第17週目 霊障偏重型WH『ゲフィオン』の一週間
◆日記
雨が降り続けている。
立ち枯れた樹木のあいだに溜まった雨水を背後に蹴り上げながら、小型のDRが駆けていく。
DR『ウエストランナー』は、その名に反して市街地内での移動に最適化されている。狭く入り組んだ路地の中まで入り込み、外壁を上って上階まで登る性能を担保するために、きわめて小型で、軽い。もともと市街戦を想定して――恐らくは、非常に残忍な目的で――設計されたこのDRは、現在では工場生産の段階で火器をほとんど外されており、主に荷物の運搬に使用されている。
HCSを持たず、パーツの組み換えをソケットへの抜き差しのみでは行えないDRの拡張性は、ウォーハイドラに比して低い。『ウエストランナー』にも工場でカスタマイズされたバリエーションはいくつかあるものの、出荷された後にそのセッティングを変えるとなれば、コストは非常に高くなる。それはDRが、戦場におけるシェアをウォーハイドラに奪われ、劣化ハイドラなどという呼び名を拝する原因ともなった。
DRが戦場から完全に排斥されないのは、ウォーハイドラの要であるハイドラ・コントロール・システムを起動(ブート)するために必要なライセンスの取得が狭き門であること、ウォーハイドラの拡張性が高いあまり、オーバースペックとなるケースが多いことなどが挙げられるだろう。ハイドラライダーが出撃するまでもないちょっとした小競り合い――たとえば、街から街へ、荒野を運搬する荷物を襲う強盗団がハイドラを保持していることは多くないし、かつて企業連盟と対立していた西方軍閥でさえ、軍団の大半を占めるのは装甲車・航空機・DR――などの旧い兵器だった。
ともあれ――つまりは――『ウエストランナー』は市街地の移動を想定されている。アルラウネの根を避けながら石畳の上を走破することはできても、数ヵ月以上振り続ける雨でぬかるんだ土の地面を走ることは想定していない。『メル・ミリア』はカフェのほかに機械のメンテナンスもその業務として請け負っているが、そこに依頼をかけても短時間では泥濘を突破するようなセッティングにすることは難しかったろう。
それでも、ダリル=デュルケイムは何とか機体のバランスを崩さずに『ウエストランナー』を走らせていた。泥水に浸されて見えなくなった根を引っかけることは何度かあったが、幸いここまで転倒はしていない。ただし、乗り心地は最悪だ。ダリルも俺――グロリアも、ハイドラライダーであるから、この程度の揺れでは酔ったりはしないけれど、うんざりさせられるのは確かだった。
なお嫌になるのは、薄暗く、息苦しささえ感じられる『ウエストランナー』の操縦席に、さっきからずっとアラーム音が鳴り響いていることだ。『ウエストランナー』はマヴロス・フィニクスで開発されたDRだ。その音色には聞き覚えがあった。通信機に着信の入ったことを知らせる呼び出し音だ。ダリルはそれに出るでもなく拒否するでもなく、気にもしていないのか、それとも慣れない道のりをゆくのに精いっぱいなのか、進行方向を見つめているままだ。
「気になるか?」
俺が後部座席から質問を投げかけかねていると、ダリルが叫ぶような声音で問いかけてきた。かしましくアラームが鳴り響いているとは言え、それほど大きな声を上げなくても聞こえるのだが、やはり操縦に必死で、余裕がないのだろう。俺は首を竦める。
「……グロリアを連れ出す許可なんて、本当は取っていなかったんじゃないのか」
「いいや、それはちゃんと取った! ただ、ちょっと魔法が解けただけだ」
ダリルは早口で言い、ぶつりと音を立ててアラームを切った。
俺は身を乗り出し、ダリルの背中越しにレーダー図を覗き込む。ディオニウスの本社へはあと一時間もかからないうちに到着するだろうが、今のところレーダーに反応はない。
ディオニウス社はいくつかの中小企業と連合してマヴロス・フィニクスに対抗している。ここに至っては、それほど躍起になって社屋を防衛してはいないのかも知れない。『ウエストランナー』は火器も自衛用の最低限しか積んでいなければ、弾数もほとんどないから、俺たちとしては助かる話ではある。
