第15週目 王 零式の一週間
◆日記
追跡がないのを確認して診療所に戻って、全身まず水で洗った。血は、湯に触れると固まる。冷え切ってしまった体を湯に漬ける。最中に疲れでウトウトして沈んでしまいそうだった。なんとか体裁を整えてから泥のように眠る。
急な患者以外は来ないように手配してある。スクレイプを抑える薬も抜いて、点滴のパックを破って口に入れる。美味くはないが、補水もエネルギーも賄える。そのままベッドにへたりこんだ。肩と肘、肋と傷が痛んだが、血は止まっている。消毒しようにも、意識が保てなくなった。手放す。意識も体も、いつもなら放置しない傷も、手放す。
自分が自分だということも、手放す。
こんなに無防備に眠ったのはいつぶりだったか。目覚めて髪をかき混ぜる。少し意識が混濁したまま、立ち上がって水を飲んだ。
体が套路を踏みたがってむずりとする。逆らえない。アルミのコップを落としてしまった。左を右で包む包拳礼。ふ、と腕が上がり腰が落ちる。よく知った套路の始まり。体が勝手に動く。薬で抑えているスクレイプが出ている。いつもどおりでないのは、間にいくつか、知らない型が入ったこと。そして、最後に逆手の包拳礼が出た。平和のうちにあれ、というように。
そこからは痛む体を無視して様々なスクレイプが出続けた。自分にはついていない筋肉にも容赦はない。脊椎反射や、咳のようなものだ。知らない動きを次々に体が要求してくる。頭は色んな記憶に至らない意識でめちゃくちゃだった。我を失って何時間動き続けたかわからない。発作が終わると疲労は生半ではなかった。
それでも全てが出尽くしたかどうかはまだわからない。
うなだれて肩で息をする。こんなにいくつもの型、連続する動き、呼吸、内臓の一つまで戦わせるような技があるのかと感動を覚えてもいた。人体に限っても、俺の知らないことで満ちている。
ーーーーー
食事のための買い物に出ようとした扉の前に見覚えのあるピアスで束ねられた紙束があった。レトナの持ち物だ。ブラックオニキスに台座の銀糸のレース編み。確か、どこかに葬儀に出向いた時のものだった。彼女なりに「兄弟たち」を悼んでそうしたのかもしれないし、単に俺が見覚えがあってかつ一見して人が拾わない地味なものを選んだのかもしれない。
拾って紙束を開く。既に霧でボロボロだ。
追って欲しい、と頼んでおいた動物園を食い荒らして出たヤツの足取りだった。動物園生まれで出たヤツはだいたいにおいて知識と武はあるが、世間を知らないものだからなにがしかのトラブルを起こして武力を振るい、痕跡を残してしまう。そういう情報はレトナの元に集まるし、その中から同定できるものを見つけだす技術を彼女は持っている。余人が見れば勘としか見えないだろうが、俺が肉体の文脈を辿るように文脈を辿っている。
そして、既に行動範囲から拠点を絞り込んであった。出来事が起きている一番遠いところから円を描いて行けば、その交点が大体の場合拠点と見ていいのだといつだか大して重要な話でもないようにさらりと教えてくれたことがあった。
そうして割り出されたところを確認したのだろう。最後にもう少しだけ先の予定を指定して、当たり前のようにもう一度護衛の仕事をすることを代金として請求されていた。
先の約束をさせようとするのはアリョーシャと同じ動機なのかもしれない。ひとつため息が出た。
ーーーーー
気負いはなかった。ただ普段通り身元が割れないように、自由が利くように少し値のつきやすいジャンクメタルを少しだけ持って向かっただけだった。
寝床にしているところは判る。そこに至るルートは一本に絞ってある。それだけで、まだスクワッターとしてチームに組み込まれてもいないことが判る。対応出来るのが一人だということで、誰かを逃すルートが必要ないということだ。
巣穴に相手が戻ったのを確かめて狩を始めるべきだ。罠と道具は出た日から無一文から始めているのだから警戒しなければならないほどのものはないだろう。武器として成立させることが出来るほど完成度の高いものはそう手に入るものでもない。巣穴は足場が判っているか居ないかの有利しかもたらさない。
体幹と足運びの整ったのが巣穴に戻ってくる。それを追って一本道に入る。
流石にそこで気づかれた。
