第18週目 アレクセイ・エルステッドの一週間
◆日記
水の流れる音がする。
-----
レトログラードの装甲の隙間には、キチン質のコーティングと融けあい同化したバイオ兵器の残骸が積もっている。それは菌糸のようにハイドラ内部に手を伸ばしているが、しがみつきこそしても機関部に潜ることはない。その居場所に満足しているような様相は、彼らが息絶える瞬間によろよろとレトログラードに貼り付いていることを踏まえても、彼らにとって幸いなのだろう。
機関部には人間の肉体に血が通うように、冷却や熱操作のためのチューブが走り、それを包む筋肉のように各種機関部が複雑に折り重なっていた。多脚型ハイドラとして相当の重量を持つレトログラードの筋肉は、ある時は軽量化の為に削り落とされ、またある時には防御性能を高めるためにその体積を増していた。
生き物のようだ、と嘆息して、閉じていた目を開いた。僅かな筋肉の動きに反応して、レトログラードのミストエンジンが小さく唸りを上げていた。
ハイドラは肉体の延長線上にある。少なくとも、この世界では。
零式が肉体を拡張するユニットとして、ウォーハイドラ《阿飛》をあのような形に組み上げたのも合点が行く。身ひとつで戦うのがあいつだ。それをこの世界の大きさに変貌させるのが人型の《阿飛》であり、練り上げた勁を放つに足るまで機能を削ぎ落としたのが純然たる獣たる《睚眦》であり、凡ゆるしがらみを切り落としたましいを背負い飛ぶことを選んだのが今の《蝶化身》だ。あいつは喰らい、変じ、《王零式》という個となった。その姿を間近に見たせいか、何になるか見てみたい、と言った日のことは記憶に新しく、そして懐かしかった。
いつくしみ、憧れもした男の変ずる姿は、俺の曇った目にもうつくしく見えたのだ。
「ネレティ。《レトログラード》の戦闘システム、起動してくれ」
「ヤー、マスター」
視覚が、聴覚が、レトログラードのレーダーユニットと同期する。体内に組み込まれたHCSユニットが心臓のように脈打ち、操縦棺に張り巡らされた幾つものチューブへ俺の血を送り込み、レトログラードの肉体に満たしていく。
ハイドラのもたげる9の頭、そのひとつになる感覚。深く呼吸し、それに呼応してコーシツェル鋼の骨が軋む。俺の一部だと主張し、寄り添うようだった。
俺の肉体が、ウォーハイドラの心臓になっていく。もう、自分の意識を高くから見下ろすことはない。棺の中は母親の腹か、或いはまだ世界に産み落とされる前の集合意識の繭の中か、とにかく心地が良かった。意識と肉体の位相がぴたりと重なり、すべての感覚が瑞々しく感じられた。そして、そこに自分が在るのが当たり前のことのようにも。
はがねの身体が目覚め、生き物となる。馬を制するのと同じく、恐れを持たず、全身をもって命ずることでこの鉄の馬は走るのだ。
人馬一体。肉体の要素やそれを取り巻く環境が変わったところで、辿り着く境地には変わりがない。ヒトがヒトである以上、それは収斂していくのだ。
-----
どこぞの企業がハイドラライダーを集めている。そんな噂が末端の技術者にも流れ着いた頃、ジャンクヤードに運び込まれる巨大な荷物を間近で見た。
顔馴染みに訊ねると、運搬用の大型ハイドラを解体したものだと言う。肉を捌いて卸すようなモンだな、と呟くと相手の顔には疑問が浮かんだ。
「こいつは死んだハイドラなんだよ。乗る奴も居なけりゃ、破損したハイドラを持ち帰る仕事もない。それに、そもそも起動出来ないんだと」
気の無い返事を返して、10の部位に分けられたハイドラを見る。妙に興味を惹かれた。