……と言って、その分ディオニウス社に行ったところで目的が果たせるのか不安は残るし、おまけに本社に近づけばさすがに攻撃にまったくさらされないということはないだろう。我ながら、あまりに無計画に逸り過ぎている。それに付き合っているのが、この男だ。
「……ダリル=デュルケイム」
「どんな魔法を使ったのか聞いておきたいか?」
「いや。……だが、あんたはなぜそこまでしてグロリアを連れ出したんだ?」
それは、あまりに今さら過ぎるかも知れなかった。だが、俺がかれの話を聞けるうちに、確認はしておきたかった。このダリルという男は、確かに俺〈たち〉の手助けをしてくれている。疑いようがない。だが、それがなぜかだけがよく分からない。
「最初から、あんたのことはよく分からない。グロリアとなにか話したにしても――彼女は『冠羽』付きの研究チームが扱っていた実験体だ。警備部がいくら特殊なセクションだからと言って、横紙破りが過ぎるだろう。そこまでする理由は、あんたにはないはずだ。
『偽りの幸運』のことは何となく分かったよ。……でも、あんたは一体何者なんだ?」
「……五年前も、こうやって女の子と一緒に走っていたんだ」
ダリルはまるで俺の言葉が聞こえなかったかのように、呟くような声でそう言った。
「もちろん、今とはずいぶん状況が違う。俺が乗っていたのは『ステラヴァッシュ』だったし、その子はグロリアちゃんと同じぐらいの年だから、その時はもう少し小さかった。こんな雨じゃなくて空は一面真っ青で、原生林がまとまっている場所とは違う荒野だった」
息をつき、ダリルは『ウエストランナー』の操縦桿を押し倒す。地表に突き出した根を軽々と飛び越えて、着地とともに操縦席が大きく揺れる。それでもすぐに姿勢を立て直し、小さなDRは再び枯れた木々の間を駆け出して行った。
「ある男を追っていた。そいつはたぶん、俺の仇みたいなもので……いや、実際はそうじゃないんだ。俺も、そんなことは思ってなかった。ただ、そいつのことを一体どうしてやればいいのか、分からなくて」
「……あんたの話は、相変わらずよく分からない」
「俺は、〈あんな目〉に遭うやつがこれ以上増えて欲しくなかっただけだ」
それがあのエイビィのことを指しているのは、さすがに俺にも理解できた。
五年前、かれらの間に一体何がったのかは分からない。だが、恐らくすでに終わった話だ。『偽りの幸運』はハイドラに乗れない身体になって、『メル・ミリア』にいる。
「でも、そう――あんたたちはあいつの言ってた通り、ちょっと違うみたいだ。それは、よかった」
言葉とは裏腹に、ダリルの声は硬かった。
「……俺が言いたいのは、あの時と同じように悩んでるってことだ。本当にあんたをこのまま手伝っていいのか、こうやって出てきてから考えてる。
つまり、それでいいのかってことと……上手くいくのかっていうことだ。もし、その飛脚機のハイドラライダーと――〈元のフィリップ=ファイヤーストーン〉と対面したとして」
俺は背もたれに身を預け、大きく息を吐いた。背筋を這い上った悪寒を、どうにかやり過ごすためだった。
『ゲフィオン』を通して触れた感覚が、その拒否感が、滲みだす恐怖が鮮やかに指先から蘇り、鈍い痺れをもたらしている。触れたその時に俺が感じた時よりもよほど鋭敏に突き刺さる気さえする。もしかしたら、俺が今グロリアの体の主になっているのが原因かも知れなかった。グロリアがその時に感じたものを、今俺が受け取っている。
「だいいち、それって間違いないのか?」
「……グロリアも確かに、あれは俺だと言っていた。あの飛脚機のハイドラライダーは俺だ」
『イグノティ・ミリティ』に撃墜され、俺はそこで死んだのだ、と考えていた。
死んだことにすら気が付かず、残像となって戦場を駆けずり回り、その果てに霧が晴れた時、この世界のどこにも居場所を失って、操縦棺の中で苦しみ呻くばかりの存在となった。それを、グロリアが救ってくれたのだと。
しかし、『ゲフィオン』の指があの機体に触れて、感覚を追いかけ、あのウォーハイドラの動きを見るに至って、俺はあの中にもう一人の自分がいることを認めざるを得なくなった。
残像領域の霧と電磁波は、人間の思念を写し取り、捕らえ、残像としてこの世界へと映し出す。しかし、それが死者そのものではなくその残像に過ぎないのであれば、囚われるのは死者の念に限らないのではないか。俺は死者でさえなく、未だ生きている人間の残像ではないか。