振り返った顔を見て目を疑う。無意識に声が出た。
「……01?」
薄茶の髪に、どこか甘いいたずらっぽい笑顔の似合う、大きな目。ころして、たべた、ころと、おなじ。
「04かい?ちゃんと年が取れると、そんな風に大人になるんだね」
深く刻まれた笑顔だった。
「目的は、なんて聞くまでもないか。食って出たヤツなら、同じことを考えてる。……曲がらない、よね?」
困ったように笑顔で首を傾げる。静かに、肯くことしか出来なかった。
再生産は、クローニングで行われたのだ。だから、14才で脱走した俺と01は園内でまた、生産され、俺が28才になった今、14才になって、今度は01の方が04を食って、出た。
別人だ。それは解っても。
息を深く吸って左を拳に包拳礼をする。
01は微笑んで、同じ礼を返してきた。
構える。
懐かしかった。もっと話していたいと思ったが、そういう余分は死に直結するだろう。
多分、撃ち合いが始まっても、もっと長く、と望むだろう。それを制して最短を選ばねばやはり死に直結する。
「ごめんね、……君のことが大好きだよ」
01は、困ったように笑ったまま、そう詫びて歩み出した。知った歩法、どう続くか、どう発展していくか、よく知っている。
手の甲が触れ合った。
01が先に軽く握った拳で撃ち込んでくる。上から下へそらし捌く。互いに体格も近く、使える距離が殆ど同じであるために、揺さぶる意味も殆どない。
01が落とされた拳を開手に変えてこちらの肘を掴み、俺の二の腕で、もう片方の手を封じるよう下から持ち上げ、空いた胴に肘を入れる。
攻防が全く一手に纏まっている。下がる以外ない。肘を膝で受けたとしても、その上げた脚を残した手で掬われて投げられる。
ス、と踏み込んで来る。また基本の構えに互いに戻っているために初手と同じに手の甲が触れあう。
偶然が入り込む余地のほとんどない技術の世界。あちらの方が集めた文献は多いだろう。この身にしみついた体系に関しても。
懐かしさがこみあげる。勝つのがどちらであってもかまわないと思った。死にたくないとも思わなかった。
ただ今、交わす技があることが嬉しい。
名残惜しく思う。もう二度とない時を。
再度、鳩尾に向かって指先が放たれる。
握った手ではない。槍を相手にするようなものだ。刃先になる手ではなく、手首を中から外に払い、そのまま内に入れて体の外側に回る。肩の下から手を伸ばし、脚を踏み込み胴を捻って投げる。
そのまま落ちるところを受け身を取って身を浮かせ、くる、と一回転してまた正対する。
読まれていてやりにくい。とどめを刺すところに至る前に逃げられてしまう。
向こうもそう思ったのか、困ったように笑った。
手の甲が触れ合う。
相手の姿だけが浮かび上がるような気がした。意識がひとつに集中してゆく。
次も撃ってくる。そういう予感と、僅かな意志が指先に籠もるのが見える。
息を合わせる。拳で拳を撃ち落とし肘を首に叩き込む。
まともに入った肘に呻いて後ろに崩れてゆく。
息が奇妙な音を立て、首が曲がりもしないのか、仰向けで天を見つめている。
「我慢が、足りなかったな」
「疾さは充分だったろう」
「違うよ。黙っているべきだったんだ、僕は」
「……そうだな。俺は、肚が据わった。君は、思い出した」
「二度も、殺せない」
「俺は、殺す。一度、そう選んだんだ。それひとつだ」
「会えて、良かった」
「俺も、会えて良かった」
笑み交わして、心臓を貫いた。
急な患者以外は来ないように手配してある。スクレイプを抑える薬も抜いて、点滴のパックを破って口に入れる。美味くはないが、補水もエネルギーも賄える。そのままベッドにへたりこんだ。肩と肘、肋と傷が痛んだが、血は止まっている。消毒しようにも、意識が保てなくなった。手放す。意識も体も、いつもなら放置しない傷も、手放す。
自分が自分だということも、手放す。
こんなに無防備に眠ったのはいつぶりだったか。目覚めて髪をかき混ぜる。少し意識が混濁したまま、立ち上がって水を飲んだ。
体が套路を踏みたがってむずりとする。逆らえない。アルミのコップを落としてしまった。左を右で包む包拳礼。ふ、と腕が上がり腰が落ちる。よく知った套路の始まり。体が勝手に動く。薬で抑えているスクレイプが出ている。いつもどおりでないのは、間にいくつか、知らない型が入ったこと。そして、最後に逆手の包拳礼が出た。平和のうちにあれ、というように。
