第12週目 王 零式の一週間
◆日記
倒れたアリョーシャをCTに放り込んでミリ単位で中を見た。内臓自体の圧縮が解けていっているのか、肺が押し上げられて潰れていっている。そこが一番圧が下がるのだから当然だといえば当然だった。気胸にも似た状態だ。それを戻す術は無い。ただ、それで酸欠で倒れたというのが近いのだろう。酸素は酸素だけを取り出せば猛毒だ。マスクをつけさせ窒素と酸素のブレンドをする。
多分これで今回は気がつくだろうが、全ての肺胞が壊れてしまうのもそう遠いことではない。
「やるって決めたんならせめてしっかりやり切れよな……」
呟きは中空へ。この肺で煙草なんか吸っているんだからどうかしている。
無いことは無かったが、人が居るところで眠るのが苦手だった。それでも疲労は強かった。何しろ出撃を挟んで看護だ。椅子の背に腹を預けて顎を預けてウトウトとし始める。
「零、式」
かすれた呻きが昔の俺が名を問われて思わず名乗った名を呼んだ。意識が戻ったらしい。
「おう。居るぜ」
短く応じて頭を上げる。半ば意識が無くとも呼ぶのはネレティではないのだな、と少しだけ思う。手が動こうとしている。握った事があるから多分よく判るだろうと手を握る。
「悪ィ」
開口一番謝られて毒気も抜ける。
「お前がいるなら、俺ァ死んでねェってことだな……どれぐらい、経ってる?」
握った手を軽く握り返してくる。くぁ、と欠伸をする。少し気が抜けた。
「二日ってとこじゃねぇか?」
いくつか確認するような動作を眺める。手はどのくらい感覚があるのだろう。痺れを確認するために指先を軽く挟む。
「そんなに、か」
驚いたような、怯えたような、細かなニュアンスが拾えるほどの声ではなかった。
「おかげでネレティと戦場だ。高くつくぜ」
は、と笑い飛ばして深々息を吐く。
「ハイドラに関しちゃ、ネレティだけでもどうにかなっただろ。それが出来ねェ奴に体なんぞ買ってやらねェよ」
その辺りの価値観はよくわからないが口出しするところでもない。
「俺の相棒はアンタだぜ。ネレティなら組んでねぇ」
そうアリョーシャ本人に言ったことがあったかどうか。自分の脆弱性を体現されるなんざまっぴらだ。そんなことをされなくても自分が弱いことぐらい充分に判っている。
「ちっと我慢してじっとしてろ。要するに肺が潰れてて酸欠で倒れてんだ」
血流も悪くはないが、どう処置したものだかわからない。苦しくなったら酸素を吸う、というのがとりあえずの処方になるだろう。
「まァ、全身折り畳まれてんだ。内臓が潰れてたって不思議はねェよな」
乾いた笑い。笑えるんだから横隔膜は機能している。
「つーか、部分的に元に戻ってる。逃げ場がなくて一番圧の低い肺に負担が行ったんだろうよ」
カラ、と椅子のキャスターを回して少し寄る。指先から静脈を辿って体の中へ血を戻すよう揉んでいく。指から掌、掌から肩。
「元に……ね。生き延びた分のツケが回ってきたか。ツイてねェな」
痺れが酸欠によるものなのか長く眠ったせいなのか、他の要因なのか、切り分けることすら意味がないと思えた。
「……そいつは、治るモンなのか?」
おそるおそるといった程で問いは投げられた。
「さあな。暫くは苦しくなったら酸素吸ってりゃ保つんじゃねぇか」
掌に手を戻して片手を揺らす。心臓に向かって静脈血が降りていくように。
「それで保っても、体がこれじゃなァ。折角弓も調整したのによ」
感覚が鈍いのか、されるままだ。経絡に沿って指を入れ、眠っていた間の分だけ弱っただろう筋肉が返すべき血流を戻していく。
「不満か?」
軽いマッサージと屈伸を腕に施し、ルートを抜去する。自発でモノが食えるならもういらない。
「不満っつーか、契約違反だろ。弓は、俺にしか出来ねェ仕事だからな……」
ネレティに楽しい一日をやる、というのが俺の契約だったのだと思っていたし、俺はそれには失敗した。だがそうは言わずにおいた。余分だから。
「いや、違うか……お前との約束を、俺が違えたくないだけだ。どうにかなんねェか?」
心を探ってそう見つけたらしい言葉は真摯で、冗談でかわしてしまいたいぐらいまっすぐ響いた。真面目に答えてやらねば寝ざめが悪かろうとどこから話すか考えながら、脚の方へキャスターでカラカラと移動する。
「アンタには俺の情報を渡しても悪用出来るだけの天寿がねぇこたわかってた。ろくに見返りがねえまま死んじまうこともあり得た。だから俺は約束なんか果たされなくっても良いんだ。身一つでどうにかならなきゃ、身に過ぎた望みだったってこった。それに殉じたって俺は良い。俺が望んで俺が始めた闘いだからな」