「でも、あんたはもうその……〈元のフィリップ〉とは別人なんだろう?」
「……ああ」
俺が残像として霧の中に漂っていた間、そして、グロリアの頭に住み着いてから。俺と『フィリップ=ファイヤーストーン』はすでに大きく乖離している。顔を合わせたところで、ひとつに戻ることなどないだろう。
だが、生きている自分に出会った時、こうしてグロリアの体の中にいるとしても、俺自身がもとの形を保てないという予感があった。
「――んッ」
レーダーを覗き込み、ダリルが小さく声を上げた。枯れ木ばかりとなった森を抜けて、『ウエストランナー』は雨の降りしきる泥の荒野へ足を踏み出す。
その視界に、ふと影が差した。
「飛脚機だ!」
ダリルが頭上を見上げ、鋭く叫ぶ。けれど、それだけではない。
俺は確かに聞いた。
間違うはずのない。耳元でささやくような、その歌声を。
立ち枯れた樹木のあいだに溜まった雨水を背後に蹴り上げながら、小型のDRが駆けていく。
DR『ウエストランナー』は、その名に反して市街地内での移動に最適化されている。狭く入り組んだ路地の中まで入り込み、外壁を上って上階まで登る性能を担保するために、きわめて小型で、軽い。もともと市街戦を想定して――恐らくは、非常に残忍な目的で――設計されたこのDRは、現在では工場生産の段階で火器をほとんど外されており、主に荷物の運搬に使用されている。
HCSを持たず、パーツの組み換えをソケットへの抜き差しのみでは行えないDRの拡張性は、ウォーハイドラに比して低い。『ウエストランナー』にも工場でカスタマイズされたバリエーションはいくつかあるものの、出荷された後にそのセッティングを変えるとなれば、コストは非常に高くなる。それはDRが、戦場におけるシェアをウォーハイドラに奪われ、劣化ハイドラなどという呼び名を拝する原因ともなった。
DRが戦場から完全に排斥されないのは、ウォーハイドラの要であるハイドラ・コントロール・システムを起動(ブート)するために必要なライセンスの取得が狭き門であること、ウォーハイドラの拡張性が高いあまり、オーバースペックとなるケースが多いことなどが挙げられるだろう。ハイドラライダーが出撃するまでもないちょっとした小競り合い――たとえば、街から街へ、荒野を運搬する荷物を襲う強盗団がハイドラを保持していることは多くないし、かつて企業連盟と対立していた西方軍閥でさえ、軍団の大半を占めるのは装甲車・航空機・DR――などの旧い兵器だった。
ともあれ――つまりは――『ウエストランナー』は市街地の移動を想定されている。アルラウネの根を避けながら石畳の上を走破することはできても、数ヵ月以上振り続ける雨でぬかるんだ土の地面を走ることは想定していない。『メル・ミリア』はカフェのほかに機械のメンテナンスもその業務として請け負っているが、そこに依頼をかけても短時間では泥濘を突破するようなセッティングにすることは難しかったろう。
それでも、ダリル=デュルケイムは何とか機体のバランスを崩さずに『ウエストランナー』を走らせていた。泥水に浸されて見えなくなった根を引っかけることは何度かあったが、幸いここまで転倒はしていない。ただし、乗り心地は最悪だ。ダリルも俺――グロリアも、ハイドラライダーであるから、この程度の揺れでは酔ったりはしないけれど、うんざりさせられるのは確かだった。
なお嫌になるのは、薄暗く、息苦しささえ感じられる『ウエストランナー』の操縦席に、さっきからずっとアラーム音が鳴り響いていることだ。『ウエストランナー』はマヴロス・フィニクスで開発されたDRだ。その音色には聞き覚えがあった。通信機に着信の入ったことを知らせる呼び出し音だ。ダリルはそれに出るでもなく拒否するでもなく、気にもしていないのか、それとも慣れない道のりをゆくのに精いっぱいなのか、進行方向を見つめているままだ。
「気になるか?」
俺が後部座席から質問を投げかけかねていると、ダリルが叫ぶような声音で問いかけてきた。かしましくアラームが鳴り響いているとは言え、それほど大きな声を上げなくても聞こえるのだが、やはり操縦に必死で、余裕がないのだろう。俺は首を竦める。