そこからは痛む体を無視して様々なスクレイプが出続けた。自分にはついていない筋肉にも容赦はない。脊椎反射や、咳のようなものだ。知らない動きを次々に体が要求してくる。頭は色んな記憶に至らない意識でめちゃくちゃだった。我を失って何時間動き続けたかわからない。発作が終わると疲労は生半ではなかった。
それでも全てが出尽くしたかどうかはまだわからない。
うなだれて肩で息をする。こんなにいくつもの型、連続する動き、呼吸、内臓の一つまで戦わせるような技があるのかと感動を覚えてもいた。人体に限っても、俺の知らないことで満ちている。
ーーーーー
食事のための買い物に出ようとした扉の前に見覚えのあるピアスで束ねられた紙束があった。レトナの持ち物だ。ブラックオニキスに台座の銀糸のレース編み。確か、どこかに葬儀に出向いた時のものだった。彼女なりに「兄弟たち」を悼んでそうしたのかもしれないし、単に俺が見覚えがあってかつ一見して人が拾わない地味なものを選んだのかもしれない。
拾って紙束を開く。既に霧でボロボロだ。
追って欲しい、と頼んでおいた動物園を食い荒らして出たヤツの足取りだった。動物園生まれで出たヤツはだいたいにおいて知識と武はあるが、世間を知らないものだからなにがしかのトラブルを起こして武力を振るい、痕跡を残してしまう。そういう情報はレトナの元に集まるし、その中から同定できるものを見つけだす技術を彼女は持っている。余人が見れば勘としか見えないだろうが、俺が肉体の文脈を辿るように文脈を辿っている。
そして、既に行動範囲から拠点を絞り込んであった。出来事が起きている一番遠いところから円を描いて行けば、その交点が大体の場合拠点と見ていいのだといつだか大して重要な話でもないようにさらりと教えてくれたことがあった。
そうして割り出されたところを確認したのだろう。最後にもう少しだけ先の予定を指定して、当たり前のようにもう一度護衛の仕事をすることを代金として請求されていた。
先の約束をさせようとするのはアリョーシャと同じ動機なのかもしれない。ひとつため息が出た。
ーーーーー
気負いはなかった。ただ普段通り身元が割れないように、自由が利くように少し値のつきやすいジャンクメタルを少しだけ持って向かっただけだった。
寝床にしているところは判る。そこに至るルートは一本に絞ってある。それだけで、まだスクワッターとしてチームに組み込まれてもいないことが判る。対応出来るのが一人だということで、誰かを逃すルートが必要ないということだ。
巣穴に相手が戻ったのを確かめて狩を始めるべきだ。罠と道具は出た日から無一文から始めているのだから警戒しなければならないほどのものはないだろう。武器として成立させることが出来るほど完成度の高いものはそう手に入るものでもない。巣穴は足場が判っているか居ないかの有利しかもたらさない。
体幹と足運びの整ったのが巣穴に戻ってくる。それを追って一本道に入る。
流石にそこで気づかれた。
振り返った顔を見て目を疑う。無意識に声が出た。
「……01?」
薄茶の髪に、どこか甘いいたずらっぽい笑顔の似合う、大きな目。ころして、たべた、ころと、おなじ。
「04かい?ちゃんと年が取れると、そんな風に大人になるんだね」
深く刻まれた笑顔だった。
「目的は、なんて聞くまでもないか。食って出たヤツなら、同じことを考えてる。……曲がらない、よね?」
困ったように笑顔で首を傾げる。静かに、肯くことしか出来なかった。
再生産は、クローニングで行われたのだ。だから、14才で脱走した俺と01は園内でまた、生産され、俺が28才になった今、14才になって、今度は01の方が04を食って、出た。
別人だ。それは解っても。
息を深く吸って左を拳に包拳礼をする。
01は微笑んで、同じ礼を返してきた。
構える。
懐かしかった。もっと話していたいと思ったが、そういう余分は死に直結するだろう。
多分、撃ち合いが始まっても、もっと長く、と望むだろう。それを制して最短を選ばねばやはり死に直結する。
「ごめんね、……君のことが大好きだよ」