「ハイドラライダーってのは、どうやったらなれるんだって?」
「ハイドラに乗ってる奴がハイドラライダーだろう……アリョーシャ、お前ライダーになりたかったのか」
呆れ顔の男に振り向いて、にやりと笑う。痛みで引き攣る顔を歪めるようにして。
「丁度無職でなァ。ライダーになりゃ金にも困らないだろ」
ズキズキと痛む身体。喉に混ぜ物ばかりのクスリを流し込んでから、ハイドラが運ばれていった方に歩いて行った。
「こいつは売れねえよ。ハイドラとしての価値が無え」
ジャンクヤードの主人は、ハイドラの装甲を検分しながらそうぼやいた。
「だが、パーツひとつひとつなら別のハイドラに接続して動くかもしれねえ。それで解体しちまったんだ」
「よく分からんが……何で動かねェんだ、こいつは」
ぎらりと偏光する表面に触れる。手が奥へと引きずり込まれる感触があったが、どうやら屈折によって物体と像の間に微妙な誤差を生じさせているらしい。擬態、と言えばそうなのだろう。
「機体のオペレーションをやってるAIが、《マスター》以外を乗せるとシャットダウンしちまう。これまで現役のライダーも含めて何人か乗ろうとしたらしいが、誰もマスターと認められなかった」
「それで、バラすことになった訳かァ。面白えな、俺も乗せてみてくれよ」
馬なら乗りこなす自信があったから、そんなことを言った。
「乗ってもいいが、壊すなよ。一応商品なんだからな」
主人に着いて、操縦棺とやらが運ばれたガレージに辿り着く。
既に吊り下げられていたハイドラを見上げる。ヒトを象った顔から虫の体節のような装甲を纏った首が伸び、胸との連結部辺りに引き出された座席があった。大人の男でも十分に乗れる大きさで、操作の為の装置は何も付いていないように見える。
「あれに座ればいいのか?」
「そうだ……アリョーシャ。ここはひとつ賭けをしねえか」
ジャンクヤードの主人はギャンブル好きだった。目を向けて何を、と問う。
「もし、万が一にもお前がこいつを動かせたら、このハイドラを安く売ってやる。動かせなかったら、お前が俺にツケてる分を払ってもらうぜ」
苦笑いして言葉を返した。痛みが無くとも、ここでは顔が引き攣っていたと思う。
「おいおい、今日はツケの払いに来たんだぜ。どっちにしろ俺が払うことになるじゃねェか」
「勝負にならねえくらいのことだって話だ!」
げらげらと笑う主人の声を背に、ハイドラの操縦棺に踏み入る。特に作りが丹精なものにも思えないが、腰を下ろした座席は座りが良かった。ハイドラの身体に飲み込まれるように、棺の蓋が閉じた。
《ウォーハイドラ『レトログラード』起動》
《DiMSANI.04『チャトランガ』、再構築プログラムの遂行中》
《ライダーの存在を確認、次元計測中》
《セットアップ完了。ウォーハイドラ『レトログラード』は承認後に再起動》
薄暗い棺の中で、微かな光を捉えた目を丸くする。確かに聴こえてきたのはシクサウの言葉だったからだ。
《マスター?》
次いで響く、少女に似たはがねの声。
《どういうことだ。お前さんは、シクサウなのか?》
喋り慣れた言葉で訊ねる。言葉の代わりに、棺の外から水が滴り落ち、遂には流れ落ちる音が聞こえた。涙のように思えたそれは、後から思い起こせばウォーハイドラのエンジンの音だった。
《……嬉しい。やっと見つけてくれましたね。ずっと、あなたを待っていたんです。私をただの兵器から、元のたましいに『退化』させてくれる、ひと》
何を、と訊き返す間も無く、操縦棺のモニターが展開し、それが五感に直接叩き込まれる。ガレージのやけに高い場所と、棺の中の淡い青の光が同時に見回せることに混乱した。