少しだけ笑う。一呼吸置いて窓の外を眺める。
「果たしたい事が出来た時に体が動かねぇなんてのは過去の自分を恨むしかねぇんじゃねぇか?脳一個でハイドラ載ってるヤツも居る。俺が持ってんのは人体の操作法だけだ、それ以外になりてぇんなら他を当たれ」
その真摯な願いを突き放す。そうでもしなければアリョーシャ本人が他のみちを考えることが出来ないだろう。俺との契約破棄を含めて色々とアリョーシャ自身のことを考えるべきだと思った。利用するといってもこのまま隣に立たせてもただ死なせるだけだ。
「……そうかよ」
淀んだ肯定。何も期待していないと言われれば傷つくものなんだろう。
「俺は、過去に感謝するだけだ。今生きてるのは、俺が関わった全ての事象のお陰だからなァ」
それはそうだろう。そいつはアリョーシャが自分で感じたままあればいい。酒だの煙草だので浪費したツケだと俺は思わずにいられないが。
「感謝、ね。アンタが選ばなけりゃ、得られなかったモンだ。捨てなかったものだけが手にあるって言ったっていい」
このぐらいの無駄口や感傷も、今だけは自分に許してやれる。今までとにかく自分自身を許してやらなかったと気づく。情けなくて眉が垂れた。そんな余裕さえ俺には無かった、ずっと。
「思い入れがあり過ぎて、なかなか捨てられねェんだ……俺は」
はにかんでそう言う顔が可笑しかった。知らずに笑っていたかもしれない。
「だからレトログラードは重量機になる。そういうもんだ」
俺は割り切って棄て、軽く早く動く。だから軽量機になる。
「俺ァジャンキーのろくでなしかもしれんが、一度受けた仕事を放り出すほど腐ってねェ。この仕事の間は、お前の僚機でいるつもりだ。例えお前が蔑むような手段使ってもな」
咳を飲み込む音がして、手の中の足の裏に汗が滲んだ。力んでいる。
「お前を死なせるようじゃ、守護者の名が廃れちまう」
そう言って笑った顔は気力を取り戻しているようだった。脚を軽く屈伸させてから顔が良く見えるところまで戻る。
「俺が、誰かが自分の意志で自分のために決めたことを蔑んだことがあったか?俺は、自分の戦を決められないとネレティがアンタを侮ったことを許してねぇんだ。やれるこたやりゃいい。ただ、向こうさんの先手を打たなきゃどうしようもねぇ。ハインリヒの用意してくれた道具がモノになったらすぐに俺は動く」
猶予は無くなってしまった。あちらが外に適応しているうちにどうにか差を埋めなくては殺される。
「分かった……こっちはこっちで、やらせてもらう。そっちが終わって、生きてたら……またこうして話そうぜ」
瞼が重そうだった。懸命にそれをこじ開けてこちらを見る。コイツは俺が契約以外に未来の約束なんてものをしないことに未だに気づいちゃない。
ナースコールボタンなんて上等なものは無いからモバイルを握らせる。
「まぁしっかりやれよ。果たしたい望みがあるんなら。風呂入ってくるからよ、なんかあったら鳴らせ」
単騎なら単騎でやりようを変えるだけだ。頭はもう切り替わっている。武器を作ってくれるやつを紹介してくれただけでも充分過ぎるのだから。
帰る時に持ち帰れるようにまとめた酸素とペインキルを起きれば見える場所に据えて浴室へと立った。
ーーーーーーー
浴室は見慣れているのにどこか寒々しかった。そこで少女を一緒に解体したのが酷く昔のことのようで、あれからも毎日そこを使っているのに今日に限ってなぜだかよそよそしく感じられる。ミストを水にしてから沸かす、その非効率なマシンの音を聞きながら湯を浴びる。
色々なことを棚上げして空にした頭に、零式、と呼ばれた様々な声が響く。
昔。そうだ、誰かに名前を聞かれて、記憶が混濁していた俺は01、ワン、それから04、リンスー、と発声した。
聞き取ったソイツはワン、リンシー?と聞き返した。
それをそのままアイデンティティとして借りたのだ。王零式、と文字をあてて。
動物園では15歳にもなれば抑えておくことが難しくなるから、殺処分される。人数が多くとも、俺は、身体が出来上がっている。技術の熟しは充分である筈だ。
これで届かなければ、俺はそれまで。
そう決めてしまえば気分は身体と共に、さっぱりとした。
まずは食べて、よく眠らねばならない。
多分これで今回は気がつくだろうが、全ての肺胞が壊れてしまうのもそう遠いことではない。
「やるって決めたんならせめてしっかりやり切れよな……」
呟きは中空へ。この肺で煙草なんか吸っているんだからどうかしている。
無いことは無かったが、人が居るところで眠るのが苦手だった。それでも疲労は強かった。何しろ出撃を挟んで看護だ。椅子の背に腹を預けて顎を預けてウトウトとし始める。