「……グロリアを連れ出す許可なんて、本当は取っていなかったんじゃないのか」
「いいや、それはちゃんと取った! ただ、ちょっと魔法が解けただけだ」
ダリルは早口で言い、ぶつりと音を立ててアラームを切った。
俺は身を乗り出し、ダリルの背中越しにレーダー図を覗き込む。ディオニウスの本社へはあと一時間もかからないうちに到着するだろうが、今のところレーダーに反応はない。
ディオニウス社はいくつかの中小企業と連合してマヴロス・フィニクスに対抗している。ここに至っては、それほど躍起になって社屋を防衛してはいないのかも知れない。『ウエストランナー』は火器も自衛用の最低限しか積んでいなければ、弾数もほとんどないから、俺たちとしては助かる話ではある。
……と言って、その分ディオニウス社に行ったところで目的が果たせるのか不安は残るし、おまけに本社に近づけばさすがに攻撃にまったくさらされないということはないだろう。我ながら、あまりに無計画に逸り過ぎている。それに付き合っているのが、この男だ。
「……ダリル=デュルケイム」
「どんな魔法を使ったのか聞いておきたいか?」
「いや。……だが、あんたはなぜそこまでしてグロリアを連れ出したんだ?」
それは、あまりに今さら過ぎるかも知れなかった。だが、俺がかれの話を聞けるうちに、確認はしておきたかった。このダリルという男は、確かに俺〈たち〉の手助けをしてくれている。疑いようがない。だが、それがなぜかだけがよく分からない。
「最初から、あんたのことはよく分からない。グロリアとなにか話したにしても――彼女は『冠羽』付きの研究チームが扱っていた実験体だ。警備部がいくら特殊なセクションだからと言って、横紙破りが過ぎるだろう。そこまでする理由は、あんたにはないはずだ。
『偽りの幸運』のことは何となく分かったよ。……でも、あんたは一体何者なんだ?」
「……五年前も、こうやって女の子と一緒に走っていたんだ」
ダリルはまるで俺の言葉が聞こえなかったかのように、呟くような声でそう言った。
「もちろん、今とはずいぶん状況が違う。俺が乗っていたのは『ステラヴァッシュ』だったし、その子はグロリアちゃんと同じぐらいの年だから、その時はもう少し小さかった。こんな雨じゃなくて空は一面真っ青で、原生林がまとまっている場所とは違う荒野だった」
息をつき、ダリルは『ウエストランナー』の操縦桿を押し倒す。地表に突き出した根を軽々と飛び越えて、着地とともに操縦席が大きく揺れる。それでもすぐに姿勢を立て直し、小さなDRは再び枯れた木々の間を駆け出して行った。
「ある男を追っていた。そいつはたぶん、俺の仇みたいなもので……いや、実際はそうじゃないんだ。俺も、そんなことは思ってなかった。ただ、そいつのことを一体どうしてやればいいのか、分からなくて」
「……あんたの話は、相変わらずよく分からない」
「俺は、〈あんな目〉に遭うやつがこれ以上増えて欲しくなかっただけだ」
それがあのエイビィのことを指しているのは、さすがに俺にも理解できた。
五年前、かれらの間に一体何がったのかは分からない。だが、恐らくすでに終わった話だ。『偽りの幸運』はハイドラに乗れない身体になって、『メル・ミリア』にいる。
「でも、そう――あんたたちはあいつの言ってた通り、ちょっと違うみたいだ。それは、よかった」
言葉とは裏腹に、ダリルの声は硬かった。
「……俺が言いたいのは、あの時と同じように悩んでるってことだ。本当にあんたをこのまま手伝っていいのか、こうやって出てきてから考えてる。
つまり、それでいいのかってことと……上手くいくのかっていうことだ。もし、その飛脚機のハイドラライダーと――〈元のフィリップ=ファイヤーストーン〉と対面したとして」
俺は背もたれに身を預け、大きく息を吐いた。背筋を這い上った悪寒を、どうにかやり過ごすためだった。
『ゲフィオン』を通して触れた感覚が、その拒否感が、滲みだす恐怖が鮮やかに指先から蘇り、鈍い痺れをもたらしている。触れたその時に俺が感じた時よりもよほど鋭敏に突き刺さる気さえする。もしかしたら、俺が今グロリアの体の主になっているのが原因かも知れなかった。グロリアがその時に感じたものを、今俺が受け取っている。
「だいいち、それって間違いないのか?」
「……グロリアも確かに、あれは俺だと言っていた。あの飛脚機のハイドラライダーは俺だ」
『イグノティ・ミリティ』に撃墜され、俺はそこで死んだのだ、と考えていた。
死んだことにすら気が付かず、残像となって戦場を駆けずり回り、その果てに霧が晴れた時、この世界のどこにも居場所を失って、操縦棺の中で苦しみ呻くばかりの存在となった。それを、グロリアが救ってくれたのだと。
しかし、『ゲフィオン』の指があの機体に触れて、感覚を追いかけ、あのウォーハイドラの動きを見るに至って、俺はあの中にもう一人の自分がいることを認めざるを得なくなった。
残像領域の霧と電磁波は、人間の思念を写し取り、捕らえ、残像としてこの世界へと映し出す。しかし、それが死者そのものではなくその残像に過ぎないのであれば、囚われるのは死者の念に限らないのではないか。俺は死者でさえなく、未だ生きている人間の残像ではないか。
「でも、あんたはもうその……〈元のフィリップ〉とは別人なんだろう?」
「……ああ」
俺が残像として霧の中に漂っていた間、そして、グロリアの頭に住み着いてから。俺と『フィリップ=ファイヤーストーン』はすでに大きく乖離している。顔を合わせたところで、ひとつに戻ることなどないだろう。
だが、生きている自分に出会った時、こうしてグロリアの体の中にいるとしても、俺自身がもとの形を保てないという予感があった。
「――んッ」
レーダーを覗き込み、ダリルが小さく声を上げた。枯れ木ばかりとなった森を抜けて、『ウエストランナー』は雨の降りしきる泥の荒野へ足を踏み出す。
その視界に、ふと影が差した。
「飛脚機だ!」
ダリルが頭上を見上げ、鋭く叫ぶ。けれど、それだけではない。
俺は確かに聞いた。
間違うはずのない。耳元でささやくような、その歌声を。
NEWS
本日のニュースです白兎生体化学の遺跡探索チームは岐路に立たされています
チームを主導するブレア氏の死去に伴い、新たな人事を迫られています
しかし、次回のセクション攻略戦に向けて引き継がれる課題は多く
現場は混乱に――
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「……大丈夫だったか?」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「まだ、『オラシオン』を発動させる時ではない……」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「次に、決める。ドゥルガーのコントロールユニットへのハッキングだ」 |
ヒルコ教団の巫女『ネコ』からのメッセージ 「『時世神』、整備良好だ。悔いはない、私の選んだ道だ」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「決戦が近いな。すべては一撃で決する」 |
マテリアルベルト発動機担当『レオ』からの通信 「気をつけろよ。そして、幸運を祈る」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「おねえちゃん……ずっと、近くにいたんだね」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「旅を続けようよ」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「……あなたはずっと旅をしてきた。そして、これからも」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「いつもそばに領域拡散精神遊離環がある限り」 |
アンセトルド・クイーン≪ΑΦΡΟΔΙΤΗ≫ 「誰のためでもない、あなたには、あなたの武器と、力がある」 |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫ 「そうだ……私には……まだ、旅ゆく道がある」 |
◆訓練
適性の訓練をしました適性が106上昇した
霊障偏重型WH『ゲフィオン』は『彷炭』を1143cで購入した!!