「DiMSANI-Manipulate system……Online.」
目を覆う。耳を塞ぐ。ハイドラの視る世界が流れ込み、感覚を増幅させていく。
「Retrograd is with you.」
《退化》をその名に掲げたウォーハイドラは、歓喜の声を上げるように吠え、そしてミストエンジンの唸りをガレージに大きく響かせた。
五感を支配される感覚に嘔吐した俺を床に降ろしたハイドラは、賭けに買った俺の所有物として再び組み上げられ、その中に居たAIはそれから自発的にシクサウの言葉を話すことはなかった。
思えば、それもあの創造主が仕組み、それを高位の存在からヒトめいたものに《退化》したネレティが断ち切ってしまった計画の一端だったのかもしれない。そう思えば、俺はひどく運が良いのだと笑いが込み上げた。
-----
完全な個、ひとりの人間となったことで真にハイドラへおのれの肉体を投影出来る。その実感を全身で得た。俺の肉体を糧に培養槽の中に増え続けるバイオ兵器が、レトログラードの身体を介して俺に血を返す。循環の中に、俺はいた。原始的な生物の、世界の行いそのものの中に。
「……Retrograd is with you」
いつもと変わらぬ音声を、耳が捉える。
「行こうぜ、ネレティ。こいつは俺たちの戦場だ」
ヒトの肉体を動かそうとする意志から離れていく。ライダーとしてはがねの身体を駆けることは、運命づけられていたように自然なことに思えた。
「出撃だ」
血の、流れる音がする。
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レトログラードの装甲の隙間には、キチン質のコーティングと融けあい同化したバイオ兵器の残骸が積もっている。それは菌糸のようにハイドラ内部に手を伸ばしているが、しがみつきこそしても機関部に潜ることはない。その居場所に満足しているような様相は、彼らが息絶える瞬間によろよろとレトログラードに貼り付いていることを踏まえても、彼らにとって幸いなのだろう。
機関部には人間の肉体に血が通うように、冷却や熱操作のためのチューブが走り、それを包む筋肉のように各種機関部が複雑に折り重なっていた。多脚型ハイドラとして相当の重量を持つレトログラードの筋肉は、ある時は軽量化の為に削り落とされ、またある時には防御性能を高めるためにその体積を増していた。
生き物のようだ、と嘆息して、閉じていた目を開いた。僅かな筋肉の動きに反応して、レトログラードのミストエンジンが小さく唸りを上げていた。
ハイドラは肉体の延長線上にある。少なくとも、この世界では。
零式が肉体を拡張するユニットとして、ウォーハイドラ《阿飛》をあのような形に組み上げたのも合点が行く。身ひとつで戦うのがあいつだ。それをこの世界の大きさに変貌させるのが人型の《阿飛》であり、練り上げた勁を放つに足るまで機能を削ぎ落としたのが純然たる獣たる《睚眦》であり、凡ゆるしがらみを切り落としたましいを背負い飛ぶことを選んだのが今の《蝶化身》だ。あいつは喰らい、変じ、《王零式》という個となった。その姿を間近に見たせいか、何になるか見てみたい、と言った日のことは記憶に新しく、そして懐かしかった。
いつくしみ、憧れもした男の変ずる姿は、俺の曇った目にもうつくしく見えたのだ。
「ネレティ。《レトログラード》の戦闘システム、起動してくれ」
「ヤー、マスター」
視覚が、聴覚が、レトログラードのレーダーユニットと同期する。体内に組み込まれたHCSユニットが心臓のように脈打ち、操縦棺に張り巡らされた幾つものチューブへ俺の血を送り込み、レトログラードの肉体に満たしていく。
ハイドラのもたげる9の頭、そのひとつになる感覚。深く呼吸し、それに呼応してコーシツェル鋼の骨が軋む。俺の一部だと主張し、寄り添うようだった。
俺の肉体が、ウォーハイドラの心臓になっていく。もう、自分の意識を高くから見下ろすことはない。棺の中は母親の腹か、或いはまだ世界に産み落とされる前の集合意識の繭の中か、とにかく心地が良かった。意識と肉体の位相がぴたりと重なり、すべての感覚が瑞々しく感じられた。そして、そこに自分が在るのが当たり前のことのようにも。
はがねの身体が目覚め、生き物となる。馬を制するのと同じく、恐れを持たず、全身をもって命ずることでこの鉄の馬は走るのだ。
人馬一体。肉体の要素やそれを取り巻く環境が変わったところで、辿り着く境地には変わりがない。ヒトがヒトである以上、それは収斂していくのだ。
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どこぞの企業がハイドラライダーを集めている。そんな噂が末端の技術者にも流れ着いた頃、ジャンクヤードに運び込まれる巨大な荷物を間近で見た。
顔馴染みに訊ねると、運搬用の大型ハイドラを解体したものだと言う。肉を捌いて卸すようなモンだな、と呟くと相手の顔には疑問が浮かんだ。
「こいつは死んだハイドラなんだよ。乗る奴も居なけりゃ、破損したハイドラを持ち帰る仕事もない。それに、そもそも起動出来ないんだと」
気の無い返事を返して、10の部位に分けられたハイドラを見る。妙に興味を惹かれた。
「ハイドラライダーってのは、どうやったらなれるんだって?」
「ハイドラに乗ってる奴がハイドラライダーだろう……アリョーシャ、お前ライダーになりたかったのか」
呆れ顔の男に振り向いて、にやりと笑う。痛みで引き攣る顔を歪めるようにして。
「丁度無職でなァ。ライダーになりゃ金にも困らないだろ」
ズキズキと痛む身体。喉に混ぜ物ばかりのクスリを流し込んでから、ハイドラが運ばれていった方に歩いて行った。
「こいつは売れねえよ。ハイドラとしての価値が無え」
ジャンクヤードの主人は、ハイドラの装甲を検分しながらそうぼやいた。
「だが、パーツひとつひとつなら別のハイドラに接続して動くかもしれねえ。それで解体しちまったんだ」
「よく分からんが……何で動かねェんだ、こいつは」
ぎらりと偏光する表面に触れる。手が奥へと引きずり込まれる感触があったが、どうやら屈折によって物体と像の間に微妙な誤差を生じさせているらしい。擬態、と言えばそうなのだろう。
「機体のオペレーションをやってるAIが、《マスター》以外を乗せるとシャットダウンしちまう。これまで現役のライダーも含めて何人か乗ろうとしたらしいが、誰もマスターと認められなかった」
「それで、バラすことになった訳かァ。面白えな、俺も乗せてみてくれよ」
馬なら乗りこなす自信があったから、そんなことを言った。
「乗ってもいいが、壊すなよ。一応商品なんだからな」
主人に着いて、操縦棺とやらが運ばれたガレージに辿り着く。
既に吊り下げられていたハイドラを見上げる。ヒトを象った顔から虫の体節のような装甲を纏った首が伸び、胸との連結部辺りに引き出された座席があった。大人の男でも十分に乗れる大きさで、操作の為の装置は何も付いていないように見える。
「あれに座ればいいのか?」
「そうだ……アリョーシャ。ここはひとつ賭けをしねえか」
ジャンクヤードの主人はギャンブル好きだった。目を向けて何を、と問う。
「もし、万が一にもお前がこいつを動かせたら、このハイドラを安く売ってやる。動かせなかったら、お前が俺にツケてる分を払ってもらうぜ」
苦笑いして言葉を返した。痛みが無くとも、ここでは顔が引き攣っていたと思う。
「おいおい、今日はツケの払いに来たんだぜ。どっちにしろ俺が払うことになるじゃねェか」
「勝負にならねえくらいのことだって話だ!」
げらげらと笑う主人の声を背に、ハイドラの操縦棺に踏み入る。特に作りが丹精なものにも思えないが、腰を下ろした座席は座りが良かった。ハイドラの身体に飲み込まれるように、棺の蓋が閉じた。
《ウォーハイドラ『レトログラード』起動》
《DiMSANI.04『チャトランガ』、再構築プログラムの遂行中》
《ライダーの存在を確認、次元計測中》
《セットアップ完了。ウォーハイドラ『レトログラード』は承認後に再起動》
薄暗い棺の中で、微かな光を捉えた目を丸くする。確かに聴こえてきたのはシクサウの言葉だったからだ。
《マスター?》
次いで響く、少女に似たはがねの声。
《どういうことだ。お前さんは、シクサウなのか?》
喋り慣れた言葉で訊ねる。言葉の代わりに、棺の外から水が滴り落ち、遂には流れ落ちる音が聞こえた。涙のように思えたそれは、後から思い起こせばウォーハイドラのエンジンの音だった。
《……嬉しい。やっと見つけてくれましたね。ずっと、あなたを待っていたんです。私をただの兵器から、元のたましいに『退化』させてくれる、ひと》
何を、と訊き返す間も無く、操縦棺のモニターが展開し、それが五感に直接叩き込まれる。ガレージのやけに高い場所と、棺の中の淡い青の光が同時に見回せることに混乱した。
「DiMSANI-Manipulate system……Online.」
目を覆う。耳を塞ぐ。ハイドラの視る世界が流れ込み、感覚を増幅させていく。
「Retrograd is with you.」
《退化》をその名に掲げたウォーハイドラは、歓喜の声を上げるように吠え、そしてミストエンジンの唸りをガレージに大きく響かせた。
五感を支配される感覚に嘔吐した俺を床に降ろしたハイドラは、賭けに買った俺の所有物として再び組み上げられ、その中に居たAIはそれから自発的にシクサウの言葉を話すことはなかった。
思えば、それもあの創造主が仕組み、それを高位の存在からヒトめいたものに《退化》したネレティが断ち切ってしまった計画の一端だったのかもしれない。そう思えば、俺はひどく運が良いのだと笑いが込み上げた。
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完全な個、ひとりの人間となったことで真にハイドラへおのれの肉体を投影出来る。その実感を全身で得た。俺の肉体を糧に培養槽の中に増え続けるバイオ兵器が、レトログラードの身体を介して俺に血を返す。循環の中に、俺はいた。原始的な生物の、世界の行いそのものの中に。
「……Retrograd is with you」
いつもと変わらぬ音声を、耳が捉える。
「行こうぜ、ネレティ。こいつは俺たちの戦場だ」
ヒトの肉体を動かそうとする意志から離れていく。ライダーとしてはがねの身体を駆けることは、運命づけられていたように自然なことに思えた。
「出撃だ」
血の、流れる音がする。
NEWS
ニュース速報です!ハイドラ大隊が、遺跡巨人のコントロールを奪取し、撃破に成功しました!
遺跡巨人は崩壊を始めています!