「零、式」
かすれた呻きが昔の俺が名を問われて思わず名乗った名を呼んだ。意識が戻ったらしい。
「おう。居るぜ」
短く応じて頭を上げる。半ば意識が無くとも呼ぶのはネレティではないのだな、と少しだけ思う。手が動こうとしている。握った事があるから多分よく判るだろうと手を握る。
「悪ィ」
開口一番謝られて毒気も抜ける。
「お前がいるなら、俺ァ死んでねェってことだな……どれぐらい、経ってる?」
握った手を軽く握り返してくる。くぁ、と欠伸をする。少し気が抜けた。
「二日ってとこじゃねぇか?」
いくつか確認するような動作を眺める。手はどのくらい感覚があるのだろう。痺れを確認するために指先を軽く挟む。
「そんなに、か」
驚いたような、怯えたような、細かなニュアンスが拾えるほどの声ではなかった。
「おかげでネレティと戦場だ。高くつくぜ」
は、と笑い飛ばして深々息を吐く。
「ハイドラに関しちゃ、ネレティだけでもどうにかなっただろ。それが出来ねェ奴に体なんぞ買ってやらねェよ」
その辺りの価値観はよくわからないが口出しするところでもない。
「俺の相棒はアンタだぜ。ネレティなら組んでねぇ」
そうアリョーシャ本人に言ったことがあったかどうか。自分の脆弱性を体現されるなんざまっぴらだ。そんなことをされなくても自分が弱いことぐらい充分に判っている。
「ちっと我慢してじっとしてろ。要するに肺が潰れてて酸欠で倒れてんだ」
血流も悪くはないが、どう処置したものだかわからない。苦しくなったら酸素を吸う、というのがとりあえずの処方になるだろう。
「まァ、全身折り畳まれてんだ。内臓が潰れてたって不思議はねェよな」
乾いた笑い。笑えるんだから横隔膜は機能している。
「つーか、部分的に元に戻ってる。逃げ場がなくて一番圧の低い肺に負担が行ったんだろうよ」
カラ、と椅子のキャスターを回して少し寄る。指先から静脈を辿って体の中へ血を戻すよう揉んでいく。指から掌、掌から肩。
「元に……ね。生き延びた分のツケが回ってきたか。ツイてねェな」
痺れが酸欠によるものなのか長く眠ったせいなのか、他の要因なのか、切り分けることすら意味がないと思えた。
「……そいつは、治るモンなのか?」
おそるおそるといった程で問いは投げられた。
「さあな。暫くは苦しくなったら酸素吸ってりゃ保つんじゃねぇか」
掌に手を戻して片手を揺らす。心臓に向かって静脈血が降りていくように。
「それで保っても、体がこれじゃなァ。折角弓も調整したのによ」
感覚が鈍いのか、されるままだ。経絡に沿って指を入れ、眠っていた間の分だけ弱っただろう筋肉が返すべき血流を戻していく。
「不満か?」
軽いマッサージと屈伸を腕に施し、ルートを抜去する。自発でモノが食えるならもういらない。
「不満っつーか、契約違反だろ。弓は、俺にしか出来ねェ仕事だからな……」
ネレティに楽しい一日をやる、というのが俺の契約だったのだと思っていたし、俺はそれには失敗した。だがそうは言わずにおいた。余分だから。
「いや、違うか……お前との約束を、俺が違えたくないだけだ。どうにかなんねェか?」
心を探ってそう見つけたらしい言葉は真摯で、冗談でかわしてしまいたいぐらいまっすぐ響いた。真面目に答えてやらねば寝ざめが悪かろうとどこから話すか考えながら、脚の方へキャスターでカラカラと移動する。
「アンタには俺の情報を渡しても悪用出来るだけの天寿がねぇこたわかってた。ろくに見返りがねえまま死んじまうこともあり得た。だから俺は約束なんか果たされなくっても良いんだ。身一つでどうにかならなきゃ、身に過ぎた望みだったってこった。それに殉じたって俺は良い。俺が望んで俺が始めた闘いだからな」
少しだけ笑う。一呼吸置いて窓の外を眺める。
「果たしたい事が出来た時に体が動かねぇなんてのは過去の自分を恨むしかねぇんじゃねぇか?脳一個でハイドラ載ってるヤツも居る。俺が持ってんのは人体の操作法だけだ、それ以外になりてぇんなら他を当たれ」
その真摯な願いを突き放す。そうでもしなければアリョーシャ本人が他のみちを考えることが出来ないだろう。俺との契約破棄を含めて色々とアリョーシャ自身のことを考えるべきだと思った。利用するといってもこのまま隣に立たせてもただ死なせるだけだ。
「……そうかよ」
淀んだ肯定。何も期待していないと言われれば傷つくものなんだろう。
「俺は、過去に感謝するだけだ。今生きてるのは、俺が関わった全ての事象のお陰だからなァ」
それはそうだろう。そいつはアリョーシャが自分で感じたままあればいい。酒だの煙草だので浪費したツケだと俺は思わずにいられないが。