霊障偏重型WH『ゲフィオン』はカワイイエンジンⅩⅠを1143cで購入した!!
◆作製
作製しようとしたが必要資金が不足したため、無料で頑張って作製しました
作成時補助発動! 耐霊!! 防御属性が 霊障 に変化!!
霊障強化!
テスラコイル35と蒸気アイマスクを素材にして霊障適性型レーダー『アヴェ・マリア』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に超過駆動操縦棺「豆苗」を装備した
脚部2に『彷炭』を装備した
スロット3にFCS「ロゴス」を装備した
スロット4にクゥル・ツテクの『エス』を装備した
スロット5に霊的外骨格『ディープスペクター』を装備した
スロット6に砲塔B『ブラ―ドトゥレット』を装備した
スロット7に戦術用パイル『カース』を装備した
スロット8にヒマラヤンを装備した
スロット9にヒマラヤンを装備した
スロット10にlkkkeqqhbcxn【無繋呪肢体】を装備した
スロット11にカワイイエンジンⅩⅠを装備した
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションB
ユニオン活動
MP関連企業所属の活動記録
マヴロス・フィニクス(MAVROS PHOENIX)社は残像領域に存在する複合企業(コングロマリット)
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。
ユニオン設備……なし!!
ユニオン連帯
……なし!!
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
メッセージ
ENo.30からのメッセージ>>
ENo.42からのメッセージ>>
何かを問いかけようとして、言葉を飲み込むように少しの間が空く。
メッセージを送信しました
>>Eno.5 >>Eno.7 >>Eno.72 >>Eno.79 >>Eno.92 >>Eno.193
ガブリエラ・ストークス 「バニー……ウサギの耳……!? そうか、あれはウサギの耳を模したものだったんだな。しかし、動物の感覚器だったとしても、レーダーのようなものなのは変わりないから、そう遠くはないだろう」 |
ガブリエラ・ストークス 「なるほど。そうした嗜好の有無には早い遅いがあるのだな。色々あるんだな……よくわからないが……」 |
ガブリエラ・ストークス 「カッコ悪い……なるほど。確かに、知り合いがいるならいい戦果をいっそう見せたくなる気持ちは分かる。そうか。つまり、同じ戦場で戦うことそのものが、すでにコミュニケーションなのだな。戦場を介して、ウォーハイドラを介して、我々は同じ場所に居合わせるということで」 |
ガブリエラ・ストークス 「私も、お前と話すのは楽しい。お前は私の知らないことをいっぱい知っている。バニー? のこととか……」 |
ガブリエラ・ストークス 「……私も、似たような経験をした。私も、大切なものが増えた。お前が少し照れるようにその話をした気持ちが、今の私ならわかる。お前のおかげで、私も同じように言葉にできた」 |
ジル・スチュアート 「…………」 |
ジル・スチュアート 「ううん。 嫌だとは思わない」 |
ジル・スチュアート 「……ねぇ、あなたは―――」 |
何かを問いかけようとして、言葉を飲み込むように少しの間が空く。
ジル・スチュアート 「……次の戦い、5年前にも、バイオ・コクーンと戦ったことがあるの。 電磁波強度を上げて、大量のバイオ兵器で襲い掛かってくる……」 |
ジル・スチュアート 「でも、だから霊障機の”あなたたち”なら、すごく相性が良いと思う」 |
ジル・スチュアート 「……無理だけはしないで、必ず帰ってきてね。 ”グロリア”、”ゲフィオン”」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.5 >>Eno.7 >>Eno.72 >>Eno.79 >>Eno.92 >>Eno.193
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1850
追加収入 65
攻撃戦果補正3.51%
支援戦果補正6.78%
防衛戦果補正10.15%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.1%
敵警戒値補正0.613%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2433
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額530
整備請求額 0
ユニオン費 0
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>447
◆整備値が10成長しました
◆適性値が4成長しました
◆経験値が90増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
追加収入 65
攻撃戦果補正3.51%
支援戦果補正6.78%
防衛戦果補正10.15%
撃墜数補正 0.5%
販売数補正 0.1%
敵警戒値補正0.613%
追い上げ補正3.1%
合計現金収入2433
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額530
整備請求額 0
ユニオン費 0
手当金 100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>447
◆整備値が10成長しました
◆適性値が4成長しました
◆経験値が90増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
霊障偏重型WH『ゲフィオン』は軽装フライトプラン36を入手した!
霊障偏重型WH『ゲフィオン』はレイドーム36を入手した!
砲塔B『ブラ―ドトゥレット』が耐え切れず破壊されてしまった……
明日の戦場
第9ブロック
セクション・6[ハッキング]
セクション・6攻略戦を行う。ドゥルガーの素体中枢に潜りこみ、それぞれのコントロールユニットを破壊し、遺跡巨人を機能不全に陥らせると同時に、敵神経中枢にハッキングを行い、生命活動を停止させる。健闘を祈る
来週の霧濃度:116%
来週の電磁波:85%
来週の警戒値:631%
霊障偏重型WH『ゲフィオン』 |
鋼の幽鬼 |
ファティマ |
ジュネリア=ハーヴェスト |
ちひろ |
アスラ・ヒネモス |
ローデット・ダイス |
バルトロイ・クルーガー |
マンスリーダイワパレス |
M.D.F空軍ゼファーチーム |
マーガレット |
ラフィン・クゥェィル |
シレナ・トバイアス |
パスタの妖精 |
アルヴィオ |
星導の『エカチェリーナ』 |
Rix.C |
ブラウ・シュライフェ |
アイシャ=ロングゲート |
ロボ |
操霊葬送WH『時世神』[霊障] |
『シャドウ・ウィスパー』[霊障] |
『シャドウ・ランタン』[火炎] |
『シャドウ・ライトニング』[電子] |
--- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
デバステイター・センチネル≪ΜΕΛΠΟΜΕΝΗ≫[デバステイター] |
ドゥルガー素体『D・アーム・コントロール』[デバステイター] |
ドゥルガー素体『U・ボディ・コントロール』[アンセトルド] |
ドゥルガー素体『R・レッグ・コントロール』[ランページ] |
ドゥルガー素体『G・ヘッド・コントロール』[カルマ攻撃] |
ドゥルガー素体『A・ハート・コントロール』[カルマ攻撃] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
キャラデータ
名前
霊障偏重型WH『ゲフィオン』
愛称
霊障偏重型WH『ゲフィオン』
機体名
霊障偏重型WH『ゲフィオン』
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グロリア=グラスロード 残像領域に存在する複合企業の中のひとつに所属するハイドラライダー。 15歳の少女。どこか戦闘を楽しんでいる節がある。 『ゲフィオン』 グロリアの乗機。真紅のウォーハイドラ。 霊障偏重型。重い脚はグロリアの趣味。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | エンジンB | クゥル・ツテクの『エス』 [31/重霊障/重霊障]《装備:4》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 軽ブースターA | CRUELCIRCUMSTANCE [31/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
3 | FCSA | FCS「ロゴス」 [33/重変形/出力]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | エンジンB | 鶚のくだり [33/重変形/重変形] | ▼詳細 |
5 | 術導肢A | lkkkeqqhbcxn【無繋呪肢体】 [33/重霊障/重霊障]《装備:10》 | ▼詳細 |
6 | 軽ブースターA | ヒマラヤン [33/高噴霧/高噴霧]《装備:9》 | ▼詳細 |
7 | 軽ブースターA | ヒマラヤン [33/高噴霧/高噴霧]《装備:8》 | ▼詳細 |