脱出は可能なのでしょうか、我々は内部に残されたハイドラ大隊の無事を祈るばかりです
救助空挺が旋回を続けて――
『フェフフェト』 「……やぁ、遅かったね。オレはこのとおりだ」 |
『フェフフェト』 「遺跡巨人とのコネクションを持ったが、それは、遺跡システムとバイオ融合を果たすことだった」 |
『フェフフェト』 「悔いはない、一度捨てた命だ。オレは撃墜され、生身でセクション・6をさまよううちに、遺跡に吸収され、このありさまだ」 |
『フェフフェト』 「遺跡の死とともに、オレも死ぬ。だが、いい夢が見れたよ」 |
『フェフフェト』 「ここは暖かいし、とても眠いんだ。今なら死ぬほど眠れそうだ」 |
『フェフフェト』 「……遺跡に挑んだものは死ぬんだ。誰も例外なくな。奇妙な……ジンクス……だったな……」 |
ヒルコ教団からのメッセージ 「『ネコ』の遺体は回収されませんでした」 |
ヒルコ教団からのメッセージ 「残されていたのは、コックピット全体に飛び散った血痕だけ、ということです」 |
ヒルコ教団からのメッセージ 「しかし、『ネコ』のシグナルは途絶えていません」 |
ヒルコ教団からのメッセージ 「『オラシオン』は完成しました。やがて実装されるでしょう。ご期待ください」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「脱出路を確保した。遺跡からの脱出を優先してくれ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「『グレムリン』の目的はドゥルガー素体の残骸だ。君たちは最後にそれを回収してほしい」 |
グレムリン2号機『エコー』からの通信 「ブラックボックスってやつ」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「『グレムリン』はそれを狙っている!」 |
グレムリン3号機『フレミング』からの通信 「向こうから仕掛けてくるはずだ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「脱出路を確保した。シルウェストリスは空路を確保した。MBMは下へ逃れるルートを提示する」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「幸運を! 英雄が死んでは、何も歓迎できない」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしは全てを失った」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「希望も、理念も、存在意義も、理由も」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「何もない、何もなくなってしまった」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「それでも――」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「消えない光がある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしがわたしであること」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「わたしには、この私自身がある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そして、この領域拡散精神遊離環がある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「行こう――わたしには、それだけで十分だったんだ」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「戦うことに、他の全てはいらなかった」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「私は……この、領域拡散精神遊離環と共にある。そして、私はどこまでも戦える。それが、私の使命なのだから」 |
◆訓練
反応の訓練をしました反応が108上昇した
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
白兎生体化学とスポンサー契約を更新しました!!
アリョーシャはユニオンジャックⅨを1158cで購入した!!
アリョーシャはユニオンジャックⅨを1158cで購入した!!
アリョーシャはDiMSANI.06《チャトランガ》を1158cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
作成時補助発動! 薄装!! APが 72 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -108 修正!!
試製耐粒エンジンA-0と薄装エンジンB『クヴェレⅡ』を素材にして領域照射型索敵ユニット《ローニャ》を作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にDiMSANI.06《チャトランガ》を装備した
脚部2にキチン質装甲生体脚《ヴィマー》を装備した
スロット3に屍食性菌糸散布砲《ホーダッカロム》を装備した
スロット4に過変生命体生成槽《エーダ》を装備した
スロット5に体腔埋伏型閉鎖式HCS《ナハダッカロマ》を装備した
スロット6に領域照射型索敵ユニット《ローニャ》を装備した
スロット7に望太陰を装備した
スロット8にテトラスチーム『DudeBuster』を装備した
スロット9に虚源を装備した
スロット10にユニオンジャックⅨを装備した
スロット11にユニオンジャックⅨを装備した
◆僚機設定
王 零式とバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションB
ユニオン活動
DiMSANIの活動記録
マスターは、元の姿に戻れて幸せかしら。
痛みもなく、ひとりの人間になれて、幸せなのかな。
それ、だけで。
あなたが喜ばしいのなら、私も喜ばしいのです。
あなたが悲しいのなら、私はそれを遮るでしょう。
そして、あなたが更なる幸福を望むのなら、私はそのために尽くしましょう。
私は世界を救うための、道具ですもの。
それくらいの力は、あるはずです。
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
ENo.48からのメッセージ>>
ENo.149からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
DiMSANI 「思えば、私もマスターも出会った時から随分姿が変わりましたね。 この身体を得る前のことが、ちょっと懐かしいです」 |
アリョーシャ 「そうだなァ。だが、お前は何も変わらねェな。 たましいは、何も変わらない」 |
DiMSANI 「それは……良いことでしょうか? 私はマスターの役に立つ道具、それ以外のものにはなれないままです」 |
アリョーシャ 「良いも悪いもねェさ。 お前は《ネレティ》だ。お前がお前で居ることの方が重要なんだぜ」 |
王 零式 「知りたければ教えてくれるヤツは居る。」 |
王 零式 「本当はソイツにだけ先に特別扱いしてやればソイツは喜んだんだろうけどよ。比較の世界で生きると誰かが喜んだら誰かが悲しむ。そういうとこに生きたくねぇんだ。」 |
王 零式 「ああ、おまえ暇だろ。ちょっと付き合え。」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.149
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1900
追加収入 50
攻撃戦果補正3.46%
支援戦果補正20%(MAX)
防衛戦果補正25%(MAX)
販売数補正 0.3%
敵警戒値補正0.631%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入3149
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額660
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>26 >>36 >>214
◆制御値が1成長しました
◆整備値が8成長しました
◆適性値が4成長しました
◆経験値が95増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 50
攻撃戦果補正3.46%
支援戦果補正20%(MAX)
防衛戦果補正25%(MAX)
販売数補正 0.3%
敵警戒値補正0.631%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入3149
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額660
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>26 >>36 >>214
◆制御値が1成長しました
◆整備値が8成長しました
◆適性値が4成長しました
◆経験値が95増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
アリョーシャは限界機動プラン37を入手した!