「感謝、ね。アンタが選ばなけりゃ、得られなかったモンだ。捨てなかったものだけが手にあるって言ったっていい」
このぐらいの無駄口や感傷も、今だけは自分に許してやれる。今までとにかく自分自身を許してやらなかったと気づく。情けなくて眉が垂れた。そんな余裕さえ俺には無かった、ずっと。
「思い入れがあり過ぎて、なかなか捨てられねェんだ……俺は」
はにかんでそう言う顔が可笑しかった。知らずに笑っていたかもしれない。
「だからレトログラードは重量機になる。そういうもんだ」
俺は割り切って棄て、軽く早く動く。だから軽量機になる。
「俺ァジャンキーのろくでなしかもしれんが、一度受けた仕事を放り出すほど腐ってねェ。この仕事の間は、お前の僚機でいるつもりだ。例えお前が蔑むような手段使ってもな」
咳を飲み込む音がして、手の中の足の裏に汗が滲んだ。力んでいる。
「お前を死なせるようじゃ、守護者の名が廃れちまう」
そう言って笑った顔は気力を取り戻しているようだった。脚を軽く屈伸させてから顔が良く見えるところまで戻る。
「俺が、誰かが自分の意志で自分のために決めたことを蔑んだことがあったか?俺は、自分の戦を決められないとネレティがアンタを侮ったことを許してねぇんだ。やれるこたやりゃいい。ただ、向こうさんの先手を打たなきゃどうしようもねぇ。ハインリヒの用意してくれた道具がモノになったらすぐに俺は動く」
猶予は無くなってしまった。あちらが外に適応しているうちにどうにか差を埋めなくては殺される。
「分かった……こっちはこっちで、やらせてもらう。そっちが終わって、生きてたら……またこうして話そうぜ」
瞼が重そうだった。懸命にそれをこじ開けてこちらを見る。コイツは俺が契約以外に未来の約束なんてものをしないことに未だに気づいちゃない。
ナースコールボタンなんて上等なものは無いからモバイルを握らせる。
「まぁしっかりやれよ。果たしたい望みがあるんなら。風呂入ってくるからよ、なんかあったら鳴らせ」
単騎なら単騎でやりようを変えるだけだ。頭はもう切り替わっている。武器を作ってくれるやつを紹介してくれただけでも充分過ぎるのだから。
帰る時に持ち帰れるようにまとめた酸素とペインキルを起きれば見える場所に据えて浴室へと立った。
ーーーーーーー
浴室は見慣れているのにどこか寒々しかった。そこで少女を一緒に解体したのが酷く昔のことのようで、あれからも毎日そこを使っているのに今日に限ってなぜだかよそよそしく感じられる。ミストを水にしてから沸かす、その非効率なマシンの音を聞きながら湯を浴びる。
色々なことを棚上げして空にした頭に、零式、と呼ばれた様々な声が響く。
昔。そうだ、誰かに名前を聞かれて、記憶が混濁していた俺は01、ワン、それから04、リンスー、と発声した。
聞き取ったソイツはワン、リンシー?と聞き返した。
それをそのままアイデンティティとして借りたのだ。王零式、と文字をあてて。
動物園では15歳にもなれば抑えておくことが難しくなるから、殺処分される。人数が多くとも、俺は、身体が出来上がっている。技術の熟しは充分である筈だ。
これで届かなければ、俺はそれまで。
そう決めてしまえば気分は身体と共に、さっぱりとした。
まずは食べて、よく眠らねばならない。
NEWS
本日のニュースです北の遺跡にてセクション・4を攻略したとの知らせが入りました
同時に、北の遺跡が隆起をはじめ、巨人となって立ち上がりました
何が起こっているのか、我々にはまだわかりません
北の遺跡こと、巨人遺跡は、ゆっくりと南に向かって歩き出したというのです
「我々は思い違いをしていました。ドゥルガー素体は遺跡の中にあった、それが前情報でした」
「しかし、実際は、遺跡そのものがドゥルガーの身体だったのです――」
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……おう、大丈夫か!? ……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「どうやら、フェフフェトの情報によると、遺跡の全てが活性化しているようだな」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「遺跡はドゥルガーとして覚醒し、肉体を構成しながら南下しているわけだな」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「フェフフェトはいまだ、セクション・6にいる……ゴホッ……」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……セクション・6……ドゥルガー素体の正体、それを掴んだというのだ。通信をつなぐぞ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザザーッ)……初めまして。オレはフェフフェト。いま、セクション・6にいる」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「ドゥルガー素体は、少女の姿をしている。それは、人造神であるアンビエント・コントロール・ユニットだ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「そこに、18のユニットブロックを接続している。その巨大な『ロボット』こそが、外骨格こそが……ドゥルガーの正体だ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「おっと、北の遺跡が変形したようだな」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「これも予定調和。北のドゥルガーの目的は、タワーの攻略。それも分かっている」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「ドゥルガーは世界を滅ぼすために捻じ曲げられている。救済に縋りつく人類を、今度こそ抹殺するために」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「君たちには期待している。きっと北のドゥルガーを内部から破壊せしめるだろう」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「だから、遺跡攻略にこだわっていた。あれほどの大部隊、遺跡が変形してからでは送り込むのは不可能だからな」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「北の遺跡内部はどうだ、不都合はないか? 物資はサルガッソーに蓄積されているので十分だろう」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「北の巨人内部に、『グレムリン』はいるはずだ。『グレムリン』の目的は不明」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「ただ、『グレムリン』は何かを知っているはずだ。そして、暴走したのも理由があるはず」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「暴走した『少女D』は、最後に「猫の国」、とだけ言ったそうだ」 |
少年Eからの通信 「猫ねぇ」 |
少年Fからの通信 「猫の国……」 |
少年Fからの通信 「ところで、何か困っていることはない? なんでも言ってね」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からのメッセージ 「もはや一刻の猶予もない。ドゥルガーを破壊する」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「えっ……変形?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「どういうことなの……遺跡は、ドゥルガー素体を守る殻だって……まさか……えっ?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「貴様ら、何かしたのか……? わからない……えっ……変形?」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「どうして……こんなこと、一つも教えられてない……」 |
◆訓練
適性の訓練をしました適性が64上昇した
王 零式は馬歩を1071cで購入した!!
王 零式は馬歩を1071cで購入した!!
王 零式は馬歩を1071cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
作製しようとしたが必要資金が不足したため、無料で頑張って作製しました
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
噴霧強化!
粒子吸着材30と噴霧ノズル30を素材にして囚牛を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
脚部2に試作鉄脚改ニを装備した
スロット3にZ.A-C/1855L1を装備した
スロット4に走圏を装備した
スロット5に走圏を装備した
スロット6に走圏を装備した
スロット7に馬歩を装備した
スロット8に馬歩を装備した
スロット9に馬歩を装備した
スロット10にedededtggg【無繋脈肢体】を装備した
スロット11に開手を装備した
◆僚機設定
アレクセイ・エルステッドとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
四不像の檻の活動記録
ウーシュウだ。
失われつつあるそれらを囲う動物園がある。
御伽噺さ。
いや、診療所だよ。心霊手術?そうかもしれない。
人の殺し方と生かし方は同根だってことだ。それがわかるならまあ茶の一杯もふるまうが
失われつつあるそれらを囲う動物園がある。
御伽噺さ。
いや、診療所だよ。心霊手術?そうかもしれない。
人の殺し方と生かし方は同根だってことだ。それがわかるならまあ茶の一杯もふるまうが
ユニオン設備
┗CT
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1300c
利子配当…………130c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
ENo.128からのメッセージ>>なんと今日もいる。
忠告を聞いているのかいないのか。
それとも、えびっこは間違っても食われないという、謎の自信があるからなのか――
メッセージ
ENo.48からのメッセージ>>
ENo.67からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.128: >>Eno.48
アリョーシャ 「次はセクション4攻略戦だな。 病人にはなかなかキツイいモンがあるが、仕事は仕事だからな……」 |
アリョーシャ 「ま、手段は選んでられねェ。 白兎でちっと内臓いじって来てよ、ひとまず呼吸が止まる心配はなさそうだ。 はは、まァた抱えるモンが増えちまった」 |
アリョーシャ 「でもよ、俺はそれも悪くねェって思ってんだ。 俺の過去に、誰かが居たことの証明になるからよ。 お前には……その思い出すら重いのかもしれねェな」 |
サダメ 「お、おう、そこまで深読みされると関心するがそういう意味で付けられた名前じゃないと思うな。うん」 |
サダメ 「私自身はこの名前を気に入っているが。あ、本名だぞ。隠す理由もないし。」 |
サダメ 「ま、唯一不満を挙げるなら自分で付けたかったかね。私は・・・親というのを記憶から抹消したいくらいだしな」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.128: >>Eno.48
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1600
追加収入 55
攻撃戦果補正14.65%
支援戦果補正2.85%
防衛戦果補正3.65%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.5%
未確認機補正4%
敵警戒値補正2.028%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2235
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額510
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 5個
今回の購入者-->>11 >>11 >>149 >>149 >>149
◆反応値が10成長しました
◆整備値が5成長しました
◆適性値が8成長しました
◆経験値が65増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 55
攻撃戦果補正14.65%
支援戦果補正2.85%
防衛戦果補正3.65%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.5%
未確認機補正4%
敵警戒値補正2.028%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2235
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額510
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 5個
今回の購入者-->>11 >>11 >>149 >>149 >>149
◆反応値が10成長しました
◆整備値が5成長しました
◆適性値が8成長しました
◆経験値が65増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
王 零式は貯水タンク31を入手した!
王 零式は演算装置31を入手した!
走圏が耐え切れず破壊されてしまった……
マテリアルベルト発動機は制裁を受け、貢献の3割を失った……(2 → 2
◆0cの返還金を受けました
明日の戦場
第1ブロック
企業間闘争[防衛]
いわゆる代理戦争だ。こちらがハイドラ大隊だからと油断するな。敵も最新式の兵器を集めている。守備を重視してほしい。圧倒的な差を見せつけてやれ
来週の霧濃度:112%
来週の電磁波:104%
来週の警戒値:521%
Velgr/HræS |
i |
失楽の『メシア』 |
ネリー・アイシャム |
レイン・ロックサイド |
CODE NAME - H∧L |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
パスタの妖精 |
蒼馬 |
ユーリア・クラネルト |
ODE-30 |
闇 |
ディーヴァ |
ケイト・アニュレ |
ニシュカ・パーシスタンス |
テオとニコル |
ファロ・マクルス |
ワジオン・ブラン |
ハニーベア |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『戦闘ヘリ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
キャラデータ
名前
王 零式
愛称
王 零式
機体名
睚眦
|
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プロフィール
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王零式(ワンリンシー) 東洋人の外見をした28才の旧い旧い武術を修める男。166センチ童顔で体格に恵まれているとは言い難い。 礼儀正しく明るく、優しさを出し惜しみせず、武術で得た身体への知識で施療を無償で行うことも少なくない。 のは表向きの顔である。 そもそもは武術すべての失伝を危惧した一人の富豪が使える者を確保し、その理解の全てと身体の全てを保存し続けてきた、人間と武術の動物園に残された四不像がこの名前のない男の生まれである。 あまりに使えると管理者が扱いきれないために分割された一片の技術しか持たなかったが、猛烈な飢餓に襲われて園の旧友を食べた結果、彼は旧友の持つ技術体系を理解する。 それはプリオン病を意図的に「手懐け」脳とそれに載る「文献」を運ばせたこと、友人と戦い身体を解体して理解したことの両面から来る現象だった。 遁走した彼が行き着いたのは、威圧感のない外見ながら強力な殺人術を持ち、しかも武器のチェックに一切引っかからないことを最大に利用した稼業、暗殺者である。 だがそれでも隠された園の仲間のゆくえを調べ上げて食べるには足りない。 身元を問われず大きく稼ぎ、その金の行方があまり追求されない立場の一つとしてハイドラライダーのライセンスを取得することになる。 機械は効率を重んじれば人としてのなりたち、他の生き物に似てくるもので、そう弄り方は変わらず。 ハイドラ 睚眦(ヤジ) 殺すことを好む竜生九子の一つの名を冠した。 エンジンを廃しての霊障特化機として組み上げる。睨み殺すのに冷静に正気を失うことは両立するのだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 術導肢B | 開手 [27/重霊障/重霊障]《装備:11》 | ▼詳細 |
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3 | 操縦棺A | UDP『山茶花』 [24/---/---] | ▼詳細 |
4 | 素材 | 貯水タンク31 [31/貯水/---] 特殊B[300] [素材] |
▼詳細 |
5 | 素材 | 演算装置31 [31/重精密/---] 特殊B[300] [素材] |
▼詳細 |
6 | FCSC | KernelPanic [23/出力/出力] | ▼詳細 |
7 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 術導肢A | edededtggg【無繋脈肢体】 [28/重霊障/重霊障]《装備:10》 | ▼詳細 |
10 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
11 | 中逆関節A | 『辿誅』 [27/重霊障/重霊障] 機動[382] 跳躍[231] AP[1255] 旋回速度[927] 防御属性[粒子] 防御値[429] 貯水量[156] 弾数[1] 積載量[2900] 消費EN[107] 金額[1041] 重量[1208] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
12 | 培養装置C | 走圏 [28/保証/保証]《装備:4》 培養[19] 特殊B[149] AP[198] 防御属性[火炎] 防御値[367] 貯水量[198] 噴霧量[669] 弾数[2] 消費EN[917] 金額[408] 重量[200] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
13 | 重ブースターA | 重ブースターA設計書 [20/保証/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
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15 | 培養装置C | 走圏 [28/保証/保証]《装備:6》 培養[19] 特殊B[149] AP[198] 防御属性[火炎] 防御値[367] 貯水量[198] 噴霧量[669] 弾数[2] 消費EN[917] 金額[408] 重量[200] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
16 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障]《装備:9》 | ▼詳細 |
17 | 軽ブースターA | 仆歩 [26/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
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20 | 高速増殖培養槽A | 囚牛 [30/耐粒/噴霧] | ▼詳細 |
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23 | 砲塔B | 『不退引』 [28/保証/保証] | ▼詳細 |
24 | 培養装置C | 培養装置C設計書 [24/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
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26 | 軽逆関節A | 試作鉄脚改ニ [28/出力/出力]《装備:2》 機動[749] 跳躍[265] AP[424] 旋回速度[1060] 防御属性[粒子] 防御値[217] 貯水量[105] 積載量[2100] 消費EN[130] 金額[1056] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
27 | 高速増殖培養槽A | 高速増殖培養槽A設計書 [23/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
28 | FCSC | Z.A-C/1855L1 [24/重霊障/重霊障]《装備:3》 | ▼詳細 |
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