8 | パイルA | 戦術用パイル『カース』 [34/重霊障/重霊障]《装備:7》 火力[5882] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[954] 貯水量[325] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[111] 金額[444] 弾薬費[140] 重量[236] [物理格闘] *作者* |
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9 | 素材 | 軽量化プラン35 [35/重量軽減/---] [素材] |
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10 | 重逆関節A | 重逆関節A設計書 [20/旋回/---] 特殊B[80] 旋回速度[20] [設計書] |
▼詳細 |
11 | 重逆関節A | 重逆関節『ハルモニア』 [33/重霊障/重霊障] 機動[234] 跳躍[117] AP[2992] 旋回速度[587] 防御属性[粒子] 防御値[876] 貯水量[427] 弾数[2] 積載量[4600] 消費EN[153] 金額[438] 重量[1532] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
12 | 素材 | 呪いの人形35 [35/重霊障/---] [素材] |
▼詳細 |
13 | 素材 | 軽装フライトプラン36 [36/薄装飛行/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
14 | 術導肢A | 霊的外骨格『ノイジィゴースト』 [30/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
15 | 軽ブースターA | 馬歩 [29/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
16 | 素材 | 呪いの人形35 [35/重霊障/---] [素材] |
▼詳細 |
17 | 操縦棺A | 超過駆動操縦棺「豆苗」 [32/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
18 | 中逆関節A | 『彷炭』 [34/重霊障/重霊障]《装備:2》 機動[419] 跳躍[276] AP[1381] 旋回速度[1104] 防御属性[粒子] 防御値[471] 貯水量[172] 弾数[1] 積載量[2900] 消費EN[117] 金額[1143] 重量[1236] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
19 | 狙撃砲A | パチョウリ [32/重変形/重変形] 火力[3455] 発射数[1] 防御属性[火炎] 防御値[481] 精度[789] 貯水量[89] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[229] 金額[1114] 弾薬費[160] 重量[1228] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
20 | エンジンB | カワイイエンジンⅩⅠ [34/重旋回/重旋回]《装備:11》 | ▼詳細 |
21 | レーダーC | 霊障適性型レーダー『アヴェ・マリア』 [35/霊障/耐霊] | ▼詳細 |
22 | 軽ブースターA | 軽ブースターA設計書 [28/---/---] 金額[600] [設計書] |
▼詳細 |
23 | 素材 | レイドーム36 [36/広域索敵/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
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26 | 軽ブースターA | UNLEASHEDFIRE-Ⅱ [30/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
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29 | ウィルスA | 第肆式召喚支援魔導炉《アスタルテ》 [32/重卵/重卵] 培養[10] 特殊B[524] 旋回速度[503] 防御属性[物理] 防御値[1032] 貯水量[673] 噴霧量[167] 武器属性[ウィルス付与] 消費EN[918] 金額[1114] 重量[828] [培養装置] *作者* |
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30 | 術導肢A | 霊的外骨格『ディープスペクター』 [32/重霊障/重霊障]《装備:5》 | ▼詳細 |