01は、困ったように笑ったまま、そう詫びて歩み出した。知った歩法、どう続くか、どう発展していくか、よく知っている。
手の甲が触れ合った。
01が先に軽く握った拳で撃ち込んでくる。上から下へそらし捌く。互いに体格も近く、使える距離が殆ど同じであるために、揺さぶる意味も殆どない。
01が落とされた拳を開手に変えてこちらの肘を掴み、俺の二の腕で、もう片方の手を封じるよう下から持ち上げ、空いた胴に肘を入れる。
攻防が全く一手に纏まっている。下がる以外ない。肘を膝で受けたとしても、その上げた脚を残した手で掬われて投げられる。
ス、と踏み込んで来る。また基本の構えに互いに戻っているために初手と同じに手の甲が触れあう。
偶然が入り込む余地のほとんどない技術の世界。あちらの方が集めた文献は多いだろう。この身にしみついた体系に関しても。
懐かしさがこみあげる。勝つのがどちらであってもかまわないと思った。死にたくないとも思わなかった。
ただ今、交わす技があることが嬉しい。
名残惜しく思う。もう二度とない時を。
再度、鳩尾に向かって指先が放たれる。
握った手ではない。槍を相手にするようなものだ。刃先になる手ではなく、手首を中から外に払い、そのまま内に入れて体の外側に回る。肩の下から手を伸ばし、脚を踏み込み胴を捻って投げる。
そのまま落ちるところを受け身を取って身を浮かせ、くる、と一回転してまた正対する。
読まれていてやりにくい。とどめを刺すところに至る前に逃げられてしまう。
向こうもそう思ったのか、困ったように笑った。
手の甲が触れ合う。
相手の姿だけが浮かび上がるような気がした。意識がひとつに集中してゆく。
次も撃ってくる。そういう予感と、僅かな意志が指先に籠もるのが見える。
息を合わせる。拳で拳を撃ち落とし肘を首に叩き込む。
まともに入った肘に呻いて後ろに崩れてゆく。
息が奇妙な音を立て、首が曲がりもしないのか、仰向けで天を見つめている。
「我慢が、足りなかったな」
「疾さは充分だったろう」
「違うよ。黙っているべきだったんだ、僕は」
「……そうだな。俺は、肚が据わった。君は、思い出した」
「二度も、殺せない」
「俺は、殺す。一度、そう選んだんだ。それひとつだ」
「会えて、良かった」
「俺も、会えて良かった」
笑み交わして、心臓を貫いた。
NEWS
本日のニュースですセクション攻略の続報が入ってまいりました
セクション・5の先に続いていたのは、長い長いエレベータです
遺跡巨人最下層に何があるのか、何を目にするのか
我々は待つしかできないのでしょうか
(巨大な円柱型エレベーターの動画)
(ハイドラ大隊を乗せたフロアが、ゆっくりと下に降りていく)
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……作戦は順調のようだな……ヒヒッ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「本部も我々の作戦に支援を表明してくれた。わずかな金だが、受けとってくれ」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「ゴホゴホッ……血だ。私の身体はもう持たないかもしれない」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「持ってあと3週間……いや、どうなるか」 |
白兎生体化学研究員『ブレア』からのメッセージ 「……『シャッテンフェー』の研究、間に合いそうもないな……ヒヒッ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「(ザザーッ)……セクション・6で待つ」 |