アリョーシャは艦載用レドーム37を入手した!
シルウェストリス航空は制裁を受け、貢献の3割を失った……(1 → 1
◆0cの返還金を受けました
明日の戦場
第9ブロック
《グレムリン》追撃
グレムリン追撃戦を行う。敵はこちらの施設から奪った100連ミサイルを装備しているはずだ。友軍としてグレムリン2機、デボンレックス・ヴォイド数機を予定している。健闘を祈る
来週の霧濃度:88%
来週の電磁波:92%
来週の警戒値:639%
シズカ・ビハインド・ブラスト・ベットトゥステーク |
ピクセラ |
サディアス・ベッドフォード |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
クラオス・L・ニューマン |
さんかく |
フィフェリさん |
グリストリム・ギルドホルン |
AHWラリマー班 |
鳴間 ルル |
『鉄喰み』 |
ジョン・F・B |
ハーヴェイ=アボット |
Strav Quasar |
ギムレット |
ミロク・イツコ |
赤目 |
アキ・ニタドリ |
猫ノ亡霊 |
『ターミネイト・グレムリン』[物理] |
『スティミュラント・グレムリン』[物理] |
『シャドウ・ナイフ』[物理] |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
『シャドウ・コメット』[粒子] |
『デボンレックス・ヴォイド』[物理] |
『デボンレックス・ヴォイド』[物理] |
『デボンレックス・ヴォイド』[物理] |
--- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『セレスト・グレムリン』[物理] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
キャラデータ
名前
アレクセイ・エルステッド
愛称
アリョーシャ
機体名
レトログラード
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プロフィール
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北ヨーロッパ系の外見を持つ壮年の男。 大らかで穏やかな性格。2メートル近い威圧感のある外見に反し、親しみやすい人物である。 時空間を越えた後遺症で少女の姿に折り畳まれていたが、その操作を反転させ元の姿へ戻ることに成功した。 シクサウと呼ばれる民族の巫祝であり、残像領域に漂着する前は文化を語り継ぐための歌を紡ぐことと狩猟を生業としていた。だがこれは、真実の上澄みに過ぎない。 正体は残像領域を模した高次元世界の生物であり、正確にはヒトではない。彼の意識自体も、世界を構築していた集合意識の内から生み出された末端の個に過ぎず、残像領域の再起動技術を持ち出すための道具だった。 それを知りながら己は人間であると認識し、自我を言葉により形作った。 ----- ハイドラ:レトログラード(Retrograd) 話者によってはレトログレイド(Retrograde)とも。鈍色の装甲に高く伸び上がる7本脚、人面をもたげた馴鹿のような姿が特徴。 機体表面は若干量の光を吸収するキチン質の層に覆われ、化学物質による溶解に耐性を持つ。 この機体には多層学習型並列戦闘演算知能DiMSANI(Distributed Manipulate System by Artificial Neural Intelligence)、成長する戦闘AIが搭載されており、操縦者のアシストから生命維持までをほぼ自動で行う。現在はアリョーシャがHCS及びバイオユニットの中枢システムに代わって操作、DiMSANIが重多脚による歩行・回避運動や索敵行動と分担している。 この「DiMSANI.04《チャトランガ》」も、アリョーシャと同じ道具として生み出されたものだった。それを知ってなお、アリョーシャは「ネレティ」と名付けたこのシステムを子供のように可愛がっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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13 | 重多脚A | 重多脚A設計書 [20/噴霧/---] 特殊B[80] 噴霧量[24] [設計書] |
▼詳細 |
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25 | ウィルスA | ウィルスA設計書 [21/臂力/---] 特殊B[100] [設計書] |
▼詳細 |
1 | 素材 | 限界機動プラン37 [37/突撃態勢/---] 特殊B[420] [素材] |
▼詳細 |
2 | 素材 | 艦載用レドーム37 [37/重索敵/---] 特殊B[420] [素材] |
▼詳細 |
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5 | 重多脚A | キチン質装甲生体脚《ヴィマー》 [35/耐粒/超重装甲]《装備:2》 機動[228] 跳躍[57] AP[4366] 旋回速度[498] 防御属性[粒子] 防御値[1010] 貯水量[702] 弾数[2] 積載量[5400] 消費EN[1073] 金額[1158] 重量[1840] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
6 | ウィルスA | 屍食性菌糸散布砲《ホーダッカロム》 [33/重旋回/重旋回]《装備:3》 培養[11] 特殊B[452] 旋回速度[870] 防御属性[物理] 防御値[1036] 貯水量[677] 噴霧量[168] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[921] 金額[920] 重量[964] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 虚源 [33/---/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
8 | ウィルスB | ウィルスB設計書 [23/精度/---] 特殊B[140] 精度[18] [設計書] |
▼詳細 |
9 | レーダーE | 領域照射型索敵ユニット《ローニャ》 [36/耐粒/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
10 | ウィルスA | 過変生命体生成槽《エーダ》 [29/重旋回/耐粒]《装備:4》 培養[9] 特殊B[406] 旋回速度[635] 防御属性[粒子] 防御値[977] 貯水量[608] 噴霧量[151] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[828] 金額[414] 重量[816] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
11 | --- | --- | --- |
12 | レーダーE | レーダーE設計書 [32/索敵/---] 特殊B[320] [設計書] |
▼詳細 |
14 | ウィルスB | 体腔埋伏型蘇生ユニット《レグネイ》 [30/---/---] 培養[10] 特殊B[439] 旋回速度[745] 防御属性[霊障] 防御値[111] 貯水量[109] 噴霧量[10] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[670] 金額[1085] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
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16 | ウィルスB | 体腔埋伏型閉鎖式HCS《ナハダッカロマ》 [34/超重回復/超重回復]《装備:5》 培養[11] 特殊B[463] 旋回速度[828] 防御属性[霊障] 防御値[117] 貯水量[115] 噴霧量[11] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[706] 金額[1143] 重量[772] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
17 | ウィルスB | 擬態形成嚢腫《ルセル・シュリン》 [28/---/耐粒] 培養[9] 特殊B[400] 旋回速度[662] 防御属性[粒子] 防御値[146] 貯水量[99] 噴霧量[9] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[612] 金額[408] 重量[500] [培養装置] *作者* |
▼詳細 |
18 | 高速増殖培養槽A | 望太陰 [34/耐粒/超重回復]《装備:7》 | ▼詳細 |
19 | 噴霧機B | テトラスチーム『DudeBuster』 [31/貯水/貯水]《装備:8》 | ▼詳細 |
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26 | エンジンB | ユニオンジャックⅨ [35/重卵/重卵]《装備:10》 | ▼詳細 |
27 | エンジンB | ユニオンジャックⅨ [35/重卵/重卵]《装備:11》 | ▼詳細 |
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30 | 操縦棺A | DiMSANI.06《チャトランガ》 [35/超重装甲/超重装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |