 増加!!
ナノマシン32とナノマシン34を素材にして体腔埋伏型閉鎖式HCS《ナハダッカロマ》を作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にDiMSANI.05《チャトランガ》を装備した
脚部2にキチン質被覆脚《ガセフ・グーフマ》を装備した
スロット3に虚源を装備した
スロット4に大霧清浄機「井の位」を装備した
スロット5に大霧清浄機「井の位」を装備した
スロット6に試製超重回復粒子装甲A-0を装備した
スロット7に耐粒重量軽減レーダーE『ヘリウム』を装備した
スロット8に囚牛を装備した
スロット9に過変生命体生成槽《エーダ》を装備した
スロット10に体腔埋伏型閉鎖式HCS《ナハダッカロマ》を装備した
スロット11に屍食性菌糸散布砲《ホーダッカロム》を装備した
◆僚機設定
王 零式とバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
DiMSANIの活動記録
「ローニャさん。白兎研に行く時は、マスターについていてあげてください。私、その間はレトログラードに居ますから」
「……それはあなたの身体でしょう? そう何度も借りられないわ」
首を横に振って、彼女の声に応える。
「HCSのパーツと同じですよ。私にとっては、置換可能なユニットのひとつに過ぎません。勿論、マスターに頂いた大事なものですけれど……使ってもらうのは構わないんです」
「……やっぱり、DiMSANIって機械なのね」
電子音で紡がれる声が、どこか寂しげに響く。
「ハインリヒもそうで……ヒトらしくないところがあるの。上手く理解できないのよ、私も《人間》ではないのにね」
「いいえ、ローニャさんは人間ですよ。たましいがありますもの」
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
メッセージ
ENo.48からのメッセージ>>
ENo.149からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
DiMSANI 「よし、これでマスターの《ロボット》は完成ですっ。 ……と言っても、零式さんならマスターの不在に気付いちゃいそうですけど。 あんまり期待はしないでくださいね?」 |
アリョーシャ 「まァ、ハイドラに関しちゃいつも通り動いてくれるだけでいいさ。 それよりも、その《創造主》とやらのハッキングへの対策は大丈夫なのか?」 |
DiMSANI 「勿論。ハインリヒ兄さんに頼んでますよっ。 私の本体にシールドを付けてもらいましたから。ハッキングでもウィルスでも何でも来い、です!」 |
アリョーシャ 「に、しても……随分ハインリヒに懐いてるな。 ……俺が居なくなったら、お前の面倒もあいつが見てくれるだろうよ」 |
DiMSANI 「もーっ、何言ってるんですマスター。 私にとってはマスターがあらゆるものに優先するんですから。 マスターが居なくなれば、私も……」 |
アリョーシャ 「ちょっ……そんな思い詰めるな!ちゃんと帰ってくるから!」 |
王 零式 「……女のアクセサリーでも褒めてろよ。」 |
王 零式 「どうもしねぇだろ。食って寝て戦う。それ以外になんかあんのか。」 |
王 零式 「行きたいところが見つかりゃ行くんだろうよ、俺のことだからな。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1800
追加収入 50
攻撃戦果補正3.59%
支援戦果補正10%(MAX)
防衛戦果補正2.64%
販売数補正 0.3%
未確認機補正6%
敵警戒値補正0.593%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2386
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額655
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>65 >>81 >>211
◆経験値が85増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 50
攻撃戦果補正3.59%
支援戦果補正10%(MAX)
防衛戦果補正2.64%
販売数補正 0.3%
未確認機補正6%
敵警戒値補正0.593%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2386
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額655
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>65 >>81 >>211
◆経験値が85増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
アリョーシャはロボットアーム35を入手した!
アリョーシャは姿勢制御装置35を入手した!
アリョーシャは冷却パイプ35を入手した!
◆素材が謎のおじさんから支給されました……
アリョーシャは蒸気アイマスクを入手した!
マテリアルベルト発動機は制裁を受け、貢献の3割を失った……(1 → 1
◆0cの返還金を受けました
明日の戦場
第15ブロック
地下空間探索[侵入]
遺跡内部に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい。入り組んだ洞窟になっている。索敵を重視してくれ
来週の霧濃度:100%
来週の電磁波:108%
来週の警戒値:613%
ラスティ・ネイル |
ヒコーキ・タニヤマ |
篁&木賊 |
コルヴス・コラクス |
ミロク・イツコ |
赤目 |
ニール・E・C・A・ウエザラル |
和装の人形と蒸気の蛙 |
I-Doll |
叢雲 |
i |
シータ・キンデン |
ステラ=アレグレット |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
B.M.Bros. |
叢雲 |
ユナ・ハイゼルベルグ |
直貫する『メーテルメテルカ』 |
スクラップブック |
ジョン=ドゥ |
『シャドウ・コメット』[粒子] |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
--- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『バイオコクーン』[アンセトルド] |
キャラデータ
名前
アレクセイ・エルステッド
愛称
アリョーシャ
機体名
レトログラード
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
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北ヨーロッパ系の外見を持つ少女。 好奇心旺盛で社交的、利発な印象の人物。若いながらもライセンスを持つハイドラライダー。オフの日は近所の子供と遊んだり、街をフラフラしたりする姿が見られる。 何故男性名である「アリョーシャ」を名乗るのかは不明。 ------------------------------ その正体は、その体を少女のカタチに折り畳まれた壮年の男。 無理に重合された神経と筋肉は、彼に多大な苦痛を与えた。彼は危険と知りながらも破格の報酬を得られるハイドラライダーとなり、致死量寸前の麻酔薬を買い漁る生活を送っている。 姿が変わっても、性格は変わっていない。しかし、薬に依存した生活の中で、彼の好ましい面は徐々に失われつつある。 彼はかつて「シクサウ」と呼ばれる、山岳を住処とする狩猟民族だった。 馴鹿に似た生物を駆け獣を狩り、高度な鍛冶技術と独自の文化形態を持つ彼らは、最後の異教徒として迫害されていた。正統派に囚われてなお、改宗を誓わなかった彼は、姿を歪められ時空間ポータルへと流されてしまったのだ。 「生き物はみな精霊を宿す肉を持ち、その肉を断つ鋼もまた等しく霊的存在なのだ」 シクサウの巫祝であったアリョーシャは、時空間を跨ぐ流罪を受けてなお、その教えを信じている。 そのためか、ヒトという肉を納めた鋼鉄の棺───ウォーハイドラには、特別大きな畏敬の念を持つ。 ------------------------------ ハイドラ:レトログラード(Retrograd) 話者によってはレトログレイド(Retrograde)とも。鈍色の装甲に高く伸び上がる7本脚、人面をもたげた馴鹿のような姿が特徴。 機体表面は若干量の光を吸収するキチン質の層に覆われ、化学物質による溶解に耐性を持つ。 この機体には多層学習型並列戦闘演算知能(Distributed Manipulate System by Artificial Neural Intelligence)、つまり成長する戦闘AIが搭載されており、操縦者のアシストから生命維持までをほぼ自動で行う。 アリョーシャはこのシステムに「ネレティ」と名付け、子供のように可愛がっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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13 | 重多脚A | 重多脚A設計書 [20/噴霧/---] 特殊B[80] 噴霧量[24] [設計書] |
▼詳細 |
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25 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [21/臂力/---] 特殊B[100] [設計書] |
▼詳細 |
1 | 噴霧機B | 噴霧機B設計書 [33/重保証/---] 特殊B[340] [設計書] |
▼詳細 |
2 | 素材 | ロボットアーム35 [35/臂力/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
3 | 重多脚A | キチン質被覆脚《ガセフ・グーフマ》 [29/耐粒/重装甲]《装備:2》 機動[211] 跳躍[48] AP[3870] 旋回速度[422] 防御属性[粒子] 防御値[928] 貯水量[647] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[992] 金額[1071] 重量[1758] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
4 | レーダーE | 耐粒重量軽減レーダーE『ヘリウム』 [32/耐粒/重量軽減]《装備:7》 | ▼詳細 |
5 | 高速増殖培養槽A | 囚牛 [30/耐粒/噴霧]《装備:8》 | ▼詳細 |
6 | ウィルスA | 屍食性菌糸散布砲《ホーダッカロム》 [33/重旋回/重旋回]《装備:11》 培養[11] 特殊B[452] 旋回速度[870] 防御属性[物理] 防御値[1036] 貯水量[677] 噴霧量[168] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[921] 金額[920] 重量[964] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 虚源 [33/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
8 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/精度/---] 特殊B[140] 精度[18] [設計書] |
▼詳細 |
9 | 素材 | 姿勢制御装置35 [35/飛行/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
10 | ウィルスA | 過変生命体生成槽《エーダ》 [29/重旋回/耐粒]《装備:9》 培養[9] 特殊B[406] 旋回速度[635] 防御属性[粒子] 防御値[977] 貯水量[608] 噴霧量[151] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[828] 金額[414] 重量[816] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
11 | 素材 | 冷却パイプ35 [35/薄装貯水/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
12 | レーダーE | レーダーE設計書 [32/索敵/---] 特殊B[320] [設計書] |
▼詳細 |
14 | ウィルスB | 体腔埋伏型蘇生ユニット《レグネイ》 [30/---/---] 培養[10] 特殊B[439] 旋回速度[745] 防御属性[霊障] 防御値[111] 貯水量[109] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[670] 金額[1085] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
15 | 蒸気アイマスク | 蒸気アイマスク [35/跳躍/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
16 | ウィルスB | 体腔埋伏型閉鎖式HCS《ナハダッカロマ》 [34/超重回復/超重回復]《装備:10》 培養[11] 特殊B[463] 旋回速度[828] 防御属性[霊障] 防御値[117] 貯水量[115] 噴霧量[11] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[706] 金額[1143] 重量[772] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
17 | ウィルスB | 擬態形成嚢腫《ルセル・シュリン》 [28/---/耐粒] 培養[9] 特殊B[400] 旋回速度[662] 防御属性[粒子] 防御値[146] 貯水量[99] 噴霧量[9] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[612] 金額[408] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
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19 | 噴霧機B | テトラスチーム『DudeBuster』 [31/貯水/貯水] | ▼詳細 |
20 | 操縦棺A | DiMSANI.05《チャトランガ》 [31/重装甲/重装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
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22 | エンジンB | 大霧清浄機「井の位」 [30/重卵/重卵]《装備:4》 | ▼詳細 |
23 | エンジンB | 大霧清浄機「井の位」 [30/重卵/重卵]《装備:5》 | ▼詳細 |
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30 | 粒子装甲A | 試製超重回復粒子装甲A-0 [32/超重回復/高圧軽量]《装備:6》 | ▼詳細 |