『フェフフェト』からのメッセージ 「少し仮眠する……なぁに、嫌でも目は覚めるさ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……エンサイクロペディア・ドゥルガー。それは、ドゥルガーの記憶の名だ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「ドゥルガーは魔王領域と対話するために、魔王のあらゆる知識を学んだ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「すべてが、エンサイクロペディア・ドゥルガー。その中にある」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「『時世神』、整備は良好だ。待っていろ、もうすぐだ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「シルウェストリスへの協力に感謝する」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「グレムリン2号機と3号機のパイロットに、コードネームを割り振った」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「Eはエコー。Fは……フレミングと名乗れ」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「フィズ……か。謎の男だ。私しかできない署名。私しか知らない……名前」 |
シルウェストリス社長代行『ネア』からのメッセージ 「子供のころの話だ。好きだった男の子がいた。今はもういない。名前はフィズ……それだけだ」 |
『エコー』からの通信 「や、やった、コードネームだ!」 |
『フレミング』からの通信 「名前というのは大切なんだ」 |
『フレミング』からの通信 「僕らも、ようやく『社員』になれたってこと」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「私は……何と戦っているのだろうか」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「使命、命令、そして救済。あらゆる責務がのしかかってなお」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「私自身の言葉が、見つからない。戦う……破壊する……その先には?」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「私は、何がしたかったのだろうか」 |
????? 「もしもし、私だ。元気でやっているかな? まぁ、君のことだ。心配いらない、ということだな」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「お、伯父さん!!?? ダメだよ、私用通話を……」 |
????? 「フーーーーーッ、水臭いことだな。遠慮はいらない、ということだ」 |
????? 「大隊の皆が聞いている中で、弱音を吐くものではないぞ。戦う、破壊する。大いに結構」 |
????? 「大隊の皆を見たまえ。迷うものもいる。悩む者もいる。しかし……」 |
????? 「戦うことをやめたものは、いなかったはずだ。それぞれの戦場、それぞれの心の中でな」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「伯父さん……」 |
????? 「おっと、『伯父さん』は秘密。そうであったろう、君と私の立場上……な」 |
????? 「メールボックスを見たまえ。蒸気アイマスクが君のオフィスに発送中のはずだ。楽しむがいい。アディオス!」 |
◆訓練
適性の訓練をしました適性が88上昇した
王 零式はJD-ME-14を1114cで購入した!!
金塊を200cに換金した!!
金塊を200cに換金した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 66 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -99 修正!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 66 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -99 修正!!
ねじまきとライトスタッフβを素材にして虚歩を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にコクピットユニットαを装備した
脚部2に胡蝶の夢を装備した
スロット3に練功を装備した
スロット4にJD-ME-14を装備した
スロット5に虚歩を装備した
スロット6にゼノハイラΣを装備した
スロット7にゼノハイラΣを装備した
スロット8にゼノハイラΣを装備した
スロット9にゼノハイラΣを装備した
スロット10に『救世主の左腕』を装備した
スロット11に『救世主の左腕』を装備した
◆僚機設定
アレクセイ・エルステッドとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
四不像の檻の活動記録
ウーシュウだ。
失われつつあるそれらを囲う動物園がある。
御伽噺さ。
いや、診療所だよ。心霊手術?そうかもしれない。
人の殺し方と生かし方は同根だってことだ。それがわかるならまあ茶の一杯もふるまうが
一葉の防腐処理写真を貼った。もう、隠しておかなくていい。
失われつつあるそれらを囲う動物園がある。
御伽噺さ。
いや、診療所だよ。心霊手術?そうかもしれない。
人の殺し方と生かし方は同根だってことだ。それがわかるならまあ茶の一杯もふるまうが
一葉の防腐処理写真を貼った。もう、隠しておかなくていい。
ユニオン設備
┗CT
設備維持費…… -100c
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1100c
利子配当…………110c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
ENo.128からのメッセージ>>ぶんぶん、忙しなく振り回される触覚。
茶請けの生姜砂糖漬けを、相変わらず謎めいた造形の顔の何処から摂取しつつ。
淹れたてのお茶が入った器を覗き込む。
水面に映る自分を、なぜか暫くじっと見てから、少しずつ、飲み始めた。うまい。
メッセージ
ENo.48からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.67 >>Eno.128
アリョーシャ 「よォ、零式。セクション5突入前に言うことじゃねェとは思うんだが…… まァ、なんだ。ここまで組んでくれて有難うよ」 |
アリョーシャ 「お前が居なかったら……俺はとっくに死んでたかもしれねェし、ハイドラのことも追求してなかったと思う。 多分、色々なものを見失って死んじまう寸前だったんだ……あの時の俺は」 |
アリョーシャ 「お前に何か背負わせたい訳じゃない。ただ、感謝を。 この残像領域に、お前が産まれてきてくれたことに」 |
アリョーシャ 「……笑うなよ? 俺はこっちが本職なんだ。たまにはきちんと仕事させてくれよ、相棒」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.48 >>Eno.67 >>Eno.128
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1750
追加収入 65
攻撃戦果補正11.78%
支援戦果補正3.82%
防衛戦果補正3.54%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.1%
未確認機補正3%
敵警戒値補正0.585%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2343
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額535
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>266
◆反応値が3成長しました
◆適性値が5成長しました
◆経験値が80増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 65
攻撃戦果補正11.78%
支援戦果補正3.82%
防衛戦果補正3.54%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.1%
未確認機補正3%
敵警戒値補正0.585%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2343
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額535
整備請求額 0
ユニオン費 -100
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>266
◆反応値が3成長しました
◆適性値が5成長しました
◆経験値が80増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
王 零式は呪いの人形34を入手した!
王 零式は反応スプリング34を入手した!
ヒルコ教団は制裁を受け、貢献の3割を失った……(1 → 1
◆0cの返還金を受けました
明日の戦場
第1ブロック
通路探索
通路を進んでくれ。補給路を確保し、敵を撃破し、安全を確保する
来週の霧濃度:62%
来週の電磁波:98%
来週の警戒値:593%
Led Leatherly |
i |
ブラッド・メルヴィル |
アンナロッテ |
ODE-30 |
闇 |
レコウド=グラムフォン |
遺跡探査機『ムーンダスト』 |
マザー・アース |
緋色の狐 |
リョウゴ=サクラバ |
霧中ネネ |
アレクセイ・エルステッド |
王 零式 |
Annihilator |
トレーニィ |
アクロ |
白土ルネ |
I-Doll |
レーシュライン |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
未確認機『ブラック・サンブーカ』[物理] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
『電磁鉄線』[電子] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
『電磁鉄線』[電子] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
未確認機『ブラック・サンブーカ』[物理] |
未確認機『エウリプテリダ』[粒子] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
キャラデータ
名前
王 零式
愛称
王 零式
機体名
蝶化身
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
王零式(ワンリンシー) 東洋人の外見をした28才の旧い旧い武術を修める男。166センチ童顔で体格に恵まれているとは言い難い。 礼儀正しく明るく、優しさを出し惜しみせず、武術で得た身体への知識で施療を無償で行うことも少なくない。 のは表向きの顔である。 そもそもは武術すべての失伝を危惧した一人の富豪が使える者を確保し、その理解の全てと身体の全てを保存し続けてきた、人間と武術の動物園に残された四不像がこの名前のない男の生まれである。 あまりに使えると管理者が扱いきれないために分割された一片の技術しか持たなかったが、猛烈な飢餓に襲われて園の旧友を食べた結果、彼は旧友の持つ技術体系を理解する。 それはプリオン病を意図的に「手懐け」脳とそれに載る「文献」を運ばせたこと、友人と戦い身体を解体して理解したことの両面から来る現象だった。 遁走した彼が行き着いたのは、威圧感のない外見ながら強力な殺人術を持ち、しかも武器のチェックに一切引っかからないことを最大に利用した稼業、暗殺者である。 だがそれでも隠された園の仲間のゆくえを調べ上げて食べるには足りない。 身元を問われず大きく稼ぎ、その金の行方があまり追求されない立場の一つとしてハイドラライダーのライセンスを取得することになる。 機械は効率を重んじれば人としてのなりたち、他の生き物に似てくるもので、そう弄り方は変わらず。 ハイドラ 睚眦(ヤジ) 殺すことを好む竜生九子の一つの名を冠した。 エンジンを廃しての霊障特化機として組み上げる。睨み殺すのに冷静に正気を失うことは両立するのだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 術導肢B | 開手 [27/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 操縦棺B | コクピットユニットα [31/薄装甲/薄装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
3 | 素材 | 呪いの人形34 [34/重霊障/---] 特殊B[360] [素材] |
▼詳細 |
4 | 素材 | 反応スプリング34 [34/跳躍/---] 特殊B[360] [素材] |
▼詳細 |
5 | 軽ブースターA | 虚歩 [33/薄装甲/薄装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
6 | 飛行ユニットA | 胡蝶の夢 [32/薄装甲/薄装甲]《装備:2》 飛行[167] AP[432] 旋回速度[168] 防御属性[電子] 防御値[183] 貯水量[224] 噴霧量[264] 弾数[1] 消費EN[413] 金額[1114] 重量[-92] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
7 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
8 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
9 | 術導肢A | edededtggg【無繋脈肢体】 [28/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
10 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
11 | 軽ブースターA | ゼノハイラΣ [31/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
12 | 術導肢B | レフトスタッフ [28/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
13 | 重ブースターA | 重ブースターA設計書 [20/保証/---] 特殊B[80] [設計書] |
▼詳細 |
14 | --- | --- | --- |
15 | 軽ブースターA | ゼノハイラΣ [31/薄装甲/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
16 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
17 | --- | --- | --- |
18 | 軽ブースターA | UNLEASHEDFIRE-Ⅱ [30/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
19 | 軽ブースターA | UNLEASHEDFIRE-Ⅱ [30/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
20 | 軽ブースターA | ゼノハイラΣ [31/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
21 | 軽逆関節A | 時に刻む [30/重保証/重保証] 機動[754] 跳躍[263] AP[418] 旋回速度[1054] 防御属性[粒子] 防御値[214] 貯水量[104] 積載量[2100] 消費EN[128] 金額[489] 重量[920] [逆関節] *作者* |
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22 | エンジンD | 練功 [31/重保証/重保証]《装備:3》 | ▼詳細 |
23 | 軽ブースターA | ゼノハイラΣ [31/薄装甲/薄装甲]《装備:8》 | ▼詳細 |
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25 | 軽ブースターA | ゼノハイラΣ [31/薄装甲/薄装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
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27 | 高速増殖培養槽A | 高速増殖培養槽A設計書 [23/---/---] 金額[600] [設計書] |
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28 | エンジンE | JD-ME-14 [32/薄装甲/薄装甲]《装備:4》 | ▼詳細 |
29 | 術導肢B | 『救世主の左腕』 [28/薄装甲/薄装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
30 | 術導肢B | 『救世主の左腕』 [28/薄装甲/薄装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |